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風起西州~烈風に舞う花衣~ 32話・33話・34話 あらすじ

風起西州~烈風に舞う花衣~

32話 あらすじ

王君孟(おうくんもう)は実家に戻るも、父親から「これ以上の穀物や草の調達は無理だ」と告げられ落胆する。彼は、今この状況で王家が支援をやめれば、必ず禍根を残すと考え、怒って家を出た。王君孟(おうくんもう)蘇南瑾(そ・なんきん)の意図がここまで深いとは思わず、その状況を麴崇裕(きくすうゆう)に伝える。麴崇裕(きくすうゆう)王君孟(おうくんもう)の誠実さに感謝し、信頼を深める。

一方、裴行倹(はいこうけん)麴崇裕(きくすうゆう)は、蘇南瑾(そ・なんきん)が二人と麹家を狙い撃ちにし、他の高官に賄賂を送っていることに気づく。麴崇裕(きくすうゆう)は怒り、「もう騒動には関わりたくない」と辞職を決意。静かに暮らしたいと語る。

その頃、蘇南瑾(そ・なんきん)は総督邸に現れ、裴行倹(はいこうけん)麴崇裕(きくすうゆう)張敏娘(ちょうびんじょう)との結婚を告げる。麴崇裕(きくすうゆう)裴行倹(はいこうけん)が彼女を義妹として迎えたことを逆手に取り、蘇南瑾(そ・なんきん)をからかう。

その最中、麹家の父が倒れ、裴行倹(はいこうけん)と麹は急いで駆けつける。父は、蘇南瑾(そ・なんきん)の罠に乗るなと警告し、「蘇南瑾(そ・なんきん)は麹家に、大豪族を敵に回させようとしている」と言い、今後の行方を憂える。妾母も、結局は利益のために人は変わると悟る。

一方、張敏娘(ちょうびんじょう)蘇南瑾(そ・なんきん)に笛を贈り、彼を喜ばせるも、裴行倹(はいこうけん)との関係に不満を漏らす。蘇南瑾(そ・なんきん)は「今後は幸せに暮らせる」と言うが、張敏娘(ちょうびんじょう)の心は複雑だった。

張将軍は、誰かが連れ出されているのを見て、怒りに駆られた麴崇裕(きくすうゆう)が暴れているのではと懸念し、蘇南瑾(そ・なんきん)の元へ急行。張将軍も、裴行倹(はいこうけん)を訪ねて「穀物はまだ不足している」と言いつつ状況を探るが、裴行倹(はいこうけん)は冷静を装う。

そして迎えた蘇南瑾(そ・なんきん)と張敏娘(ちょうびんじょう)の結婚式の日。全ての大豪族は蘇南瑾(そ・なんきん)の味方になっていた。麴崇裕(きくすうゆう)は乾杯の音頭を取ってその場を去り、周囲は戸惑う。

しかし式の最中、張将軍らは「麹家が穀物を揃えられるわけがない」と思っていたが、実際には全量揃えており、周囲は驚愕。張将軍は「もう蘇南瑾(そ・なんきん)を怒らせるな、危険すぎる」と警告しつつ、王将軍は長老たちを呼び出し、「穀物護衛のため兵を出してほしい」と依頼する。だが、皆がためらいを見せ、緊張感が高まる。

33話 あらすじ

蘇南瑾(そ・なんきん)は、大藩の長老たちが簡単には協力しないだろうと警戒していた。まだ裴行倹(はいこうけん)が睨みを利かせており、王元老院長も「軽率な動きは失敗を招く」と忠告する。

王君孟(おうくんもう)は宮廷でわざと「蘇南瑾(そ・なんきん)が500人の精鋭を派遣し、安全確保は万全」と語ったが、実際には蘇南瑾(そ・なんきん)は「兵営までの輸送」しか関心を持っていなかった。

麴崇裕(きくすうゆう)は、張将軍と蘇南瑾(そ・なんきん)の癒着をわざと法廷で話し、穀物護衛の責任を張将軍に押し付ける方向へ進める。麴家の父は、問題が起これば張将軍が責任を取ると判断し、これを了承する。

だが、裴行倹(はいこうけん)が急にその任に加わると主張し、麴崇裕(きくすうゆう)は止められなかった。裴行倹(はいこうけん)の介入は、麴父が最も警戒していたことであり、蘇南瑾(そ・なんきん)を刺激する恐れがあった。

