輝ける宝珠の如く

輝ける宝珠の如く

輝ける宝珠の如く 17話・18話・19話・20話 あらすじ

輝ける宝珠の如く 2022年 全24話 原題:珠玉在侧

第17話あらすじ

第17集「斯家の影と揺らぐ玉石の行方」

斯如玉は単単に勝負を挑み、その内容は小石を投げて玉石を倒すという奇妙な競技だった。しかし単単は不得手で、双双が代わりに勝負に応じ、見事綺裴閣に勝利をもたらす。ルールに従い、斯如玉は綺裴閣の金銀装飾品を全て買い取ることになった。

一方、斯家の長男・斯如初は蘇珏と手を組み、蘇珏は玉石原料を独占して綺裴閣を追い詰めようとしていた。しかし斯如初は昔から墨山玉以外に興味を示さない人物であり、その関与に蘇珏は疑念を抱く。斯如初は本心を明かさず、むしろ蘇珏が裴沛を陥れるために行っている独占行為を嘲笑うのだった。

勝負後、単単と双双は先に店を出て、裴沛も後を追った。しかしそこで、すでに斯如初と並んで座る蘇珏の姿を目撃する。蘇珏は「綺裴閣はもう玉石商売ではない」と皮肉り、斯如初は「興味があるのは玉石だけ」と冷淡に言い放つ。単単は斯如初とこれ以上関わる気はなく、逆に斯如玉が裴邸に滞在していることを持ち出し、斯如初を招待するふりをして揺さぶりをかける。斯如初は斯如玉を「暇人」と嘲り、綺裴閣を軽視する姿勢を崩さなかった。

裴沛は斯兄弟の動きの裏には大きな陰謀が潜んでいると警戒するが、単単は「皆で力を合わせれば必ず困難を越えられる」と前向きに信じていた。単単は勝負で得た銀票の半分をあえて斯如玉に返し、屋敷に滞在するよう招待する。裴沛も誠意を見せ、斯如玉は彼らの気持ちを汲み取り裴邸に滞在することを決意した。

斯如玉は綺裴閣の現状を分析し、金銀細工への転換は悪手で、いずれ玉石商売に戻るべきだと断言。彼こそが綺裴閣を正道に戻す鍵だと語る。裴沛も斯家の玉石に対する厳格な姿勢を理解しており、自ら彫刻技術を披露して玉石職人としての矜持を示す。斯如玉は裴沛の技量の高さに驚き、慎重な判断を下すことを約束した。

阿六が娘たちの世話をする中で、斯如玉の周囲にいる鶯鶯・燕燕・小花・小草は皆救いを求めて彼に拾われた身であることを知り、斯如玉が見かけよりも深い情を持つ人物だと理解する。

単単は斯如玉に助けを求めたいと思うが、金銀細工への転換を言い出したのは自分であり、裴家の歴史を思うと迷いもあった。そんな中、斯如玉は「斯家は玉を理解する者にしか供給しない」と明言。単単が帳簿を整理すると、綺裴閣は金銀細工を扱わなくても四ヶ月は持ちこたえられることが分かる。

さらに阿六が探った情報により、斯如玉の亡くなった妻が実は毒殺された疑いが浮上。双双は鶯鶯が毒を盛ろうとしている場面を目撃し、斯如玉に警告する。斯如玉は兄の斯如初が後継争いのため妻を手にかけたと悟りつつも、家族の情からこれまで目をつぶってきたのだ。

斯如玉は裴沛らを連れて街へ散策に出るが、鶯鶯・燕燕が密かに斯如初へ報告している現場を目撃し、そのすべてを双双も確認していた――。

斯家に渦巻く暗い秘密、蘇珏の新たな策動、そして綺裴閣に迫る危機。
玉石をめぐる因縁がついに形を現し、単単と裴沛の前に最大の試練が立ちはだかる。
隠された真実が暴かれる時、運命の針はどちらへ傾くのか――
第18集、激震の展開に乞うご期待!

