溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 2024年 全40話 原題:末代厨娘
第31話あらすじ
溥儀退去後も、李琪は宮中に残り両太妃の護衛を務める。食材や水の確保に奔走する容児や彩碧と再会し、李琪は裕得福の不審な動きを警戒するよう忠告。二人もまた、その不可解な言動に疑念を抱く。劉守貴と多羅媽は溥儀追放の報を聞き神武門へ駆けつけるが、李琪と容児の無事を知り安堵する。
一方、陸秋桐は奚教授とともに「清室善後委員会」として入宮し、文物保護に着手。宮中で容児と李琪に会い、時代の変化を見据えて将来を考えるよう諭す。
敬懿太妃に発疹が出るが、容児が懸命に看病し快方へ導く。双喜はその働きに感謝し、胸のわだかまりを解く。やがて奚教授は紹英と交渉し、両太妃を宮外へ移す準備を進める。食材不足に悩む容児のため、李琪は危険を承知で重華宮の庫房へ向かう決意をする。
第32話あらすじ
裕得福は宝を守る名目で庫房を封鎖し、内部にいた李琪と容児を閉じ込めるが、彩碧の機転で二人は救い出される。裕得福はさらに、宝の隠し入口が栄惠太妃の仏堂にあるため、太妃を動揺させて移転させようと画策。怪談めいた噂で脅かす。栄惠太妃は端康太妃の供養を命じるが、恐れて誰も行きたがらない中、容児だけが慈寧宮へ向かう。
裕得福は両太妃を同居させる案を持ち出し、容児はその真意を疑う。李琪とともに不審な影を追い仏堂へ辿り着くが、あと一歩で見失う。容児は証拠として香灰を残す。
やがて紹英が現れ、民国政府の通達を告げる。三日以内に両太妃は紫禁城を退去せよ――。別れの時が迫っていた。
第33話あらすじ
裕得福は宝物搬出の動きを一気に加速させる。容児は慈寧宮を訪れ、栄恵太妃から端康太妃へ贈られた刺繍片を届けるが、箱に収めようとした瞬間、裕得福に不自然に制止される。その態度に容児と李琪の疑念は決定的なものとなった。二人は景仁宮で裕得福の隠し場所を突き止め、端康太妃の出殡に乗じて宝を宮外へ運び出そうとしているのではないかと推測する。
李琪は起霊を一時延期し、棺を開けて宝を改めるべきだと進言するが、紹英は利害を秤にかけた末、これを退ける。こうして葬列はそのまま出立し、宝もまた宮門を越えてしまうのだった。
やがて容児は栄恵太妃とともに紫禁城を後にする。城外の見慣れぬ街並みに、太妃の胸中には複雑な思いが去来する。一行が到着した大公主府では、大阿哥・溥儁が待ち受けていた。容貌に目を留めた溥儁は容児に近づくが、彼女は機転を利かせ、その執拗な関心を巧みにかわすのだった。
第34話あらすじ
容児は裕得福の不正を訴え、厳罰を求めて栄恵太妃に願い出る。しかし決定的な証拠がない以上、軽々しく動くことはできないと太妃は苦渋の表情で退ける。その夜、裕得福は小太監の密告により、容児が宮外に出てもなお自分を追及していると知り、ついに彼女を排除しようと決意する。
宮外での栄恵太妃の住まいは質素で寒々しく、往年の栄華とは程遠いものだった。だが容児は献身的に仕え、太妃の心身を支える。一方で李琪と密かに会い、裕得福の動きを探る策を練り始める。
その頃、大阿哥・溥儁は裕得福の賭場に入り浸り、多額の借財を抱えていた。追い詰められた溥儁は栄恵太妃のもとを訪れ、「復辟」の大義を口実に資金援助を求める。容児はその魂胆を見抜くが、太妃はなおも皇族再興への望みを捨てきれず、金を差し出してしまう。
やがて青児に伴われ質入れに向かった容児は、道中で謎の男たちに襲われる。間一髪のところで駆けつけた李琪が救い出し、二人は辛うじて危機を逃れるのだった。
第35話あらすじ
裕得福は追い詰められながらも執念を捨てず、青児に毒薬を渡して容児を始末するよう命じる。一方、李琪は生活のため人力車を引いていることを容児に隠していたが、彼女はその異変に気づき、胸騒ぎを覚える。
毒を託された青児は終始落ち着きを失い、やがて粥に毒を入れる。容児と共に過ごした日々を語り合う中、青児は自らその粥を口にし、血を吐いて倒れる。最期に彼女は、恐怖と孤独の中で追い詰められていたこと、そして容児と李琪への裏切りを悔やみながら息を引き取る。突然の死に、容児は深い悲しみに沈む。
傷から回復した武天は、裕得福への復讐を誓う。李琪は雁翅楼で王公公と接触し、孫義仁と裕得福の不正な取引を聞き出すとともに、隠れ家の情報を得る。しかしその住処はすでに固く閉ざされていた。李琪は陸秋桐らに報せ、さらに調査を進める決意を固める。
やがて栄恵太妃は、これ以上危険に巻き込まれぬよう容児に大公主府を離れ、家族のもとへ戻るよう静かに諭すのだった。
溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 36話・37話・38話・39話・40話(最終回) あらすじ
溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 全話あらすじ キャスト・相関図

















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