成化十四年~都に咲く秘密~2020年 全48話 原題:成化十四年(英語:The Sleuth of Ming Dynasty)
nanaさん |
第1話 あらすじと感想
順天府の推官・唐泛(とうはん)は人並みならぬ洞察力の持ち主。その才能から上司である潘賓(はんひん)からも頼られ、街角で同時発生した窃盗事件の審理のため呼び出される。それらをいとも簡単に解決した唐泛だったが、その夜、妓楼で発生した不可解な殺人事件に巻き込まれていく。一方、錦衣衛(きんいえい)・隋州(ずいしゅう)は部下を引き連れ、指名手配の元武官を捜していた。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
明朝、第9代皇帝・成化帝の時代 成化14年は西暦1478年、日本では室町時代で応仁の乱が収束した翌年です。主人公は順天府の推官・唐泛と錦衣衛の隋州。二人が名探偵コンビになり事件を解決する「ブロマンス」ドラマです。私は「ブロマンス」が良くわかりませんでしたが「ボーイズラブ」とまではいかなくて、「ブラザー」と「ロマンス」から作られた言葉らしく、いつも一緒で仲良しっていう事かな?二人がどんな風に仲良しなのかはドラマが進んでいくうちのお楽しみでしょうか。そしてもう一人、汪植は成化帝の寵妃 ・万貴妃派の宦官で特務機関・西廠の主管を務めています。唐泛達と事件を通して関わりあって行くようで、この三人のイケメンが事件を解決する探偵物語です。
唐泛は順天府に勤め給料の半分を食事に使う美食家、足りない生活費を小説などを書いて稼ぐ頭脳明晰で推理力も抜群の笑顔が可愛い子犬みたいにかわいい系イケメン、「流星花園2018」(花より男子)で花澤類を演じたグアンホン(官鴻)が演じます。そして錦衣衛の隋州は武術と料理が得意で髭のせいかクールでワイルド系イケメン、フー・モンボー(傅孟柏)が演じています。もう一人の汪植は宦官で、宮廷では万貴妃に近い存在で知的でクールで謎が多そうな人物。リウ・ヤオユエン(劉耀元)が演じます。第1話は三人の紹介シーンと事件の始まりが描かれています、三人が全くタイプの違うイケメンなのがポイント。三人の中から誰の「押し」になるのか今から楽しみですが、見た目では唐泛かな、料理も作るよりは食べるのが好きですから。料理好きとグルメな2人のドラマなので、どんな食文化と出会えるのかも楽しみになりそうです。そしてこのドラマはジャッキー・チェンがプロディースしていますのでアクションシーンにも注目したいです。
第2話 あらすじと感想
皇太子の学友・韓早(かんそう)が失踪したとの連絡が入り、捜査のため聞き込みを開始した隋州。韓早が失踪する直前、街で騒ぎを起こしていたという唐泛に目をつける。一方、妓楼で発生した殺人事件を捜査していた唐泛は身元不明だった遺体について調べ、驚きの事実を知る。その後、唐泛を調べるために身分を隠して接近した隋州だったが、そこへ明朝の特務機関・西廠(せいしょう)の汪植(おうしょく)が現れる。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
唐泛が上司と一緒に麺を食べようと訪れた店で隋州と出会います。そして汪植も店に現れて、三人が初めて顔を合わせました、まだお互いの様子をうかがっているという感じでしょうか。その後唐泛と隋州は一緒に事件を追うことになり容疑者が見つけます。別々に起きたと思っていた殺人と失踪事件がつながり始めました。
クールに見えた汪植が唐泛の書いた恋愛小説を愛読していたとは驚きです、これは唐泛に近づくための口実なのか気になるところです、隋州の方は唐泛の推理力に一目置いている様子で、料理の腕前がプロ並みの隋州と唐泛はいい相棒になれそうな感じです。ドラマに出てくる料理もみんな美味しそう、私も中華料理大好きなので一緒に食べたいです。肉そぼろ麺も水餃子みたいなのも気になりました。事件の推理とグルメの二つのテーマで物語は進んでいくみたいで面白くなりそうです。