第18話あらすじ

第18集「暴かれた真実、揺らぐ兄弟の絆」

雲翠城の静けさを破るように、斯如玉を巡る陰謀が一気に動き出す。鶯鶯は斯如初に報告を行うが、斯如玉の処理に失敗したとして厳しく叱責される。焦燥の末、彼女は衣を裂き、胸元に刻まれた「初」の刺青を晒して忠誠を示す。斯如初はその覚悟に目を細め、斯如玉が城を離れる前に必ず片を付けるよう、最後の命を与えた。

一方その頃、斯如玉は花満楼で酔いに身を委ねていた。裴沛と単単はその様子に違和感を覚え、双双はすぐに、買い物に誘われたのは罠であり、斯如玉はすでに黒幕を察しているはずだと見抜く。やがて斯如玉は重く閉ざしていた過去を明かした――兄・斯如初が、自身の妻と子を毒によって死に追いやったこと、そしてその事実を知りながらも家を守るために放蕩者を演じ続けてきたことを。

裴沛はその告白に胸を痛め、全面支援を申し出た。双双と単単も策を練るが、斯老爺を呼び寄せる案には危険が伴った。双双は反対したものの、単単は一か八かの勝負に出る。斯家兄弟が悪党に狙われているという噂を流し、さらに斯老爺を招いて原石の鑑賞を口実に雲翠城へ誘う手紙を送ったのだ。

その裏では、燕燕が動く。蘇珏が裴邸で斯如玉の行方を探ったことを目撃し、すぐさま斯如初に報告。斯如初は蘇珏を脅迫まじりに揺さぶり、宴席で斯如玉を始末するよう仕向ける。抵抗する蘇珏を嘲りながら、既成事実として処理すれば蘇玉軒に有利だと冷酷に語った。

十二月初六、緊迫した宴席の幕が上がる。裴沛と単単は出席し、まわりの空気の異様さにいち早く気付く。そこへ斯如玉と双双が華やかな美女たちを率いて登場し、斯如初にスパイを送り込んだ真意を問い質す。追い詰められた斯如初は逆上し、ついには斯如玉の妻子の死さえ「当然」と言い放つ。その瞬間、門外から重々しい声が響く――到着した斯老爺である。

斯老爺は斯如初が実弟に手をかけたことを知り激怒し、彼を一生墨都から出さぬと断罪。実はこのすべては単単が仕組んだ大芝居で、彼女は燕燕に「九日に到着」と偽情報を流しつつ、六日前に斯老爺を密かに招き、真実を暴く舞台を整えていたのだった。

事態の収束後、斯老爺は綺裴閣に深く感謝し、墨山玉原石の雲翠城独占代理権を与えることを決定。鉱主が店舗に直接供給できない規定を逆手に取った判断だった。

その夜、裴沛は緊張しながら鳳凰冠と霞帔を差し出し、単単に求婚する。様々な試練を越えてきた二人の絆を思い返し、単単は恥じらいながらも幸せそうにその想いを受け入れた。

一方、双双は庭で物思いに沈む。裴秦氏は彼女を労わり、裴沛のために用意していた薬材をそっと差し出した。静かな余韻の中、双双は密かに輝月鳳冠について阿六へ尋ね、その真意を胸に秘めるよう伝えるのだった。

兄弟の争いは終息したものの、雲翠城にはまだ新たな火種が潜んでいる。綺裴閣が“独占代理店”となった今、その立場を脅かす者たちが水面下で動き始める――。そして輝月鳳冠にまつわる双双の秘密が、次第に物語を大きく揺るがしていく。
次回、綺裴閣の未来を左右する新章が静かに幕を開ける。

第19話あらすじ

第19集「揺らぐ恋心、迫る闇の影」

裴沛はこれから迎える幸福な時のため、杯を交わす動作まで何度も練習していた。単単は、そんな不器用で真っ直ぐな彼の姿に胸をくすぐられ、自然と笑みをこぼす。二人は蘇玉軒の現状について語り合い、単単は「一度痛い目を見るべきだ」と静かに告げる。いまの綺裴閣には良質な原石が十分にあり、蘇玉軒に依存する必要はない――その自信があった。

