放送予定
●【日本初放送】ホームドラマチャンネル 2025年10月24日(金)より 毎週(金)午後7:00~他(2話連続)
四海重明〜恋が光となる、その時まで〜 |
2024年 全36話 |
原題:四海重明 |
目次
- 1 あらすじ
- 2 相関図
- 3 キャスト
- 4 全話あらすじ
- 4.1 第1話 南顔は少蒼を薬人として残す
- 4.2 第2話 南顔と嵇煬が協力関係を築く
- 4.3 第3話 南顔と嵇煬の立場逆転
- 4.4 第4話 嵇煬、南顔の孝行心に感動
- 4.5 第5話 南顔、嵇煬の傷を治療する
- 4.6 第6話 南顔と嵇煬が同室で眠る
- 4.7 第7話 嵇煬が帝君としての正体を明かす
- 4.8 第8話 南顔、感動して嵇煬を抱きしめる
- 4.9 第9話 南顔と嵇煬、密かに想いを伝える
- 4.10 第10話 朱随が嵇煬の居場所を突き止める
- 4.11 第11話 南顔と嵇煬、想いを確かめ合う
- 4.12 第12話 南顔と嵇煬の予期せぬキス
- 4.13 第13話 南顔と嵇炀が互いの心の声を聞く
- 4.14 第14話 嵇炀と南顔が陰祝の巣窟へ転落
- 4.15 第15話 嵇煬と森羅の共倒れ
- 4.16 第16話 嵇炀復活 記憶喪失
- 4.17 第17話 南顔、魔気を追って鯨舟へ
- 4.18 第18話 南顔と嵇煬の再会
- 4.19 第19話 南顔、嵇煬の魔気浄化を決意
- 4.20 第20話 南顔、嵇煬の魔気除去で重傷
- 4.21 第21話 嵇炀と南顔が船長殺害の真犯人を探す
- 4.22 第22話 朱随が嵇煬の魔性を見抜く
- 4.23 第23話 南顔、親族選びに参加
- 4.24 第24話 南顔と嵇煬、天邪道を打ち破る
- 4.25 第25話 嵇煬は南顔から離れる決意をする
- 4.26 第26話 南顔、嵇煬を探す
- 4.27 第27話 封妖大戦 嵇煬、森羅に勝利
- 4.28 第28話 嵇煬、南顔を探しに出発
- 4.29 第29話 南顔・嵇煬・龍都再会
- 4.30 第30話 南顔、山海禁決へ
- 4.31 第31話 嵇煬と穆広寒の対決
- 4.32 第32話 南顔と嵇煬が輪廻鏡へ
- 4.33 第33話 嵇煬、脱獄成功し記憶回復
- 4.34 第34話 嵇煬と応則唯の対決
- 4.35 第35話 南顔、全ての真相を知る
- 4.36 第36話 南顔、嵇煬に求婚する
- 5 予告動画
- 6 動画配信
あらすじ
弟子を皆殺しにした罪を着せられ追われる身の嵇煬(けいよう/ジャン・リンホー)。そして毒薬作りの名手で毒婦とあだ名される南顔(なんえん/ジン・ティエン)。偶然、嵇煬に窮地を救われた南顔は、なぜか嵇煬が母親と同じ病を患っていることを知る。実は南顔は何とか母の病を治そうと薬作りに打ち込んでいたのだった。2人の間にはなにか不思議な運命があるらしいが、その真相を知らないまま2人は惹かれあってゆく。しかしある悲劇がもとで嵇煬はいったん命を落とし、3年後、全ての記憶を失って目覚める…。果たして2人は再会できるのか?
