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独孤皇后~乱世に咲く花~ 29話・30話・31話・32話 あらすじと感想

独孤皇后~乱世に咲く花~  読み方:どっここうごう 2019年 全50話   オリジナルリリース 2019年2月11日 2019年の中国のウェブシリーズ

第29話 あらすじと感想

NANAさん

第29話の感想

宇文護が死にやっと平和になったと思ったのに、楊堅夫婦には新たな災難が訪れます、皇帝は楊素の進言で宇文護の側近だった趙越を太卜に任命し自分のそばに置きます。太卜(たいぼく)は国事などを占いで決める役人の様で、戦の事も趙越に決めさせてしまいます。趙越は半端なく頭がいいけど悪賢い奴です。なぜ楊素は彼を推薦したのか、二人はちょっと似た者同士なのか気が合うんです、楊素も何を考えているのかよくわかりません。趙越は自分の功績しか考えないんです。楊堅達にも休まず進軍させたり、ワザとやってますよね、限界超えてます。楊堅もとんだ貧乏くじをひいたようですが、連戦連勝で戦を乗り切るところは凄い、しかも山中で出会ったトラを追い返しました。楊堅には不思議な力があるってことです。

でも皇帝が暴君になってしまいました。戦地で必死で戦う楊堅のいない間に、独孤伽羅を皇宮に呼び力ずくで自分のものにしようとしています。全く次々と試練がくるのです。

戦に出かける前のつかの間の時、楊堅と独孤伽羅は二人だけの時間を過ごし夫婦としての絆を深めていました、せっかくいい夫婦になってきたのに、なんで邪魔ばかり入るんでしょう。夫の出征を心配して涙を流す独孤伽羅はいつもの強い女性には見えず楊堅の事を本当に愛しているんだと感じました。

こんな素敵な妻を演じているジョー・チェン、実生活ではまだ独身らしいけど、実は9歳も年下の恋人がいるんだとか、結婚ももうすぐみたいです。ドラマの中でも実生活でも年下の彼と幸せ一杯、おまけに綺麗で見た目も若くって憧れちゃいます。

第30話 あらすじと感想

NANAさん

第30話の感想

出陣の時、泣きながら見送る独孤伽羅と絶対に戻ると約束する楊堅、涙の別れに私もたまらず泣きながら見ちゃいました。明日はどうなるかわからない男女の別れがなんとも切なく、死ぬわけないと思いながらもハラハラドキドキしてしまいます、戦国時代劇好きにはたまらないシーンです。皇帝はわざと過酷な戦場に送ってるし家臣はただただ命令には逆らえないし、たかが女一人の為に国の一番の功労者ともいえる楊堅に意地悪ばかりする皇帝、伽羅が襲われそうになったと聞いて皇帝を殴った楊堅は夫としては最高に偉いです、私も一発殴ってやりたいくらいですから。

前回のトラの話が大ごとになってましたね、英雄にはつきもののエピソードこんなことがそんなに大事だとは、皇帝は道士を連れてきて楊堅の観相を見させました、道士は皇帝には差しさわりのない事を言いましたが、楊堅や伽羅には「天意に沿い役目を果たせた」「未来の君主を窮地に追い込むことなくお助けします」「時がくるまで耐えてください」等と言ってました。

楊堅と皇帝という地位がぐっと近づいてきました、でも本人は全然その気がない様子、それでも天意には逆らえないんでしょう、でも時がくるまでという道士の言葉、まだまだいろんなことがありそうです。

皇帝も出陣する天下統一の為の戦、楊堅の軍は先鋒としてわずか1万の兵で晋城を落としたのですが、敵に囲まれてピンチに追い込まれました、これは罠だったんです、この城攻め込みやすいと言っていました、囲まれたら超ヤバいでしょう。敵の大軍を前に楊堅はどんな作戦に出るのか、父を超える名将になるための試練でしょうか、伽羅と一緒に楊堅と兵士たちの無事を祈らずにはいられません。

