浮図縁~乱世に咲く真実の愛~ 2022年 全36話 原題:浮图缘
第29話あらすじ
歩音楼は父・歩驭鲁と対峙し、彼こそが真凶であり、悔恨すら持たぬ冷酷な人物だと知る。娘の失望を前に、歩驭鲁も彼女を制御不能と悟る。歩音楼は葛藤の末、父を庇い、肖鐸には真実を伏せる決断をする。互いに真相を抱えたまま、二人は「分かっていながら知らぬふり」を続けるしかなかった。
そこへ慕容高巩が訪れ、危機一髪で肖鐸を隠して応対するが、彼が歩音楼を皇后に立てようとしている意図が露わになる。追い詰められた肖鐸は、歩驭鲁暗殺を決意。察した歩音楼は酒で引き止めようとするが、逆に閉じ込められてしまう。
遅れて駆けつけた彼女の前に置かれていたのは棺――絶望する歩音楼。しかし肖鐸は殺しを思い留まり、彼女の悲しみを選ばなかった。二人は想いを確かめ合い、束の間の安堵に包まれるが、選択の猶予は残されていなかった。
第30話あらすじ
宇文良時は態度を一変させ、慕容高巩に恭順を示し、共に囲場での狩猟を提案する。警戒を解いた慕容高巩は、警備を昭定司から外し、歩驭鲁に一任。だが裏では、歩驭鲁と宇文良時が手を結んでいた。
その頃、鹿鳴蒹葭に現れたのは歩音阁。追い出されたと涙ながらに訴え居座るが、歩音楼は悪意を見抜く。やがて歩音阁は策を巡らせ、歩音楼の仮病を暴き、さらに彼女そっくりの装いで慕容高巩を誘惑。傷ついた慕容高巩は意地から歩音阁を寵愛し、歩音楼にも囲場への同行を命じる。
一連の出来事――肖鐸の離京、宇文良時の入京、歩音阁の出現――が偶然ではないと悟る歩音楼。慕容高巩も二人の関係に疑念を抱きつつ、囲猟で歩音楼を屈服させようとする。罠と野心が交錯する中、運命の舞台は囲場へ。そこで待つのは、決定的な破局か、それとも逆転か――次なる展開から目が離せない。
第31話あらすじ
囲場の行宮で慕容高巩は孤立し、自分が宇文良時と歩驭鲁の策略にはめられたことを知り、深く後悔する。混乱の中、歩音楼は取り乱す朝臣や宮人を落ち着かせ、皇陵にいる肖鐸へ救援を求めようとするが、高巩がすでに于尊を差し向け、肖鐸を監視・截殺させていたと知り愕然とする。
皇陵を脱した肖鐸は于尊と遭遇し、胸を射抜かれる致命傷を負う。歩音楼と慕容婉婉は命懸けで別行動を取り、勤王の詔書を携えて囲場を脱出。駆けつけた歩音楼は肖鐸の死を覚悟するが、彼は彼女から贈られた玉牌が矢を防ぎ、奇跡的に生き延びていた。再会を果たした二人は、詔書を示して于尊を説得し、救駕へ向かわせる。
逃げることもできたはずの二人は、天下のために自ら危険へ身を投じる選択をする。一方、宇文良時と歩驭鲁は囲場へ乱入。婉婉は高巩に成り代わり敵を誘導するが、計略は露見し、宇文良序は兄に刃を向けて彼女を守ろうとする。そこへ肖鐸率いる援軍が到着し形勢逆転。宇文良時は自害し、宇文良序は深い悲しみに沈む――激動の結末が、次の運命を呼び寄せる。
第32話あらすじ
戦乱の後、肖鐸は混乱に乗じて歩音楼と都を離れようとする。別れの前に歩音楼は父・歩驭鲁に会うが、彼は最後まで冷酷で、父娘の情を完全に断ち切る結果となる。歩音楼は未練を捨て、皇城から逃げる決意を新たにする。
一方、重傷を負った慕容高巩は不能と診断され、流言を避けるため鹿鳴蒹葭で密かに療養することに。宇文良序は兄を失い、庶人に落とされ酒に溺れる日々を送る。献身的に支える婉婉を、彼は突き放し、彼女を巻き込みたくない一心で決別する。
しかし高巩の性格は次第に歪み、残忍さを増す一方で、肖鐸と歩音楼への依存を深めていく。恐怖と罪悪感に揺れる歩音楼は密道で肖鐸に会い、翌日の逃走計画を聞くが、その一部始終を高巩が目撃していた。
高巩は肖鐸が偽宦官であること、二人の私情を知り、激しい憎悪を燃やす。歩音楼は強引に後宮へ連れ戻され、厳重に監視される。自由への道は、完全に閉ざされたかに見えた。
浮図縁~乱世に咲く真実の愛~ 33話・34話・35話・36話(最終回) あらすじ
浮図縁~乱世に咲く真実の愛~ キャスト・相関図 各話あらすじ
















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