相関図
引用元:baidu 四海重明
キャスト
南顔 景甜
引用元:baidu 四海重明
南顔は正道宗門・仰月宗の女弟子で、毒と医術に優れ「絶命毒師」と呼ばれる。幼くして父を失い、母を支えるため貴重な薬材を探し続けてきた。ある事故で禁書『七浮造業書』上巻を体内に取り込み、修仙界の争いに巻き込まれる。彼女は実は神鳥「重明鳥」の化身である。
嵇煬少蒼隠 張凌赫
引用元:baidu 四海重明
少蒼は道生天の元帝君で智勇兼備の人物。かつて仲間殺害と魔道堕ちの濡れ衣を着せられ、全国指名手配となる。冤罪を晴らすため命を懸けて『七浮造業書』を探し、その上巻が南顔に宿ると知って接近するが、共に過ごすうちに彼女の優しさと強さに惹かれ恋心を抱く。
殷琊 官鴻
引用元:baidu 四海重明
狐族の太子は狡猾な策略家で、封妖大陣を解いて妖族を解放しようとしている。南顔の銀鮫珠を狙って近づくが、次第に彼女に惹かれ、衣を贈ったり危機を救ったりと優しさを見せる。自惚れ屋ながら誠実な一面もあり、後に「苦行の達人」の弟子となり南顔の義兄となる。
穆戦霆 昌隆
引用元:baidu 四海重明
龍都の太子は明るく誠実な人物で、詩や書画を好む。身分が高くても気取らず、誰にでも温かく接する。少蒼の大ファンで彼に会うため仰月宗を訪れ、南顔・嵇煬・殷琊と修仙の旅に出る。試練を共に乗り越える中で友情を深め、責任感ある修士へと成長していく。
應則唯 喬振宇
引用元:baidu 四海重明
道生天の玄宰は五人の化神宗師の一人で、公正を装いながら野心に満ちていた。力を求め弟子の嵇煬を犠牲に「道玉」を錬成し陰祝の力を吸収しようとするが、計画は暴かれ嵇煬と死闘に至る。罪を責められても悔いず、「運命の不公平さ」を理由に自らの野望こそ天下の大道だと主張した。
朱随 沈泰
引用元:baidu 四海重明
道生天の長老。
墨行徵 景研竣
引用元:baidu 四海重明
道生天の玄宰・應則唯の最後の弟子であり、嵇煬の弟弟子。嵇煬が魔に堕ちていないことをずっと信じている。
南嬈 高露
引用元:baidu 四海重明
瑤宮の南芳主は五人の化神宗師の一人で南顔の母。涅槃の妖心を持ち心を病み、長く体調が悪い。余命を悟り、娘を託せる相手を探していた。南顔が嵇煬に想いを寄せていると見抜き、彼に「霊犀印」を刻んで南顔を託した。
南頤 王子睿
引用元:baidu 四海重明
南嬈の異母弟で、南顔の叔父。
孟之光 范明
引用元:baidu 四海重明
仰月宗の宗主。かつて南嬈と駆け落ちした過去を持ち、南顔を実の娘のように大切にしている。
穆広寒 黄海冰
引用元:baidu 四海重明
龍都の主で、当代の五人の化神宗師の一人。非常に強大な力を持ち、かつて三本の矢で妖皇を討ち取ったことがある。息子を非常に愛しており、南嬈とはかつて婚約していた。
云念 凌美仕
引用元:baidu 四海重明
穆戦霆の妻であり、一児・傲天を育てている。
吃苦大師 施羽
引用元:baidu 四海重明
愁山梵海の修道者で、当代の五人の化神宗師の一人。南顔と殷琊の師匠。
孟霄樓 黄志瑋
引用元:baidu 四海重明
天鞘峰の剣士で、当代の五人の化神宗師の一人。應則唯の策略により誤解を受ける。
宋逐 何澤遠
引用元:baidu 四海重明
孟霄樓の弟子。容姿端麗で、師の剣術を真に受け継いでいる。
詹賢 金俊秀
魔族の長老。冷静沈着で寡黙、常に魔族に忠誠を誓っている。
厲遅 劉恩尚
引用元:baidu 四海重明
元は人間族で、妹を守るために魔に堕ち、天邪道の宗主を殺してその地位に就いた。厲綿の兄。
厲綿 馬心瑞
引用元:baidu 四海重明
厲遅の妹。
蝶綰 趙円瑗
引用元:baidu 四海重明
