双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』
NANAさん |
第37話 あらすじと感想
それぞれの居場所
非白(ひはく)は、木槿(もくきん)が段月容(だん・げつよう)と夕顔(せきがん)の3人で仲良く過ごす姿を見せつけられ、胸を痛める。そこに自分の居場所はないと分かった非白は軍営へ戻ることを決める。その頃、明鳳卿(めい・ほうけい)は宋明磊(そう・めいらい)が思いどおりに動かず、原(げん)家の人間のような振る舞いをしていることに激怒するが、宋明磊は自分を道具のように扱う叔母が許せなかった。その様子を陰から見ていた錦繍(きんしゅう)は、宋明磊の秘密を知ることになる。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
木槿は非白のおかげで江州での商売は順調の様子ですが、君主の張之厳には正体がバレてしまいました、しかも妾になれって言われちゃった。「毒薬飲まされてるので無理です、キスしたら死にますよ」ってピシッと言っちゃえばいいのに、ちょっとした隙にキスされたら一大事じゃん。知ってたら段月容だってあんな目には合わなかったんだし、男を不幸にし続ける人になっちゃいます。
段月容も非白の存在に気づき夕顔連れて江州来ちゃうし、37話は段月容好きの私には満足の1話でした。でもこんなに木槿一筋で振り向いてもらえない段月容が可哀想でたまりません。
しかも疫病になった非白を助ける為に肱月へ薬を探しに行くと言い出します、次回では錦繍も宋明磊の秘密を探るため 肱月へやって来るのです、木槿と錦繍は再会するのか、姚碧瑩と非珏もいて、非珏は記憶を取り戻すのか気になります、できたら姚碧瑩と木槿と錦繍の三人には仲直りして欲しいなぁ、小五義の絆を取り戻して欲しいです。
ところで非珏は非白と兄弟なんだから、薬は非珏に送ってもらえばいいと思うんですけど、原青江が頼めばいい話ではないんてしょうか、不思議でしょうがありません。
さて君主・張之厳の木槿に妾になるよう迫ってくる演技にとってもドキドキしてしまいました、張之厳を演じる林雨申(リン・ユーシェン)は北京出身の41歳、中国ドラマ「2人はスパイシー&デリシャス」では主人公のホテル経営者役を演じイケオジとして人気の俳優さんです。
しかも彼の事を調べてみたら、母親は有名プロデューサーの李小婉、このドラマの制作にも名前が出ている栄信達影視 の創始者らしいんです。そして美しい奥様と7歳の男の子のパパだとか、このドラマでもなかなかのイケオジ君主だし、羨ましいばかりの経歴。デビュー作もこの栄信達影視の作品だけど、まぁ演技力もあるし、親の七光りだけじゃない素敵な俳優さんです、これからも登場シーンがたくさんあると嬉しいです。
第38話 あらすじと感想
中原から来た女神
錦繍は宋明磊の秘密をさらに探るため、原青江(げん・せいこう)を言いくるめて肱月(こうげつ)へ行くことに。その頃、肱月では女皇の阿史那古麗雅(あしな・これいが)が国難に対し、“大地の心”が見つかれば国を守れると信じていた。そんな中、姚碧瑩(よう・へきえい)のもとに侍女に扮した明鳳卿が再び現れる。2人が話す姿を目撃した女皇は、2人の関係をいぶかしんでいた。一方、木槿も肉ジュ蓉(にくじゅよう)を探すために肱月へと向かっていたが…。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
明鳳卿 の元に連れてこられた宋明磊はそこで木槿も捕まっていることを知ります、 そして明鳳卿が宋明磊を色々騙していたこともバレました、そして非煙を襲った敵兵が実は明鳳卿の手下だったんです、あんなにもつらい目に合ったのが全部、明鳳卿のせいだったとは、私ならこんな叔母本気で殺してしまいそう。
宋明磊をこんなにも苦しめてるのが実の叔母なんて信じられません、宋明磊は自分の選んだ方法で原青江に復讐したいと思ってるのだからもう少し尊重してあげて欲しいです、このままでは寝返るかもしれないでしょ、宋明磊の苦しみもわかってくれたらいいのに。
そして姚碧瑩に毒を飲ませてたのが宋明磊だったことは意外でした、あの頃は本当の妹だと思ってたわけだから、殺そうと思ってたとかそういう事ではないと思う、おそらく姚碧瑩を助けたくて策をめぐらしていただけでしょう。姚碧瑩も今孤立した状態の様で辛そうだから、宋明磊にまでハメられたとは誤解して欲しくないです。
姚碧瑩ばかりが損な役回り引き受けてる様で可愛そうです、非珏まで姚碧瑩の事、誤解して冷たい態度とってたけど、ちゃんと説明してあげて、せめて誤解が解けた姚碧瑩と木槿は仲良くして欲しいです。
