大唐流流 25話・26話・27話・28話 あらすじと感想

大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

大唐流流~宮廷を支えた若き女官~ 2021年 全55話 各45分 原題:骊歌行 英題:Court Lady

dim-sumさん

第25話あらすじと感想

傅柔(ふじゅう)が盛楚慕(せいそぼ)、周(しゅう)王、梁(りょう)王、厳子方(げんしほう)の4人に求婚され、宮中ではその話題で持ちきりとなっていた。なんとか盛楚慕(せいそぼ)と結婚したい傅柔(ふじゅう)であったが、皇帝が周(しゅう)王との結婚を望んでおり、皇后も太上皇(たいじょうこう)の顔を潰してでも、皇帝のために周(しゅう)王を選ぼうと覚悟を決めてしまう。しかし、ある噂(うわさ)を聞きつけた太子(たいし)妃が皇后を説得し…。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

傅柔は、互いの命を預けるほど親しい李宝林に、皇后が誰を選ぶと思うか尋ねます。李から周王か梁王のどちらかだろう、盛楚慕はまずないと聞き絶望します。そこで李と呉尚儀の力を借りてある作戦に出ることにしました。

楚慕も、姉の韓王夫人に手助けを頼みますが、無理だと言われます。そこで剣の師匠から貰った兵法書を元に作戦を立て、刺繍の暗号で傅柔に想いを伝えることにしました。

傅柔は李宝林と2人で話しながら散歩し、太子妃の侍女に立ち聞きさせて内容が太子妃に伝わるよう仕向けます。話を聞いた侍女は、太子妃に傅柔は周王と結婚させない方が良いと話しました。

そのころ韓王夫人は皇后に会い、傅柔への祝いの品として楚慕の刺繍を渡して欲しいと願い出ます。その後楚慕の弟楚令から頼まれた歆楠公主は、傅柔の結婚相手選びを観相家の蘇天師に任せてはどうかと提案しました。皇后はもう周王に決めたと応えます。

最後に太子妃が現れ、傅柔が周王と結婚すればその母の顔妃と周王に宮中の情報が筒抜けになり、太子に不利だと申し出ました。皇后は周王との結婚を命じた書を焼かせ、皇帝に太上皇を納得させるために蘇天師の占いに従いたいと伝えます。皇后が自分の意を汲み周王を選ぶと考えていた皇帝は、落胆し顔妃に会いに行きました。皇后は、皇帝が晋州城主の娘だった顔妃が側室になった時のことを思い出し、涙します。

追い詰められた傅柔は、太子妃と太子は不仲だが、周王は自分を大事にしてくれそうで幸運とまで話しました。元から嫌われていたとしても、太子妃に睨まれたら面倒です。楚慕と結婚するためでも後から罰が下りそう…。そして楚慕が傅柔に伝えた作戦も気になります。

楚慕を諦めない馬海娘は、自分が嫌われていると知っても尚、高貴な女性になるためと韓王府に通い勉強を続けます。元妓女の怜燕児に男性を振り向かせる方法を教わりましたが、楚慕は果たして馬を好きになるでしょうか。

第26話あらすじと感想

「傅柔(ふじゅう)を4人のうちの誰に与えるのか」という問題に対し、病を理由に結論を先送りする皇后にしびれを切らした太上皇(たいじょうこう)は、皇后の宮殿を訪れる。奉天(ほうてん)観へ遠出する皇后に対し、仮病ではないかと問い詰める太上皇。皇后は五弟(ごてい)の命日が近いため、奉天観で法事をする旨を告げる。その言葉に感動した太上皇は皇后にわび、自分も奉天観へ同行することを決めるのだった。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

皇帝から希少な硯と筆を貰った周王。皇后が傅柔を奉天観に連れて行くと聞き、蘇天師の観相を元に、傅柔が梁王に嫁がされると気付きます。傅柔は、皇帝に再考を願うと言う周王を振り切り去って行きました。