天邪道の長老で、「天邪五鬼」の一人。厲遅に殺される。
全話あらすじ
第1話 南顔は少蒼を薬人として残す
南顔は正道宗門・仰月宗の女弟子で、毒を用いて病を治すことに長け、「絶命毒師」と呼ばれている。ある事故で魔を克する功法「七浮造業書」を体内に吸収してしまったが、本人は気づいていなかった。少蒼は天下第一宗門・道生天の元帝君。同門を殺戮し魔道に堕ちた罪で追放され、宗門から天下に指名手配されていた。
第2話 南顔と嵇煬が協力関係を築く
少蒼は南顔の識海に入り、体内の七浮を奪おうとするが、符霊との対話で七浮が上下巻の双子であることに気づく。上巻は偶然南顔の体内に収まり、下巻は穢谷にある。上下巻が合体して初めて七浮造業書が完成する。南顔の体から七浮を奪うには、明晩に奪霊陣法が発動するのを待つしかない。
第3話 南顔と嵇煬の立場逆転
嵇煬は奪霊陣法を発動すれば南顔が命を落とすことに気づき、穢谷が開くのを待ち上下巻を集め、南顔の命を傷つけずに七浮を奪う決意を固める。南顔は下山し仰月鎮の実家へ母を見舞いに行く。嵇煬は彼女の安全を確保するため尾行し、途中で魔族の修士による追跡の危機を救い、母娘の深い絆を目の当たりにする。
第4話 嵇煬、南顔の孝行心に感動
南顔は気性が変わり者だったため、同門の仲間とはうまくやっていなかった。彼女に恨みを抱く同門が密かに悪戯をし、南顔が苦労して育て、母親のために丹薬を練る原料としていた萆荔樹を破壊してしまった。南顔は悲しみのあまり、微かな霊力を使ってこれらの木を救おうとしたが全く効果はなかった。その時、嵇炀は霊犀印を通じてこのことを知り、彼女の孝心に感動した。
第5話 南顔、嵇煬の傷を治療する
南顔は道生天帝君を追う者たちがいると聞き、恐怖を感じながらも無意識に彼を案じた。必死で嵇煬を見つけ出し連れ出そうとするが、嵇煬は道生天の者たちを本当に恐れているわけではなかったものの、南顔の気遣いに心を動かされた。二人は走りながら、嵇煬は思わず南顔を見つめ、胸に何かが去来した。
第6話 南顔と嵇煬が同室で眠る
翌朝目覚めると、嵇煬の性格が突然変わり、酒を飲み鶏肉を食べるなど奇妙な行動を取る。南顔は異変に気づき、すぐに親友の穆戦霆と共に嵇炀に化けた狐妖・殷琊を正体現出させる。殷琊は南顔の珠を奪うため、わざと嵇煬に化けて盗みを企んでいたのだ。殷琊は哀れなふりをして南顔に保護を懇願し、南顔は慈悲心から殷琊をここに留めた。
第7話 嵇煬が帝君としての正体を明かす
南顔は嵇煬の体内の天燭を除去するため、愛するペットのサソリ・香香を犠牲にした。南顔は悲しみに暮れたが、一言も口にしなかった。嵇煬は心の中で罪悪感を抱き、慰めたいが表現できず、不器用にも香香の木彫りを彫って彼女を喜ばせようとした。しかし香香を持って南顔の元へ戻ると、南顔と穆戦霆、殷琊が仰月宗から姿を消していたことに気づく。
第8話 南顔、感動して嵇煬を抱きしめる
仰月宗に戻った後、南顔は嵇煬に深く感謝したが、嵇煬はわざと強がって南顔を脅かした。南顔は目撃した真実を語り、あの日の「死体だらけ」とは、嵇煬が同門の弟子を傷つけたくないがために気絶させただけであり、いわゆる「同門殺し」も世間が彼に貼ったレッテルに過ぎないと明かした。ここ数日の交流で、南顔は嵇煬の本質的な善良さを理解していた。南顔は嵇煬に心の内を打ち明けた。嵇煬は口では冷たく言い返したが、心の中では感動していた。
第9話 南顔と嵇煬、密かに想いを伝える
南顔は、蝶綰の前で自制を失ったのは奪命呪のせいではないと気づいた。南顔のことを考えて、嵇煬は真実を告げず、代わりに南顔に修行を教えた。数日後、南顔は結丹の境地に達し、自らの天賦の才を誇った。しかし嵇煬は「驕るな」と諭した。境地向上を祝って、南顔と嵇煬は再び山を下りて市を散策し、甘い半日を過ごした。店小二に夫婦と勘違いされるほどだった。
