双花伝 41話・42話・43話・44話 あらすじと感想

双花伝~運命を分かつ姉妹~

双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』

NANAさん

第41話 あらすじと感想

残された最後の希望

君莫問(くん・ばくもん)のふりをした段月容は、ぶどう酒の取り引きをするため、酒荘を訪れる。ぶどう酒を全て買い取ろうとするが、すでに君莫問が買い取ったと言われてしまう。そこに君莫問を名乗った非白が現れ、段月容のおかげで肉ジュ蓉を入手することができたことに対するお礼だと言い、買い取ったぶどう酒を譲るが…。一方、植樹の状況を見た木槿は、砂漠化を止めるために思案していた。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

肱月のお宝『大地の心』は砂漠にも根付くことのできる植物の種でした。他の国にとったら、たいした価値はないのかも明家の明鳳卿も必死でお宝を探していたけど、今まで見つけた宝石の方がよっぽどお金になるものでした、でも肱月は希望を見つけたのです。

これも全部、非白と木槿のおかげでした、あの石室の絵の謎を解き、お宝がその中に隠されてることに気が付くなんてすごい発想力です。これで肱月も安泰かと思ったら、明鳳卿はまだ 肱月を奪って自分が女王になる気満々です。

香芹は非珏と姚碧瑩の関係が冷え切っていると明鳳卿に嘘を言っていました、明鳳卿は娘をないがしろにしていると怒り非珏を殺そうと、祭祀が執り行われる日に事件を起こそうと考えます、次回その時をどんなふうに迎えるのか、誰が女王と肱月を助けるのか、これからが正念場で面白くなりそうです。

非白と段月容は木槿のことでは子供の様に喧嘩していました、非白も貰った薬のお礼の為、君莫問を名乗ってぶどう酒を買い占め段月容に贈ったり、相手に借りを作るのは嫌だとか、どっちが木槿の事をより好きだとか、どっちが男らしいかを酒の飲み比べで決めようとしたり、いたずらっ子が二人いるようです。

しかし木槿は非白が好きだというだけで非白と原家に戻っても、原青江には認められない、非白まで嫡子として認められなくなるかも、世間も段月容に奪われた女だと思ってるから、原家の名声にも傷がつくかもしれない、どうやって決着をつけるのだろう。私としては段月容も納得する形でみんなが幸せになれたら良いと思います。この4年間、段月容は毒にあたっても我慢して、ひたすら木槿の為頑張ってくれてたのですから。

第42話 あらすじと感想

散りゆく花の初心変わらず

阿史那古麗雅は、肱月を救ってきたお礼に生生不離(しょうじょうふり)の解毒薬を木槿に贈る。実は女皇も生生不離に当たっていたのだった。その後、木槿のもとに宋明磊が現れ、“祭祀の日に明鳳卿が動くはず”とだけ言って去ろうとする。一方、非白のもとにやってきた段月容は、木槿が苦労していた間、どこにいたのだと責めたて、これから毎日監視をして木槿との仲を邪魔すると宣言する。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

肱月の女王・阿史那古麗雅 が生生不離(しょうじょうふり)の解毒薬を持っていて木槿に 渡してくれました、まさか女王が持っていたとは思いませんでした。原家の事はやっぱり好きになれない。女性には貞操を求めて毒薬を飲ませるくせに、自分たちは他に好きな女性ができたからと解毒薬を渡して別れようとする、全て自分たちの勝手な都合に女性をしたがわせているだけ、たった一粒しかない解毒薬にやるせない気持ちになります。女王もこれ飲んで次の恋を探すべきだった、解毒薬があれば皆が人生をやり直せると思います。

でもその大事な解毒薬を木槿は黙って段月容の口の中に押し込みました、これで段月容は助かったから私としては嬉しいし、当然だと思うけど、最初から段月容の分は原家で渡すべきものなのに(世子様なのに)、どうなってるんだろう? しかも段月容も自分より具合の悪い木槿を先に助けたかった。これで段月容と木槿の縁が切れてしまったようで悲しいけど、段月容にも新しい人生を始めて欲しいです。

それにしてもこのドラマ男性陣は純真というか優しいのに、女性陣は性格がキツイ人ばかり、この辺どうなんだろう。私はついつい優しい段月容や非珏を応援したくなってしまいます。姚碧瑩も、いまだに非珏が木槿を好きなのではと疑っています、でも非珏はとうに吹っ切れているのです。

非珏の気持ちが伝わらないなんて姚碧瑩はどうしてこんなにもこじらせちゃったんだろうか、疑心暗鬼になり過ぎ、木槿のそばには非白がいるし段月容もいる、どこにも非珏の入り込む隙だってない、あんなに可愛い子供までいて、非珏の言葉が信じられないなんて辛すぎます。早く木槿達が肱月から帰ってくれればいいのに、このままでは二人は別れてしまいそうで心配です。

