四方館

四方館

四方館 19話・20話・21話・22話・23話・24話 あらすじ

四方館 2024年 全37話 原題:四方馆

第19話:誤解の清算と新たな陰謀、揺れる同盟の行方


誤解とすれ違いを乗り越え、元莫は王昆吾の忠告を受けて阿術のもとへ急ぎ、自らの真心を告白。阿術もすでに真相を知っていたが、元莫の誠意に心を動かされ、二人はついに恋人としての関係を築くことを決める。


一方、王昆吾と尉遅華は雨の中で心を通わせ、安修義はその様子に複雑な感情を抱く。四方館では、安修義が玉羅・東渊・西渊との同盟締結に迫る中、沈百炼と李夫人の不倫疑惑が浮上。李夫人が毒に倒れたことで沈百炼は投獄されるが、元莫と阿術の調査により、毒の原因が芙蓉草を使った料理にあることが判明。沈百炼の冤罪は晴れ、同盟締結は再び前進するかに見えた。


しかし、漠北の多弥王子が酔って川に転落し死亡。外交は再び暗礁に乗り上げる。元莫は、真犯人を突き止め、同盟を再び軌道に乗せることを誓う。物語は新たな謎と試練へと向かっていく。

第20話:芙蓉草の真相と偽りの死、多弥王子の別れ


芙蓉草に隠された真相を追う元莫と阿術は、商店の仕入れ伝票から不審な点を突き止め、商人に扮して潜入を試みるも、梁掌柜に正体を見破られ、殺し屋に襲撃される危機に陥る。王昆吾と尉遅華が捜索する中、突如現れた多弥王子と護衛によって二人は救出される。実は多弥王子は暗殺を予期し、死を偽装する策を事前に講じていたのだった。


その後、王昆吾らと合流した元莫は、白衣客の陰謀に迫る。王昆吾との対決の中、白衣客は芙蓉草による幻覚を利用して逃走し、正体は依然として謎のまま残る。

一方、大雍と五方の会盟は「鸿胪寺」にて無事開催され、外交的成功を収める。別れの時、多弥王子は漠北へ戻り結婚することを宣言し、阿術への想いを明かす。元莫は激しく嫉妬するが、阿術はその様子に密かに喜びを感じる。物語は、恋と陰謀が交錯する新たな局面へと進んでいく。

第21話:昇進と別れ、揺れる想いの行方

 

会盟の成功を受け、安修義と元莫は朝廷から「四方使候補」に任命される。だが安修義は父への失望から辞退を決意。一方、西院の祝宴で王昆吾は軍令により明威府への帰還を発表し、元莫たちは彼の離任を惜しみ、病を偽って出発を阻止する。元莫と阿術は鄂国公府を訪れ、王昆吾の残留を願い出る。鄂国公は「尉遅華を守る力」を条件に協力を承諾し、王昆吾は武芸比試でその実力を証明。信頼を勝ち取る。

元莫と阿術の絆も深まり、昇格を祝って穏やかな時間を過ごす。祝宴では尉遅華と王昆吾が二人きりとなり、ついに互いの想いを告白。王昆吾は尉遅華への愛を認めながらも、「その愛を受け入れることはできない」と静かに告げる。別れと決意が交錯する中、物語は新たな転機を迎える。

 

第22話:阿術の正体と別れの予兆、揺れる運命の糸


王昆吾は尉遅華に「果たしていない仇がある自分には、愛に応える資格がない」と告げ、二人はすれ違いのまま別れを選ぶ。安修義も尉遅華に想いを伝えるが、冷たく拒絶され、彼女の心はすでに遠くにあった。

一方、焉楽副使・康雲海は白衣客との密会で「阿術こそ行方不明の焉楽公主」と告げられ、半信半疑ながらも心に疑念を抱く。街に出た阿術は通行人に水をかけられ、靴屋で足の印を確認されそうになるが、元莫が駆けつけて彼女を救う。家に戻った元莫が阿術の足を洗おうとするも、阿術は拒絶し、元莫と王昆吾は彼女の正体に疑念を抱き始める。


康雲海の部下・馬治文は「神婆」に焉楽公主の情報を求めるが、実はその神婆は尉遅華の変装。彼女は「追跡は危険を招く」と忠告し、馬治文は康雲海に捜索中止を進言する。


その夜、元莫と阿術は酒宴を共にし、元莫が「紅蛱蝶」について尋ねると、阿術はついに自らの過去を語る。彼女は焉楽公主であり、命を狙われ続けていたことを明かす。安少卿もその事実を知り、阿術の安全を守る決意を固める。
しかし翌朝、元莫が目を覚ますと阿術の姿はなく、彼は迷いなく城外へと彼女を探しに向かう。物語は、真実と運命が交錯する新たな章へと突入する。

第23話:真実の愛と深まる誤解、阿術の正体を巡る攻防


元莫は阿術が焉楽公主であるという事実を受け入れながらも、彼女への想いを貫き、共に困難を乗り越える覚悟を固める。しかし阿術は、元莫を危険から遠ざけるため、自ら彼のもとを離れる決断を下す。郊外の客栈で罠にかかった元莫は襲撃を受けるが、阿術が現れて救出。雨宿りの棚の下で、阿術は幼少期の苦難と逃亡生活を語り、元莫は彼女を一生守ると誓う。

一方、四方館では焉楽公主の捜索命令が下され、館主・于得水がその重要性を強調。王昆吾と元莫は阿術の正体について話し合うが、元莫はあえて知らないふりを貫く。安修義と林素素は二人の行動に不自然さを感じ、密かに監視を開始。元莫は阿術を醴泉坊の仮住まいに移し、穏やかで甘い時間を過ごすが、仕事を休むほどの入れ込みように周囲の疑念は深まる。

安修義と林素素は阿術の正体を突き止めようと住まいに侵入するが、阿術のペット蛇・小宝に噛まれ、安修義は顔面麻痺のような症状に。医館で治療を受けるも回復せず、元莫との対立はさらに激化。四方館で再会した二人は、安修義の体調不良により追及は進まず、誤解と緊張だけが残る。

物語は、愛と忠誠、そして真実をめぐる複雑な人間関係の中で、次なる波乱の予感を孕みながら進んでいく。

第24話:偽りの公主と真実の友情、白衣客の再襲来


物語は急展開を迎え、白衣客との激闘の末に尉遅華が重傷を負い、王昆吾は彼女を守れなかった自責の念に沈みながら、昏睡する彼女に静かに愛を告白します。その切ない告白は、彼の誠実さと深い想いを浮き彫りにします。

一方、阿術と阿史蘭は長乐城で穏やかな一日を過ごし、阿術が胭脂を贈る場面には、逃亡生活の中で育まれた友情の温かさが滲みます。しかし、元莫は阿史蘭の過去に疑念を抱き、調査の末に通行証と行動履歴の不一致を発見。疑念は確信へと変わり、阿史蘭が突如「自分こそが焉楽公主」と宣言したことで、四方館は騒然となります。

安修義は阿史蘭を政治的に利用する案を出すも、元莫は阿術の安全を最優先に考え、強く反対。王昆吾と共に阿史蘭の真意を警戒します。阿術は困惑しながらも、阿史蘭の「自分が囮となって阿術を守る」という告白に驚き、深く感謝。しかしその献身が阿史蘭自身を危険に晒すことに、阿術は心を痛めます。

友情と愛、忠誠と犠牲が交錯する中、物語はさらに深い人間ドラマへと進んでいきます。次に動き出すのは誰なのか――その選択が運命を大きく揺るがすことになるでしょう。

 

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