千輪桃花 相関図

千輪桃花〜永遠に咲き誇る愛〜

千輪桃花〜永遠に咲き誇る愛〜 13話・14話・15話・16話 あらすじ

千輪桃花〜永遠に咲き誇る愛〜 2024年 全40話 原題:千朵桃花一世开

第13話あらすじ

南胥月は牢を訪れ、静かに慕懸鈴に手を差し伸べた。
「一緒に出よう。あなたはここにいてはならない。」
だが慕懸鈴は首を振った。かつて自分を救ったのが謝雪臣ではなかったとしても、彼を選んだその決意は変わらない。南胥月はそれ以上言葉を重ねず、ただその瞳に映る覚悟を見つめるしかなかった。

慕懸鈴は小さな阿宝南胥月に託す。「傅瀾生を探して。見つけたら阿宝を碧霄宮に連れて行って、父親に会わせてあげて。もし見つからなければ、せめて家に帰してあげて。」
南胥月は静かに頷き、阿宝は泣き叫びながら慕懸鈴にすがった。「お姉ちゃんを置いていけない!」
南胥月は膝をつき、優しく語りかけた。「慕懸鈴が一番大切にしているのはあなた。だから、あなたが笑うことが彼女の救いなの。」

一方、外では仙盟の諸派が慕懸鈴の処遇をめぐり激しく対立していた。鏡花宮の姫君は「暗域の聖女など存在してはならぬ」と断固として処刑を主張。謝雪臣は沈黙のまま協議に出席する。そんな中、何羨我が現れ、謝雪臣の父と旧知の仲だと明かした。「謝雪臣が盟主になれば仙盟は安泰だ。だがそのためには、慕懸鈴を自らの手で葬らねばならぬ。それが盟主の証だ。」

慕懸鈴は牢で紙の燕に願いを託し、筆で何度も同じ言葉を書き続けていた――「どうか、私を殺してください」。しかし謝雪臣は一度も返事をしなかった。弟子たちに連れられた慕懸鈴は、これが最期だと思いながらも微笑んだ。

「処刑する!」鏡花宮の宮主が立ち上がり、剣を抜く。傅瀾生慕懸鈴をかばい、「彼女は罪を犯していない」と叫んだ。謝雪臣は一歩前へ出て剣を抜き放つ。「擁雪城のことは、私が決める。」その声には一片の迷いもなかった。

謝雪臣慕懸鈴の魔功を浄化し、「彼女の悪はすでに散じた」と告げる。さらに「慕懸鈴を擁雪城に千年封じる。それが罰であり、彼女の再生の機会でもある」と宣言。南胥月は密かに逃亡用の法陣を準備していたが、謝雪臣が彼女を守った今、それを使う必要はなかった。実は二人はすでに話し合っていたのだ。

十年前、謝雪臣が重傷を負った際に修得した秘法――玉闕功。三日間の苦行を経れば神魂を再び鍛え直すことができる。それを慕懸鈴にも施し、三日間耐え抜いた後で「真の人間界」を見せるつもりだった。

やがて慕懸鈴が目を覚ますと、驚くほど体が軽かった。「死ぬと思っていたのに……まさか、再び生きる日が来るなんて。」
謝雪臣は微笑み、「下山しろ。本当の世を見せてやる」と言った。追放ではなく、赦しと導きだった。

その頃、一念尊者は己の過去を語っていた。ある人物との邂逅――「人族も霊族も、結局は同じ欲望に縛られている」という言葉が、彼の信念を揺るがせた。やがてその思想は、今回の悲劇の引き金となっていく。

赦しと再生、そして崩れゆく信念。
慕懸鈴謝雪臣の運命は、再び交わりながら、新たな試練へと向かっていく。

 

第14話あらすじ

一念尊者は全ての罪を自らのものと認め、謝雪臣に他の者たちを赦してほしいと懇願した。謝雪臣は静かに頷き、その願いを受け入れる。最期に一念尊者玄信との再会を望み、謝雪臣の許可を得た。再び顔を合わせた二人。玄信は、自分が執着を持たなかったのは、まだ試練に直面していなかったからだと気づき、心の弱さを悟る。一念尊者は彼の信念を称え、「他人の影響で揺らぐな」と諭し、懸天門を玄信に託すと言い残した。その直後、一念尊者は自らの金丹を砕き、静かに命を絶った。

