夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~ 2020年 配信版・全45話 (※BS11・DVD版は全40話 )原題:我就是這般女子
dim-sumさん |
第13話あらすじ
姉の皇太子妃から、容瑕が皇帝の申し出を「高嶺の花だ」と断ったと聞き安心した石飛仙は、偶然会って自分に嫌味を言う班婳にこの話を伝えます。
謝重錦から成家の真相を探る手伝いをすると言われ厳暉の汚職に関する書類を渡された容瑕。申し出を断って帰る途中杜九に、厳家を告発すれば朝廷が混乱して民が迷惑すると言い、班家に書類を渡せと命じました。
皇帝は厳家が班婳に求婚していると石親子に相談します。石晋は同席した容瑕に、自分は皇帝から婚約を賜ったのだから班婳に近づくなと言い、容瑕も皇帝からは明確な命令はなかったとけん制し合います。
朝廷では厳暉が息子と班婳との結婚を頼み朝議が混乱しました。班婳の父は、容瑕から受け取った汚職の証拠を皇帝に見せ、厳暉は牢に入れまられます。
班婳は、白い外套を着た自分が「黒衣の男」に弓で射殺される夢を見て、黒衣の男が石晋かと考え始めました。そして石晋を訪ね、厳家から救ってくれた礼にと祖父直伝の武術を教えました。
第13話感想
石晋が班婳に関心を持ったと知り、突然容瑕は焦った様子。皇帝の方は明確に指示を出していないし、班婳の自由に任せると言っただけでした。つまり石晋は当て馬扱い?それにしても棺桶まで持って求婚した厳家は、怖かったですねえ。
班婳は、恋敵だと思っている石飛仙をからかったのに逆襲されて、かなり腹を立てていました。自分に学が無いのがコンプレックスなのに、「国一番の才子」容瑕から「高嶺の花」と言われて、恋だと思ったのにバカにされたと思った?かなりこじらせてますね。容瑕も分かりやすく素直に気持ちを伝えていればこんな面倒は起きないのに…。
そして国一番の策士・謝重錦の動きが気になりますね。第2皇子と組んで容瑕を引きずり込み、皇太子を追い落とすつもりでしょうが、無表情で不気味な人物です。
第14話あらすじ
石晋は班婳が白い狐皮を探していると聞いて狩りへ出かけ、ケガをします。班婳は毛皮を持参した容瑕を無視して、石晋のケガの手当をしました。容瑕は2人の様子を石飛仙から聞きます。
班婳は石晋の獲物を班家へ持ち帰りますが、母・陰氏はそれが詩になぞらえた求婚だと気づきました。班恒から話を聞いた容瑕も同様で、慌てて班家を尋ねました。
容瑕に腹を立てている班婳は、ろくに目も合わせず無視し、遂には席を外します。容瑕は班婳を追いかけ、2人はお互いの気持ちをぶつけ合い誤解を解きました。翌日班婳は班恒の名前で容瑕に名画を送り、容瑕は返礼に母の嫁入り道具のかんざしなどを送ります。
大長公主は容瑕に会い、父親の死の真相を伝えて復讐をあきらめるよう諭しました。その後医師から止められた薬を飲んで体調を整えて皇帝に面会を求めます。
第14話感想
班婳は、夢で見た黒衣の男が石晋ではないと確認するため手当をしたのでしょう。でも武人で女性に慣れていない石晋にすれば、その行動を「恋」と誤解しても仕方がないですね。それにしても詩になぞらえて求婚とは、中々粋です。しかし班婳にはその意味が伝わらず、石晋の好意も無駄になりました。
班恒から話を聞いた容瑕は、見事抜け駆けに成功し仲直りして贈り物の交換も済ませて、婚約状態になります。今まで内面を隠してきた容瑕の情熱的な求婚にはびっくりです。
班婳の家族が、鍋を囲みながら容瑕に辛く当たる班婳にはらはらしたり、気持ちをぶつけあう2人を見守る様子が微笑ましい。一方で容瑕を班婳から遠ざけようと必死な杜九は、こんなに2人が接近してもまだ絵画を返そうとします、主人思いなんですね。母の陰氏は正式な求婚を心待ちにしています。
大長公主の病気はかなり悪化し、「禁断の薬」まで飲んでしまいました、心配です。
