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鹿苑記~僕の生意気な彼女~ 全あらすじとキャスト・相関図

鹿苑記~僕の生意気な彼女~ 全あらすじとキャスト・相関図

放送予定

●【日本初放送】BS12 2025年7月3日(木)スタート木、金曜 ひる 3:00~4:00

鹿苑記~僕の生意気な彼女~
2025年 全18話
原題:我家娘子惹不起
演出・脚本:ヤン・シータオ リー・ユーピン

あらすじ

商家の娘・鹿南一(ろくなんいつ)と安定王の息子・林清秋(りんせいしゅう)は幼なじみの恋人同士。林清秋に縁談が持ち上がると身分違いの二人は一緒に駆け落ちすることを約束するが、どちらも相手から思いがけず絶縁状を受け取る。こうして彼らが別れて1年半後、金州で作家・説話人として成功していた鹿南一は新しい知府として赴任してきた林清秋と再会する。折しも街では鹿南一が書いた物語をまねた二件の殺人事件が発生、鹿南一が第一容疑者となってしまうが…。

引用元:BS12 鹿苑記~僕の生意気な彼女~

相関図

引用元:BS12 鹿苑記~僕の生意気な彼女~

キャスト

林清秋 ディン・ジアウェン

引用元:バイドゥ 我家娘子惹不起

金州知府 裕福で権力のある家に生まれた青年だった彼は、鹿南一と幼なじみで、生涯を共にすることを誓い合っていました。後に二人は別れ、林清秋は科挙に合格して金州の太守となりました。

鹿南一 ホアン・イ―

引用元:バイドゥ 我家娘子惹不起

作家・説話人 彼女は風変わりで毒舌家だ。ある失恋をきっかけに女性作家に転身し、仕事に専念した。そして、自ら書いた小説を通して、林清秋への「憎しみ」を吐き出した。

宮北音 シャン・シェン

引用元:バイドゥ 我家娘子惹不起

金州検視人 林清秋とは従兄妹。

雷羽 ウェン・ユエン

引用元:バイドゥ 我家娘子惹不起

金州捕頭 宮北音に一目ぼれ

傅聞淵 ドン・ユー

引用元:バイドゥ 我家娘子惹不起

金州富商 鹿南一のことが好き

陸白 ワン・カイイ―

引用元:バイドゥ 我家娘子惹不起

京兆府長官 林清秋とは犬猿の仲

全話あらすじ (全24話ですがBS12は全18話)

※本家版1~12話➡BS12版1~9話、本家版13~24話➡BS12版10~18話にあたります。あらすじはネタバレになる可能性がございますのでご注意ください。

第1話あらすじ

金州で物語が展開し、鹿南一(ろくなんいつ)は語り部として林清秋(りんせいしゅう)にまつわる話をしていました。林清秋(りんせいしゅう)は金州知事であり、鹿南一(ろくなんいつ)は彼との遭遇に驚きます。林清秋(りんせいしゅう)は鹿南一(ろくなんいつ)に特別な瞬間を共有し、運命的なつながりを感じます。物語には血の涙や陰謀が絡み、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)から衝撃を受けます。林清秋(りんせいしゅう)は鹿南一(ろくなんいつ)に不可解な出来事が次々と現実化する理由を問い詰め、事件は複雑に絡み合います。林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)の幼なじみ関係や事件の真相が明らかになり、深い関係が浮かび上がります。物語は謎と緊張感で進行し、登場人物たちの運命が交錯していきます。

第2話あらすじ

傅聞淵(ぶぶんえん)は鹿南一(ろくなんいつ)を助け、火災で自身の書店が焼け落ちる現場を目撃した鹿南一(ろくなんいつ)は原稿を救うため火災に飛び込み、林清秋(りんせいしゅう)が彼女を救い、鹿南一(ろくなんいつ)の濡れ衣を知る。鹿南一(ろくなんいつ)は容疑者となり、林清秋(りんせいしゅう)が証拠を見つける中、姬信石(チシンソク)の筆跡を調べ、容疑者は誤解を招いた。鹿南一(ろくなんいつ)は買い手を失い、傅聞淵(ぶぶんえん)の登場で再び行動が加速し、解決が近づく。最終的に、姬信石(チシンソク)が逮捕される中、事件が明らかになり、真犯人の捕獲に向かう展開。林清秋(りんせいしゅう)は引き続き鹿南一(ろくなんいつ)を支え、事件解決への道を進む。

第3話あらすじ

姬信石(チシンソク)は6歳の時に両親を亡くし、養父に育てられますが、後に養母を絞殺した罪に負い、処罰を受けることになります。事件は更に複雑化し、他の関係者も巻き込まれますが、意外な結末を迎え、姬信石(チシンソク)が自殺し、真相解明は困難を極めます。一方で、鹿南一(ろくなんいつ)と林清秋(りんせいしゅう)、の関係も複雑に絡み合い、別れるべきかどうかを考えずに関係は深まります。喧嘩やドラマが続く中、恋や友情も芽生え、予期せぬ展開で物語は進行していきます。誤解や愛憎が入り交じるなか、登場人物たちはそれぞれの運命に向き合いながら、予期せぬ結末へと向かっていく。

