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大唐流流 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

大唐流流 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

大唐流流~宮廷を支えた若き女官~ 2021年 全55話 各45分 原題:骊歌行 英題:Court Lady

dim-sumさん

第21話あらすじと感想

梁(りょう)王は太子(たいし)がいきなり態度を変えたことにいらだちを隠せない。その話を聞いた陸琪(りくき)は「韓(かん)王に唆された盛楚慕(せいそぼ)が、太子に梁(りょう)王の悪口を話した」と言い、梁(りょう)王が楚慕(そぼ)を敵視するようにしむける。一方、陸(りく)家に入った傅音(ふいん)は玲瓏(れいろう)に腕輪を盗んだと疑いをかけられる。そこへ陸琪(りくき)が現れケンカを制するが、ひょんなことから陸琪(りくき)は音(いん)が自分を好きだと思い込み…。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

刺繍の下絵を周王に頼んだ傅柔は、絵を持ち帰ろうとします。その絵が梁王に頼まれたと聞き、周王は好色な梁王が絵を見たら傅柔が犠牲になると言い、別の絵を描きました。

陸家では、陸漢星が傅家に放火をしたと知った傅音が殺そうとして、玲瓏に邪魔されます。一方陸琪は傅音が描いた自分の似顔絵を見て、傅音が自分を好いていると勘違い。傅音を虐める玲瓏を叱り、傅音に馴れ馴れしく接します。それを見た玲瓏は不満に思い、傅音が陸琪の寵愛を受ければ、自分は盗み聞きが出来なくなり漢星も不利だと唆し、2人は傅音を陥れる計画を立てます。

宮中では、傅柔が宮女がネズミ駆除用のヒ素を持ちこんだと知り、皇后に伝えます。宮中の規則を守るため、皇后は宮女とヒ素を持ち込んだ人物を処刑しました。その後皇后は怒りのあまり司徒尚儀を殺してしまったが、あれほど規則を大切にする人物はいないと惜しみ、傅柔が申し出た司徒の甥に家を継がせ、墓守をさせるよう命じます。

傅柔は司徒尚儀の件を知った元部下呉尚儀から、恩は忘れないと感謝されました。皇后から褒美をもらった傅柔は、宮中では人の命が鼠の命より軽いのかと悩んでしまいます。

陸琪は梁王の不満を盛楚慕へ向け、周囲も韓王と楚慕が太子と梁王の間を裂こうとしている、と唆します。梁王は楚慕の恋人・傅柔を陥れようと言い出し、酒の上での戯言では済まされない予感。周王も梁王は太上皇の寵愛が深く、楚慕が10人居ても対抗できないと言っていたし、傅柔はとんでもない人物に目を付けられたものです。

傅柔は、周王が陸盈盈の美人図を描くと、気の毒だから描かないでと頼みます。陸雲戟は嫌いだが、盈盈に罪はないと。こんな善人が宮中でやって行けるのか?周王でなくとも心配になります。
傅音は、陸琪に誤解されたばかりに玲瓏に目の敵にされ陥れられそう。兄の傅涛が出張中で不在で寧も心労で倒れそうだし、早く逃げないと傅音は命まで失いそうだなあ…。

第22話あらすじと感想

傅音(ふいん)は玲瓏(れいろう)の罠(わな)にはまり陸漢星(りくかんせい)に乱暴されそうになるが、陸琪(りくき)が現れ、事なきを得る。しかし真相を知らない陸琪(りくき)は傅音(ふいん)を「恥知らず」と罵り、立ち去る。この騒ぎで母の形見の腕輪を割ってしまった傅音(ふいん)は涙にくれるが、復讐(しゅう)の誓いを新たに陸琪(りくき)の部屋へ行く。翌日、陸雲戟(りくうんけき)はわびに来た漢星(かんせい)に、朝廷の重臣である趙侍郎(ちょうじろう)の娘をめとるよう命じる。すべては朝堂における味方を増やすための策略であった。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

