浮図縁~乱世に咲く真実の愛~ 2022年 全36話 原題:浮图缘
第16話あらすじ
宇文良時は、肖鐸が「落江して死亡した」という報せをいまだ信じきれず、密かに刺客を放つ。一方その頃、肖鐸は歩音楼と仮の夫婦を装い、西蜀の要地・錦官城へと潜入していた。命を捨てて復讐を遂げようとしていた肖鐸だが、歩音楼と共に過ごすうちに「生きたい」という思いが芽生え始め、暗殺という手段を捨て、宇文良時の罪を証拠で暴く道を選ぶ。
慕容婉婉は父・慕容高巩の意に反し、宇文良序と密かに会い、短くとも真実の愛を貫く決意を固める。それぞれが愛と立場の狭間で揺れる中、肖鐸はあえて南苑王府に姿を現し、宇文良時を牽制する。敵も一筋縄ではいかず、皇后・栄安に協力を求め、肖鐸の弱点を探らせる。
西蜀では歩音楼が長年会えなかった従兄・連城公子と再会するが、彼が宇文良時側の人間であることに肖鐸は嫉妬を隠せない。そんな中、江辺の小院で束の間の平穏な生活が始まり、歩音楼は市井の食と人情を通して、肖鐸に“生きる喜び”を教えていく。しかしその裏で、新たな陰謀が静かに動き始めていた——次なる波乱の予感を残して幕を閉じる。
第17話あらすじ
宇文良時は肖鐸を監視するため、数人の美女を江辺の別院に送り込む。意図を見抜いた肖鐸は逆に利用しようとするが、歩音楼は内心穏やかではない。彼女は機転を利かせ、肖鐸が噂通り恐ろしい人物だと美女たちに誤解させ、全員を逃げ出させる。肖鐸はその様子から、歩音楼の深い想いに気づき、美女たちを宇文良時の元へ返すのだった。
一方、京では慕容高巩が帝王としての手腕を巧みに発揮し始め、娘・婉婉は父の変化に言い知れぬ不安を覚える。西蜀では、歩音楼が太妃として、妹分にあたる歩音閣と宇文良時の婚礼を取り仕切ることに。婚礼の華やかさとは裏腹に、歩音楼と肖鐸は、身分ゆえに結ばれぬ自分たちの現実を思い知らされ、互いに言葉にできぬ想いを募らせる。
しかし新婚初夜、歩音閣は宇文良時に冷たくあしらわれ、反発するも厳しく叱責される。彼女は生き残るため、歩音楼と肖鐸の関係を疑っていると告げ、宇文良時はそれを“切り札”として利用することを思いつく。そして肖鐸不在を狙い、歩音楼を王府へ誘い出す罠を張る——緊張感が高まる中、次回へと続く。
第18話あらすじ
宇文良時の策は空振りに終わり、肖鐸にも歩音楼にも決定的な動揺は見られなかった。怒り狂った宇文良時は、失敗の責を歩音閣に押し付け、祠堂での反省を命じる。そこへ栄安皇后から密書が届き、肖鐸の“かつての恋人”とされる宮女・秋月白が西蜀へ送られたことを知る。宇文良時は彼女を新たな駒として肖鐸のそばへ差し向ける。
肖鐸は自分の感情が歩音楼を危険にさらすと悟り、彼女を守るために距離を置こうと決意する。歩音楼は冷たくされる理由が分からず、何度も拒まれ心を痛める。やがて腹いせに酩酊楼へ赴き、連城公子と会うが、それを知った肖鐸は思わず後を追い、姿を見せぬまま見守る。
夜、花朝節の市で歩音楼に贈るための胭脂を手に取りながら、渡せずに立ち尽くす肖鐸の姿は切ない。一方、秋月白は無邪気に肖鐸を幼名で呼び、彼が弟の過去と向き合うきっかけを作る。彼女の背後に潜む黒幕を感じ取った肖鐸は、静かに調査を始める——陰謀と想いが交錯し、物語はさらに深まっていく。
第19話あらすじ
歩音楼は偶然、秋月白が肖鐸のための甘い汁に薬粉を混ぜる場面を目撃する。危険を察知した彼女は必死に肖鐸を止めるが、実は肖鐸自身もすでに計画を見抜いており、黒幕を炙り出すため芝居を打っていた。彼は歩音楼の忠告を退け、彼女を連れ去らせ、あえて毒を飲もうとする。
追い詰められた歩音楼は、自ら汁を奪って飲み干し、その場に倒れてしまう。動揺した肖鐸は全城の医師を集め、必死に治療を施す。誰もが保身のため曖昧な診断をする中、肖鐸は一人彼女を看病し、自分がもう彼女を失えない存在になっていることを悟る。
実は連城公子が密かに毒薬を補薬にすり替えており、歩音楼は一時的に体調を崩しただけだった。安堵の中、肖鐸はついに最大の秘密を明かす。彼の本名は肖丞であり、宦官となった弟の死、その仇が宇文良時だと信じてきた過去——長年胸に秘めた真実が語られ、物語は復讐の核心へと近づいていく。
第20話あらすじ
歩音楼は偶然、肖鐸が髭の成長を抑える薬を使っていることに気づき、彼が真の宦官ではないと悟る。一方、肖鐸はついに包囲網を完成させ、宇文良時と将軍・趙澜舟の不和を巧みに利用して分断を図る。趙澜舟は私塩取引や兵器密造の証拠を差し出し、宇文良時は逃れられず捕らえられる。
しかし対質の中で、肖鐸は衝撃の事実を知る。弟が握っていた絹紐は、宇文良時の物ではなかったのだ。長年の復讐が崩れ落ち、真の仇は依然として闇の中にある。失意に沈む肖鐸を、歩音楼は静かに支え、彼の生き方そのものを肯定する。
未来に多くの障害があると知りながらも、肖鐸は歩音楼に求婚し、二人だけの簡素な婚礼を天地に誓う。しかしその矢先、慕容高巩が西蜀へ到着。宇文良時はこの状況を逆手に取り、再起の機会をうかがい始める——愛と権力、復讐が再び交差する中、物語は新たな局面へと突き進んでいく。
浮図縁~乱世に咲く真実の愛~ 21話・22話・23話・24話 あらすじ
浮図縁~乱世に咲く真実の愛~ キャスト・相関図 各話あらすじ
















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