その頃、南胥月慕懸鈴のもとを訪ね、「ここを離れる」と告げた。慕懸鈴は「あなたは仙盟の者ではない。無理に留まる必要はない」と理解を示す。南胥月は同行を願うが、慕懸鈴は首を振る。「今は自由でも、仙盟が私を放っておくはずがない」と。沈黙のあと、南胥月は自らの過去を語り始めた――両親は弟を溺愛し、自分の事故も実は弟の仕業だった。母はその罪を隠すため「お前には三つの穴しか残っていない、もう後継にはなれぬ」と告げた。絶望の中で死を決意したあの時、慕懸鈴が現れた。「少しだけ、好意を分けてあげる」と言った彼女の一言が、南胥月の心を繋ぎ止めたのだ。

慕懸鈴は照れくさそうに「あれは本心じゃない」と否定するが、南胥月は静かに問う。「……お前のことが好きかもしれない。でも自分でもよく分からない。だから離れて確かめたい。」その言葉を、偶然通りかかった謝雪臣が聞いていた。南胥月が「どこまで聞いていた?」と問うと、謝雪臣は「好きだと言ったところから」と淡々と答える。南胥月は苦笑しながら「早く行動して、私の未練を断ってくれ」と背を押した。

謝雪臣慕懸鈴を連れて山を下り、「本当の人間界を見せてやろう」と告げた。二人が降り立った街は人の活気で満ちていた。慕懸鈴は菓子を買い集め、ふと見かけた占い屋に興味を示す。店主は「修道者の寿命は千年。占いは当たるに決まっている。だが凡人は百年しか生きられぬ。外れれば店を壊される」と語った。慕懸鈴が占ってもらうと、「南胥月との縁は実らない」と断言され、怒って屋台を壊そうとしたところへ謝雪臣が駆けつけ、なんとか止めた。

その後、二人は麺屋に立ち寄る。占い師が追ってきて語る。「慕懸鈴が二日前、私の父を助けてくれた。金を盗まれた父を救ってくれた恩を忘れない」と。店主は感謝を込めて「これからは麺代はいらない」と告げ、娘は「私も侠客になる」と笑った。慕懸鈴は微笑みながら「人間界って、思っていたより悪くも良くもないのね」と呟いた。

だが、平穏は長く続かなかった。宿を避け、水牢に戻った慕懸鈴のもとに、ついに桑歧が現れる。「一緒に戻ろう」と告げる彼を前に、鏡花宮の宮主が剣を手に立ちはだかった。だが桑歧の力は圧倒的で、南胥月でさえも歯が立たなかった。慕懸鈴は涙ながらに叫ぶ。「南胥月を放して。代わりに、私があなたと共に行く。」
彼女の運命は、再び暗雲の中へと引き込まれていく――。

 

第15話あらすじ

桑歧がついに動き出す。南胥月は必死に立ちはだかるが、圧倒的な力の前に敗れ、気絶させられてしまう。桑歧の気配を察した謝雪臣もすぐに駆けつけ、二人は再び対峙した。桑歧は「どちらを選ぶ?」と冷ややかに問いかける。すでに城内には彼の陣が張り巡らされ、各地で異変が発生していた。謝雪臣は一瞬迷うも、慕懸鈴に「ここで待て」と告げ、他の者たちの救出に向かう。桑歧はその背を見送りながら、「それでもなお、あの男を気にかけるとは」と慕懸鈴を嘲る。しかし慕懸鈴は静かに答えた。「あなたには分からない」。

一方、塔の前では碧霄宮や懸天門の弟子たちが混沌珠を守るため奮闘していた。その中で桑歧は留影石を取り出し、謝雪臣の前に突きつける。そこには慕懸鈴桑歧に計画を語る映像が映し出されていた。まるで彼女が裏切り者であるかのように。謝雪臣は動揺するが、信じることを拒む。

同時刻、朽仙閣の閣主が碧霄宮主らを相手に襲いかかっていた。玄信が応戦するが、力の差は歴然。閣主は冷笑し、「抵抗するな、そうすれば楽にしてやる」と言い放つ。玄信は師門の罪を自ら償おうとするが、あえなく倒れる。

混乱の中、謝雪臣は城全体に渦巻く魔気を鎮め、再び桑歧のもとへ急行した。激しい戦いの末、謝雪臣は重傷を負い倒れる。慕懸鈴が止めに入るが、彼はなお戦おうとする。慕懸鈴は涙ながらに「私があなたのそばにいたのは、混沌珠を手に入れるため。それだけ」と言い残し、自ら桑歧と共に去った。残された謝雪臣は言葉を失い、胸の奥で渦巻く疑念と悔恨に苛まれる。

