双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』
NANAさん |
第25話 あらすじと感想
皇位奪還
玉璽を奪還した原青江(げん・せいこう)は、西庭(せいてい)皇帝の軒復徹(けん・ふくてつ)に玉璽を渡し、錦繍(きんしゅう)と宋明磊(そう・めいらい)に報奨を与えるように請願する。そして錦繍は紫エキ(しえき)夫人の称号を、宋明磊は非煙(ひえん)との婚儀の臨席を賜る。一方、東庭(とうてい)の新帝となった軒復イク(けん・ふくいく)は、またしても原青江に邪魔をされて激怒するが、国相の竇英華(とう・えいか)は、遺詔を破棄したので正統は守られると告げる。軒復イクは竇英華に怯え、言いなりとなっていた。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
玉璽 が西庭に奪還されて不機嫌な東庭側の竇英華、新帝の軒復昱にも凄く威張っていて怖すぎ、新帝の怯えている姿を見るとどっちが皇帝かわかりません、結局東庭も西庭も軒家の人たちはお飾りでしかない様で、現実にはすぐに原青江か竇英華に皇帝を取られてしまいそうです。
非煙と結婚した宋明磊は原家の家族になりましたが、まだ木槿を忘れられない様子。原青江にも気づかれてしまい宋明磊はどうなってしまうのだろうかと心配になります。
于飛燕 と初画も2人きりで結婚の誓いをしました、結婚ラッシュですね、この2人は苦労して育ったので心から幸せになって欲しいです、でも使用人を勝手に嫁にできるのかしら、早く原青江に報告しないとあとでバレたらこれも怒られそうです。
東庭の麗貴妃の赤ん坊は泣き声で敵にバレるのが怖くて、皇子たちが逃げる途中、馬車から投げ出していたとか、赤ん坊は実の弟なのに酷いことします。木槿達が連れている子供と同一人物なのかな?そうだったら無事連れ帰れば褒美が出て、木槿の命も助かるかも。木槿と段月容は赤ん坊を可愛がっているようだし、無事逃げ切れるといいです、3人を見ていると普通の親子に見えてこのまま3人で逃げても幸せになれるのではと錯覚してしまいそうです。登場人物は小五義達を中心に出世してるから衣装がどんどん豪華に派手になり見ごたえがあります。
女性たちだけでなく原青江の着ている衣装の豪華さにもため息が出ます、あまりにも綺麗で、このおじさんにはもったいないです。
ちなみに西庭が手に入れた玉璽 (ぎょくじ)とは、皇帝専用のハンコの事で玉(ぎょく)でできている特別な印(ハンコ)という意味です。印の材質には金や銀などの物もありますが、これは玉なので宝石(黄色い翡翠なのかな)でできています。これ手に入れたら皇帝として認められるなんて何か変な話、そもそも先帝を殺した竇英華と東庭の即位は論外だと思います。
第26話 あらすじと感想
紅梅の思い出
木槿(もくきん)と段月容(だん・げつよう)は、南(なん)国へ向かう道中で瘴気に侵され、気を失ってしまう。その頃、非カク(ひかく)と姚碧瑩(よう・へきえい)は、肱月(こうげつ)の砂漠化を阻止するために、根の張る植物を砂漠に植えることにする。木槿のふりをしている姚碧瑩は、非カクをだましていることに胸を痛めるが、絶対に非カクを裏切らないと心に誓う。ひょんなことから、君家寨(くんけさい)の村人に助けられた木槿たちは、しばらく村に身を寄せることに。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
木槿と段月容は山の中で倒れてしまいましたが親切な村人たちに助けられ村の空き家にしばらく隠れることになりました。こうして3人を見ていると仲良し家族みたい、特に段月容の女装姿が可愛くって、家事をしている姿も様になっています。
でも原家の毒のせいで二人共、力が出せなくて大変、それでも梅の花を見て非白を思い出す木槿を見ている段月容がちょっと可哀想になります。段月容に少しだけ味方したくなってきたものの、必死に木槿を探す非白の姿にも心動かされます、恋愛って思い通りにならないものなのです、イケメンの二人どちらにも幸せになって欲しいんですが・・・とりあえずは段月容の父親のところまで無事辿り着く様、祈りたい気持ちです。
原家では連夫人と錦繍が揉めてばかり、本妻と寵愛を受ける妾だから仲良くできるわけはないんですけど、この二人の不仲が原家に災いを招かねば良いのですが、非煙まで巻き込む連夫人は性悪女にしか見えません、錦繍はこんな女相手にしない方がいいです。
記憶喪失の非珏はまだ姚碧瑩を木槿だと思いながら肱月の砂漠を緑化しようと頑張っています、誠実な性格の姚碧瑩は嘘を付くのが心苦しく、余計に非珏の為に努力しています、本当のこと言ったとしても優しい非珏は姚碧瑩を受け入れてくれると思うんだけどな、これ以上嘘ついてると姚碧瑩が耐えられなくなりそう、非珏を支えようと頑張る姚碧瑩はとっても優しい良い子です、正体がバレたとしても良い夫婦になれると思うけどなぁ・・・
