仙台有樹〈せんだいゆうじゅ〉~二度目の恋結び~ 2025年 全40話 原題:仙台有树
第25話
薛冉冉は沐冉舞になりすまし宮中へ潜入し、蘇易水の救出と真相解明を目指す。しかし再会した彼からは厳しい言葉を投げかけられる。それでも彼女は自分が前世の記憶を取り戻したことを明かし、共に戦う意思を示す。
さらに彼女は周飛花を助けて協力関係を築き、救出作戦を進めるが、その動きは蘇域に察知されてしまう。蘇域は自らの過去と苦悩を語り、なぜ現在のような道を選んだのかを明らかにする。その言葉は単なる敵ではない複雑な人物像を浮かび上がらせ、物語にさらなる深みを与える。薛冉冉は真実と向き合いながら、蘇易水を救うための戦いに身を投じていく。
第26話
蘇域はついに薛冉冉に対し、自らの「奪舍(肉体乗っ取り)」計画を打ち明ける。そして彼女を軟禁し、強引に結婚へと追い込もうとする。表面上は穏やかに振る舞い、自ら料理を作ってもてなすなど優しさを見せるが、その裏には冷酷な計画が隠されていた。一方の薛冉冉は屈することなく、小さな木人に姿を変えて水中へ潜入し、蘇易水と密かに連絡を取る。
二人は玄天教の秘録の残り半分を探し出し、神魂を取り戻す方法を見出す。さらに蘇域は薛冉冉の故郷の人々の命を盾に取り、結婚を強要するが、彼女は時間稼ぎのために受け入れたふりをする。そして重陽の日を婚礼の日と定め、その裏で反撃の機会を狙う。やがて彼女は沐冉舞を挑発して脱出の隙を作り出し、激しい戦闘へと突入。そこへ蘇易水も加わり、事態は大きく動き出す。
第27話
蘇域は沐冉舞の出生の秘密を暴き、彼女を排除しようとするが、王遂枝の介入により逃げられてしまう。そして迎えた薛冉冉との婚礼当日、彼女は儀式を引き延ばしながら機をうかがう。正午、ついに蘇易水が青龍の力を借りて現れ、戦局は一変する。しかし混乱の中、蘇域は計画を実行し、蘇易水の肉体を奪うことに成功する。
玄音瓶は砕け、霊泉の力が暴走する危機に陥るが、薛冉冉は自らの血を用いてそれを抑え込む。極限状態の中で、蘇易水は自らの想いを抑えきれず彼女に口づけ、二人は互いの気持ちを確かめ合う。さらに薛冉冉は大きな代償を払って仲間を救い、蘇易水は新たな境地へと到達する。愛と犠牲が交錯する、重要な転機となる回である。
第28話
激しい戦いを経て、薛冉冉と蘇易水はついに互いの想いを正式に認め合い、恋人としての関係を築く。一方で周囲の人々の関係にも変化が訪れ、屠九鸢は魏纠への想いを告白するも拒絶されるが、新たな命を宿していることが判明し波紋を広げる。
また、周飛花は蘇域の容態を気にして戻るが罠にはまり拘束され、仲間たちによる救出劇が展開される。そんな中、薛冉冉と蘇易水は青龍を故郷へ送り届ける旅に出て、束の間の穏やかな時間を過ごす。だが二人の関係と薛冉冉の正体が周囲に知られることで、再び波乱の兆しが訪れる。仲間との絆と対立が交錯し、物語は新たな局面へと進む。
第29話
蘇易水は薛冉冉に護符を与え、霊力を共有することで彼女を守ろうとする。一方で沐冉舞は改心を促されるも、なおも野心を捨てきれず、幽界へ向かう計画に加担していく。彼女は玄門を欺きながら機会を伺い、より強大な力を求めて動き出す。
薛冉冉と蘇易水は束の間の平穏を楽しみ、市場を巡る中で、かつて沐清歌が蘇易水のために灯した無数の灯籠の存在を知る。それは前世から続く深い想いを象徴しており、二人の絆を改めて強く意識させる出来事となる。やがて不吉な血月が現れ、蘇易水は結界を開いて仲間たちとともに幽界へと足を踏み入れる。新たな戦いの幕が上がる。
第30話
幽界に足を踏み入れた一行は、通常とは逆転した霊力の流れに苦しみ、魔獣たちの襲撃を受ける。過酷な環境の中で仲間たちは試され、それぞれの立場や想いが揺らぐ。屠九鸢は魏纠のために身を引く決断を見せるなど、人間関係にも変化が生じる。
蘇易水は霊泉の暴走を抑え込むことに成功するが、沐冉舞の策略により新たな強敵が現れる。さらに彼は呪いを受け、記憶が過去へと戻ってしまい、かつての傲慢な性格を取り戻してしまう。一方で黒幕・盾天が姿を現し、蘇域と手を組んで時を巻き戻すという壮大な野望を語る。物語はついに核心へと迫り、最終局面へ向けて大きく動き出す。
















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