第15話あらすじ
薬で何とか命をつなぐ大長公主は、皇帝に会いニセモノの虎符を盗まれたと話し、悪意を持つ者に悪用されるのを心配していると伝え、その場にいた石右相をけん制しました。
大長公主は班家の宴会に石晋を招き、班婳は容瑕と石晋の間に挟まれて着席。祖母の公主が石晋を推すので、この場で容瑕のことを報告しようとした班婳は困惑します。宴会後に見送りに出た班婳に、石晋と容瑕はそれぞれの思いを伝えて帰ります。
皇帝の誕生日。祝いに訪れた艾頗国の阿克斉王子は、会場前で班婳を見かけて「国一番の才女」と勘違いしました。そして皇帝に国一番の美女を妻に欲しいと申し出ます。艾頗国に嫁げば実質流罪のようなもので、会場にいた全員が動揺しました。
その後大業国と艾頗国に分かれてゲームをすることになり、1人人数が足りない艾頗国に、班婳が加わり競うことになります。
第15話感想
大長公主は皇帝に石右相を疑わせて、班家を守ろうとしたのでしょう。その後石に孫同士の婚姻を申し出て、石も受る所はお互い古狸だなあと思います。
容瑕は自分と班婳の結婚は決まったものと思い込んでいて、大長公主にも了解が貰えると考えていたのにアテが外れましたね。大長公主にまさか結婚しないでしょうね、と念を押されても負けていないので安心しました。石晋も去り際に自分は結婚できなくても、班婳が幸せなら良いとか中々の男前です。班婳も好きになっちゃいますね。
宴会中班婳を挟んだ容瑕と石晋が、まるでヒナに餌付けをするように食事を勧めるのが面白かった。珍しく気弱な班婳もかわいらしいです。
異国の王子に求婚された班婳の装いは、容瑕に贈られたサンゴの装飾品に合わせた真っ赤な衣装が美しかった。私も石飛仙より班婳の方が美しいと思いました。飛仙にしてみれば、ずっと国一番の才女と言われてきたのに大勢の前で異国の皇子に否定されて、プライドが傷ついたことでしょう。
第16話あらすじ
“生き残り競争”は敵に射られると印が付き「死亡」、最後まで残ったものが勝ちと言うゲームです。戦況は宴会場に置かれた盤上に伝えられ、皇帝は大臣たちは一喜一憂します。
終盤になると容瑕と石晋、王子と班婳の4人が残り、最終的には班婳の活躍で艾頗国が勝ちました。
石家では飛仙が、班婳に嫉妬し兄の石晋に泣いて訴えます。石晋が祖父の石右相に妹の話をしますが、大長公主が承諾しているから班婳を何とかせよと急かされ、石晋は公主の後押しを喜びます。
国では飢饉が起き悩む皇帝に、第二皇子の蒋洛は謝重錦が治める地域では税収が増えていると褒めます。そこで容瑕の勧めもあり、謝重錦を呼んで話を聞くことに。
しかし大長公主の寄付金が税に流用されたと訴えがあり、班婳はこれを皇帝に訴えようと飛び出します。
第16話感想
容瑕は“生き残り競争”中、班婳に近づいて騙し打ちして額に「印つけ」。お返しに、阿克斉王子に容瑕の背中を狙わせ、王子が優勝しました。王子は勝ったのは班婳のお陰と言い、皇帝も改めて班婳を誉めます。これでは、石飛仙や謝婉瑜は班婳に嫉妬しても無理はない、かな。流石に飛仙が美人で才女の自分が野蛮で学がない班婳に負けるなんて、と泣いたのには引きましたが。
宮中では第二皇子が謝重錦を皇帝に面会させようとした途端、謝重錦が大長公主の支援金を税金に流用したことが発覚。その結果、厳家が失脚して勢力を強める石家をけん制するため、謝家を使おうとした皇帝の作戦は失敗し、困っています。
こんな内情を相談される容瑕は、確かに皇帝の右腕ですね。権力に近すぎると家の存続が難しいと大長公主が心配するのも無理はない。皇帝は虎符を手にした班大将軍の部下たちが、自分に反旗を翻すと心配し容瑕は虎符探しも任されました。なんだかややこしくなってきました。
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