第4話あらすじ

翌朝、鹿南一(ろくなんいつ)は桃の子供から、自身が林清秋(りんせいしゅう)によって運び戻されたことを知り、林清秋(りんせいしゅう)からキスを受け、怒りつつも手を引くことを拒みます。夕方には、鹿南一(ろくなんいつ)と林清秋(りんせいしゅう)は、ワインに異臭を嗅ぎ、胃腸の不快感を感じる客がいる中、林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)はワインを飲まないことを決めます。公贝鑫は故人の口の金の引き金指を発見し、予感が湧きます。傅聞淵(ぶぶんえん)は故人の遺体を見ると、江家族の腰板も発見し、故人が江一族の娘であることが明らかになります。花嫁は傅聞淵(ぶぶんえん)に翡翠のペンダントを渡し、その後、傅聞淵(ぶぶんえん)の翡翠のペンダントが事件の鍵となります。裁判所に傅聞淵(ぶぶんえん)が引かれ、家族の父親は事件を解明しようとします。鹿南一(ろくなんいつ)は黒幕を見つけることを決意し、真相に迫ります。

第5話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は妻の死を受け入れられず、様々な事件に巻き込まれる。事件の中で、怪しい魚の箱やワインの問題が発生し、林清秋(りんせいしゅう)が魚の毒性を発見する。また、誰かが真相を隠しており、幻覚も見る雷羽(らいう)が混乱する。林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)はお互いに助け合い、謎を解き明かそうとするが、その過程で多くの出来事が起こる。魚の骨の秘密や非死の妻の存在、ワインセラーからの脱出などが物語に絡んでいく。あげく、林清秋(りんせいしゅう)は問題の鍵を掴んでいるようだが、全体的には誰かの陰謀が絡む謎めいた展開が続く。

第6話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)が薬を水に入れると、水が緑色に変わり、雷羽(らいう)は離脱を望んで叩かれる。宮北音(きゅうほくいん)は毒の五色の粉を発見し、鹿南一(ろくなんいつ)は犯人を探す決意をする。林清秋(りんせいしゅう)は傅聞淵(ぶぶんえん)を助けようとし、小玉(シャオユー)と言うメイドが重要な証人であることを示唆する。林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は翡翠のペンダントに関する謎を解き明かし、事件が発展する中で様々な人物が絡み合う。事件は次第に深刻化し、孫家の父親の真意が浮かび上がる。鹿南一(ろくなんいつ)と林清秋(りんせいしゅう)は密接に協力し、事件の真相に迫っていくが、新たな障害が現れ、スリリングな展開が待ち受けている。

第7話あらすじ

総督が孫家の父親を捕まえるために人探しの通知を出し、傅聞淵(ぶぶんえん)の釈放が進む中、林清秋(りんせいしゅう)は墓泥棒事件や父親の遺体と玉のペンダントの謎に迫る。父親が生きたまま埋められたことが判明し、玉のペンダントの存在により事件は複雑化。林清秋(りんせいしゅう)は幾つか事件を調査し、人間関係や愛情の入り交じった謎が続出。犯人や関連する手がかりは見つからず、林清秋(りんせいしゅう)は人物の動向に注目し、新たな事件が発生。愛憎渦巻く状況の中、林清秋(りんせいしゅう)は真相に迫りながらも、数々の謎や疑念に直面する。

第8話あらすじ

鹿南一(ろくなんいつ)と林清秋(りんせいしゅう)が話し合い、お互いに誤りがあると認める。林清秋(りんせいしゅう)は自分の本がベストセラーであるため、早く自分に戻るべきだと非難される。二人は互いにキスし、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)に仕える。鹿南一(ろくなんいつ)は嫁ぎたいと思うが、傅聞淵(ぶぶんえん)は彼女の幸福を守る誓いを立てる。林清秋(りんせいしゅう)は事件を調査するため都に戻り、雷羽(らいう)は共に行くことを願う。一方、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)の到来を待ち、林清秋(りんせいしゅう)は陸白(りくはく)の邸宅に向かう。彼らの関係や出来事は複雑であり、意外な展開もあるが、登場人物たちは幸せを追い求めている。

第9話あらすじ

陸白(りくはく)は鹿南一(ろくなんいつ)が弱い女性だと思い込まず、陸白(りくはく)は鹿南一(ろくなんいつ)が自筆の署名を押すまで状況を変えなかった。林清秋(りんせいしゅう)は聞若汐(ぶんじゃくせき)と結婚しないことを宣言し、は鹿南一(ろくなんいつ)に辱めを受ける。家族と金を手放された鹿南一(ろくなんいつ)は孤独に取り残され、林清秋(りんせいしゅう)に引かれていた。雷玉と公贝尒は一緒に時間を過ごし、金持ちの商人は妖精の絵に夢中になり、絵の妖精に触れ、結局命を落とす。林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は事件を調査し、金持ちの商人の死体を見つけ、不死身の絵を手に入れたいと話す一方、妾は豪商との結婚を余儀なくされながらも、彼に害を加えるつもりはないと断言する。事件は秘密の殺人の謎に包まれ、林清秋(りんせいしゅう)は「幽霊画殺人事件」という噂を広め、妾の恐れる表情を見た。

第10話あらすじ

鹿南一(ろくなんいつ)が絵を触ろうとしたところ、妾に止められ、部屋にはお守り紙があふれた。林清秋(りんせいしゅう)が絵に関する出来事を尋ねると、妾は道士による儀式の後、屋敷に奇妙なことが続いて起きたと語る。林清秋(りんせいしゅう)と陸白(りくはく)は事件の真相を巡って競い合うことになり、負けた方が職を辞めると賭けをする。