第10話 朱随が嵇煬の居場所を突き止める
仰月宗に戻ると、朱随が匿名の告発状を持って仰月宗に現れ、嵇煬の行方を捜索していると知った。穆戦霆は再び理不尽な妨害で朱随の捜索を阻んだ。穆戦霆と朱随が対峙する。南顔は銀鮫珠を嵇炀に装着し、彼の行方を隠す。嵇煬は離れたくなかったが、南顔が強く主張し、もし見つかったら仰月宗も罰せられると説得した。穆戦霆と南顔はそれぞれ朱随と墨行徵を阻止した。
第11話 南顔と嵇煬、想いを確かめ合う
実は孟宗主はあらかじめ手を打っていた。彼は先ほどの技は自分が仕掛けたものだと明かし、殷琊狐妖の身分を利用して嵇煬を庇った。これにより朱随らは仰月宗の者たちが隠しているのは小さな妖ではなく帝君・少蒼だと誤解した。殷琊の協力により窮地は脱した。しかしこの時、南顔は重傷を負っていた。傷ついた南顔を見て、嵇煬は胸が張り裂ける思いで、幾度も思い悩んだ末、ついに去る決意を固める。そして旅立つ前に、南顔を孟宗主に託した。
第12話 南顔と嵇煬の予期せぬキス
穢谷へ向かう途中、正しい通路を探すため、そして同じく七浮造業書を探して一族を救おうとする殷煬と共に、嵇煬は向かった。穆戦霆は南顔に付き添って同行した。穢谷で魔族に遭遇し危機に陥った南顔。嵇煬は霊犀印の声を聞きつけ救出に向かう。四人は再び再会を果たす。内側へ進むため、四人は二組に分かれて縁結びの木で作られた筏に乗るが、それぞれ縁結びの木に囚われてしまう。南顔と嵇煬は偶然のキスで窮地を脱する。
第13話 南顔と嵇炀が互いの心の声を聞く
南顔は穢谷で魔族に遭遇し危機一髪となるが、嵇煬は霊犀印から救助が来ることを知り、四人は再会を果たす。内側へ進むため、四人は二組に分かれて縁結びの木で作られた筏に乗るが、それぞれ縁結びの木に縛られてしまう。南顔と嵇煬は偶然のキスで窮地を脱し、そのキスによって霊犀印が嵇煬にも複製される。こうして二人は互いの心の声を聞く能力を得る。
第14話 嵇炀と南顔が陰祝の巣窟へ転落
南顔と穆戦霆は外周で最後の薬材を見つけ、五毒養心丹を完成させた。しかしその時、南顔の体内にあった下半巻の符霊が上半巻の符霊の呼び声に応え、南顔は強制的に内周へ引き込まれる。上下巻が予期せず合体し、南顔は再び強力な七浮の力を爆発させて走火入魔に陥る。嵇煬が再び救出に駆けつけると、南顔の体内で重明鳥の血脈が目覚めつつあることに気づく。
第15話 嵇煬と森羅の共倒れ
谷底の陰祝の巣窟は、実は魔尊・森羅の残魂を囚える黄泉獄の所在地だった。森羅は嵇煬の体を借りて再生を企むが、嵇煬は森羅を体内に誘い込み、禁術を用いて共倒れを選んだ。穢谷は崩壊し、絶望の地と化した。目覚めた南顔は愛する者の死を信じられず、傷ついた体を引きずりながら穢谷へ嵇煬を探しに戻ったが、穢谷がすでに絶望の地と化していることに気づく。
第16話 嵇炀復活 記憶喪失
三年後、穆戦霆は大日火精を練成し、殷琊は修行を積んで鉢を離脱。南顔も七浮造業書を凝縮して大道を成就し、魔に遭遇すれば魔を斬るという名声を轟かせた血手修羅となった。黄泉獄で三年間眠り続けていた嵇煬は、特殊な体質と南顔が残した重明鳥の血が結びつき、蘇生した。しかし目覚めた彼は全ての記憶を失い、性格が激変。さらに体内に森羅が封印され、道と魔が一体となった半人半魔となっていた。嵇煬は全ての陰祝を吸い尽くすと、谷底を軽やかに去り、外で楽しみを探すことに決めた。
第17話 南顔、魔気を追って鯨舟へ
