第6話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第6話 新しい妃嬪
皇帝から如懿に仲直りの額が届いた、と如懿の侍女が吹聴して回ります。これを侍女から聞いた皇后は策を練り、あえて気位が高い高氏の耳に入れ、如懿を陥れようと画策します。
狙い通り高氏は同じものが欲しいと皇帝ににねだり、煩く思った皇帝は全ての妃に額を贈りました。高氏は一族に功労者が多い家柄の出で、琵琶の名手とされ本人もそれを鼻にかけるタイプの女性ですが、皇帝はあまり彼女を気に入っていないようです。
そして当てつけるようにあざとい白氏と夜伽し、位と居室を与えたのでした。
他の妃たちは身分が低く皇帝との仲をひけらかす白氏を毛嫌いし、如懿も白氏を避けようとしますが、間が悪いことに2人で梅を見ることに。そこへ高氏が現れ白氏を虐め、口ごたえした白氏を侍女に打たせます。
さらに皇后が現れ高氏と白氏を諫めました。まるで如懿に自分の権力を見せつけるように…。大人しそうに見えて皇后も強かです。正義感が強く優しい如懿は、この先この女性たちと渡り合って行けるのか、心配になりました。
第7話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第7話 雪夜の裁き
白氏の態度が気に入らない高氏は更に懲らしめようとしますが、皇后は皇帝が熱を上げている今白氏に手を出すよりも、飽きるまで待った方が良いとアドバイスします。
皇后は、白氏から皇帝へ告げ口されては大変と心配する高氏に、薬を渡してフォローするように言います。皇后はやはり曲者でした。
如懿は白氏を案じ部屋を尋ね、そこに身分不相応な炭や調度品があるのを見て、皇帝の白氏への寵愛を知り少なからずショックを受けたようです。
その後如懿が、海蘭に炭を届けさせるのを見た高氏は、また嫌がらせを思いつきます。海蘭は自分のところから炭を盗んだ、と言いがかりをつけ、寒い庭先に海蘭を座らせ折檻したのです(因みに中国で膝をつき座らせることは、大変屈辱を与える行為だそうです)。
海蘭を救おうとした如懿まで一緒に罰を受けそうになり、機転を利かせた如懿付きの侍女惢心が皇帝へ助けを求めに行き何とか救われました。
如懿の侍女も実家から連れてきた阿若は問題児ですが、後宮に居た惢心は優しく利発で出来物だと思います。でもこの子も利発さ故に今後は騒ぎに巻き込まれそうです。
第8話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第8話 疑惑の塗り薬
一連の騒ぎを経て、ようやく海蘭は如懿の館で一緒に暮らせるようになりました。それでも海蘭は恐怖のあまり寝込んだまま誰にも会いたがりません。
そこへ皇后から呼び出しがあり、白氏が使っている塗り薬に毒が入っていたようだ、ついては如懿が調べるようにと言われます。如懿なら公正な調べをするはずと言いますが、何か裏がありあそうです。
今回如懿を助けようと奔走した侍女・惢心をサポートした皇帝付きの李太監は、皇后派の上司から嫌がらせされ罰を受けていました。
状況を悟った如懿は李太監のキズを手当てし、感謝と今後は自身の身を守るよう伝えました。侍女や宦官にすら優しい如懿は、優しすぎて後宮には相応しくないと私は思います。
如懿は塗り薬の下手人を、皇帝の意思どおり敢えて黒幕を明らかにしないまま、幕引きしました。皇帝は、皇太后から後宮では万遍無く夜伽をするよう言われ従った。それでも如懿が虐められるなら今後は遠慮はしないと話しました。
そんなことをすれば余計後宮が荒れるのに、考えが足りないんだなあ。
第9話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第9話 後宮の新年
皇帝から如懿への寵愛が復活した、と知り今まで冷遇していた太監たちが手のひらを返し、続々と品物が届くようになります。如懿の侍女阿若は、その品物を得意気に見せびらかして歩きました。
如懿は阿若に、威張ってはならないと諭します、賢く控えめな女性なのですね。それに対しわざわざ騒ぎを起こす阿若は、トラブルメーカーです。
皇帝からは、如懿が大好きな緑梅の鉢植えが届きます。この花は京城(今の北京)では栽培が難しい花で、如懿はそれだけに嬉しかったようです。
新年を迎えた後宮では、皇帝を前にした皇太后が子供が少ない、と皇后を叱りつけます。後宮は子供を増やす?所なのに、皇后は質素倹約を命じたからだと。そして皇帝の第一皇子(皇后ではなく侍女の生んだ子供)が痩せて病気がちなのも、皇后の責任だと責め立てました。
皇太后は皇后を叱りつけ、所謂マウントを取りに来た感じでしょうか。そして白氏が皇太后の指金で皇帝に近づいたこと、顔のキズが悪化したのも自作自演だったと判明。
後宮って恐ろしい…としみじみ感じました。
第10話 あらすじと感想
dim-sumさん |
第10話 冷遇
如懿の誕生日、皇帝からは李太監が祝いの品としてバラの簪が届けに来ました。海蘭は夫婦なら普通蓮を選ぶのに何故バラなのか、といいます。
李太監は、阿若を気にしていつも地味な格好をしている惢心に小さな簪を渡します。まさに気配りの人です。
でも惢心は、李太監と同じく同郷で幼馴染みの江医師のほうが好きなのか、香袋を渡していました。中国では昔、女性は香袋を手縫いし好きな男性に贈ったそうです。
皇帝はバラには棘があるから如懿に贈ったと言い、如懿は皇帝に実の母に位を授けて埋葬するよう進言しました。皇帝は実母の身分が低いまま、きちんと祀っていないことをずっと気に掛けいたのです。
痛い所を衝かれて怒った皇帝は、海蘭の寝室に泊まろうとします。でも如懿が大好きな海蘭は皇帝を拒否、海蘭にとっては如懿の方が大切なのでしょう。
結局皇帝は如懿の進言を受け入れ、父帝の他の妃たちと一緒に実母を祀ることにします。しかし皇太后は、祭祀に口を挟んだ如懿を疎ましく思います。妃たちとは揉めても皇太后とは親しかった如懿、今後大丈夫でしょうか…。
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