寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 2023年 全38話 原題:宁安如梦
目次
第11話あらすじ「張遮の婚約破棄、雪寧の胸騒ぎ」
薛太后は玉如意事件の責任を姜雪寧に問おうとするが、雪寧は張遮の真意を読み取り、紙数不一致の原因は「自分が関与した可能性」と「調査者が不正を働いた可能性」の二通りがあると冷静に指摘する。捜索の結果、宮女・嬌蕊の身から《蒹葭》を書いた紙が見つかるが、彼女は文字が読めないことが露見し、罪が確定する。
沈琅は雪寧に公正な裁きを約束し、事件は決着する。雪寧は宮門を出る張遮を追い、感謝を伝えるが、張遮は姚惜との縁談を自ら破棄すると告げる。その言葉に雪寧の心は大きく揺れ動く。その様子を偶然目にした謝危は、雪寧の想いが張遮に向いていることを察する。
一方、薛太后は嬌蕊が薛姝の配下だと気づき、薛姝は沈玠が雪寧を想っている事実を打ち明ける。雪寧は薛姝が自分を陥れた理由を理解する。沈琅は事件の幕引きを宣言し、雪寧は深追いせず恩賞を受け取るのだった。
第12話あらすじ「雨の中の三角関係、試される心」
沈琅は謝危が雪寧を特別視していることに気づき、探りを入れる。雪寧はその意図を察し、あえて沈琅の推測に沿う返答をして謝危を守る。帰省した雪寧を、母・孟氏は不器用な愛情で迎え、妹・雪蕙が間を取り持つ。
薛遠は燕牧と平南王の書簡を利用し燕家を追い詰めるが、謝危の調整により燕家は自宅謹慎となり、捜査に協力する形で一時難を逃れる。雪寧は燕家を助けるため資金集めに動き、尤芳吟と共に塩井投資を計画する。
雪寧は張遮と偶然再会し、互いに距離を保ちながらも強く意識し合う。一方、謝危は張遮に逆党捜査の継続を依頼するが、張遮は権力に左右されない姿勢を崩さない。雪寧を巡る感情と政治の駆け引きが、静かに交錯していく。
第13話あらすじ「逃げる張遮、追う雪寧」
姜雪寧は尤芳吟を救うため、あえて危険な賭けに出る。尤月を挑発し、尤芳吟を連れて聚来客栈へ向かわせたうえで、時周寅之を呼び込み、逆党事件に関与している疑いを理由に二人を牢へ入れさせるという策だった。表向きは冷酷に見えるこの行動の裏に、尤芳吟を伯府の虐待から切り離す狙いがあったことを、後に尤芳吟自身が知り、深い感謝を抱く。
清遠伯は金を払って尤月だけを引き取り、尤芳吟の安否には一切関心を示さない。その現実に、雪寧は怒りと決意を新たにする。彼女は得た金を周寅之に託し、燕家のための根回しに使わせる。
謝危は雪寧を自邸に連れ帰り、最近起きた一連の出来事を整理する中で、通州の燕家軍営に逆党が潜伏している可能性に思い至る。危険を察した謝危は、この件は自分が引き受けると告げ、雪寧には宮中での伴読に専念するよう諭す。
また雪寧は妹・姜雪蕙と沈玠を引き合わせ、二人は互いの想いを確認し合う。物語の終盤、雪寧は街で張遮と再会し、古玩店で並んで文物修復を行う。言葉は少ないものの、二人の間には静かで確かな感情の流れが生まれていた。
第14話あらすじ「謝危の桃片糕(とうへんこう)」
姜雪寧は張遮の古玩修復を手伝うが、その場に姚惜と薛姝が突然現れ、姚惜は周囲も顧みず二人の関係を問い詰める。張遮は毅然と雪寧を庇い、婚約破棄は自分の意思であり、誰のせいでもないと言い切る。
雪寧は一歩引く戦略を取りつつ、結果的に妹・姜雪蕙を公主の伴読に就けることに成功する。薛姝は姜雪蕙が持つ紅姜花の刺繍入りの手帕を見て、沈玠が本当に想いを寄せている相手が誰なのかを悟る。才色兼備の姜雪蕙は、琴棋書画のすべてで薛姝を圧倒し、姚惜の離間策も通用しない。
雪寧は、かつて謝危と共に京へ上った際に食べた桃片糕の味を思い出し、謝危が差し出した菓子が四年前とまったく同じ味であることに気づく。沈琅が燕臨の冠礼を予定通り行うことを認めたと聞き、雪寧は安堵する。謝危が自分を「寧二」と呼ぶ唯一の存在であると知った雪寧は、その心遣いに感謝し、二人の距離はさらに縮まっていく。
第15話あらすじ「燕家の若君、成人の儀」
張遮は通州へ赴き逆党を徹底的に調べたいと願い出るが、沈琅に却下され、京中では疑念と不信がくすぶり続ける。雪寧が持ち帰った桃片糕は周宝樱に盗み食いされ、謝危はそれが自分の作った菓子だと気づき、無言で全て回収するという微妙な感情を見せる。
燕牧は謝危に燕臨の冠礼で「賛冠」を務めてほしいと頼み、謝危は快く引き受ける。燕臨は自筆の請帖を謝危に託し、雪寧へ届けてもらう。雪寧はかつての約束どおり、鞘のない剣を燕臨への贈り物として用意し、冠礼当日にようやく彼へ渡すことができた。
宴の席で薛烨が騒ぎを起こし、雪寧を侮辱したことで事態は一気に緊迫する。燕臨は激昂し、興武衛と衝突寸前となり、さらには薛烨に一騎打ちを挑む。もし定非世子が生きていれば、薛烨のような無能にはならなかったと痛烈に言い放つが、燕牧と謝危が駆けつけ、辛うじて争いは収束する。成年を迎えた燕臨の覚悟と、今後避けられぬ対立が鮮明に描かれる回となった。
寧安如夢~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 16話・17話・18話・19話・20話 あらすじ
寧安如夢~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ キャスト・相関図 各話あらすじ
















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