嵇煬は不可解な力に導かれ仰月宗へ。宗主・孟之光が陰祝の力を背負った者に殺害されるのを目撃する。孟之光はかつてここで暮らした嵇炀を認め、南顔という名を告げ「生涯守り抜くべき者」と託した。南顔殷琊は仰月宗を訪れ旧地を懐かしんだが、宗主が陰呪の力を背負った大魔頭に殺害されたことを知る。大魔頭は孟宗主が「極めて重要」と語った道具・血凰釵を奪い去った。師匠の仇を討ち血凰釵を奪還するため、南顔は魔気を追って鯨舟へと向かう。
第18話 南顔と嵇煬の再会
師匠の仇を討ち血凰釵を奪還するため、南顔は魔気を追って鯨舟に乗り込んだ。魔気に導かれて鯨舟に上がった南顔は、そこで意外にも見覚えのある顔と遭遇する。なんと嵇煬だった。南顔は何度か探りを入れたが、彼は自分を覚えておらず、魔気に侵されていた。南顔は彼の記憶を呼び覚まそうとしたが、次々と失敗した。
第19話 南顔、嵇煬の魔気浄化を決意
南顔は何度か探りを入れたが、彼は自分を覚えておらず、魔気に侵されていた。南顔は彼の記憶を呼び覚まそうとしたが、次々と失敗した。嵇煬は目の前の人物を認識せず、自分は「隠」と名乗り、嵇煬が誰かも知らなかったが、この女性に対してはなぜか親しみを感じていた。孟宗主が死ぬ前に言った言葉を思い出し、この人物が確かに自分がかつて知っていた人かもしれないと悟る。記憶を呼び覚ますことに失敗した南顔は、ついに目の前の嵇煬を受け入れることを決意する。彼が覚えていようといまいと、生きていればそれだけで天にも昇るような喜びだった。
第20話 南顔、嵇煬の魔気除去で重傷
南顔は嵇煬の魔気除去を試みるが、彼の体内に潜むのは普通の魔気ではなく、除去が不可能だと判明する。南顔は重傷を負い、嵇煬は深く後悔する。彼は謝罪の方法を模索し、南顔を喜ばせようと試みる。嵇煬は南顔の犠牲に心を動かされ、彼女への償いを決意する。袁鋒が「女の子への感謝の伝え方」という悪巧みを教え、嵇煬は南顔に好意を示す過程で、どこか不器用で愛らしい姿を見せる。
第21話 嵇炀と南顔が船長殺害の真犯人を探す
船長が毒殺され、南顔が犯人だと疑われる。南顔が船長の治療に特殊な薬を処方していたためだ。嵇煬は南颜が疑われた際、彼女を擁護したため、二人とも疑いの目を向けられる。南顔は半日で真犯人を見つけ、自身の潔白を証明するよう迫られる。二人は鯨舟で調査を重ね、真相を再構築する中で、船長が南顔が隠された真相を調査していることを知っていたことを突き止める。嵇煬と南顔は罠を仕掛け、袁峰に物品を盗ませ現場に置かせた。袁峰は真犯人である趙美姫を連れてくる。
第22話 朱随が嵇煬の魔性を見抜く
嵇煬が袁峰との接触を準備する中、南顔・殷琊・穆戦霆が支援に回り、一挙に釵を奪った犯人を捕らえる計画を立てる。殷琊は偽の血凰釵を計画場所に仕掛け、罠を仕掛ける。しかし血凰簪を置いた宿屋が道生天に包囲される。朱随墨行徵が率いる封妖大陣の部隊が到着したのだ。道生天の到来で計画は狂い、南顔が出向いて対応する。嵇煬は魔気を隠していたが、朱随は異変に気づく。嵇煬が姿を現すと、朱随と墨行徵は彼が生きていること、そして本当に魔に堕ちたことに驚愕する。
第23話 南顔、親族選びに参加
厲綿が村に現れ、南顔と嵇煬は彼が天邪道の人物だと知る。天邪道が血の花嫁選考に人を送り込んだ背景には、既に第二獄への侵入を画策しているという論理があると悟る。彼らは厲綿を第二獄に潜入させ、天邪道のための道を開かせようとしていた。二人は対策を協議し、南顔が親族選考に参加することで、先に第二獄へ入り、同時に小茴香を救出する計画を立てる。嵇煬は厲綿の行動を監視し、南顔の縁談妨害を防ぐため支援体制を整えた。
第24話 南顔と嵇煬、天邪道を打ち破る