しかし裴沛がふと、「最近、双双の様子がおかしい」と口にした瞬間、単単の表情は曇る。まだ嫁入りもしていないうちから実家を悪く言うのかと頬を膨らませ、裴沛を慌てさせた。

綺裴閣は軌道に乗り始め、裴沛と双双は職人たちを率いて新しいデザインの開発に取り組む。裴沛は独自の彫刻技法を完成させ、阿六に上流階級の家々へ作品を届けさせた。それは見事な宣伝となり、綺裴閣の名声は一気に高まる。本店には客が押し寄せ、単単は郝店長に支店へ誘導するよう指示し、見事な采配を見せた。

その裏で、蘇玉軒は地獄のような混乱に陥っていた。仕入れ業者は未払い金の精算を求め、買い付けの商人は大量返品を要求。汪咎は対応に追われ、蘇珏は荒れ果てた店頭に胸を痛める。彼は返金を命じるが、汪咎から次々と原料滞留の報告が舞い込み、頭を抱えた。

さらに追い打ちをかけたのは裴沛の新たな施策だ。単単の発案で、あえて普通の玉石を精巧な芸術品に彫り上げ、大商家へ贈呈。その美しさは噂となり、蘇玉軒の品との差が明確に浮き彫りになった。結果、蘇玉軒の商売は急落。裴秦氏は、蘇玉軒の独占体制が招いた自滅だと悟る。

一方その頃、蘇珏は木製の簪を眺め、双双との思い出に胸を締めつけられていた。状況は最悪なのに、心はまだ彼女に向かっている――そんな自分を情けなく思いながら、裴邸へ和解に向かう途中、運命のように双双と鉢合わせる。緊張と気まずさが漂う中、蘇珏は激情のまま「栄華などいらぬ、お前だけでいい」と想いを告げた。しかし双双は過去を振り切り、必死に距離を置こうとする。迫る蘇珏に追い詰められた彼女は、とっさに阿六を“婚約者”だと偽るしかなかった。

その嘘に胸が裂けるような痛みが走り、双双の目には大粒の涙がこぼれる。単単、裴沛、阿六はその姿を見て言葉を失い、双双もまた阿六に頭を下げて謝罪した。

失意の蘇珏は酒に溺れ、暴れるように自らを傷つける。汪咎は彼を励まし、まだ蘇玉軒を立て直す方法はあると囁いた。

その頃裴邸では、別の闇が静かに動き出していた。裴秦氏が李嬷嬷に湯の準備を命じ、裴沛には鹿茸を取りに戻らせ、単単には新たに湯を沸かし直させる。その様子を双双は偶然目撃したが、この時はまだ深刻さに気づかなかった。

しかしその夜、裴秦氏は急死する。李嬷嬷は「重病を隠していた」と説明し、長年仕えてきた彼女の言葉に裴沛は疑いを持たない。だが裏では李嬷嬷と汪咎が密かに会い、毒殺の共犯であることを匂わせていた。李嬷嬷は罪の重さに怯え逃げたいと訴えるが、汪咎は「いまは耐えろ」と冷たく言い放つ。

双双はその日見た李嬷嬷の不自然な視線、そして汪咎と並んだ時の妙な空気を思い返し、胸の奥に小さな疑念が芽生え始めていた。

裴秦氏の急死は、綺裴閣に新たな嵐を呼び寄せる。双双の胸に芽生えた違和感は、やがて大事件の扉を開く鍵となる。
一方、蘇玉軒は追いつめられ、汪咎の真の狙いが次第に姿を現す――。
次回、裏切りと真実が交錯し、綺裴閣の運命は大きく揺れ動く。

第20話あらすじ

第20集「暴かれた罪と鳳凰冠の真実」

裴秦氏の葬儀の最中、長年裴家を支えてきた李嬷嬷が突如「故郷へ帰りたい」と辞職を申し出る。裴沛と単単単は深く考えなかったが、双双だけは彼女の態度に不審を抱き、荷造りを手伝うふりをして動向を探る。双双はすでに汪店主から“裴秦氏を毒殺したのは李嬷嬷だ”と知らされていたが、それを表に出さず、李嬷嬷を気絶させて彼女の荷物に毒薬を忍ばせるという大胆な策を取る。

