成化十四年~都に咲く秘密~2020年 全48話 原題:成化十四年(英語:The Sleuth of Ming Dynasty)
nanaさん |
第17話 あらすじと感想
連続殺人事件の審理を執り行った唐泛。己の信じる正義に従った結果、成化帝の怒りをかい、通州(つうしゅう)に左遷されてしまう。通州にたどり着いた唐泛は姉・唐瑜(とうゆ)が嫁いだ賀(が)家を訪れる。そこで姉とその幼い息子・澄(ちょう)が夫・賀林(がりん)や義父母から虐げられていると知る。その後、医師・裴淮が薬を届けに賀家を訪れる。裴淮もまた唐瑜と澄が受けている酷い仕打ちに腹を立てる。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
冬児は6歳で粟一袋と引き換えに売られてきた、苦労して唐泛に救われて。隋州と知り合って命を救ってもらえた。隋州に一生仕えたいって健気だけど、本当は隋州のお嫁さんになりのが本音でしょう。余家の娘は良い人みたいだけど、お兄さんが汪植の事、凄く恨んでるのが厄介なことになりそうです、隋州と汪植の関係にまで口出すなんてうるさ過ぎます。この婚姻無くなればいいな、冬児にもチャンスが来たらいいのに、元気のない冬児の為に好きなお菓子を作ってくれる隋州の優しさに魅かれます、身分は違うけど、冬児にも普通の幸せが訪れて欲しいんです。
それと比べて唐泛の姉・唐瑜 の夫は酷い人です、家事と店の手伝い全てを唐瑜にやらせて、子供の事は疫病神扱い、「陰の時」に子供を産んだのが悪いとか言っていたけど、こんな男とはすぐに別れるべき、妻に感謝の気持ちを持たない夫はいりません。都で裴淮と再婚すれば唐泛とも近くに住めるから楽しく暮らせそうなのに、子供の病気も裴淮がいれば、ちゃんと治っちゃうのに。唐瑜にも幸せになって欲しいです。
今回は唐泛が左遷され通州へ赴任して仲間たちも通州を訪れました、冬児やドゥルラ達がやってきてみんなで鍋を囲んだ夕食、とても温かくて楽しそうな時間が素敵でした。事件の合間のこんな時間に友達の楽しげな様子が良いです。
NG集では唐泛と隋州と汪植がいつも仲良く楽しそう、唐泛がどんどんカッコ良くなってきた気がします、最近は凛々しく見えてきました。
第18話 あらすじと感想
夫との離縁を決意した唐瑜は、唐泛の家へと身を寄せるが、義母によって息子の澄がさらわれてしまう。一方、縁談相手を訪ねた隋州が、異変に気付いて門を開けると、屋敷内には惨殺された一家の姿が。たった1人、無傷で生き残った余家の次男・余正麟(よせいりん)は確執があった汪植の犯行だと確信し逆上。汪植が犯行に関わった証拠に懸賞金をかける。すると捜査中の隋州のもとへ懸賞金目当ての偽の犯人たちが押し寄せてくる。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
唐泛の姉・ 唐瑜の夫はやっぱり最悪な男でした、唐瑜の持参金で家業の商売を立て直したのに商売がうまくいったら騙して離縁上にサインさせてました、こういう嘘つき男は本当に許せない、唐瑜はただ子供を守りたいだけなのに今のままでは病気のせいで子供が殺されてしまいそうです。夫も義理の両親も病気の事ちゃんと考えてないで、占いで病気を治そうとするなんて無理です治るわけないです。
唐泛のいう事にも耳を貸さない唐瑜の様子に驚いたけど、子供と引き離される母親の辛さだけは伝わってきました。唐泛だって子供と唐瑜を守りたいだけ、弟だけど立派な大人なんだから絶対二人を守れるはず、唐瑜も唐泛をもっと信じて頼って欲しいな。都でも事件が起き余家が惨殺されて汪植のせいにされそう、汪植は悪い奴ではないのはドラマを見てる私たちにしかわからない真実だから本当に可哀想です、もしも今、都に唐泛がいたら、きっと助けてくれるはずなのに・・・
それにしても余家の生き残りの家族が懸賞金出すとか言ってるから捜査に当たる隋州にもとばっちりが来て大変でした。自分が殺したとか言って容疑者が次から次へとやってきます。こんな風じゃ本当の捜査ができなくなりそう。この18話は理不尽なシーンが多くて見ていて切ない内容でした。次回は唐泛の活躍で汪植と唐瑜の二人をスカッと助け出して欲しいです。特に汪植には足を引っ張りたい人がいるのは間違いない、万通はここでもよからぬ作戦を考えてる様で、彼は出世と金のことしか考えてないでしょ、いい加減万通もやっつけたくなりました。最後のNG集をみてやっと癒されました。
