七夜雪

七夜雪

七夜雪 16話・17話・18話・19話・20話 あらすじ

七夜雪 2024年 全32話 原題:七夜雪

第16話あらすじ

妙水と妙火は、なおも龍門村の子どもたちを人質として連れ去り、元一宮の拠点へと向かう。霍展白(かく・てんはく)は必死に後を追う途中、夏浅羽(か・せんう)と周行之(しゅう・こうし)と合流し、三人で救出作戦を練る。正面からの武力衝突では犠牲が出ると判断し、彼らは知略を用いる道を選ぶ。

霍展白たちは薬を使って元一宮の教徒たちを昏倒させる策を実行し、見事に子どもたちを救い出すことに成功する。その過程で霍展白は、激情に駆られやすい妙火の性格を巧みに利用し、挑発と誘導によって口を割らせる。こうして、摩家村を虐殺した真犯人が元一宮であることが明確となり、長年の惨劇の裏に潜んでいた黒幕が浮かび上がる。

一方、元一宮内部には「鼎剣閣がすでに計画を察知し、反撃に備えている」という密信が届く。さらに瞳からの圧迫と警告を受け、元一宮の面々は危機感を強め、事態が悪化する前に撤退を決断する。

薛紫夜(せつ・しや)のもとには、霍展白たちが協力して小龍と子どもたちを救出し、無事に鼎剣閣へ送り届けたという知らせが届く。彼女は安堵するものの、霍展白自身の消息が分からないことに胸騒ぎを覚える。雪鷂に状況を尋ねた結果、霍展白が危険な状態にある、あるいは重傷を負っている可能性を察し、薛紫夜は自ら谷を出て彼を探す決意を固める。

霜紅は、薛紫夜の寒疾が再発する恐れを強く訴えるが、薛紫夜はそれでも歩みを止めず、風緑とともに馬車の準備を命じる。案の定、捜索の途中で寒疾が発作を起こし、命の危険にさらされるが、彼女は炙腑丸を服用して無理に症状を抑える。その行為が後遺症を悪化させかねないと、霜紅と風緑は深く憂慮する。

ついに薛紫夜は霍展白を見つけ出し、互いの無事を確かめ合う。衰弱した薛紫夜を見た霍展白は彼女を抱え、薬師谷へと急いで戻る。谷に戻った後、薛紫夜は昏睡状態に陥るが、霍展白は昼夜を問わず傍らに付き添い、身の回りの世話をしながら、ただ彼女の回復を静かに祈り続けるのだった。

 

第17話あらすじ

元一宮では、これまでの行動を不審視した長無絶が、瞳の忠誠心と真意に疑念を抱き、厳しい処分を下す。瞳は弁明の機会も与えられぬまま、極寒の雪獄に幽閉されることとなり、元一宮内部の緊張はさらに高まっていく。一方、妙水は雪獄に囚われた瞳を挑発し、教王への忠誠が本心からのものなのかを探ろうとするが、瞳は多くを語らず、その胸中はなお深い謎に包まれている。

薬師谷では、薛紫夜と霍展白、そして谷の人々が集い、中秋節を祝う穏やかなひとときが描かれる。薛紫夜は皆が心から楽しめるよう、侍女たちに谷を下りて買い出しに行かせ、祝宴の準備を整える。霍展白もまた、薛紫夜を喜ばせたい一心で一計を案じ、山下の商人たちを説得して、薬師谷の中に即席の市を開かせる。にぎやかな屋台や人々の笑顔に包まれ、谷は久しぶりに活気と温もりに満ちる。

霍展白は、費用を一切かけずに市を実現させたことを明かし、それは村人たちが皆、薛紫夜を深く敬愛しているからだと語る。その言葉は、常に孤独と責任を背負ってきた薛紫夜の心に、静かに染み渡っていく。彼女は自分が誰かに必要とされ、支えとなっている事実を改めて実感する。

一方その頃、元一宮では長無絶が瞳に強い圧力をかけ、次こそは必ず任務を果たすよう迫る。また、長無絶と妙水の双修が描かれるが、妙水は恐怖と嫌悪を抱えたまま従うしかなく、教団の歪んだ支配構造が浮き彫りとなる。

祝祭の余韻の中、薛紫夜は谷を巡りながら侍女たちに仕事を指導し、日常の穏やかさを取り戻していく。霍展白は彼女に「必要とされる喜び」を感じてほしいと、あえて解毒薬草について質問を重ねる。薛紫夜は、生死を分かち合い、霍展白と共に刹那の美を見つめた経験を経て、長年胸に抱いてきた叶わぬ執念を手放すべき時が来たのだと悟り始める。

彼女は霍展白を連れて風灯を外しに行き、かつて風灯が自分を導いてくれたことへの感謝を口にする。そして師の言葉を思い出し、「誰かのため」ではなく「自分自身のために生きる」決意を固める。医術をさらに極め、弟子たちが独り立ちできる日を願いながら、いつか病を克服し、谷の外へ歩み出る未来を静かに思い描くのだった。

 

第18話あらすじ

薬師谷では、小橙が薛紫夜の大切にしていた枯枝を誤って壊してしまい、泣き崩れる。だが薛紫夜は叱ることなく「もう気にしなくていい」と優しく告げる。その姿には、かつて氷の下に眠る雪懐への執念に縛られていた彼女とは違う、過去を手放そうとする静かな決意がにじんでいた。彼女は寧婆婆に胸の内を明かし、過去ではなく未来を見つめて生きたいと語る。