一方、検視官・宮北音(きゅうほくいん)らが死体を調べたところ、不審な粉や服の異常な厚着が見つかり、死因の謎が深まる。鹿南一(ろくなんいつ)は事件に関わるも負傷中で動けず、本屋の開店を考えている。林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は感情的に接近するが、結局気まずい空気に。聞若汐(ぶんじゃくせき)という強気な女性が現れ、鹿南一(ろくなんいつ)を自分の専属にしようとするが、鹿南一(ろくなんいつ)は彼女を好いておらず、結婚にも否定的。

物語は恋愛と事件の両面で緊張が高まりつつ進行していく。

第11話あらすじ

雷羽(らいう)は改装された中庭を見て称賛し、宮北音(きゅうほくいん)は多額の費用をかけたことを話す。二人の間には親密な雰囲気が生まれ、雷羽(らいう)が突然キスをしてしまうが、恥ずかしくなってその場を離れる。

一方、陸白(りくはく)は占い師に相談するも手がかりは得られず、落ち込む。林清秋(りんせいしゅう)は事件の調査を進めているが、母である林夫人が突然現れ、彼を叱責する。林清秋(りんせいしゅう)は母に 鹿南一(ろくなんいつ)との関係を隠そうとするが、陸白(りくはく)や 鹿南一(ろくなんいつ)が訪れたことで隠しきれず、林夫人に見つかってしまう。

林夫人は怒り、林清秋(りんせいしゅう)に祖先の前で反省させる。宮北音(きゅうほくいん)は林夫人に 鹿南一(ろくなんいつ)への連絡を頼まれ、彼に招待状を渡す。 鹿南一(ろくなんいつ)はそれが危険な「鴻門の宴」であると知りつつも参加を決意する。林の父は林清秋(りんせいしゅう)を諭すが、彼は鹿南一(ろくなんいつ)との結婚の意思を変えようとしない。聞若汐(ぶんじゃくせき)は、鹿南一(ろくなんいつ)の好みを通じて何かを示唆するが、彼の心は他にある。

第12話あらすじ

林夫人は聞若汐(ぶんじゃくせき)を理想の嫁と認め、彼女も結婚後は鹿南一(ろくなんいつ)を侍女にすると発言。これに怒った鹿南一(ろくなんいつ)はその場を去り、洪門の宴にも参加せず立ち去る。林清秋(りんせいしゅう)は母の前で鹿南一(ろくなんいつ)と結婚しないと宣言し、家を飛び出す。怒った鹿南一(ろくなんいつ)は帰宅するが、宮北音(きゅうほくいん)が彼女を慰めた。

林清秋(りんせいしゅう)が訪れ、鹿南一(ろくなんいつ)に怒っているか尋ねるが、彼女は林清秋(りんせいしゅう)の態度に疑問を感じる。すると突然屋根の上で物音がし、黒装束の男が書斎に忍び込み、仙人の絵を盗もうとする。林清秋(りんせいしゅう)がそれを発見し、犯人は逃走。陸白(りくはく)と部下が追跡するも逃げられる。陸白(りくはく)は聞若汐(ぶんじゃくせき)の家まで追跡し、彼女を守るために抱きしめ、彼女は陸白(りくはく)に好感を抱き始める。

一方、 鹿南一(ろくなんいつ)は絵に触れた際、不思議な粉により幻覚状態となり、林清秋(りんせいしゅう)に抱きついて感情的になるが、正気に戻って逃げ出す。林清秋(りんせいしゅう)は困惑する。

聞若汐(ぶんじゃくせき)は陸白(りくはく)に対する恋心を自覚し始める。陸白(りくはく)は黒装束の男の正体を探るが手がかりを失い、幽霊のふりをしている人物がいると疑っている。事件の捜査は林清秋(りんせいしゅう)との賭けにも関わっており、陸白(りくはく)は負けられないと思っている。

最後に、仙人の絵が事件の鍵と見て、林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は共に工房へ調査に向かう。

第13話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は呪われた絵画の調査のため絵画クラブを訪れる。絵は画聖・葉慶山のもので、埋葬された後に墓荒らしによって世に出回ったものであり、所有者は焼死するという呪いがある。二人は葉慶山の弟子・羅寒水に絵の鑑定を依頼するが、羅は絵を恐れて拒否。しかし報酬を条件に承諾する。

その絵に聞若汐(ぶんじゃくせき)が描かれていたことに鹿南一(ろくなんいつ)は怒り、林清秋(りんせいしゅう)との関係を疑う。一方、鹿南一(ろくなんいつ)は絵の分析から聞若汐(ぶんじゃくせき)が武術家であると見抜き、林清秋(りんせいしゅう)はその洞察に驚く。二人は昔馴染みのワンタン屋を訪れたのち、新たな手がかりを得て動き出す。

林清秋(りんせいしゅう)は策略で「絵の中の妖精」の正体を暴こうとし、自ら毒を飲んだふりをする。黒衣の男が現れて解毒剤を渡そうとするが、彼の正体は羅寒水であると雷羽(らいう)によって明かされ、罠にかかる。

第14話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)は羅寒水がかつて描いた女性の絵と妾の姿が一致していることから、二人の関係を調査し、幼なじみであることを突き止める。羅寒水は武術経験もあり、かつて恋人だった妾が豪商に嫁がされると知って絵を利用して豪商に接近。呪われた絵を豪商に売り、妾を救おうとするがうまくいかず、事件に関与したことが明るみに出る。