やがて裴沛、単単単が呼び寄せられ、薬を探す最中に毒薬が発見される。双双は「裴秦氏も李嬷嬷の毒入りスープで倒れたのでは」と暗示。そこへ駆けつけた医師が「李嬷嬷に強要され毒を盛った」と証言し、李嬷嬷は遂に罪を認める。下人たちは、元々裴沛と単単単のためのスープを裴秦氏が飲んでしまったことで悲劇が生まれたことを思い出す。

李嬷嬷は汪掌柜との共謀を否定し、全てを一人で背負う道を選び、衆目の前で自害。その知らせを聞いた汪掌柜は後悔に沈む。本来は裴家を潰した後で李嬷嬷と逃げるつもりだったと吐露し、紙銭を捧げて必ず復讐すると誓う。そこへ蘇珏が通りかかり、汪掌柜が裴家に潜ませていたスパイが李嬷嬷その人であったと知り衝撃を受ける。汪掌柜は蘇珏を叱責し、密室へと連れ込む。そこで蘇珏が見たのは、長らく行方不明だった裴家本家の裴楚風だった。

一方、裴沛は母の死を受け止めきれず、幼い日の記憶に涙する。単単単は寄り添うが、裴沛の心の傷は深い。そんな中、汪掌柜は蘇珏に“蘇家と裴家の長年の因縁”を語り始める。鳳凰冠を巡り、蘇家は裴家に打ち勝つために策略を巡らせていたのだ。

城主にデザインを依頼された鳳凰冠を、裴楚風が届ける途中で奪い取ろうと動いたのが蘇家。汪掌柜に利用された単敬天は「鳳冠の琥珀が妻の病を治す」と騙されて手先となり、奪取直後に真相を知って反抗するが、汪掌柜の毒によって倒れ、鳳冠は半分に割れてしまう。

残る半分を取り戻すため、裴楚風家の護衛・趙が命を懸けて追うも、毒に侵され戦場に散る。ところが裴楚風はこの真実を隠し、「裴家が鳳冠を紛失した」と外へ広め、蘇家の用意した偽物を朝廷へ献上したことで、裴家を追い詰めることに成功したのだった。

汪掌柜は蘇珏に半分だけ残った鳳凰冠を見せ、蘇家がその技術を盗み取ったことを明かす。蘇珏はようやく裴家が背負ってきた真実と、裴沛の天賦の才の恐ろしいほどの輝きに気づく。

その頃、裴家では綺裴閣の営業を双双が必死に支え、ようやく裴沛も立ち直りかけていた。しかし裴沛の寝具から金珠を見つけた双双は、南珠金熔技法──鳳凰冠に使われた特殊技法──と同じであることに気づき、「裴家が単敬天を殺した」という疑念をますます深める。

双双は裴沛を問い詰めるが、裴沛は「子供の頃に裴楚風から少し学んだだけ」と主張し、数度見ただけで技法を習得したと告げる。その天才ぶりは説明がつかず、双双の疑念は消えない。

そこへ阿六の悲鳴のような知らせが届く──
「城主の兵が綺裴閣を差し押さえに来る!理由は、裴楚風が鳳凰冠を横領したという手紙が届いたからだ!」

裴沛は驚愕し、事態はさらに混迷の渦へと飲み込まれていく。

裴楚風から届いた「鳳凰冠横領」の密告文──それは誰の仕掛けか。綺裴閣に迫る差し押さえの危機、揺れる裴沛の心、そして双双が掴みかけた“父の死の真相”。
裏切りと陰謀が絡み合う中、次に暴かれるのは誰の秘密なのか?
運命の歯車は、さらに加速してゆく。

 

輝ける宝珠の如く 21話・22話・23話・24話(最終回) あらすじ

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