一方、霍展白は再び任務へ向かうこととなり、出立前に薛紫夜と酒を酌み交わす。言葉少なながらも互いの身を案じ合う二人の時間は、穏やかで切ない別れのひとときとなる。

元一宮では長無絶が五明子に新たな任務を与え、「最後に戻った者は取って代わられる」と冷酷に告げる。妙火は任務の重さに絶望するが、明力や妙水は淡々としており、教団内部の非情さが浮き彫りになる。

霍展白は孟大哥の家を訪れ、酒を酌み交わしながら「そろそろ身を固めてもよいのでは」と諭される。未来を思い描くようになった彼の心には、かすかな安らぎが芽生え始めていた。その後、秋水音のもとを訪ね、沫児の病状を気遣う。沫児は回復の兆しを見せており、残るは最後の一味の薬のみ。霍展白は必ず見つけ出すと誓い、さらに鼎剣閣へ戻って罪を請い、元一宮への対策を話し合う決意を明かす。

三人で訪れた市では、露店の主人が霍展白と秋水音を夫婦、沫児をその子と勘違いする一幕も。誤解は解けるが、束の間、沫児が一人でいなくなり、二人は血相を変えて探し回る。やがて廖青染の店先で無事に見つかり、胸をなで下ろす。廖青染は沫児の体調を気遣い、秋水音に大切に育てるよう助言する。

穏やかな日常の裏で、迫り来る嵐の気配を残しつつ、物語は次なる局面へと進んでいく。

 

第19話あらすじ

元一宮では、徐重華が長無絶の前で異様なほどの忠誠を示し、命を賭して仕えると誓う。その姿は、権力にすがる者の危うさと、長無絶の支配力の強さを印象づける。一方、瞳は密かに妙火と接触し、言葉巧みに揺さぶりをかけることで、妙火に「元一宮を裏切る」という選択肢を意識させ始める。そこへ妙水が現れ、自分も長無絶を殺したいと告げて合流。三人は、長無絶の奥義「鉄馬冰河心法」を破る鍵が龍血赤寒珠であると共有し、密かな共闘関係を結ぶ。

霍展白は柳非非から、龍血珠が祁連山にあるとの情報を得る。最後の薬と元一宮打倒の両方に関わる重要な手がかりと知り、迷うことなく祁連山行きを決意する。

その頃、薬師谷では年越しの準備が進み、侍女たちは宴の支度に追われていた。薛紫夜も彼女たちと食卓を囲み、谷には久しぶりに穏やかで温かな空気が満ちる。血と陰謀に染まる江湖とは対照的な、守られるべき日常がそこにあった。

しかし元一宮では、長無絶がさらなる力を求め、五明子を集めて非情な命令を下す。正午生まれの「至陽之体」を持つ幼子を中原で探し出し、自身が鉄馬冰河心法第九重を突破するための糧とせよ、というものだった。

探索に出た明力は、善意で協力しようとした阿泰一家を利用し、用済みになると一家全員を殺害する。その冷酷さに、妙火は嫌悪と動揺を隠せない。明力はすでに条件に合う幼子を二人見つけたと豪語し、妙火は自分が連れてきたのが女児だったと知って嘲笑される。

長無絶は幼子の力を使って修行を試みるが、思惑通りにはいかず、かえって真気を乱してしまう。圧倒的な力を誇る教主にも、限界と綻びが生じ始めていた。

新年を迎える静かな薬師谷と、血にまみれた野望を加速させる元一宮――その対比の中で、運命の歯車は確実に大きく動き始める。

 

第20話あらすじ

薛紫夜は重傷を負った霍展白に「九花聚气丹」を服用させる。この薬は内力回復に効果がある反面、薬性が激しく、しばらくは声が出なくなるという副作用があった。紫夜は丁寧に霍展白の傷を処置し、薬浴での静養を命じる。表向きは落ち着いた対応を見せる彼女だが、内心では彼の無理を重ねる生き方に深い不安を抱いていた。

霜紅と小橙には寧婆婆のもとで秋之苑の病人の治療を手伝わせるが、紫夜は「もう一人いる特別な患者」の存在を霍展白には伏せるよう、霜紅に厳命する。その隠し事は、沫児の病がすでに薬では救えない段階にあるという、あまりにも重い現実だった。霍展白が沫児を案じるたび、紫夜は静養を優先するよう優しく言葉をかけるが、その裏では真実を告げられない苦しさに耐えている。

言葉を失った霍展白は、身振り手振りで冗談を言い、紫夜が自分の身体を診るのは「便乗だ」とからかう仕草を見せる。紫夜は彼の軽口に乗らず、完治には一、二か月かかると冷静に告げる。そのやり取りには、二人の距離が確実に近づいていることが滲んでいた。

その頃、重傷のまま薬師谷に運び込まれていた瞳が目を覚ます。虚弱な身体で小橙を脅し、谷主に会わせろと迫るが、霜紅が制止し、最終的に紫夜が自ら対応する。感情を制御できず荒れる瞳を前にしても、紫夜は医師として彼を拒まず、「必ず治す」と静かに宣言する。彼女は、瞳こそが幼い頃に記憶に残る“明介”であると確信していた。

紫夜は観心之術を用いて瞳の内面を探り、彼の記憶が金針によって脳に封じられていることを突き止める。記憶を取り戻させようと金針を抜こうとするが、瞳は激しく拒絶し、治療は失敗に終わる。それでも紫夜は諦めず、彼を救う決意を新たにする。

回復した霍展白は、物言えぬままでも紫夜の憂いを察し、彼女を支える意思を示す。谷の門番でも雑役でも引き受けると身振りで伝え、紫夜の重荷を少しでも分かち合おうとするのだった。

 

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