林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は真相に近づくため策略を重ね、羅寒水の行動を暴く。妾もまた自分に非があったと認め、陸白(りくはく)は調査を継続すると宣言する。

物語の後半、鹿南一(ろくなんいつ)と林清秋(りんせいしゅう)はかつてのワンタン店を再訪し、野良犬と運命的な出会いを果たし「シュガーローフ」と名付ける。一方で陸白(りくはく)は辞職の意思を示すが、部下や林清秋(りんせいしゅう)たちの言葉に心を動かされる。平民たちが林清秋(りんせいしゅう)に感謝の扁額を贈りに来たことから、陸白(りくはく)は立場の違いを痛感する。

林清秋(りんせいしゅう)は羅寒水と再び会い、幽霊市場や盗まれた玉のペンダントについて聞き出す。陸白(りくはく)は林清秋(りんせいしゅう)に霊符を渡し、禁じられたエリアでの調査を許可。林清秋(りんせいしゅう)は師父からゴーストマーケットの危険性を聞くが、それでも調査を進める決意を固める。

第15話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)は、武夷町で失踪した書類の調査に乗り出す。これは金州事件とも関連がある可能性があるとされ、陸白(りくはく)は公務のため同行を断る。調査の過程で二人は怪しい売人と接触し、絵の購入を試みるが、すでに売られていたと言われる。その後、意識を失い連れ去られる。

目を覚ました林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)が拘束され、火に囲まれた危険な状況に置かれる。出発前に「危険時は花火で知らせる」と伝えていたため、仲間たちは花火を見て救助に向かう決意をする。林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)と連携して脱出を試み、彼の歌った童謡によって彼女は落ち着きを取り戻し、無事に彼のもとへたどり着く。

脱出を図る中、二人は仮面をつけた敵対的な集団に遭遇する。彼らはカップルで行動する者を嫌い、命をかけた物語の語りを要求する。林清秋(りんせいしゅう)は相手の興味を引くため、時間稼ぎとしてラブストーリーを語るよう鹿南一(ろくなんいつ)に促すが、相手はその物語を気に入らず、依然として脅威を与え続ける。

第16話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)が仮面の集団に襲われたとき、傅聞淵(ぶぶんえん)が現れ、鹿南一(ろくなんいつ)の身代金を支払って救出を試みるが、林清秋(りんせいしゅう)は見捨てる構えだったため、鹿南一(ろくなんいつ)は抗議する。仮面の男たちは結局どちらも殺そうとするが、陸白(りくはく)が兵を連れて到着し戦闘が勃発。陸白(りくはく)は戦いの中で聞若汐(ぶんじゃくせき)を守りながら負傷し、毒矢に当たる。

毒の解毒には「百年人参」が必要だが入手困難。聞若汐(ぶんじゃくせき)は自宅に千五百年もの人参があると言い提供。彼女は徹夜で陸白(りくはく)の看病をし、彼に心を惹かれていく。翌日、彼女は「本気で陸白(りくはく)と結ばれたい」と語り、必要であれば家族の反対を押し切り私奔する覚悟もあると鹿南一(ろくなんいつに告げる。

一方、林清秋(りんせいしゅう)は仮面の男の正体「言滄海」を突き止め、さらに彼が盗掘団と関わりがあることも明らかに。言滄海のかつての仲間「孫秦九」と「包盛」は既に殺されており、彼らの四兄弟のうちまだ一人が生き残っていることを知る。鹿南一(ろくなんいつ)は言滄海の亡妻に関連する手がかりを使って、彼の心を開かせようとする。

陸白(りくはく)は回復後、林清秋(りんせいしゅう)と聞若汐(ぶんじゃくせき)の婚約が解消されたことを祝い、聞若汐(ぶんじゃくせき)への求婚を決意。傅聞淵(ぶぶんえん)も鹿南一(ろくなんいつ)の書社開業を支援し、信頼を得る。一方で、言滄海が身につけていた飾りを他の女性がつけていたことから、彼にはまだ隠された秘密があると推測される。

第17話あらすじ

鹿南一(ろくなんいつ)は何の見返りも求めず、純粋に言滄海を助けたいという気持ちを示し、彼に玉のペンダントを手渡す。これは鮑聖が過去に持っていたものと一致し、二人は鮑勝に敵がいるかどうかを尋ねるが、盗掘をしていた彼らには敵が多く、誰が犯人かは特定できない。言滄海は「骨を縮める技術」について語り、それは盗墓の際、棺に入りやすくするためだったという。

10年前に起こった事件の真相はまだ全て明かされておらず、唯一の生存者・孤山(グシャン)がカギを握る。また、盗まれた書類は亀山の仕業だと推測されるが、彼は既に顔を変えてしまっている。陸白(りくはく)は旅立ちをためらっており、師匠から辞表を渡されたものの、別れに強く未練を残していた。師匠も、陸白(りくはく)が優秀な人物であると認めつつ、一人で歩き出す覚悟を促す。

鹿南一(ろくなんいつ)もまた、師匠の別れを惜しむ。

一方で、鹿南一(ろくなんいつ)の母は「首都一の才女は聞若汐(ぶんじゃくせき)ではない」と言っていたが、林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)の関係が進む中で、その考え方も少しずつ変化していく。