第31話 あらすじと感想

NANAさん

第31話の感想

斉との激戦も楊堅の機転で勝利を収めました。皇帝から楊堅への褒美はなんと側室4人、いやいやいらないだろ、生涯側室は持たない夫婦って知ってるのに意地悪だよ皇帝は。せっかく命がけで戦ってこれでは楊堅もやる気なくなっちゃう、可哀そうすぎるでしょ。

皇帝のそばにいることに耐えられなくなった楊堅は地方への赴任を願い出ました、このままでは皇帝を見捨てるのかも、楊堅と独孤伽羅が仲がいいのが唯一の救い,二人のラブラブな様子を見ている時だけはなごみます。貧しい定州に赴任先が決まり出発の日、皇帝は末っ子の楊広を皇宮で育てるといって連れていきます、もう人質にとるってハッキリ言って欲しいです。そういう事でしょう。楊堅じゃなければすぐに謀反を起こすところです。それでも我慢して定州へ行った楊堅は忍耐強くて人として別次元です。

これでもかって意地悪の連続、皇帝として権力を手に入れたらこんなにも傲慢になれるんですね、性格まで変わっちゃうのか、残念としか言いようがないです。

定州につくと本当に貧しいところで、これからの生活が不安になりますが皇帝から離れて楊堅夫婦はホッとできると思いきや・・・

定州に着いたら、いきなり宇文会が現れました、定州は宇文護が財宝を隠した土地、宇文会がいるんですもの間違いないです。宇文会が送った文を見て楊堅達は宝のありかを見つけるのですが、それは罠でした、楊堅達が捕らわれて緊張が走った瞬間、徐卓の登場であっさり宇文会は退治されました、

もっと凄い戦いになると思ったけど、あっさり死んだみたい。宇文会はもうちょっと強いかと思ったのに、最初から最後までお坊ちゃん育ちで甲斐性のない人でした、悪人としても二流です。

宇文護のお宝を手に入れた楊堅と独孤伽羅いったいどうなるのか、定州をどうやって立て直すのか、楊堅の能力が試される時です。

第32話 あらすじと感想

NANAさん

第32話の感想

楊堅と独孤伽羅は定州で苦労しながらも自分たちの国づくりに成功、子供たちも成長し、平和に幸せそうに暮らしています。一方皇宮では人質になった楊広が親の顔も知らないまま.さみしく暮らしています、皇太子も楊広の事をいじめたり、酒や女遊びばかりの怠惰な生活を送っています。皇太子は子供の時と相変わらすのおデブぶりです、もうちょっとイケメンに成長してくれたらよかったのに歴史上でもいい人ではなかったのかな残念。周の前途は先行きが怪しそうです。皇帝も定州にスパイを送り楊堅の様子を探ったり、皇帝から見れば自分より統治も武力でも才能があり、独孤伽羅を妻にした楊堅は邪魔でしかないでしょう。そんなことより周の国全体は乱れてきているようだから皇帝としてもっと努力すればいいのに、平和ボケなんでしょうか。

趙越も相変わらず悪賢くて、皇太子のわがままを許して取り入ろうとしています。このままでは皇太子まで趙越の思うがままで、宇文護がいた時と大して変わらない状況になりそうです。この皇太子と楊麗華はのちに結婚するんだけど、あの可愛くなった楊麗華がこの皇太子を好きになるにはどんなきっかけがあるんだろう、想像できないです。

楊堅も定州にいるうちはいいけど、きっとこの平和はいつまでも続かないはず、長安に戻ったら楊麗華と共に皇帝一家に振り回されることでしょう。

楊麗華を演じるソン・イーシンは遼寧省出身の現在28歳、調べたけどあんまり情報が少なかったです、まだ独身なのかな、最新作は現代劇「我的砍价女王」で主人公の男性の妹役で出ています。日本で放送されるのは、まだ先のようです。

さて独孤皇后も全50話のうちここまでで32話です、皇帝という天意に向けに時を待っているという状況でしょう、この先のしばらくは楊麗華と皇太子の展開に注目しましょう。

【放送情報】

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