陸琪は法事に向かう皇后一行の警護担当になり喜びます。しかし洪義徳と組んだ陸漢星が極秘の行程を盗み見て洪に伝え、洪は一族の復讐のため、皇后と陸琪の殺害を計画します。

そのころ盛楚慕は奉天観で蘇天師と碁を差しています。最後の1局に剣の師匠から貰った玲朧棋譜を賭けることに。この棋譜を長年欲しがっていた天師が勝ち、棋譜を手にしました。

蘇天師は梁王と皇后双方から、それぞれ自分が達に都合が良いよう卦を出すよう言われますが、拒否。太上皇は、不満気な梁王に天師の占いが的中した話を聞かせ、自分は傅柔が禍を招くと結果が出たら断固反対すると言いました。

天師は皇后、太上皇、梁王の前で傅柔の人相を見て、福相だが皇族とは相克の関係にあり梁王、周王とも子を授からないと断言し、皇后も太上皇も納得します。

その後皇后は天師に自分の余命を尋ねます。寿命は占わないとい天師に、自分が死に宮中の勢力図が変われば国の安定に関わると迫り、余命3年足らずと知りました。天師は、生命力が強い傅柔を側に置けば、皇后の運気が上がり大いに役立つとアドバイスします。

楚慕が持っていた棋譜は、兵法書ではなく本物の棋譜だったんですね。天師に自分に都合が良い卦を出させる取引に使うため、結論を抜いて渡すとは酷い作戦だなあ。

傅柔は法事の間、道衣が変色して困っている袁道士に会い助けました。道衣が苦労の末完成間近い丸薬作りに欠かせないと考えていた道士は、お礼にと万病に効く丸薬を2粒を傅柔に渡します。染色に使う染料は薬草でもあり、今でいう科学だったんですね。

天師から皇后のお守りのように言われ、側に居ることになった傅柔は、梁王、周王から逃れられましたが、婚期は遅れそうです。

第27話あらすじと感想

蘇(そ)天師の占いを終え、長安(ちょうあん)へ戻ろうとしていた傅柔(ふじゅう)たち一行。しかし大蒼(たいそう)山の途中で洪義徳(こうぎとく)たちに襲撃されてしまう。皇后、太上皇(たいじょうこう)、梁(りょう)王、柔(じゅう)はなんとか洞窟に逃げ込むものの、その洞窟は巨大な迷宮で出ることができない。偶然通りかかった盛楚慕(せいそぼ)も柔(じゅう)を捜索するが、もう少しのところで柔(じゅう)がある者にさらわれてしまう。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

洪義徳たちは山の上から皇后や太上皇の馬車に火矢を射かけ、警護の兵士たちと剣で襲います。次々と兵が倒れる中、太上皇と2人で馬車に乗り逃げようとする梁王を傅柔が引き留め、皇后と一緒に4人でその場を離れました。

寺から帰る途中だった盛楚慕は火の手を見かけて助けに向かいますが、傅柔たちはその場に居らず、洞窟内で道に迷っていました。逃げる途中毒を塗られた剣で切り付けられた梁王は危篤状態に。そこで傅柔は万病に効くという丸薬を飲ませ、梁王は息を吹き返します。

傅柔は皇后に出口を探すよう命じられ、地図を描きつつ歩きます。漸く洞窟から出ると、トラを見て驚き、地図を落としてしまいました。そこで楚慕が自分を呼ぶ声を聴き、返事をしようとした所で何者かに当て身を受け気を失います。

傅柔を探していた楚慕は、地図を拾って洞窟へ入り、皇后たちを救出しました。楚慕が傅柔が見つからないと言うと、皇后は傅柔を探すように命令しました。

傅柔が目覚めると、厳子方が居て食事を勧めてきました。一行を襲った洪と知り合いで山に居たと聞き、傅柔は襲撃を知りながら朝廷に知らせなかった子方を責めます。自分が着ていた官服の事を尋ねると、子方は破れたから捨てたと答えます。

