第16話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第16話 取り戻した信頼
蓮心が、王欽に虐待を受けていたと体の傷を見せて涙ながらに打ち明け、更に白氏の死産の噂は王欽が流したもの、と証言しました。
如懿は皇帝からの信頼を取り戻し、一方策を弄したうえ大勢の前で辱められた高氏慧貴妃は、皇帝に疎まれました。さらに如懿は妊娠した儀貴人黄氏の世話役を任されます。
また皇帝は如懿を皇后の補佐役に任じました。
皇后は皇太后から蓮心を王欽に嫁がせ宮中に騒ぎを起こしたと叱責され、皇帝が如懿を補佐役に任じたことを気に病み、このままでは寵愛も権力も如懿に奪われてしまうと悩みます。
そして自分が産んだ第二皇子を皇太子にと厳しく指導をするのですが、皇子は虚弱体質だったようで、今後も用心して過ごさなくてはならないと診断されてしまいました。
元々騎馬民族で周辺を敵に囲まれている清朝は、皇帝でも馬に乗ることは必須で体力が重視されます。皇后が皇子の将来を悲観するのも無理はないのですが、この嘆きが健全な方向に行かないのが残念ですね…
第17話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第17話 啓蟄(けいちつ)の悪夢
如懿は、妊娠中の黄氏儀貴人の景陽宮に出た毒蛇を追い払って儀貴人を救いました。皇后はまた子供が災難に遭うことを恐れ、黄氏を自らの宮に引き取ろうとします。
しかし金氏嘉貴人は第二皇子の看病が必要と、黄氏の世話を如懿に任せるべきと言います。何か悪いことを考えているのか?そして如懿が景陽宮を調べると、修繕に使われている顔料に、蛇を引き寄せる成分が含まれていました。
如懿は、黄氏になんとか無事出産して貰おうと海蘭や侍女・惢心の幼馴染み江医師と協力して対策を講じます。でも金氏は、高氏を煽り出産を妨害しなければ如懿が寵愛を独占すると言うのでした。
金氏に煽られた高氏は今度も妊婦を害するのでしょうか?それぞれの宮付きの太監たちも魚やら炭やらに細工をしているようで、心配です。
そして案の定黄氏は流産。今度は如懿が自分の宮で万全の対応をしているはずなのに相手は手強く複数居るようです。
中でも金氏は、故国の為にも自分は後宮で高い地位を得なければと悲壮な決意を固めている様子。如懿に太刀打ちできる相手ではないかもしれません。
第18話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第18話 裏切り
白氏の死産に続いて黄氏が流産し、医師が調べると、黄氏の胎児が毒に侵されていたと判明。そこで皇后の侍女・素練たちが儀貴人の持ち物などを調べることになりました。
すると、使っていた炭や食べていた魚介類に辰砂=硫化水銀が混入していました。しかも如懿が使っている化粧台の下の小箱から、辰砂が見つかったというのです。
そして如懿の侍女阿若は泣きながら如懿が関与していることを証言し、内務府や御膳房の太監たちも如懿が関与していると言い始めました。
海蘭や純嬪蘇氏は如懿を庇い、皇帝も如懿を信じますが皇太后は許さず、如懿を降格のうえ軟禁します。
証言した太監は自殺、阿若は拷問され取り調べを受けました。
阿若は高氏に跪くよう言われたとき金氏に抱き込まれたうえ如懿に対し不満を抱いていたところを利用されたのです。白氏や黄氏が元は自分と同じ低い身分から、皇帝の寵愛を受けて出世したことも面白くなかったのでしょう。
目的達成のため女性たちの不満を利用し、自分の側に取り込み手駒として使う金氏が、とても恐ろしく見えてきました。
第19話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第19話 断ち切れぬ情
如懿は降格のうえ延禧宮に軟禁され、自分の子供を殺したと信じる白氏や黄氏から襲われますが、居合わせた海蘭・惢心たちに救われました。
皇帝は如懿を信じており、自分付きで公正な侍女毓瑚に引き続き調査をさせ、自分でも阿若を側仕えにして事実を聞き出そうとします。しかし何故か阿若はその後夜伽し正式な側室に。皇帝は一体何を考えているのでしょう?
一方、懐妊した金氏は、白氏黄氏を排除したうえ、皇后のせいで皇子が体調を崩したと皇帝に吹き込み、さらに妊娠した自分も危険だから、と皇帝が住む養心殿内に住みたいと言い出しました。
さらに金氏は阿若にも如懿が復権を目論んでいると吹き込み、如懿を狙うよう仕向けます…
このように金氏は引き続き大活躍、自分のお腹の子供は可愛いのでしょうが、その悪辣ぶりには驚きます。
金氏の故郷は韓国で、かつて恋仲だった皇子のことを未だに愛している様子。何が何でも子を産みあわよくばその子に清朝を継がせたいと考えているようですが、美しい顔と賢さでどこまでのし上がるのでしょうか。
第20話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第20話 冷宮送り
皇太后は、このまま調べを続けるよりも、真相解明は棚上げし如懿を冷宮(懲罰のための軟禁場所)送りにするよう皇帝にアドバイスし、その指示に従うことにします。
如懿に育てられている第一皇子・永璜は、皇帝に無実を訴えますが、永璜は純嬪蘇氏に養育させる、と言います。
直接皇帝に会い本心を聞いた如懿は、苦しい胸の内を知ると覚悟を決め延禧宮を出ました。その当日金氏、白氏、阿若の昇格を祝う式典(冊封式)が華やかに執り行われました。
冷宮は如懿たちが住んでいた同じ紫禁城とは思えない位荒んでおり、住んでいる女性たちも幽霊のよう、如懿と侍女の惢心は怯えます。与えられる食事もカビたり傷んでいて、とても食べられたものではありません。
冷宮侍衛の凌雲徹は、皇帝から如懿を密かに守るよう指示を受けた毓瑚に、如懿の警護を命じられていました。そして食物を得るには担当者にわいろを贈らねばならないなど、冷宮で生き抜く術を教えます。
この凌侍衛なら如懿の味方になってくれそうです。他に頼れるのは惢心と太監の三宝、海蘭くらい。無事に冷宮から出られるのでしょうか。
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