夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~ 2020年 配信版・全45話 (※BS11・DVD版は全40話 )原題:我就是這般女子
dim-sumさん |
第40話あらすじ
皇太子と妃の石素月が班婳たちの陣に現れ、皆は無事を喜びます。しかし石晋が飛仙を助けるため残ったと聞いて心配しました。
蒋洛は石晋を殺そうとしますが、飛仙は私情ではなく班婳・容瑕に対抗するためには石晋が必要と説得し、班婳と石晋を結婚させようと提案しました。
班婳たちは次々と城を落とし、現地の民に歓迎を受けます。そこへ蒋洛から班婳の父母の無事と引き替えに、3日以内に都へ戻るようにと文が届きました。班婳は止める容瑕を振り切って宮中へ向かい、数名の兵が護衛のため同行します。
班婳が蒋洛に面会している間に、同行した兵たちが班准たちを救い出し、父母は無事脱出。しかし班婳は蒋洛のワナにかかって囚われ、侍女や兵たちを人質に石晋との結婚を受け入れます。
この情報を聞いた容瑕は、将軍の班婳が結婚すると知らせて兵たちを動揺させる作戦だと言い、班准もありえないと言います。しかし班婳が石晋とともに容瑕に式の招待状を渡しに現れて…。
第40話感想
わざと薬を混ぜたお茶を班婳に渡して注意をそらし、実は香に毒を混ぜて気絶させるとは飛仙は悪賢いなあ。蒋洛と並んでいるのを見ると「鬼の嫁には蛇がなる」を思い出しました。その上眠らせた班婳と石晋に関係を持たせて結婚を強要するとは…。結婚式を利用して、皇太子や容瑕を一気に倒そうとする考えも卑しいし、飛仙たちの2ショットを見るのが嫌になりました。
さすがの容瑕も動揺し、皇太子も容瑕を心配し班准も懸命に慰めます。蒋洛を追放したら容瑕が国の柱として支えなくてはいけないし、反乱軍をまとめるには将軍の班婳は欠かせません。
ここまで周到なワナを仕掛けられては、流石の容瑕も打つ手がなさそう。石晋から容瑕は班婳を守ると言いながら傷つけてばかり、と言われて反論できなかったし。
班婳から妻になれないと言われても、愛する人を守れれば本望と言いきれる石晋の漢気が恰好良かったです。
第41話あらすじ
班婳が石晋と結婚すると聞いて、父班准は認めないと怒り、母・陰氏は、望まない結婚だし家族も参列してやれない、と嘆きます。受け取った招待状と突き返された結納品を前に容瑕は何かが隠されていないかと考えていました。弟の班恒が招待状を光にかざすと、伝言が浮かび上がりました。
式典を行う玉京州に、容瑕と班恒が現れます。班婳は、礼拝を終え盃を交わした後石晋を人質に取り、それを合図に乱闘が始まりました。謝重錦の指示で石右相と飛仙は脱出します。
一方蒋洛は、大軍を率いて反乱軍と皇太子を討つ計画でしたが城はカラで、慌てて玉京州に戻りました。
班婳は乱闘から逃げた謝重錦を追いかけ、逆に敵に囲まれて毒を塗った武器で襲われて捕まります。牢に入れられた班婳は、謝重錦に反乱軍の実情を訴え考えを変えるよう説得しますが、重錦は応じません。
皇太子たちは、班婳を助ける方法を話し合うも結論は出ず。戻ってきた容瑕と石晋は、都へ攻め入ろうと提案します。
第41話感想
式を翌日に控えた班婳に、石晋は自分は班婳が幼い頃班代将軍に武術を習っているのを見てから、ずっと慕ってきたと打ち明けました。以前祖父の班代将軍に憧れていたと言ってましたね。式を挙げた後も班婳には自分らしく非凡な女性で居て欲しいって泣かせるなあ。班婳も泣いていたし、1人で班婳との新婚生活を妄想するシーンも切なかったです。石晋、良い奴なんだけどなあ…。
式をきっかけに形勢逆転を狙った班婳でしたが、更に上を行く謝重錦のワナに懸かって捕まりました。毒を盛られて牢に居る班婳は、いつもの派手な様子とは違い弱々しい。早く救出しないと手遅れになるのでは?最近しっかりしてきた皇太子も、このピンチに妙案が出せず腰が引けています。阿克斉王子が言うように容瑕に頼りきりでは、先が思いやられます。
第42話あらすじ
祖父を目の前で殺された飛仙は、自分を殺すための謝重錦の策だと怒りをぶつけ、逆に重錦は石晋が反乱軍と通じたことを蒋洛に報告すると脅します。
容瑕は班婳を助けるため都へ進軍を続け、牢に居る班婳は体内に毒が回り衰弱しながらも容瑕や軍の状況を心配していました。
飛仙は牢にいる班婳に恨みをぶつけます。人の目ばかり気にせず好きに生きれば良いという班婳に、飛仙は毒で死ぬ班婳を容瑕に見せると笑います。班婳は最後に白い毛皮のケープを持ってきてほしいと頼みます。
遂に容瑕たちが城門の前まで攻めて来ました。重錦は班婳を城門の上に立たせ、投降しないと班婳を殺すと脅します。容瑕は班婳へ向けて矢を放ち、兵たちは一斉に城へ攻め込みました。
宮廷前まで迫った容瑕の前に、飛仙が蒋洛に、提案した班大将軍の部下が立ちはだかりました。そこに現れたのは…。
第42話感想
謝婉瑜は班家の役に立ちたいと宮中へ入り込み、兄の重錦と班婳に会います。これが容瑕たちに勝機を与えました。でも一番は、重錦と手を握りつつ恨みを忘れられなかった飛仙と、婉瑜と離婚して飛仙を皇后にすると言った蒋洛。2人の会話を聞いた重錦が、班婳に味方したことでしたね。策士策に溺れるってやつ?
また毒で弱り、夢と同じ白いケープを来て容瑕に射られて死んだと思った班婳が、将軍として虎符を持ち班大将軍の部下たちの前に立った時は驚きました。
その後蒋洛は、目の前で繰り広げられた大乱闘を驚いて見ていました。皇帝のつもりだった蒋洛には、信じられない光景だったのか、最後まで情けない。
最後に蒋洛の手を振り払い、もう少しで皇后になれたと悔しがる飛仙に、いつから女性は男性にすり寄って富を得るようになったのかと嘆き、それでも国一番の美女かと言い放った班婳。自分にとって飛仙はとっくに死んでると言ったのは、飛仙をライバル視しながら目標にし、少しは買っていたと言うこと?と思いました。
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