縁談選考式が始まろうとしていた。選ばれた女性たちは皆、廊橋を渡らねばならない。南顔は血の花嫁となり、天邪道の計画を阻止した。近くで潜伏していた厲遅を見つけた厲綿は、作戦失敗を報告する。村人の邪呪解除を助けるため、南顔は血刺羅を破壊した。禍無極は村人を率いて嵇煬と南顔を包囲する。血刺羅を破壊した南顔を神殺しとみなした禍無極は激怒し、南顔を殺そうとする。南顔と嵇煬の任務はまだ完了しておらず、ここで殺戮を繰り広げるわけにはいかない。
第25話 嵇煬は南顔から離れる決意をする
謎の人物が現れ南顔を傷つける。嵇炀は南顔を救うため森羅の力を爆発させ、理性を失う一歩手前まで追い込まれる。村人たちは嵇煬と南顔、禍無極を第二獄から救い出す。南顔は昏睡状態、嵇煬は無事、禍無極は死亡。禍無極は最後のメッセージを残す——嵇煬は森羅を制御できず、己の力はここまでだと。嵇煬を責めるつもりはない。昏睡する南顔を途方に暮れて看病する嵇煬は一つの結論に達する。南顔との絆が生まれ、彼を捨て去ることはできなくなったのだ。
第26話 南顔、嵇煬を探す
南顔はゆっくりと意識を取り戻す。嵇煬が彼女に残した温もりある一日を経て、嵇煬は決意を固め、南顔の元を去る。南顔は嵇煬を探し出そうと考える。きっと魔を祓う方法があるはずだ。そして嵇煬はきっと黒衣の男を追っているに違いないと確信する。殷琊はわざと南顔に龍都へ行くよう誘導し、森羅が現世で大会を開くから嵇煬も必ず行くと言い聞かせた。殷琊は匂いを頼りにすぐに嵇煬の居場所を突き止めた。嵇煬はまだ遠くへは離れておらず、様子を見ていた。嵇煬もどうすればいいのかわからなかったが、南顔に危害を加えないことが基本条件であり、苦行の達人を探しに行くことを決意していた。
第27話 封妖大戦 嵇煬、森羅に勝利
嵇煬は人型の杭に縛られ、鎮魔釘が手のひら、足首、胸に打ち込まれた。実際に打ち込まれる場面で、鎮魔釘は打ち込まれた後消え、嵇煬は言葉にできない苦痛に耐えながらも耐え抜いた。苦行僧は「鎮魔釘を九本打ち込めば、森羅と同じように封印され、逃れる道は絶たれる」と明かす。鎮魔釘で制御された嵇煬は縄を解かれ地面に落とされ、苦痛で意識を失っては回復する状態を繰り返す。殷琊はその光景を目撃する。姉の苦衷を理解し、嵇煬の苦痛を見た殷琊は自らこの任務を遂行することを決意する。
第28話 嵇煬、南顔を探しに出発
嵇煬は現実世界に戻った。殷琊は衰弱していたが無事であり、吃苦大師が傍らで見守っていた。嵇煬は気絶した。厲綿が嵇煬の世話をし、南顔の現在の居場所を伝えた。嵇煬と吃苦大師は森羅の言葉を振り返る。吃苦大師は真実を語り、森羅の言うことは正しいと認めた。森羅が現れれば万象は滅びる。それが吃苦大師が嵇煬を釘付けにした理由だった。彼にとってそれが最善の結果だったからだ。嵇煬は信じず、自分の運命は自分で握ると主張した。
第29話 南顔・嵇煬・龍都再会
龍都の街で、偽装した穆戦霆だったが、雲念は即座に彼を見抜いた。雲念は穆戦霆と南顔の関係を誤解し、冷ややかな嘲笑を浴びせた。「お前みたいな中身のない金持ちの二世が、一体どんな女が目を潰してまで家に連れて帰るんだ」 南顔は穆戦霆と雲念と別行動を取る。穆戦霆と雲念は再会し、憎しみ合いながらも惹かれ合う関係に。嵇煬の出現は各勢力の注目と監視を引き起こし、誰もが嵇煬こそが転生した森羅だと確信する。
第30話 南顔、山海禁決へ
嵇煬は南顔のために、追跡される中、彼女と共に山海禁決へ入る。南顔は九劫海の東の辺境へ転送され、山海大殿へ向かう方法を模索する。南顔は「嵇煬」と呼ぶ声を聞き、その声の方へ向かうが、現れたのは嵇煬ではなく見知らぬ少年だった。山海禁決に現れる精怪は、人の心に最も渇望する声で誘惑し、挑戦者を罠に陥れる。南顔は少年の術で動きを封じられてしまう。