木槿の知恵で砂漠化が止まると良いのですが・・・王宮の周りで明鳳卿の部下たちまで、秘密の通路をゾロゾロ移動してるけど、大勢の侵入者がばれないのが不思議、それから木槿を助けたちっちゃいお爺さんがなんか変いかにも変装じゃん。これは誰だか想像つくでしょ、ちょっとコントかと思いました、このあたり他のドラマとはちょっと違う雰囲気を感じます 笑。
第39話 あらすじと感想
運命に導かれる愛
木槿は助けに来た老人に非白への思いを語る。その老人が非白だと気づいた木槿は、もう離れたくないと言い、2人は互いの愛を確認する。その頃、原奉定(げん・ほうてい)とともに宋明磊のあとを追っていた錦繍は、姚碧瑩と明家の関係が気になっていた。すると岩扉が開き、姚碧瑩が姿を現す。一方、無憂城(むゆうじょう)から脱出しようとしていた宋明磊は、ここに“大地の心”が眠っていることを知る。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
ついに肱月で非白と木槿、錦繍、姚碧瑩が再会した、そして宮殿のどこかには宋明磊もいる、せっかく小五義のうち4人がそろったというのに 錦繍は姚碧瑩の立場を危うくして陥れようとしている、小五義の誓いは何だったのだろう、この中では錦繍が厄介な存在になっています。
非白と木槿は手を繋いで現れ完全に復縁した様です、その姿を見つめる錦繍は気が気ではない様子、非白は今こそ本当の事を錦繍に伝えれば木槿との確執はなくなるから話してあげて欲しいです。
39話では今まで語られてこなかった原青江と肱月の女王との一夜の出来事が語られました、なかなか情熱的な二人でした。これで非珏が生まれたなんて素敵な話、当時の原青江は父親を助ける為の薬を探しに肱月へ来たと言っていて、今と違っていい人でした。非珏は愛し合って生まれた幸せな子だったんです。
そして大地の心という宝は本当にあるようで、無憂城は昔、原家が作ったもの、つまり非白の知識と木槿の頭脳がある今なら宝は見つけられるかもしれません。肱月のピンチを助けたら、小五義達も仲直りできるかも、力を合わせ宝を見つけて欲しいです。
それから非珏の使用人の果爾仁だけど、いつも優しくていい人というイメージ。それが39話では女王から姚碧瑩が責められている時は必至でかばい、女王が危険な無憂城に行こうとしたら、自ら進んで危険に飛び込んでいこうとしていました、ワイルドな見かけもなかなかイケてて、お気に入りキャラが増えました。
このドラマは登場人物が多くて訳わからなくなる時もあるけど、脇役のベテランたちが良い演技をしているのでその辺もしっかりチェックして楽しみたいと思います。
第40話 あらすじと感想
久しぶりの再会
木槿と非白は姚碧瑩の身の証しを立てるため、女皇のもとを訪れる。その様子を宋明磊も陰に隠れて見ており、小五義(しょうごぎ)の4人がその場に居合わせることに。しかし錦繍は冷ややかな目で見ていた。非カクが記憶を失い、姚碧瑩のことを木槿だと思っていると知っていたのだ。木槿たちの必死の訴えで疑いは晴れるが、姚碧瑩は全ての原因は家を乱すものの告げ口のせいだと訴える。
引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~
肱月に皆が勢ぞろい、姚碧瑩は自分が木槿ではないという秘密が非珏にバレるのではないかと怯えていた。でも実は非珏は記憶を取り戻していて姚碧瑩が自分の好きだったモクではないと気づいていた、そして肱月や自分の為に頑張っているモクが好きだと言っていました。
さすが非珏、原家の兄弟の中では一番純真で可愛い弟君だったけど、木槿も褒めたように、素敵な青年に成長しました、早く姚碧瑩に記憶を取り戻したこと伝えて、「愛してるよ」って言っちゃえば問題は全部解決しちゃうんですけど。女性は愛されてるって安心感を求めてるんですから、非珏にもわかって欲しいな。
このドラマの登場人物たちは我儘な人も多いけど、好きな人の為なら自分を捨てて尽くしてしまうっていうタイプも多い。非白も木槿も姚碧瑩もそうだけど、一番頑張ってるのが段月容だと思う、いつの間にか肱月までやって来て君莫問を名乗り女王に会い、ぶどう酒の通商の約束を取り付けました。
これも全部木槿の為、段月容は「君のためなら 空から月でも取ってくるよ」って言ってた、でも何だか私には納得できない、ニコニコしてる木槿の隣にいるのは非白なんだよ、段月容が凄く可愛そうに見えるのは私だけではないはず、どうしたら段月容を幸せにしてあげられるのか、とっても切ない気持ちになりました。
錦繍は非白と木槿の仲睦まじい様子を見て嫉妬が隠せません、自分だけが不幸だと思い込んでいるようで、非白との恋が叶わないなら、せめて自分の子供・非流を世子にするため宋明磊と手を組むことに、今度は非白を陥れるのだろうか、錦繍は本当に自分勝手なわがままな女としか感じません。対立の構図が少し変わってきます、新たな嵐がやってきそうです。
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