第27話 あらすじと感想
二人をつなぐ簪
男女が入れ替わったまま、夕顔(せきがん)とともに村で生活する木槿たち。段月容は慣れない家事や料理に苦戦するが、木槿は村人との仲を深めていた。一方、切り刻まれた着物が届き心を痛めていた錦繍。しかし原青江から、耐え忍ぶ必要はないと言われたことで気持ちが楽になる。そんな中、明鳳卿(めい・ほうけい)は、探し求めていた“大地の心”が肱月にあると知り、手に入れようと画策する。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
段月容はすっかり女装が板について主婦らしくなりました、夕顔の世話と家事を頑張っています。普通の主婦だって家事と育児は大変なのに、皇子の彼がここまでやるなんて尊敬します、刺繍も私より上手にできてて羨ましい 笑 結構努力している感じで木槿の事を本気で好きな気持ちが伝わってきます。
木槿の方は村に来ても知恵を働かせ相変わらずリーダーシップを取って先生になっちゃいました、文字も書けない貧しい村人達に刺繍を売って収入を得ることを教えたのはさすがです。それでも非白への思いが日ごと増しているのか、会えないことで余計に好きになっていく様です。非白の方もずっと木槿を探し続けている姿は、彼女への思いの強さを感じます、でも最後の方で二人が会えなくなってから1年が経つって言ってました・・・そんなに?
非白はそんなにずっと探している訳ではないよね、そんなに家を空けてたら原青江に怒られるでしょ、何かもう彷徨ってる様にしか見えないです、おまけに段月容とばったり出会うって偶然過ぎます、この2人の誤解が解けたらいいのに。
原家では、相変わらず原青江の嫁と妾の戦いが続いています、あの家に帰っても殺伐としていそう、木槿は今の村でののんびりとした生活の方がいいな。たとえ非白とあの家に戻っても穏やかな生活は送れないでしょう。これで錦繍にも子供ができたらどうなるかな?後継者争いで恐ろしいことになりそうです。
それから宋明磊が別人のように冷淡そうな態度が怖い、結婚したころは優しそうな感じだったのに、木槿が生きていること知ったらどうなるだろう、すぐに本当のことバレそうだし嵐の予感がします。
第28話 あらすじと感想
香袋の罠
非白(ひはく)と出くわした段月容は、木槿との間には子どもがいると挑発するが、非白から武術が使えないと非難され、その理由を生生不離(しょうじょうふり)のせいだと言う。夫のために錦繍との仲を修復しようと考えた非煙は、錦繍を花見に誘う。そして父の好みの香りである紅梅の香袋を贈る。その後、錦繍は原青江と連(れん)夫人のもとを訪れ、連夫人の横領を追求する。事実を知った原青江は激怒し…。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
村での暮らしに慣れ、このまま3人で幸せになって欲しいと思ってしまうけど、木槿は折れた簪のせいで非白を思い出し赤ん坊の世話もできない有様。
会えない寂しさがが爆発して段月容とも喧嘩してしまいます、村人に喧嘩しているところを見られ罰を受けることに、女を殴っちゃいけないっていう村の決まりだって!本当は逆だから問題ないはずなのに,でも村人は皆親身になってくれて優しいよね、結局は仲直りして夜になると酒を飲む木槿と段月容。
だけど酔いが回ると木槿は段月容を非白と間違え抱きしめてしまう・・・段月容がいくら尽くしても木槿は応えてくれないことを再確認。でも段月容は非白に夕顔の事を二人の子供だと嘘を付いたけど木槿にバレたら大変、怒られるくらいじゃ済まないかも。段月容もそれだけ木槿を好きだって事だけど、非白はすごくショックを受けてた様な感じで、よくよく考えたら3人ともとても可愛そうに思えてきました、辛い三角関係なのです。
非煙は錦繍と仲良くなるために父親の好きな紅梅の香袋を送ったけど、その香袋のせいで連夫人の赤ちゃんに湿疹が出てしまいます、28話のタイトルが「香袋の罠」っていう事は非煙がわざとやったのか…それとも連夫人に何か罠を仕掛けられてるのか?原家は益々物騒な場所になっています。
こんな家ではお金が沢山あっても私は暮らしてはいけないかな、連夫人はまだお金も横領してるみたいでこれからいったいどうなっちゃうのか? 今の原家には連夫人の味方はいなさそう、原青江だって庇ってくれるかわかりません。結局は原青江に気に入られることがここで成功する近道なんです、兄弟と言ってもみんな義母兄弟で、仲良く暮らすなんて無理がある、偉くなると側室をたくさん迎えるこういう家族は私には好きになれないけど、昼ドラのドロドロ感が面白い展開です。
今回は錦繍の白地に赤い花のドレスがビックリするくらい派手でした、衣装に目がいってしまい、なかなか内容が入ってこなかった…笑
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