第19話 あらすじと感想
唐瑜は息子の澄を賀家に奪われ、心労で倒れてしまう。唐瑜を騙し、陥れた賀家に憤る唐泛たち。ドゥルラは力で奪い返そうとするが唐泛はそれを止め、頭を使って賀家を陥れる策を考える。一方、余家惨殺の容疑をかけられた汪植は、成化帝から都を離れることを禁じられていたが、通州の唐泛を訪ねてしまう。突然の来訪者に驚く唐泛に、汪植は雲和で起きた官製銀貨の異物混入事件について話し始めた。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
唐泛は姉の唐瑜 の為に嫁ぎ先の賀家に反撃開始、まだ誰も知らないトウモロコシを使って詐欺行為をすることにしました。これで騙しちゃおうなんてさすが唐泛は知能犯です。冬児やドゥルラ達も手伝ってくれて、あの唐瑜 の夫に仕返しするのですが、唐瑜 に対して酷い態度だったし徹底的にやっちゃえっと思いました。
汪植の方も余家惨殺事件の容疑者にされて周りからも糾弾されちゃうし、命も狙われて散々な目に合っていましす、自分が今までやってきた結果だと思うけど、他の重臣と群れるタイプじゃないからしょうがない。成化帝の命に反して通州へ行ってしまったのは不思議で、今まで汪植は皇帝の命令には逆らわないのに、唐泛を追いかけて通州へ行くなんて驚きました。実は国家を揺るがしかねない官銀の偽造?の方に気が行ってるみたいで、惨殺事件の容疑がかかっていること自体気に留めてない様子、汪植って器が大きい人です。
そもそもあんな風に一家惨殺なんて汪植らしくないと思う、みんなそんなことわかっているハズだけど今がチャンスとばかりに皆で汪植を批判して私が汪植ならやってらんなくて荒れちゃいそうです。唐泛の事頼りにして何でも相談しちゃうとこ結構親友みたいな感じになってるんだろうな。最初の冷酷なイメージとは随分印象が変わって、案外いい奴かも、今は汪植の事も好きになってきました。
第20話 あらすじと感想
余家惨殺の容疑をかけられた汪植を救うため、唐泛は事件現場を詳しく調べていた。そこで壊れた箪笥を手がかりに事件の真犯人へとたどりつく。唐泛と隋州は真相を告げるため余家の生き残り・余正麟のもとへ駆けつけるが、余正麟は汪植に罰が下らないことへの抗議として自決を企てていた。一方、通州では唐瑜の息子・澄を賀家から取り返すための策が冬児たちによって進められていた。追い詰められた賀林の前に現れたのは…。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
唐泛の仕掛けた取引で唐瑜 の夫・賀林を見事にだまし、甥っ子と結納金を見事に取返すことができました、賀林の騙されっぷりも面白かった、おとなしいと思ってた唐泛も姉や甥の為ならここまでやるんですね。優しいだけでなく家族の為なら賀林を殴ったりもした唐泛、家族の愛の強さを見せつけられました。汪植の容疑も唐泛が晴らし、まるで名探偵のコナン君のように次々と事件を解決していきます。
唐泛の成長ぶりも目覚ましく、男らしく頼もしくなりました。最初の頃の唐泛はまるでみんなのおもちゃのようにいじられていましたが、このところ汪植も隋州もすっかり唐泛を頼っています。汪植は雲和での鉛入り官銀事件にも唐泛を行かせようと皇帝を説き伏せました。しかも妓楼までお忍びでやってきて唐泛と会うとは驚きです、皇帝から直々に命じられたら唐泛も雲和へ行かなくてはなりません。皇帝は汪植のいう事を聞いてくれてるし、惨殺事件の時も汪植の事凄くかばっていて信頼の大きさを感じさせます。上奏をすべて突き返してくれ守ってくれる様子に見ていてスッキリしました。
でも隋州は万通にハメられて罷免されてしまいました、なのに唐泛は励ますために東さんの店に出資しようって、どこまで食べることが好きなのか、あの店の名前が「東記」だったのも今まで気づきませんでした。二人で地方に店を出そうとも「隋唐小館」って名付けようって何か夢がある、月明かりの中で二人で酒を飲み語り合う様子も風情があっていいシーンでした。今度は汪植が隋州を助けなきゃ、汪植を助けた為に万通に反感かったんだから・・・
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