第31話 嵇煬と穆広寒の対決
南顔と嵇煬は温泉の秘境に辿り着き、嵇煬の傷を癒す。南顔は嵇煬を心配し、なぜ命を顧みず獄中へ潜入したのか理解できない。嵇煬は自らを犠牲にして南顔を救おうとしたことを隠し、「使命を帯びており、選択の余地がなかった」とだけ告げる。南顔は深く問いたださず、過去に嵇煬が告げずに去ったことは水に流すと告げるが、今後何が起ころうとも、二度と無断で去らないでほしいと訴える。嵇煬は胸が張り裂けそうだったが、真実を伝えられず、「俺が生きている限り、全力で君を守る」とだけ言った。その言葉の裏には、自分が彼女に殺されることこそが、彼女への最大の守りだという意味が込められていた。
第32話 南顔と嵇煬が輪廻鏡へ
嵇煬が輪廻鏡に入ると、百年前・道生天にいた。道生天の弟子の衣を纏い、応則唯が玄宰に封じられている場面に遭遇する。修界の大物・穆広寒、孟霄楼、吃苦が揃い、南娆も祝賀に臨んでいた。嵇煬は陰祝を解放して獄を探すことができず、まず南芳主を見つけ、将来内丹を摘出されることを警告することを決めた。嵇煬は単独で南芳主を見つけ、彼女の涅槃妖心がまだ残っていることを感知した。嵇煬は自分が未来から来たことを打ち明け、周囲の人々に注意し、自分自身を守るよう警告した。
第33話 嵇煬、脱獄成功し記憶回復
輪廻獄で、嵇煬と応則唯が脱獄を図る。嵇煬は応則唯を指差し「お前が陰祝を奪った奴だ」と詰め寄ると、応則唯は白状した。二人は脱獄に成功し、嵇煬はその瞬間に全ての記憶を取り戻した。かつて最愛の師匠が自らの心臓を抉り取り、自分は彼のために七つの浮き草を必死に探していたことを知り、複雑な思いに駆られた。嵇炀の脱獄成功により、山海結界と輪廻鏡は轟音と共に砕け散り、陰祝が天を覆う。嵇煬は公然と魔へと堕ちた。
第34話 嵇煬と応則唯の対決
嵇煬はわざと人前で姿を現し、応則唯の注意を引き、全てを打ち明けた。師弟はついに生死を分かつ敵対関係となり、二人は激突。嵇煬は応則唯が血凰釵で練り上げた道玉を奪い取った。その道玉は陰祝を吸収する力を持っていた。その時、南顔らが知らせを聞き駆けつける。応則唯は重撃を受けたふりをして、再び罪を嵇炀に被せる。父を失った穆戦霆は声を枯らして叫び、嵇煬と死闘を繰り広げると宣言する。
第35話 南顔、全ての真相を知る
師弟が再会し、嵇煬は知っている全てを応則唯に告げ、その邪悪な妄想を痛烈に非難した。応則唯は野心を隠さず、自らの人生を振り返り、その邪悪な妄想を運命の不公平のせいにした。自らの歩んだ道こそが天下の大道だと主張した。師弟は激突する。嵇煬は道玉で応則唯の体内の陰呪を吸い取ろうとするが、道玉に手を加えられていたことに気づき、逆に自身の全身の陰呪を吸い尽くされてしまう。
第36話 南顔、嵇煬に求婚する
苦行の達人は皆に告げた。南顔の身に宿る七つの浮孽の力は梵谷禅心によって解かれ、神へと昇華したと。しかし三日後に嵇煬は完全に魔と化し、世間は地獄と化す。神が魔を討つのみ、天劫は解ける。南顔は絶望に陥った。愛する人を傷つけたくなかったが、目覚めた嵇煬は「天下を救うことが私の願いだ」と言い、南顔に自分を殺すよう懇願した。南顔の胸は張り裂けそうだったが、彼の想いを理解し、ただ彼と共にこの道を歩み抜くことを決意した。
予告動画
動画配信
※配信は記事作成時のものです。(2025/9)配信期間が終了している可能性がありますので、該当サイトにてご確認ください。
※2025年9月21日時点で配信はありません。
U-NEXT
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