悲しみより、もっと悲しい物語 The Series 2021年 全10話 原題:比悲傷更悲傷的故事
ARISA |
第1話あらすじ
2010年ある日を境に人生が一変してしまった高校生のチャン・チォカイは同級生のソン・ユェンユェンにいじめられる。しかし後にチォカイはユェンユェンに悲しみから救われたのだと気づく。しかし彼にはユェンユェンに言えなかったことがある。
2021年レコード会社のイーシャインでコンセプト・アルバムについての会議をしていたアン・イーチー達。いい曲が見つからず会議は難航する。帰宅したアンは会社に届いた大量のデモテープを聞く。数多くのデモテープの中でアンは良い曲に出会う。しかしそのデモテープが届いた封筒には何も記載されておらずCDにはクリーム作詞、K作曲と書かれていた。
翌日出社したアンは会議でその曲を流す。実はこの曲を作ったのはワン・ポーハンの知人である「K」チャン・チォカイと「クリーム」ソン・ユェンユェンだった。Kはポーハンが以前働いていたポップヒットの同僚でありポーハンの前任者だったのだと明かす。そして彼は3年前に白血病で亡くなったのだとも。そしてクリームはポップヒットの作詞家で彼女もKが亡くなった後に亡くなったのだと明かす。
しかし著作権の所在がわからないこの曲の著作権の所在を突き止めようとアンとポーハンは手がかりを探し始める。2人はKの遺品を写真展のために持っていたカメラマンのシンディを訪ね著作権の手がかりがあるかも知れないと遺品を見せて欲しいと頼むが断られてしまう。
そのままシンディの職場を追い出された2人。ポーハンはなぜ誰が責任を負うか考えないのだとアンに怒りを露わにし、自分で解決しろと言い放ち去ってしまう。その夜アンはシンディの仕事場にKの遺品を探そうと潜入する。そして彼女は1冊の日記を発見する。その日記には…。
第1話感想
このドラマを見始めて最初に抱いた感想はキャストがとても豪華な面々だということです。日本に住んでいても知っている役者さんが何人も出演しており驚いたのと同時にこの先のキャストの皆さんの演技に期待できました。
そしてドラマの内容ですがドラマ冒頭のシーンではチォカイの人生を変えてしまった出来事の詳細はわかりませんでしたが物語が進むにつれて彼の壮絶な人生が描かれていてとても考えさせられましたし、とても切なく、苦しくなりました。そして彼も父親と同じく白血病で亡くなってしまうという事実が先に明かされた分、彼の過去の話が余計に切なく感じられました。
そして彼を悲しみから救ってくれたユェンユェンとの関係もポーハンが言うように恋人関係では無かったのだとすると親友だったのか、でも最終的に彼女もチォカイが亡くなった後に後を追って亡くなってしまうのでこの2人の関係がどのような関係だったのかも詳細に明らかになっていくことを楽しみにしています。
第2話あらすじ
睡眠薬を飲み、寝ようとしているワン・ポーハンに警察から1本の電話が。彼が警察に駆け付けるとシンディの職場に潜入した事が見つかり拘束されたアン・イーチーの姿が。何も盗んでいないと釈明しどうにか釈放されたアン。しかし何も盗んでいないと言っていたアンはチャン・チォカイの日記を手に入れていた。何か手がかりになるかも知れないと。
警察署からポーハンの車で帰ろうとするアンたちだが、ポーハンは睡眠薬を飲んでいた事もありそのまま寝てしまう。アンたちは自宅にポーハンを連れて帰りベッドまで運ぶ。するとアンは寝ぼけているポーハンに1週間で著作権を移さなければクビだと宣告されてしまう。
そしてアンは手がかりを探すためにチォカイの日記を読み進めていく。その日記の中でチォカイの父親は残り数日の命だと医者に宣告される。そして倒れたチォカイにも衝撃の診断がされる。
謝るチォカイにユェンユェンは胸の内を明かしていく。ユェンユェンが殴った女性は彼女の父親の愛人でそのことで生前両親が揉めていた事、あの事故が起きる直前その愛人からの電話があった事を明かしていく。
そしてチォカイの父親は亡くなり、チォカイも父親と同じく白血病である事が発覚。それを知った彼の母親はチォカイの元を去ってしまう…。
第2話感想
今回もとても切なく辛い物語でしたし、衝撃の事実も明かされこれからどうなっていくのかますます気になりました。
まずチォカイも白血病だと診断されてしまい、母親が彼の元から離れてしまうシーンは本当に切なくて母親の愛する人を何度も失う事が辛いし疲れ果てていたという気持ちも分からなくもないです。ですが泣きながら母親を引き止めるチォカイを見ていると行かないで!と強く思ってしまいました。
そしてユェンユェンがチォカイの父親が起こした事故の被害者家族だったという衝撃の事実も明かされました。ユェンユェンの立場になって考えてみるとどのような気持ちでチォカイの前に現れたのか、チォカイの立場になってみるとユェンユェンが被害者の残された家族であると言う事を知った時の気持ちは一体どのような感情だったのか。どちらもそれぞれ苦しんでいるという事がとても辛い事実でした。
そして日記の中だけではなく、アンの母親としての気持ちも明かされました。この先コーローはどうなってしまうのだろうと不安になりましたが、ずっと元気でいてくれる事を願っています。
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