一方、朽仙閣の閣主がついに混沌珠を手にするが、それは砕けた偽物だった。謝雪臣が駆けつけて剣を交える中、閣主は嘲笑う。「お前はずっと騙されていたのだ」と。謝雪臣が混沌珠を確認すると、それは確かに砕けており、上古の神器が壊れるはずのないことに気づいて愕然とする――全ては誰かの仕組んだ偽りだったのか。

桑歧慕懸鈴を暗域へ連れ帰り、「あの男はお前に本気だった」と告げる。謝雪臣慕懸鈴が魔気に蝕まれぬよう、自らの修為を分け与えていたのだ。そのせいで彼の修為は減るどころか逆に昇華していた。桑歧はその秘密を奪おうとするが不可能と悟り、仕方なく薬を取り出す。「これを飲め。お前の情を断ち切る薬だ。記憶は残るが、思い出しても心は動かぬ」と言い、慕懸鈴に無理やり飲ませた。

その頃、目を覚ました南胥月封遥に看病されていた。慕懸鈴が再び連れ去られたことを知り、深い自責の念に沈む。「三度も彼女を守れなかった……」と。重傷の謝雪臣も目を覚まし、南胥月は怒りを隠さず言い放つ。「あなたが本気を出せば、慕懸鈴は救えたはずだ」。謝雪臣は沈痛な面持ちで「……その通りだ」と認める。南胥月は続けた。「あなたは他人を気にかけすぎて彼女を救えず、私は力が足りなくて救えなかった。結局苦しむのは、いつも慕懸鈴だけだ」。

謝雪臣は静かに、かつて長老に問われた言葉を思い出す――「慕懸鈴が他人と衝突したら、どうする? 一人を選ぶか、万人を救うか」。そして彼は今、答えを知る。「私は人を見捨てられない。だが、それが慕懸鈴を傷つけた」。

夜が更け、南胥月は封遥に問いかける。「私のために死ねるか?」
封遥は即座に「喜んで」と答える。
「では、私を愛しているか?」
「……愛していない。」
南胥月は哀しげに微笑み、「そうだ。慕懸鈴も同じ。私を救うが、愛してはいない」と呟いた――。

 

第16話あらすじ

桑岐は春生剣を手に、遠い過去の傷を思い返していた。かつて鏡花宮の若宮主と心を通わせた彼だったが、若宮主は仙盟盟主——高秋旻の父との婚姻を命じられ、裏切られる。再会した彼女から「愛してなどいなかった」と冷たく告げられ、桑岐の心は深く凍りついた。

そんな折、慕懸鈴が訪ねてくる。桑岐は新たに鍛えた法器を手渡し、かつてのものは仙盟に没収されたと語る。慕懸鈴は「朽仙閣の混沌珠が偽物だと言うのは罠ではないか」と疑うが、桑岐は「そんな愚かな真似はしない」と断じる。慕懸鈴は「本物を確かめに人間界へ行く」と主張するが、桑岐は焦るなと制し、「まず玉闕功を修めよ」と諭した。

一方、仙盟では混沌珠の真偽を巡って議論が続いていた。碧霄宮主は「謝雪臣が命を賭して守ったのなら、偽物であるはずがない」と語る。議論の末、皆は謝雪臣を仙盟盟主に推挙する。彼は辞退を望むが、仲間の信頼を受け、暫定的にその任を受ける決意を固めた。

南胥月はそんな謝雪臣に「彼らの真の目的はあなたの庇護。手を抜けば最初に倒れる盟主になる」と忠告する。謝雪臣高秋旻を訪ね、混沌珠護送の真実を探る。高秋旻は「幼かった自分を母の師匠が救い、珠を擁雪城へ届けた」と語る。謝雪臣は、もし最初から偽物だと知っていたなら父が命を懸けるはずがないと悟り、「届けられた珠こそ偽物だった」と結論づけた。

その頃、慕懸鈴は修行を終え、桑岐から人間界への旅の許可を得る。地上で南胥月と遭遇し、「助けてくれるなら、少しだけ好意を返す」と取引を持ちかける。そこへ謝雪臣が現れ、慕懸鈴を連れ去った。だが彼女が同行したのは、混沌珠を奪うためだった。謝雪臣は、かつての彼女とは違う何かを感じ取る。悟心水を飲まされた彼女の心は、もはや以前のままではなかった。

その裏で、高秋旻は鏡花宮の宮主に母の過去を問うが、真実を告げられぬまま功力の伝授を受けることとなる。だがその背後に隠された因縁を垣間見たとき、彼は知ってしまう——母と桑岐が、かつて愛し合っていたことを。

 

千輪桃花〜永遠に咲き誇る愛〜 17話・18話・19話・20話 あらすじ

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