第43話 あらすじと感想

罪の償い

錦繍が率いる奉徳(ほうとく)軍が西都付近の流民と反乱軍を制圧した。少人数ながらの功績に原青江は驚く。そして行方不明になっている于飛燕(う・ひえん)の代わりになるかもしれないと考える。その頃、肱月では祭祀が始まる。その様子を陰からうかがっていた明鳳卿。しかしそこに祭祀に参加しないはずの姚碧瑩が姿を現す。一瞬ためらいを見せる明鳳卿だったが、ついに明家の攻撃が始まる。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

祭祀が始まると非珏と姚碧瑩がやって来た、息子の3歳の誕生日にわざわざ祭祀の日を決めたのは二人を危険から守る為だったのに、なぜ二人はやって来たのだろう?明鳳卿が現れ戦いが始まると、明家は姚碧瑩を守ろうとしたことで仲間だと非珏にも気付かれた、非珏は姚碧瑩とやり直す気でいたのに、騙されていたと怒るのだが、姚碧瑩は非珏を守るため明鳳卿の一撃で死んでしまう。

自分の手で娘を殺してしまった明鳳卿は目標を失って宋明磊 に殺されてしまう。二人とも死んでしまうとは思わなかった、特に小五義の姚碧瑩が死ぬとは夢にも思わなかった、結構ショックで感想を書くのも気が重くなっています。まだ3歳の可愛い子供を残して死んじゃうなんて、残酷なストーリーです。

姚碧瑩は嫉妬深いところもあったけど、優しい良い子だった、肱月 の為ずっと一生懸命に砂漠の緑化にも取り組んでいた、記憶を取り戻した非珏も姚碧瑩の事を本気で好きになったのに残念で仕方ないです。

非珏も良い子だから幸せにしてあげたかった、なんだかとてもガッカリしてしまって感想もなんて書いていいのかわからなくなりました、それくらいショックでした。宋明磊 はまだ何かたくらんでいる様だけど、よその国まで来て何をしようというのか、早く非煙のところに帰ればいいのに。

錦繍 の奉徳軍 も原青江に隠れて兵士を鍛え、反乱軍に勝利していた。それを聞いた原青江は軍師としての錦繍の才能を喜んでいた、いつも怖い顔ばかりしてる原青江もニヤニヤ嬉しそうだけど非流の誕生日祝いに兵士を贈ったことは、後で後悔することになりそうです。

第44話 あらすじと感想

壊れた心

木槿は宋明磊のことを非白だと思い込むほど、心を病んでしまう。その頃、非白は木槿を必死に捜していた。一方、錦繍は私兵を募り兵士を増やそうとしていたが、3千ほどしか集まらず焦っていた。そしてさらに私財をつぎ込むことにする。そんな錦繍を心配した司馬遽(しば・きょ)は苦言を呈するが、錦繍は聞く耳を持たずに追い返す。すると司馬遽は、意味深な言葉を残していく。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

木槿は 肱月 での辛い出来事の後、心を病んでしまいます、宋明磊 に監禁されたのに、宋明磊 を非白だと思い込んでしまっていた。あの聡明な木槿とは別人で駄々っ子の様になっています、非白も軍営には戻らず木槿を探しています。

登場してくる男性陣みんなが木槿を取り合っているような状態です、 宋明磊と段月容もしぶとく木槿から離れない、非白に至っては自分の兵士を戦場においてきたままです、そのせいで東庭の将軍・潘正越に5000人の非白の軍がやられてしまった。これが原青江にバレたら大事件、しかも木槿のせいだとわかれば本気で木槿は殺されそうです。

監禁事件を聞きつけた非煙が 宋明磊を説得に来ました、彼女はとても成長していて、 宋明磊を責めず心に寄り添い諭しました、そのおかげで 宋明磊も非煙と本気で向き合い心を取り戻すことができたのです、二人の涙が美しく、やっと本当の夫婦になれた様です、もうこれ以上非煙を泣かせないで欲しいと切実に思いました。

段月容もやって来て木槿を助け、江州の張之厳のところへ行き妻として紹介、彼が手出ししないよう牽制しました。でも非白の事も知っている人だから、これでは木槿が二股をかけてるみたい、木槿はこういうことされるの嫌いなんだよね、段月容もちょっとやり過ぎです。

段月容は木槿を離したくないだけ、その気持ち痛いほどわかるし私は段月容推しだから、あんまりやり過ぎて欲しくないんだけどな、世子なんだからもっと悠々としていて欲しいです。

段月容を演じているケニー・クァンさんはフィリピン出身の1980年生まれで香港では歌手として活躍しています、40歳を過ぎた今も独身で、女性とは熱愛報道もありません、ちょとミステリアスな人です、音楽活動の方もチェックしたいと思います。

【放送情報】

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