そのころ傅柔を探していた楚慕と周王は、官服の切れ端とトラの足跡を見つけ、傅柔がトラに襲われたと考えます。楚慕は賢い傅柔ならトラから逃げたはずと探し続けます。

皇后たちが不明になったと聞いて、探しに出た周王に対し、太子は我を失い祈りを捧げていると皇帝に話す顔妃。皇后の行方を案じて不安定な皇帝に、太子よりも周王が頼りになると匂わせる手際の良さが怖かったです。そして傅柔が咳き込む皇后に渡そうとした水を、剣を突きつけて横取りし残りを捨てようとする梁王、嫌な奴です。一方、皇后は錯乱した太上皇に首を絞められても泰然としています。皇帝が「賢后」と呼ぶだけあり、梁王、太上皇とは器が違うと思いました。

第28話あらすじと感想

陸(りく)家では、今も目を覚まさない陸琪(りくき)を傅音(ふいん)がかいがいしく看病している。傅柔(ふじゅう)は厳子方(げんしほう)の隠れ家に閉じ込められていた。「解放してほしい」と懇願する傅柔(ふじゅう)だったが厳子方(げんしほう)は聞き入れず、これまでの思いをぶつける。一方、盛楚慕(せいそぼ)と周(しゅう)王は、山の中で傅柔(ふじゅう)の捜索を続けていた。

引用元:BS12 大唐流流~宮廷を支えた若き女官~

子方は、家族を殺され海賊になってからの辛い日々、許嫁の傅柔が心の支えだったと訴えます。傅柔がずっと子方を兄だと思ってきたし、許嫁も解消されたと答えても、子方は納得しません。

一度家に戻った子方を、陸琪の病気を治す薬を貰おうと考えた妹の陸盈盈が追いかけます。そして子方の外出を見計らって傅柔と入れ替わりました。酔って家に入った子方は、入れ替わりに気付かず盈盈と関係を持ちます。

監禁から逃れた傅柔は、盛楚慕と再会。傅柔が幽霊だと思った楚慕ですが、翌朝傅柔が生きていると知り大喜びします。楚慕は宮中に戻れば引き離される、一緒に逃げようと言い出しました。自分を探す声に一度は楚慕を拒否した傅柔も、一緒に逃げることにします。

翌朝子方は、相手が盈盈と知り驚きます。望みが叶って嬉しいと言う盈盈に対して、子方は陸琪の薬が欲しいのかと聞き、目の前で陸雲戟が死ねば薬を渡すと言います。絶望した盈盈が帰る途中、子方が追いかけてきて薬を渡し、これで2人の関係は終わりと告げました。

宮中では、太上皇と皇后の件で協議が行われました。陸琪の責任を問う声が上がる中、梁王が太上皇の意見書を出し、陸琪に罪はないと訴え、皇帝は周王と梁王に調査を命じます。楚慕の父魯国公は、行方不明の楚慕を心配し、捜索を続けていました。

その頃、楚慕と傅柔は広州まで逃げていました。道中お金を使い果たし、広州の食堂で店主を脅迫し、用心棒として働くことに…。

陸琪の父雲戟は、息子を庇うため梁王を抱き込んだようですね。お陰で部下の曹将軍が警護の失敗どころか賊を手引きした罪に問われそう、陸家恐るべし。一方楚慕の父魯国公も、楚慕が罰を受けないよう休暇届けを出させたり、妻を心配させまいとしたり、実は気遣いが出来る人だったようです。そして楚慕と傅柔、広州は土地勘があるとは言え、楚慕は無計画で行き当たりばったり、大丈夫なんでしょうか?

【放送情報】

以下 放送予定の記事は

中国ドラマ 放送予定順

にてご覧ください。

関連記事

現在放送中の記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP