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成化十四年~都に咲く秘密~ 33話・34話・35話・36話 あらすじと感想

成化十四年~都に咲く秘密~ 33話・34話・35話・36話 あらすじと感想

成化十四年~都に咲く秘密~2020年 全48話 原題:成化十四年(英語:The Sleuth of Ming Dynasty)

nanaさん

第33話 あらすじと感想

隋州から悪夢の話を聞いた唐泛たちは、隋州の体調を心配し、それぞれ解決策を持ち寄って隋州に勧める。一方、唐泛はドゥルラのためにアラスの行方を捜していた。そんなある日、オイラトの使節団が朝貢(ちょうこう)にやってくる。皇帝付きの宦官・丁満(ていまん)として宮中に潜入していたアラスは、郡主の夫である王憲(おうけん)の開発した兵器・蔽日(へいにち)神機の設計図を奪う計画を立て、使節団と共に動きだす。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

恋愛経験の乏しい唐泛が唐瑜と裴淮の恋愛指南しているのは笑えたけど、よく考えたら恋愛小説書いてたんだった、それなりに詳しいのか、でも二人がうまくいったから良かった。やはり唐泛は不思議な人です。そのうえアラスの残した帳簿から行方を探そうとして、その筆跡が丁満と同じだという事まで突き止めてしまいました、でもその丁満は皇帝の秘密兵器を作った王憲を設計図と共に連れ去りました。あの兵器をオイラトのものにする気だろうか?、このまま丁満が犯罪を重ねれば、ドゥルラのところには戻れなくなるかも、ドゥルラを泣かせたくないし唐泛の力で何とか穏便に解決できないかな、ドゥルラの事泣かせたくないです、それに鉄市に戻って行ったドゥルラにも危険が迫りそうで怖い、そもそも都の中にオイラト人が集まって住んでることが危険にしか感じないです。彼女たちも唐泛や隋州の大切な仲間なんだから絶対に守らなきゃ。

今回のNG集では今まで登場した料理を一気に紹介していました、東記の麺料理も美味しそうだったけど、色々な料理の中で一番気になったのはやっぱり21話に登場した雲和の馬林が作った「重陽花糕」という白いケーキの様な餅菓子です、以前もこの菓子の事を書いたけど、本場中国でこの菓子を食べてみたいです。花を散らしたような赤や黄色の飾りも綺麗で、唐泛も「もち米でこんな風味が・・・」と驚いていました。この繊細な菓子の味で唐泛は馬林に心を許したと思える一品でした。料理には作る人の人柄が出るもんだとこのドラマを観てでつくづく感じています。隋州の料理も同じように、その料理を囲む唐泛や仲間たちが一つの家族の様に見えるところも微笑ましく温かい気持ちになります。

第34話 あらすじと感想

王憲の誘拐事件を重く見た隋州と汪植は、唐泛に協力を求める。現場の状況から、犯人が鉄市に潜む精肉店の者だと推理した唐泛の言葉を受け、隋州は錦衣衛を率いて鉄市を捜索することに。一方、汪植は公私両面から王憲の素性を調べはじめる。王憲の妻である固安(こあん)郡主や王憲の助手・章鞏柱(しょうきょうちゅう)と相次いで面会した汪植は、そこで、武器開発で優れた技能を持つ王憲のもう一つの顔を知らされる。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

誘拐された王憲は発達障害の人の様です、アスペルガーなのかな?(追記・サヴァン症候群の方が正しいかも、医学用語は難しいです)歴史上の偉人でもそんな噂の人がいます、アインシュタインとかエジソンとか他の人とは感性や物の考え方が少し違う人。こういう人は時に桁外れな発明ができちゃうんです。それで王憲も、あの凄い爆弾とか、今回の秘密兵器とかを発明してきた。そんな王憲の妻の固安郡主は王憲の発明や考え方に理解のある人みたい、空を飛びたいとか普通に聞いたら呆れちゃうような明朝の時代に夢を尊重できる固安郡主は女性として尊敬します。

こんな天才の王憲だから絶対に死なせちゃいけない、唐泛も隋州も頑張らないと・・・でも敵はあの丁満、ドゥルラの探してた人です。

固安郡主もドゥルラも悲しませない解決方法はあるかな?汪植はいざとなったら王憲を殺してでも都から出さないはず、汪植よりも先に事件を解決しないといけない。それにしても唐泛は手の傷を見て精肉店が根城だと推理して一気に犯人を見つけたのにビックリ、隋州も手下への指示も明確でこの二人はもっと出世して偉くなって欲しい。忘れてましたがこの事件にまた李子龍も絡んでくるようだから、王憲の奪還に全力かけなきゃ。あの爆弾大量生産されたら都や朝廷は滅ぼされちゃうでしょ。

