如懿伝 36話・37話・38話・39話・40話 あらすじと感想

如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃

如懿伝 36話・37話・38話・39話・40話 あらすじと感想

第36話 あらすじと感想

dim-sumさん

第36話 敵討ち

如懿は、衛嬿婉に裏切られて落ち込む凌侍衛を奮起させようと、皇帝側仕えに昇進させました。とはいえ、皇帝相手に嬌声を上げる衛嬿婉を見るのは、凌侍衛にとってあまりに酷では?と思いましたが。

一方高氏に長く使えた侍女茉心は、天然痘で死期を悟り、高氏の願いを叶えるため皇子を殺し、皇后へ復讐しようと考えます。そして高氏と同じように避妊薬入腕輪を与えられた如懿なら、復讐に乗ると考えたのでしょう。

如懿は断りましたが、立ち聞きした金氏の侍女は、茉心と毒を盛られて死産した白氏を引き合わせ、白氏が皇子を天然痘に感染させます。妄執は恐ろしい。

そして衛嬿婉。皇帝と如懿が食事中教養がないことがバレて恥をかき、流石に皇帝も興ざめした様子です。でも如懿と同じ教養を身に着けようと発奮したのは立派だと思います。

それにしても葉赫那拉氏舒嬪に処方されているのは避妊薬なのに、これを飲みたがったのは浅はかでした。皇帝は皇太后が選んだ葉赫那拉氏の子供は欲しくないと。それでも皇帝は、敢えて衛嬿婉に同じ薬を処方させます。

これを知った如懿はどう思ったでしょう?いくら愛していてもこんな夫なら私は要らないなあ…

第37話 あらすじと感想

dim-sumさん

第37話 譲れぬ親心

皇后が産んだ第七皇子は、結局亡くなりました。皇后は失意の最中自分を慰めてくれる娘に「娘など息子の添え物」と口走ります。国母らしくない態度ですね。

その皇后、どんなに体が弱っていても如懿に皇后の座を奪われまいと、病を押して皇帝の東巡に同行、呆れた執念です。

皇帝はそのころ、モンゴルの有力部族から公主(皇女)を嫁によこせと言われ、対応に苦慮していました。現状清朝で該当するのは、皇太后の娘と皇帝と皇后の間の娘しか居ないのです。

これを機に嫁姑間のバトルが激化、皇太后は自分の息が掛かった葉赫那拉氏舒嬪に、皇后の娘を嫁がせるよう働き掛けたり、いち早く孫娘に婚礼用品を用意したり…

その場に居た如懿は皇帝の苦悩を察知し、皇太后を立てることでその場を収めますが、どちらの味方をしても恨みを買うことは必至。

清朝もモンゴル族もあまり変わらないと思いますが、衣装を見れば全く違いますし、食も生活習慣も全く違うのでしょう。距離もさることながらそんな所へ娘をやりたくない…という母心は解ります。如懿はどう動くのでしょうか。

第38話 あらすじと感想

dim-sumさん

第38話 権勢と犠牲

皇帝は、自分の娘を嫁がせる方が良いと頭では解っていても、弱っている皇后を見ると決心出来ないようす、人情は残っているのですね。

一方の皇太后は既に娘を一人遠方へ嫁がせているため、今回こそは阻止したいのでしょう、宮廷の大臣まで動かし、全精力を使って運動を展開中、皇帝もお手上げです。

如懿は皇帝のために皇后の娘を嫁がせるほうが良い、と考え策を練ります。それは皇太后の勢力を弱めるためには、皇后の娘を嫁に出さざるを得ないと、皇后の実家を動かし説得させることでした。

皇太后にはウケて評価されます。しかし皇后とその娘にとっては大迷惑です。如懿は蘇氏純貴妃と共に娘の説得を任されると、自らの皇女としての役目を放棄したとまで言い放ちます。相手は悔しかったでしょう。そして将来如懿を恨みそう…。

そして弱った皇后にとどめを刺すべく、白氏は船の廊下に油を塗り、皇后を船から突き落としました。皇后は飛び込んだ凌侍衛により引き上げられましたが「因果応報」と呟き大変弱っているように見えました。

第39話 あらすじと感想

dim-sumさん

第39話 皇后の死

皇后は如懿以外を皇后に、と言いました。皇帝がまだ皇子のとき自分ではなく如懿を選んだこと、その後もずっと皇帝が如懿だけを大切に思っていると知っていて、彼女なりに傷ついていたのでしょうね。

皇帝からこれまでの数々の悪事を暴かれて否定しましたが、信じてもらえせんでした。そして今まで罰しなかったのは皇后としての品位を守るため、と言われます。皇后もこれは聞きたくなかっただろうなあ。

一方、皇后暗殺は白氏と金氏嘉妃の協力で行われたものでした。金氏は更に、蘇氏純貴妃の追い落としも計画している様子。こんな時でも実に良く気が回る、賢い女性です。

皇后の悪事を一番知っているであろう侍女の1人は殺害され、もう一人の侍女で太監に嫁がされた蓮心は、皇后の後を追って入水しました。ずっと辛く哀しい目に遭ってきた蓮心には、心安らかに生きて欲しいと思いたのに残念です。

如懿は巨大な敵である皇后が亡くなり、望まない皇后の座に就くのでしょうか、それとも蘇氏、金氏が皇后になるのでしょうか。

第40話 あらすじと感想

dim-sumさん

第40話 貴妃の台頭

皇后の侍女素練が亡くなり、皇帝付きの女官・毓瑚にその死について調べさせた皇帝は、素練が蘇氏純貴妃の簪を握って亡くなっていた、と報告を受けました。

そして純貴妃が葬儀や後宮の差配に活き活きと立ち働く様子を見て、自分が皇后を誤解していたかもしれない、と悩み始めます。

この皇帝は思慮深いように見えて、後悔先に立たずを地で行くタイプなのでしょうね。

亡くなった後盛大な葬儀を行っても、もう遅いのに。

後宮では、前皇后が次期皇后に純貴妃を指名した、と噂になり純貴妃に媚びを売る妃嬪が出始め、騒動が始まりそうです。如懿は興味がないのに、海蘭愉妃は自分が産んだ第5皇子を使い、何か仕掛けようとしています。

それは皇帝に、皇子たちが野心を持っていると思わせる事。

現皇帝の父雍正帝は兄弟との熾烈な皇位争いの末皇帝になったため、特に親族が野心を持つのを嫌うのです。

一方金氏嘉妃は、愛する故国の皇子が王になりそうだと聞き、自分の皇子を皇太子にし役立ちたいとの想いを強くします。そして第1皇子を排除するため、皇子の母を殺したのは皇后だと言い、恨みを抱かせるのでした。

【放送情報】

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