鹿南一(ろくなんいつ)は鹿南一(ろくなんいつ)の母を花見に誘い、林の母は2人を引き離すためにあらゆる手段を使ったと語りつつも、心の底では自分の行動が正しかったかを迷っている様子がうかがえる。宮北音(きゅうほくいん)は彼女を理解し、「息子の人生には口を出しすぎず、鳥のように自由に飛ばせてあげて」と助言する。

第18話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)の母親と聞若汐(ぶんじゃくせき)の母親は、両家の子どもたちの結婚を撤回したいと考えていたが、お互いにはっきりとは言い出せず、結果として「相手の家にはふさわしくない」という口実を作り出し、それを理由に周囲の人々の理解を得て婚約を円満に解消することに成功した。

一方、雷羽(らいう)は以前の奇妙な告白のせいで、宮北音(きゅうほくいん)に避けられていた。雷羽(らいう)は彼女との関係を修復しようと贈り物を用意し、宮北音(きゅうほくいん)を訪ねるが、宮北音(きゅうほくいん)は毒の顔料に触れて意識が朦朧とした状態になっていた。雷羽(らいう)が謝罪しようとしている間に、宮北音(きゅうほくいん)が現れ、突然甘えるような態度を取り始めた。雷羽(らいう)は戸惑いながらもその場にいたが、宮北音(きゅうほくいん)は幻覚作用のある毒の影響で、自分の想いを素直に語るようになり、最終的に二人はベッドの上で目を覚ますことになる。雷羽(らいう)は何もなかったと主張し、平然を装おうとするが、宮北音(きゅうほくいん)は怒りながらも、自分が雷羽(らいう)を本当に好きかもしれないという気持ちに気づき始めていた。

その頃、鹿南一(ろくなんいつ)は夢の中で、ウェディングドレス姿の女性が棺に閉じ込められる光景を見て恐怖に襲われた。実際にはこれは鹿南一(ろくなんいつ)の悪夢だったが、鹿南一(ろくなんいつ)の過去の記憶とも結びついているようで、本人も混乱していた。林清秋(りんせいしゅう)は子供の頃、鹿南一(ろくなんいつ)と一緒にかくれんぼをしていた時の出来事を思い出し、鹿南一(ろくなんいつ)が崖の下で発見されたことを語る。鹿南一(ろくなんいつ)が見た夢とその出来事には、何らかの関連があるように感じられた。

その夜、師匠の送別会が開かれ、陸白(りくはく)は師匠との別れに涙し、酒をあおった。宴の後、鹿南一(ろくなんいつ)と宮北音(きゅうほくいん)が屋上で飲んでいたところに黒服の男が現れ、翡翠のペンダントが盗まれる事件が起きる。混乱の中、鹿南一(ろくなんいつ)は屋根から落ちて気を失い、誤って師匠の服を破いてしまったことで、師匠の胸元に隠されていたペンダントが露わになる。それを見た鹿南一(ろくなんいつ)は強烈な既視感を抱き、その後意識を取り戻した彼女は、これまで「夢」だと思っていた記憶が、実際には過去に自分が体験した現実であったことに気づくのだった。

第19話あらすじ

林清秋(りんせいしゅう)は、鹿南一(ろくなんいつ)が目撃したという4人の墓荒らしについて半信半疑だったが、鹿南一(ろくなんいつ)は覆面をしていた彼らの一人の目に見覚えがあると語った。一方、鹿南一(ろくなんいつ)がシーフー老師を訪ねたとき、老師はすでに姿を消しており、陸白(りくはく)も老師が墓荒らしの一味だとは思っていなかった。

夜になると、棺を乗せた馬車が街を抜けて郊外に向かい、そこにはすでに4つの棺が安置されていた。皆が棺を開けると、中には4体の遺体があり、その中にはシーフー老師も含まれていた。陸白(りくはく)は師匠が誰かに殺されたことを悟り、過去の墓荒らしの報い、つまり因果応報であると感じて深く悲しむ。

林清秋(りんせいしゅう)はかつて、墓荒らしのリーダーが金色のお守りを身につけていたと聞いたことを思い出し、それが師匠だったとは信じがたい思いでいた。雷羽(らいう)が師匠の遺体を調べると、全身の関節が正しく戻されていることに気づく。つまり、師匠は死ぬ直前まで周到に動いていたのだ。

一方、黒衣の男による翡翠のペンダントの盗難も発生しており、それが今回の事件と関連している可能性があると鹿南一(ろくなんいつ)は疑う。林清秋(りんせいしゅう)は金のお守りを陸白(りくはく)に渡し、陸白(りくはく)は師匠に白い布をかけて、静かに埋葬を願った。

陸白(りくはく)は幼い頃に両親を亡くし、常に孤独の中で生きてきたが、師匠だけは無私の愛で彼を育て、導いてくれた存在だった。世間では墓荒らしを非難する声もあるが、陸白(りくはく)は師匠が人々のために数多くの善行を行っていたことを知っており、その名誉を信じている。鹿南一(ろくなんいつ)は、犯人の正体を暴くには冷静でいることが大切だと諭す。聞若汐(ぶんじゃくせき)も陸白(りくはく)の悲しみに寄り添うため、彼のそばにいた。

その後、陸白(りくはく)が部屋を出ると、林清秋(りんせいしゅう)が静かに待っていた。また、傅聞淵(ぶぶんえん)は宮北音(きゅうほくいん)を呼び出し、鹿南一(ろくなんいつ)に結婚祝いの贈り物を手伝ってもらおうとする。街では様々な噂が飛び交っており、今最も重要なのは、かつて棺に閉じ込められて殺された女性に関する真実を突き止めることだった。