傅音は、壊れた腕輪を見て何としても母の復讐を遂げなくてはと思い込み、陸琪を動かし陸漢星を陥れようと決意。そして陸琪の側室になります。翌朝2人を見て驚く玲瓏に、陸琪は今後傅音を虐めるなと警告しました。

漢星は、陸雲戟から趙家の娘との結婚を命じられます。相手が長安でも有名な不美人なので断ると、雲戟は家から出ていけと怒りました。漢星は縁談を受け入れ、陸琪は父雲戟にこれで朝堂での仲間が増えると話します。

そのころ雲戟に賄賂を渡して逃亡中の洪義徳を探す傅涛は、洪が広州を出て長安に向かったと知ります。洪の生存が皇帝に知れれば陸家の一大事ですが、捕えずに陸家を陥れることに。

長安では、元海賊の盤子方が街で男に絡まれた女性を助けますが、相手が駙馬(皇帝の女婿)だったため役人も駙馬の肩を持ち、逮捕されそうになります。偶然来合わせた顔妃の側近の機転で救われますが、部下たちは納得せず復讐しようと子方に詰め寄ります。子方は部下を宥め、長安では暴力よりも権力が重要だと思い知ります。

陸琪を使って漢星を陥れるため、傅音は玲瓏が陸盈盈の真珠飾りを持っていると知らせます。すると漢星が着服したものを貰ったと告白した玲瓏は殺され、漢星は体罰のみ。傅音は陸琪に理不尽だと訴えますが、漢星は身内で玲瓏はただの侍女、傅音も同じだと言いました。

傅音が陸琪の部屋へ向かうシーンの間、傅柔と周王が処刑された宮女を悼む様子が重なって流れました。そこでは周王が、傅柔が頑固で誘惑に流されず自分を保っていることを褒め、信念を貫かねば意に反した行動を取ってしまうと語ります。周王は傅柔の見た目の美しさと同時に精神も大好きなんだなあと感動すると同時に、正に意に反した行動をする傅音がこの話を聞いていれば…と思いました。

子方も傅柔の精神に触れて正々堂々と生きようとして上手くいかず、それでも流されまいと頑張っています。傅柔の精神は皆の支えなんですね。

第23話あらすじと感想

歆楠公主(きんなんこうしゅ)はなんとか陸琪(りくき)との結婚を避けようと、傅柔(ふじゅう)に陛下の前で結婚できない理由を説明させる。突然呼び出された傅柔(ふじゅう)は困惑するものの、太上皇(たいじょうこう)が太福(たいふく)上皇后をめとった時のように、陸琪(りくき)に屏風(びょうぶ)に描かれた孔雀(くじゃく)の両目を射らせることを提案する。しかし、陸琪(りくき)は弓矢の名手で、孔雀の目を射ることくらい簡単であった。公主は絶望していたが、傅柔(ふじゅう)はある作戦を考えていた。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

結婚を嫌がる歆楠公主から頼まれて、傅柔は孔雀の目に刺繍をします。更に揚柏に頼んで屏風をから射るように移動させた結果、陸琪は失敗。陸琪から孔雀の目が動いたと聞いた陸雲戟は、刺繍を持ち帰って調べることにしました。

傅柔は、揚柏から陸琪が孔雀を射貫けなかったと聞いて安心し、刺繍を回収を頼みました。しかし揚柏が探しても刺繍は見つからず、傅柔は慌てます。

顔妃は、皇帝から息子周王の誕生日を忘れた詫びたい、他の皇子たちと公平に扱いたいと言われました。そこで周王のたった一つの望みを叶えて欲しいと言い出します。しかし顔妃から話を聞いた周王は、傅柔には無理強いしたくないと話しました。

陸家に居る傅音は、陸雲戟と陸琪が孔雀の刺繍に仕掛けがあると解れば傅柔は処刑され、関係が深い魯国公府を陥れられると話すのを立ち聞きします。傅音が孔雀の刺繍を処分しようとすると陸琪が現れ、刺繍を専門家に調べさせよと執事に命じました。陸家には長安中の刺繍師が来て仕掛けを見破ろうとしており、傅音は気が気ではありません。