その動きを知った蘇海政(そかいせい)は激怒。しかも穀物護送中に起きた「馬泥棒の襲撃事件」は、実は蘇家の兵による偽装であったが、裴行倹(はいこうけん)の事前準備により見事撃退される。兵士の多くを失った蘇海政(そかいせい)は、成果を讃えるふりをしながらも内心では強い怒りを抱く。

その一方、庫狄琉璃(こてきるり)阿史那雲伊(あしな・うんい)は無事を祈りに出かける途中、張敏娘(ちょうびんじょう)と遭遇。阿史那雲伊(あしな・うんい)は軽くからかうが、張敏娘(ちょうびんじょう)はすぐに立ち去る。張敏母も登場し、皮肉な態度で張敏娘(ちょうびんじょう)に探りを入れる。張敏娘(ちょうびんじょう)の挙動を見た庫狄琉璃(こてきるり)は、何かが企まれていたことを確信する。

裴行倹(はいこうけん)麴崇裕(きくすうゆう)らは旅を続け、戦闘を乗り越え無事帰還。阿史那雲伊(あしな・うんい)は彼らを迎えに駆け出し、張敏娘(ちょうびんじょう)との和解にも進展が見られるが、阿史那雲伊(あしな・うんい)は過去のわだかまりを簡単には拭えず、冷たい態度を取る。

張敏娘(ちょうびんじょう)は、麴鏡唐(きくきょうとう)とお茶を飲みながらも落ち着かず、彼女の様子を心配した庫狄琉璃(こてきるり)はすぐに彼女のもとに駆けつける。そこへ、使用人が「麴崇裕(きくすうゆう)が戻った」と告げ、阿史那雲伊(あしな・うんい)は真っ先に彼の元へ駆けていく。

一方、庫狄琉璃(こてきるり)はひたすら裴行倹(はいこうけん)の帰還を待ち、彼の好物まで用意して心からの帰りを願っていた。

34話 あらすじ

阿史那雲伊(あしな・うんい)は、張敏娘(ちょうびんじょう)に「庫狄琉璃(こてきるり)と似ている」と褒められたことを麴崇裕(きくすうゆう)に話すが、彼は「気にしすぎだよ」と優しく返す。そんな中、阿史那雲伊(あしな・うんい)麴崇裕(きくすうゆう)に食事をすすめ、彼は甘えるように阿史那雲伊(あしな・うんい)を見つめる。翌日、阿史那雲伊(あしな・うんい)は「麴崇裕(きくすうゆう)にそっくりな神様の絵を描いて」と庫狄琉璃(こてきるり)に頼み、二人で笑い合う。

一方、蘇海政(そかいせい)は、自分が用意していた精鋭兵を裴行倹(はいこうけん)に倒されたことに激怒。自分の計画を邪魔された上に、味方の兵が殺されたことに納得がいかず、さらに敵意を強めていく。

その頃、麴崇裕(きくすうゆう)裴行倹(はいこうけん)蘇南瑾(そ・なんきん)の命令で拘束されそうになるが、これを拒否。庫狄琉璃(こてきるり)王君孟(おうくんもう)も駆けつけ、総督邸はにわかに緊張状態となる。庫狄琉璃(こてきるり)は「反乱軍はどこにいるのか」と追及し、剣を向けられるも一歩も引かず、民衆も彼女の言葉に賛同する。

蘇南瑾(そ・なんきん)側は庫狄琉璃(こてきるり)に手を出そうとするが、彼女が皇后付きだったことを思い出し、手を引かざるを得なくなる。騒動を受けて、元老院の議員たちも焦り出す。もしこの件が皇后に伝われば、自分たちの立場が危うくなるからだ。

庫狄琉璃(こてきるり)たちは蘇家を訪れ、張敏娘(ちょうびんじょう)に「麴崇裕(きくすうゆう)たちはいつ戻るのか」と尋ねる。だが彼女は横柄な態度を見せ、阿史那雲伊(あしな・うんい)は怒って張敏娘(ちょうびんじょう)に殴りかかろうとするが、庫狄琉璃(こてきるり)が止める。代わりに庫狄琉璃(こてきるり)が彼女に平手打ちを食らわせ、「あなた、何様のつもり?」と詰め寄る。張敏娘(ちょうびんじょう)は怒りに震えるが、庫狄琉璃(こてきるり)の気迫に何も言い返せない。

その後、裴行倹(はいこうけん)麴崇裕(きくすうゆう)蘇南瑾(そ・なんきん)に「昼食はどうしますか」と尋ねるが、彼は「もう食べた」と答えるだけで、内心の空しさを抱えていることが垣間見える。

風起西州~烈風に舞う花衣~ 35話・36話・37話(最終回) あらすじ
 

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