林清秋(りんせいしゅう)と鹿南一(ろくなんいつ)が語り合っていたとき、傅聞淵(ぶぶんえん)も旅立ちの準備をしていた。鹿南一(ろくなんいつ)は彼に銀を手渡し、傅聞淵(ぶぶんえん)が新たな幸せを探しに旅立つことを嬉しく思った。その後、陸白(りくはく)は林清秋(りんせいしゅう)のもとを訪ねるが、戦いを挑みに来たのではなく、丁寧に礼を尽くす様子に林清秋(りんせいしゅう)は驚くのだった。

第20話あらすじ

陸白(りくはく)は林清秋(りんせいしゅう)に、これまでの捜査で皆に迷惑をかけてきたことを詫びつつ、師匠の名誉を守るため、真実を突き止めたいと語る。そして、師匠を殺した真犯人を見つけるため、協力してほしいと暗に頼む。林清秋(りんせいしゅう)もそれに同意する。陸白(りくはく)は、師匠が生前「因果応報は避けられない」と語っていたことを思い出し、すでに師匠は自分の最期を予感していたのではないかと感じていた。

一方、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)がそばにいる限り安心していたが、事件が解決した今は次の手立てがなく、文字を通じて真犯人を誘い出そうとしていた。彼は「5人目の墓荒らしがいる」と人々に知らせるように文章を書き、実際には犯人を自ら現れさせる策略だった。

鹿南一(ろくなんいつ)は危険な役割を担おうとしていたが、林清秋(りんせいしゅう)はそれを心配し、危険な場所には行かないように約束させる。鹿南一(ろくなんいつ)も了承する。その後、鹿南一(ろくなんいつ)が書いた本は市場に出回り、人々の間では「5人目の墓荒らし」が存在すると信じられるようになった。

林清秋(りんせいしゅう)は鹿南一(ろくなんいつ)のそばに常に付き添い、真犯人が見つかれば結婚するとまで語る。夜も彼女の部屋で共に過ごし、二人はかつて交わした約束——赤い糸で結ばれた思い出——を回想し、それを再び結び直す。

しかし、翌朝、林清秋(りんせいしゅう)が目覚めると、鹿南一(ろくなんいつ)の姿は消えていた。昨夜、黒衣の男が現れ、紛らわしい香を使って攫ったのだと林清秋(りんせいしゅう)は推測する。

一方、姿を現したのは、かつて旅の医者だった男で、慈霞という女性の復讐のために動いていた。慈霞は過去に殺された女性であり、医者は愛する彼女の仇を討つため犯行に及んでいたのだった。

鹿南一(ろくなんいつ)は彼を説得しようとするが、彼は「5人目の墓荒らし」の正体を知りたがる。鹿南一(ろくなんいつ)は、自分がその存在をでっちあげたこと、犯人を誘き出すための策略だったと告白する。医者は慈霞の死について鹿南一(ろくなんいつ)に問い質し、鹿南一(ろくなんいつ)は、慈霞が生きたまま棺に閉じ込められた瞬間を目撃していたと認める。

医者は、自分が一歩遅れていたことを悔やみつつも、すでに慈霞の仇は討ったと語る。そして、自分がなぜ慈霞と出会ったか、彼女の母の毒を偶然治したことで縁が生まれたこと、二人は愛し合っていたこと、しかし慈霞の家族はそれを認めず、高官との結婚を強制しようとしたため、二人は駆け落ちし、慈霞の死を偽装したのだと明かす。

最後に、林清秋(りんせいしゅう)はまだ鹿南一(ろくなんいつ)を見つけ出せておらず、地面に落ちた鹿南一(ろくなんいつ)のハンカチを発見する。鹿南一(ろくなんいつ)が翡翠のペンダントを持っていたかどうかを問いただすが、医者は巧みに会話を逸らすのだった。

第21話あらすじ

師匠が殺害された事件の真相を追う陸白(りくはく)は、旧友の林青丘に協力を依頼する。生前、師匠は「自分が死んだら復讐を求めるな」と言い残していたが、陸白(りくはく)はどうしても真実を見過ごすことができなかった。林清秋(りんせいしゅう)もその意志を理解し、調査に加わる。

事件が一旦収束した後も、鹿南一(ろくなんいつ)は「5人目の墓泥棒がいる」という噂を広め、真犯人をおびき寄せようとしていた。実際には5人目など存在せず、鹿南一(ろくなんいつ)の作り話だったが、それを信じた人々の関心が高まり、彼の著した本も市場で売れ、広く注目される。

林清秋(りんせいしゅう)は鹿南一(ろくなんいつ)に危険なことはしないよう約束させ、いつもそばにいた。ふたりはかつて赤い糸で結ばれた仲であり、その絆を今も大切にしていた。林清秋(りんせいしゅう)は「真犯人が見つかったら結婚しよう」と語り、ふたりは強く支え合っていた。

しかしある夜、林清秋(りんせいしゅう)が目覚めると鹿南一(ろくなんいつ)の姿は消えていた。昨夜、黒い服の男が現れ、香で意識を曇らせたことで林清秋(りんせいしゅう)は気づけなかったのだと考えられる。