それは傅柔も同様で、刺繍の行方が気になるあまり、夜中に李宝林と囲碁を打っていました。李は仕掛けを知りたがり、傅柔は李を巻き込みたくないと応じます。

傅柔は、公主から「兄嫁」と呼ばれて嬉しくなったと言い、糸を染める所から初めて孔雀の目に細工をしました。目が動くという不思議な細工は、距離の他逆光も関係しているかも。刺繍の家で育ち慧娘子の秘密を暴いた傅柔ならでは、ですね。

陸家でこの刺繍を見た傅音は、陸琪から漢星は苦しい時に世話になった伯母の息子だから、殺せないと言われて納得し、腕輪を貰いちょっと好きになった?優しすぎるよ…。

その漢星は、皇帝暗殺と陸家に復讐を目的に長安入りした洪義徳に捕まりますが、陸家を不倶戴天の敵と呼び洪の手先に。この後刺繍師たちは細工を見破れるのか、李宝林は秘密を知って傅柔をはどうしたいのか、心配だなあ。

第24話あらすじと感想

傅柔(ふじゅう)は李宝林(りほうりん)に孔雀(くじゃく)の刺繡(しゅう)の秘密を打ち明け絶賛される。しかしその刺繡の行方が分からず困っていた。もし専門家に見せれば刺繡に施した細工は必ず見破られるという。その頃、陸(りく)家では回収した刺繡を有名な刺繡師たちに検分させていた。一方、馬海娘(ばかいじょう)は相変わらず盛楚慕(せいそぼ)を追いかけている。傅柔(ふじゅう)に唆された馬海娘(ばかいじょう)は、韓(かん)王府に乗り込み、韓(かん)王妃に「楚慕(そぼ)の妻になりたい」と直訴。そのまま韓(かん)王府で花嫁修業をすることになる。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

傅柔が探していた刺繍は、元同僚の李宝林が持っていました。李は、秘密を打ち明けた傅柔となら、命懸けの友情「換命帖」の間柄になれると打ち明けます。

陸琪は専門家から刺繍に問題が無いと言われ、傅柔への復讐を決意。そこで梁王に、盛楚慕と一緒に居る傅柔を見せてけしかけます。

盛楚慕と傅柔が話をしている所へ、楚慕の弟2人の証文を持った馬海娘が現れました。馬が傅柔を人質に楚慕に結婚を迫ると、傅柔は権限を持つ姉の韓夫人から了承を貰うよう、馬にアドバイスしました。

宮中に戻った傅柔は、太上皇の妃・蘇太妃に呼び出されます。傅柔が宮殿へ行くと太妃は不在で、息子の梁王が居ました。梁王は傅柔に乱暴しようとし、傅柔は説得して逃れようとしますが、梁王に捕まって絶体絶命に。そこへ悲鳴を聞いた楚令が現れて傅柔を助けますが、梁王は刺客だと叫び衛士を呼んで捕らえさせ剣を向けます。傅柔が楚太妃に呼ばれたと聞いた周王が梁王を止めて楚令を救い、傅柔を部屋まで送ります。

楚令から傅柔のことを聞いた楚慕は、翌日皇帝に結婚を申し込みに行きます。そこには既に周王が居て既に結婚を申し込んでおり、更にその場にいた盤子方も傅柔との結婚を願い出ました。その上太上皇の使いが梁王が傅柔を嫁にと言っていると申し出、困った皇帝はこの件を皇后に預ける事にします。

李宝林に悪意がなくて安心しました。それにしても日光で退色する染料や、透明できらめく糸で刺繍した孔雀、実物が見てみたい。刺繍に詳しい2人だからこそ解り合える内容でしたね。

馬は韓夫人に会って楚慕とは相思相愛だと言い結婚を認めて欲しいと訴えました、真剣なのですね。両肩に水を入れた椀を載せ、孟子を暗唱し真面目な顔でモデル歩きする馬は、いつもの女海賊とは大違いでした。

皇帝は傅柔に4人が結婚を申し込み面倒になったみたい。梁王が申し出なければ周王に嫁がせたのでしょうが、父の太上皇の願いは簡単に拒否できないんですね。

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