子夜帰(しやき)

子夜帰(しやき)

子夜帰(しやき) 1話・2話・3話・4話・5話 あらすじ

子夜帰(しやき) 2025年 全38話 原題:子夜归

第1話あらすじ

長安城には、人知れず「妖市」が存在するという噂が流れていた。妖市は猫と蛇、二つの妖界によって管理され、人間界に無断で干渉することを禁じられている。かつて妖と人の境界を守るために設立された玄鑑司は、長き平和の中で次第に形骸化していた。

ある夜、妖気を察知した黒衣の女・武祯は、妖に襲われる女性を救うため現れる。妖を退けるも役人に追われ、猫の姿に変じて遊郭へ逃げ込んだ武祯は、そこで若き侯爵・謝婁柏と鉢合わせる。彼は莫大な嫁入り道具を携え、突然武祯に求婚するが、唐突で不躾な振る舞いに彼女は激怒し、容赦なく蹴り落とす。その颯爽とした姿を、偶然居合わせた梅逐雨が目撃し、一目で心を奪われる。

武祯は皇后の妹で県主という高貴な身分でありながら、密かに妖を追う存在でもあった。妹と共に調査を進め、今回現れた妖が「金銀を貪る妖」であると見抜き、皇后の誕辰宴を利用して妖を誘い出す策を練る。

一方の梅逐雨は、才気ある人物ながら冤罪で玄鑑司に送られ、罰として書類庫に配属される。宴の場で再び謝婁柏が現れ、梅逐雨を侮辱し暴力を振るおうとするが、武祯が弓で制止し、彼を庇う。梅逐雨の慈悲深い態度に、武祯は一目置くようになる。

その後、武祯は宴に紛れた妖の正体を見破り、法術でこれを捕縛。梅逐雨もまた、書類庫に蔓延する穢れ毒を符術で浄化し、只者ではない力を示す。妖市へ連行された蝙蝠妖は無実を訴え、真犯人が「母イヤリング」と化した妖であることが明らかになる。

翌日、武祯は玄鑑司を訪れ、秘術を持つ無字書を用いて事件の核心へ迫ろうとする。こうして、妖と人、そして二人の運命が静かに交差し始めるのだった。

 

第2話あらすじ

一家惨殺の惨劇を目の当たりにした幼い少女は、絶望の中で命を落としかける。その時、神秘的な黒猫が現れ、彼女に生き延びるための代償を提示する。少女はそれを受け入れ、妖猫は彼女の体に入り込み、一体となって新たな存在として生きることとなった。この出来事は、武祯の過去と妖としての宿命を静かに示唆していた。

無字書の調査により、前回の事件に関わる雌の蝙蝠妖が遊郭・相思坊に潜んでいることが判明する。さらに梅逐雨も、自身の冤罪事件が相思坊と繋がっていることに気づき、武祯と共に真相解明へ向かう。武祯は彼を同じ馬車に乗せるため、わざとロバを追い払うという強引な手段に出るが、その結果、二人は人々から恋仲と誤解され、注目を集めてしまう。

相思坊では謝婁柏が再び姿を現し、武祯の関心を引こうとするが、彼の傍らにいた女こそが母蝙蝠妖だった。雄蝙蝠のイヤリングを失い、怨念に囚われた母蝙蝠は魔に憑かれ、本性を現して多数の蝙蝠妖を呼び寄せ暴走する。混乱の中、武祯は猫妖の姿となって母蝙蝠を制圧。彼女が外部から強力な妖術を施されていたことが明らかになる。

妖市で治療を受けた母蝙蝠は、邪気を放つ赤い石「不化骨」に操られていたと告白する。この石の存在は、背後にさらに大きな陰謀があることを示していた。

一方、宮中では武祯と梅逐雨の関係が噂となり、皇后と梅貴妃は彼の正体に強い関心を抱く。しかし梅逐雨が玄鑑司の下級官吏だと知り、皇后は二人の関係に強く反対する。武祯はそれを察し、あえて玄鑑司を破壊するという過激な行動に出て、梅逐雨との関係を断つ姿勢を示しつつ、密かに彼を守った。

そんな中、武祯と唯一対等に刃を交えられる柳太真が登場する。彼女は梅四の婚約者であり、実は蛇妖でもあった。過去に武祯と深い因縁を持つ柳太真の存在により、物語は新たな緊張を帯びていく。

終盤、武祯は再び謝婁柏と対峙し、彼の嘲笑を一蹴する。複雑に絡み合う人と妖、愛と怨念――そのすべてが、さらなる波乱を予感させるのだった。

 

第3話あらすじ

謝婁柏が再び梅逐雨を侮辱し、思うままに弄ぼうとしたその時、武祯は迷いなく割って入り、彼を救い出す。強引で傍若無人に見えた武祯の行動が、実は筋を通す正義感から来るものだと知り、梅逐雨は彼女への見方を改める。梅四は梅逐雨に、武祯の激しい気性の裏にある過去を語る。幼少期、武祯の家には大きな変事が起こり、彼女は三か月もの昏睡状態に陥った。葬儀の準備が整えられるほど絶望的な状況の中、彼女は奇跡的に目を覚ましたが、その後性格は一変し、皇后以外の誰とも心を通わせなくなったという。

梅逐雨はこの話を、民衆から寄せられた妖怪被害の訴えと結びつけ、背後に不化骨が関与しているのではないかと疑念を深める。同じ頃、武祯もまた不化骨の行方を追って現場に現れ、鉢合わせを避けるため猫の姿に変じて姿を消す。そこへ突然、武祯の父が帰宅し、彼女に宴への出席を懇願する。