その後、鹿南一(ろくなんいつ)の前に現れたのは、年老いた医師だった。医師は、かつて慈霞という女性と恋に落ちたが、彼女は名家の娘で、家族によって高官との政略結婚を強いられた。ふたりは駆け落ちを図り、慈霞は死を装ったが、埋葬の直前に目覚めたところを墓泥棒に遭遇し、生きたまま棺の中で窒息死してしまった。

医師は、その復讐のために真犯人を探していた。彼が変装していたのはそのためだった。鹿南一(ろくなんいつ)は彼に、5人目の墓泥棒など存在せず、自分が嘘をついて誘き出したのだと明かす。そして、慈霞が窒息するところを自分が目撃していたことをも認める。

医師は、もし自分がもう少し早ければ慈霞は助かっていたのにと悔やむが、すでに復讐は果たしたと語る。そして、彼が旅の医者であった過去や、慈霞との出会い、そして彼女の死の経緯が語られる。慈霞の死は誤算が重なった不運の結果であった。

物語の終盤、林清秋(りんせいしゅう)はまだ鹿南一(ろくなんいつ)を見つけることができていない。ただ、彼のハンカチが地面に落ちているだけだった。鹿南一(ろくなんいつ)が持っていた翡翠のペンダントについて医師に尋ねたが、医師は鹿南一(ろくなんいつ)の言葉を意図的に変えて話を逸らした――何かを隠しているようだった。

第22話あらすじ

鹿南一(ろくなんいつ)、宮北音(きゅうほくいん)、聞若汐(ぶんじゃくせき)の3人がそれぞれ幸せをつかみ始めた頃、ふと鹿南一(ろくなんいつ)は、林清秋(りんせいしゅう)との関係をまだ両親に報告していないことを思い出す。林清秋(りんせいしゅう)がかつて彼を訪ねた際、家の外で立ち止まり中に入らなかったと聞き、周囲の者たちは驚く。

ある日、鹿南一(ろくなんいつ)は兄から手紙を受け取り、旅先で出会った立派な武士の話を聞く。両親はその人物との縁談を望み始めるが、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)に「親の決めた相手と結婚するかも」と冗談めかして脅かす。林清秋(りんせいしゅう)は本気で心配するが、鹿南一(ろくなんいつ)は笑いながら「結婚相手は君だけだ」と優しく伝える。

林清秋(りんせいしゅう)は、両親に認めてもらうには自分が直接会って話すしかないと決意する。その頃、宮北音(きゅうほくいん)と雷羽(らいう)は、林清秋(りんせいしゅう)が鹿家の両親に会う練習のため、偽の「鹿両親」を雇って演技させようと計画していた。俳優の代わりに、なんと本物の鹿南一(ろくなんいつ)の両親が出演してしまう。

林清秋(りんせいしゅう)は現れるや否や、緊張しつつも礼儀正しく対応し、雷羽(らいう)と宮北音(きゅうほくいん)もその「演技」に満足。しかし事態は思わぬ方向へと進む。鹿南一(ろくなんいつ)の両親は林清秋(りんせいしゅう)を気に入らず、娘には別の良縁があると考え、勝手にお見合いを進めてしまう。

 鹿南一(ろくなんいつ)はその間、部屋に閉じ込められてしまうが、兄に頼み、ハンマーで扉を壊して脱出に成功する。一方、お見合いの場では、様々な男性が芸を披露し、笑いを取ろうとするが失敗。ある者は花を用いたロマンチックな演出で心をつかもうとする。

そのとき、林清秋(りんせいしゅう)は 鹿南一(ろくなんいつ)の元を訪れ、かつて二人で初めて食べたワンタンを差し出す。林清秋(りんせいしゅう)は「自分の心の中にはあなただけしかいない」と想いを伝え、「あなたを喜ばせたい」と純粋な愛を告げる。

鹿南一(ろくなんいつ)の両親は、明日また別の候補者が参加するお見合い大会を予定していたが、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)に「心配しないで」と微笑みかけ、二人の絆はさらに強まっていく。

第23話あらすじ

鹿南一(ろくなんいつ)と林清秋(りんせいしゅう)が両想いになったものの、鹿南一(ろくなんいつ)はまだ両親に彼との関係を伝えていませんでした。林清秋(りんせいしゅう)が鹿南一(ろくなんいつ)を訪ねてきたとき、家の玄関の外で立ち止まり、中に入らなかったと聞いて、宮北音(きゅうほくいん)と聞若汐(ぶんじゃくせき)は驚きます。

その後、鹿南一(ろくなんいつ)は旅に出ている兄から手紙を受け取り、兄が立派な武士と出会ったという話を伝えます。両親は喜び、その人物と鹿南一(ろくなんいつ)を会わせようとします。 林清秋(りんせいしゅう)
がそれをどう思うかと尋ねると、鹿南一(ろくなんいつ)は冗談めかして脅かしながら「 林清秋(りんせいしゅう)
以外と結婚する気はない」と笑って言います。

鹿南一(ろくなんいつ)の家族は旅行から戻り、弟も何かを持ってきてくれました。一家で食事に出かけた際、傅聞淵(ぶぶんえん)に出くわします。傅は一緒にお金を払うのを手伝って立ち去りますが、鹿家の両親は彼の正体を見抜いていたようで、これ以上関わりませんでした。

その頃、宮北音(きゅうほくいん)は林清秋(りんせいしゅう)が両親に会った後の練習のために適当な「両親役」を演じてくれる人を探し、鹿南一(ろくなんいつ)の両親を見て「ぴったりだ」と思い、大金を渡して協力を仰ぎます。宮北音(きゅうほくいん)と雷羽(らいう)は、林清秋(りんせいしゅう)がしっかりとした態度を見せられるよう、彼を王族のように演出しようとします。