今回のNG集は衣装さんの登場でした、唐泛の衣装は彼のイメージで色を決めてたんだって、役職で色が決まってると思ってました、唐泛の白っぽい衣装は彼の爽やかな印象とマッチしてとってもいい感じです。知的で透明感のある唐泛にはお似合いです。

第35話 あらすじと感想

丁満が王憲を拉致したオイラトの一味と繋がっていることを知った唐泛たちは、王憲奪還のため、わざと隙を作って彼らが動きだすように仕向ける。唐泛の策にはまった丁満は、捕まる直前、駆けつけた馬車に飛び乗り逃走。隋州が追跡中に手に入れた外套を見た唐泛は、丁満の向かった先を悟り、鉄市へと向かう。そこで、丁満と対面し説得を試みる唐泛だったが…。一足遅く、汪植も丁満を発見。部下とともに包囲網を狭めていく。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

拉致された王憲は無事発見されるも、丁満には逃げられてしまいました、錦衣衛が総力戦で追跡したけど用心深くて振り切られてしまったのです。でも唐泛は丁満がドゥルラと繋がっていることに気づき丁満を見つけました。ドゥルラが大切にしていたコートは丁満の物だったんです。でも丁満はオイラト人の正義の為と信じて王憲を拉致していた、悪い人じゃなく漢人の事を敵としてみていただけ、信じるものが違っていただけなのです。

丁満とドゥルラ・・・一緒に草原に返してあげたかった。でも唐泛を巻き込み逃げようとした馬車の中で爆弾が爆発してしまった。唐泛は馬車から落とされて助かったけど、ドゥルラはどうなったんだろう・・・巻き込まれて亡くなったのだろうか?切ない気持ちでいっぱい、ドゥルラは本当に良い子だったから助けてあげたかった。

次回の物語は三年前の大爆発の日、その日にいったいどんなことが起きていたのだろう。まだ出会っていなかった唐泛達は、それぞれ何をしていたのか、なぜあんな事故が起きたのか真相を知りたいです。

今回のNG集はスタイリングの特集でした、錦衣衛の紺色の衣装の隋州がメチャメチャカッコ良かった、特に長い髪が風になびいている姿には惚れてしまいそう。私はこの時代劇の衣装と長い髪が大好き、ワイルドなイメージの隋州に凄くピッタリで、今年のハロウィンにはこの隋州のコスプレに挑戦したくなりましたマジであの衣装着てみたい・・・

第36話 あらすじと感想

唐泛、隋州、汪植が出会う3年前の事。唐泛は科挙の最終試験を受験した仲間と共に自らの将来について語り合っていた。一方、辺境の守備から都へ戻ったばかりの隋州は錦衣衛に配属され、初日から次々と事件を解決していた。汪植はというと、皇帝の侍従として御書房で平凡な日々を送っていた。3人がそれぞれの1日を無事に終えようとしていた晩に、兵部の武庫司で爆弾が暴発。都を揺るがす大災害が発生する。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

王憲の発明した爆弾・博浪がまた爆発しました、その爆発に巻き込まれ丁満(アラス)とドゥルラは亡くなったようです。あの3年前の爆発も同じようで、物語は3年前のあの爆発の日に・・・

その時武器庫には720個の博浪が運ばれました。よくこんなに危ない爆弾をこんなにたくさん作ったんだか、しかも、武器庫の役人に危険性の説明もちゃんとしていなくて驚くばかりです。それが一気に爆発したのだからひとたまりもなく大勢の人が事故に巻き込まれました。瓦礫となった街の中で一人でも多くの命を助けようと動いた唐泛はこの日に初めて裴淮 と出会い、隋州や汪植とも出会ったのです。そしてこの事件をきっかけに皇帝は西廠を作り汪植を主幹に任命しました。あまりにも情報が入らなくて苛立った皇帝が汪植に情報収集させる為作った部署だったんです。このころから錦衣衛の万通は仕事ができない感じ、もっと手際よく任務をこなさないと、爆心地付近では食べ物がない人たちがたくさん出たのに、部下たちにたいした命令も出してないようで、このドラマの錦衣衛は万通のせいで仕事ができない人たちにしか見えないです、錦衣衛のイメージが崩れてしまいそう、隋州のおかげで何とか威厳を保ててますが。

3年前のシーンでアラスはオイラトの王子でした、この服装だとアラスがとってもカッコイイです、祖国の為に自ら宦官になりスパイをしてたのかと思うとちょっと切ない、悪い人ではないのです。みんな自分達の国の為頑張ってるだけなんです。爆弾の為に皆が人生狂わされてる様で悲しいお話でした。ドゥルラは本当に死んだのかな、ちょっと信じられない展開、ドゥルラがいなくなるなんて寂しすぎます。

【放送情報】

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