一方、謝婁柏は修理に出していた品に異変を感じ、赤い石を宝石のように加工させ、不化骨を琉璃の杯へと埋め込ませていた。柳府の宴に招かれた梅逐雨は、ロバ車での来訪を嘲笑されるが、武祯があえて派手な馬車で現れ、彼を庇う形で周囲の嘲りを封じる。そのさりげない行動に、梅逐雨は彼女の優しさを感じ取る。

宴の席で披露された不化骨琉璃盞を前に、武祯と梅逐雨は同時に妖気を察知する。影に潜む影妖の存在を推理した二人は、灯りを消して影を断つ策を講じる。しかし混乱の中、梅四は妖に襲われかけ、蛇の影に救われるという不可思議な体験をする。それは柳太真の正体を暗示する出来事でもあった。

最終的に梅逐雨は影妖を琉璃杯の中へ封じ、不化骨の存在を突き止める。事件は辛くも収束するが、武祯は謝婁柏の詩に違和感を覚え、背後に別の女の影を感じ取る。こうして、見えぬ糸で操られる陰謀は、さらに深みへと沈んでいくのだった。

 

第4話あらすじ

武祯は、琉璃盞に添えられていた詩が男性の作ではなく、一人の女性の筆によるものだとすでに見抜いていた。そんな折、使用人が「幽霊を見た」と騒ぎ出し、一同は現場を捜索するが妖の痕跡は見つからない。人々は武祯と梅逐雨が二人きりでいる姿を目にし、親密な仲だと誤解して気を利かせて立ち去る。だが人払いの後、武祯は琉璃盞が消えていることに気づく。それは彼女自身が密かに隠したものであり、その中に重大な秘密があると確信していた。

武祯は謝婁柏を裏庭に誘い出すが、そこに現れたのは遊女の雲倚だった。雲倚はかつて謝婁柏に真心を捧げ、詩集まで託した女性である。しかし彼はその才能を利用して名声を得た挙句、彼女を侮辱し切り捨てた。深い怨念を抱いた雲倚は妖と化し、琉璃盞に宿っていたのだった。復讐を果たした後、雲倚は謝婁柏の命を奪わず、自らの魂が散る運命を受け入れる。真相は語り部によって話本となり、謝婁柏の名声は地に落ち、都の笑いものとなった。

翌日、皇后は武祯に婚姻を迫るが、彼女はこれを拒み、皇后の怒りを買う。武祯は琉璃盞の中にあった「不化骨」の行方を思い出せず、密かに梅逐雨が持ち去ったのではないかと疑念を抱く。そんな中、妖界の長老たちが妖市に現れ、不化骨の奪還を命じ、期限を五日と定める。

武祯は捜索を続けるが手がかりはなく、未確認なのは梅逐雨の住まいだけだった。彼女は疲労を口実に何度も訪れ、不化骨を探るうち、周囲には恋慕ゆえの行動だと誤解が広がっていく。梅四に身分差を理由に諫められるも、武祯は梅逐雨の正義と誠実さを強く擁護する。その言葉は偶然聞いていた梅逐雨の胸を深く打つ。やがて武祯は決定的な手段を思いつき、彼が沐浴する隙に小袋を狙うが、思わぬ物音で気配を悟られてしまうのだった。

 

第5話あらすじ

武祯は梅逐雨が沐浴している隙を狙い、不化骨を探して忍び込むが、不用意な物音を立ててしまう。とっさに猫へと姿を変えた彼女を、梅逐雨は疑うことなく抱き上げ、憐れむように撫でる。その優しさに胸を痛めた武祯は、真実を告げることなく立ち去る。実は本物の不化骨はすでに梅逐雨の手にあり、彼はそれを地中に埋めて法陣で封印し、身には偽物を携えていた。武祯が妖市へ持ち込んだ“不化骨”もまた真物ではなく、十八年前に恐怖をもたらした邪煞の怪児の遺骨であることが判明する。

その頃、西郊の山では怪異が再び起きていた。霧に迷った老人は、行方不明になっていた妻の姿をした妖に精気を吸われ、半死の状態で発見される。調査に入った玄鑑司の者たちも、傀儡と化した被害者を目にし、妖の存在を確信するが、背後では鼠精が妖に警告を与え、殺戮を止めようとしていた。

梅逐雨は調査を進め、十八年前の「天火の乱」に行き着く。しかし関連書籍は一冊だけ宮中に引き取られ、彼の身分では閲覧できない壁に阻まれる。さらに西郊の森で新たな事件が発生し、責任の押し付け合いが続く中、梅逐雨は自ら単独で調査を引き受けると申し出る。その覚悟ある姿を、偶然通りかかった武祯は目にし、心から彼を高く評価する。

事件解決の鍵として浮上したのは、天雷の霊気を宿す「雷撃木」だった。しかし昼間でなければ奪取できず、妖である武祯にとっては極めて危険な賭けとなる。それでも彼女は退かず、梅逐雨もまた西郊の森へ向かう決意を固める。彼は、表では冷淡に見えても、裏で人々のために尽くしてきた武祯の優しさを思い出し、胸を温かくする。

やがて二人は共に森へ入り、立ち込める毒霧の中を進む。途中、武祯が足を捻挫するが、梅逐雨は迷わず彼女を背負い、前進を続ける。言葉を交わさずとも、互いの胸に芽生えた特別な想いを感じながら、二人は危険な瘴気の奥へと歩みを進めていくのだった。

 

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