実際に会うと林清秋(りんせいしゅう)はとても礼儀正しくふるまい、両親にも好印象を与えますが、そこに鹿南一(ろくなんいつ)も現れ、彼女の両親は林清秋(りんせいしゅう)との結婚に反対して見合いを進めます。鹿南一(ろくなんいつ)は部屋に閉じ込められ、兄の協力でなんとか脱出に成功します。

鹿南一(ろくなんいつ)の見合いでは、男性が彼女を笑わせるなどの試練があり、黄少男(こう・しょうだん)が登場してバラの花言葉で好感を得ます。その後、林清秋(りんせいしゅう)は彼女と初めて一緒に食べたワンタンを渡し、自分の心には彼女しかいないと告白します。

しかし、鹿南一(ろくなんいつ)の両親は納得しておらず、さらに翌日に「鹿南一(ろくなんいつ)の好みを当てるクイズ」が行われます。林清秋(りんせいしゅう)と黄少男が参加し、最初の問題は引き分け。次の問題は黄少男が正解し、林清秋(りんせいしゅう)は焦って修正しますが、両親には無視されます。最後の問題では、林清秋(りんせいしゅう)が鹿南一(ろくなんいつ)との思い出を語り、それが両親に響いて彼の本気が伝わります。

ところが、試験中に林清秋(りんせいしゅう)は不審な点に気づき、鹿南一(ろくなんいつ)が何者かに連れ去られたと判断。実際、鹿南一(ろくなんいつ)は黄少男に誘拐されており、彼は「鹿南一(ろくなんいつ)がほしい」と執着を見せます。林清秋(りんせいしゅう)は必死で探し出し、間一髪で救出します。

最後に鹿南一(ろくなんいつ)の母は「今回の試験は、林清秋(りんせいしゅう)が本当に鹿南一(ろくなんいつ)を想っているかを見るためのものだった」と明かします。林清秋(りんせいしゅう)は「もう彼女を失いたくない」と誓い、両親もついに彼を認めます。鹿南一(ろくなんいつ)の母は、黄少男の正体を「演技だったのでは」と言いますが、実は彼は本気だったと分かります。

その夜、鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)を訪ねてお菓子を持参します。彼は「解剖リストを渡してほしい」と頼みますが、林清秋(りんせいしゅう)は「それだけでは足りない」と返し、鹿南一(ろくなんいつ)は戸惑いつつも、二人の絆が確かなものであることを再確認するのでした。

第24話あらすじ

鹿南一(ろくなんいつ)は林清秋(りんせいしゅう)からようやく解剖リストを受け取り、満足げに開いたが、そこに書かれていたのは「服を畳んで送って」という軽い言葉だけだった。そのあまりに軽い内容に 鹿南一(ろくなんいつ)は怒り、林清秋(りんせいしゅう)がこんなふうにふざけた書き方をするとは思ってもみなかった。

その後、林清秋(りんせいしゅう)は何かを食べたあとに突然倒れてしまう。しかしそれは過去に、鹿南一(ろくなんいつ)がふざけて薬を盛った時のエピソードであり、二人がよく冗談を言い合いながら過ごしていたことを思い出す。

若い頃、二人は一緒に砂糖瓜を食べ、幸せなひとときを共有していた。林清秋(りんせいしゅう)が鹿南一(ろくなんいつ)にお菓子を作ったとき、鹿南一(ろくなんいつ)は何か裏があるのではと疑う。 林清秋(りんせいしゅう)はわざと胃が痛いふりをし、鹿南一(ろくなんいつ)が心配する様子をからかう。しかし、実は鹿南一(ろくなんいつ)もケーキをすり替えたり、解毒剤を飲ませるために気絶したふりをするなど、二人の間には愛情のこもった“いたずら合戦”のような関係があった。

敵同士のようにふるまっていた二人だったが、今ではようやく心から一緒にいられるようになり、 林清秋(りんせいしゅう)は「生涯を共にしたい、君の手を二度と離さない」と鹿南一(ろくなんいつ)に愛を誓う。鹿南一(ろくなんいつ)は少し照れながらも、 林清秋(りんせいしゅう)の誠意に心を打たれた。そして、二人はそっとキスを交わし、川辺で花火を楽しみながら「こんな日がずっと続けばいい」と願う。

一方で、傅聞淵(ぶぶんえん)は葉家を訪れていたが、寝不足で不機嫌な様子。葉家の末娘はとてもやんちゃで、皆を疲れさせていた。傅聞淵(ぶぶんえん)が眠っている間、末娘は魔法の呪文で彼の夢の中に入り込む。

その夢の中で、末娘は一人の女性が男たちに絡まれているのを目撃する。結婚を控えた花嫁がいて、その女性を助けようとするが、そこに傅聞淵(ぶぶんえん)も現れて、泥棒たちを一網打尽にする。

花嫁は翡翠のペンダントを持っていて、傅聞淵(ぶぶんえん)がそれを気に入ると、彼女は親切に彼にそれを渡す。しかし実は、その泥棒たちも傅聞淵(ぶぶんえん)の部下であり、さらに彼の背後には黒幕がいることが暗示される。これらの出来事はすべて、夢の中で末娘に知られてしまったのだった。

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