ところでこのドラマは本編の後に特典映像があります、私も今までは録画してドラマを見ることが多いのでエンディングの歌はあまり聞きません、でもこのドラマでは最後までちゃんと見逃さない様にしないと、そういえば昔見たジャッキー・チェンの映画にも最後にNGシーンがあったこと思い出しました。特典映像見たけど唐泛役のグアンホンの表情が可愛かったです。
第3話 あらすじと感想
唐泛と隋州が手を組み、共に容疑者を尋問すると、事件の鍵となる人物として林朝東(りんちょうとう)が捜査線上に浮上する。かつて回春堂の店主に連れられて鉄市を出入りしていた林は、やがて闇取引にも手を染めるようになっていた。林朝東は数日前に実行犯を雇い犯行に及んだだけでなく、通行証を不正に入手したことも判明する。一方、毒殺に使用された薬の正体を知った汪植は薬の本来の持ち主に恩を売るため、動き出していた。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
唐泛が何者かに襲われて事件の証拠の薬瓶を盗まれました、犯人はオイラト人とわかり、鉄市というオイラト人が住む街へ行きます。(オイラト人はモンゴルの遊牧民の部族です)そこで鄭誠の事件の容疑者林朝東とオイラト人達の関係を知ります。唐泛は林朝東と妓女・馮清姿が恋人同士で鄭誠を殺したのではと気づきます。一方汪植は韓早を殺した毒が役所のもので後宮の太監が持っていたことを突き止め捕まえるが自害されてしまいます、犯人への手がかりが切れたようで、そのことを皇帝・成化帝に報告します、汪植が事件の話をしてる時の皇帝が怖い感じ、犯人を早く見つけないと汪植の身が危ういです、事件はとても複雑で犯人にたどり着くのは大変そうです。
鉄市に向かう途中、唐泛と隋州の壁ドンシーンがありました。男同士だとそんなにドキドキはしないかな。でも壁ドンした時の隋州はカッコ良かった。捜査している時の二人の息があってきたのを感じます、どんどん捜査を進めていく隋州とちょこちょことついて歩いて推理している唐泛の姿は子犬みたい。成り行きで街で出会ったオイラト人の娘の家に泊まった唐泛、帽子をかぶっていなかった唐泛の乱れた髪がとってもセクシーで別人なくらいカッコ良かった、こっちの髪型のほうが断然好きです。
3話までの中では錦衣衛の隋州がクールで良いですね、唐泛の家の待女の冬児も梨を銜えたまま隋州に一目ぼれでした。隋州を演じるフー・モンボー(傅孟柏)は台湾出身の現在34歳グアンホンより8歳くらい年上です。身長も186cmと背が高いので、一緒にいるとグアンホンが子犬ちゃんみたいに感じます。グアンホンも台湾出身なので台湾人同士いいコンビになりそうです。
第4話 あらすじ
不可解な殺人事件の捜査をしていた唐泛と隋州は容疑者の林朝東を調べ上げ、ついに居所を突き止める。妓女・馮清姿(ふうせいし)を連れ逃げ惑う林朝東に包囲網を敷いていた隋州だったが、思わぬ邪魔が入ってしまう。事件の手がかりを失った唐泛は、上司である潘賓に林朝東を捕縛したと嘘の報告をして、真犯人をおびき出す計画を思いつく。その後、唐泛のもとに怒り狂ったオイラト人の女・ドゥルラが現れ、因縁をつけてくる。
引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~
林朝東を追い詰めけど、何者かに殺されてしまいます。林朝東の恋人、馮清姿の涙がとても切なく降り出した雨が彼女の悲しみの深さを表しているようで印象的でした。二人は幼なじみで許嫁同士でしたが、馮清姿は妓楼に売られてしまいます、林朝東は彼女を救い出そうとしていたのですが、高慢な鄭誠が彼女を先に身請けしてしまったのです。可哀想な二人と極悪な鄭誠。林朝東と馮清姿は誰かの助けを受け鄭誠を毒殺したのです。林朝東はどんな悪人かと思っていたけど、彼女を助けようとしていただけでした。馮清姿も自害してしまうのでしたが、唐泛達は林朝東は北鎮撫司の牢にいる事にして、真犯人を誘い出そうとします。しかしやってきたのは日本語を話す男たちでした。倭寇がやってきたのでしょう。黒幕は相当な大物という事、鄭誠の家の誰かが犯人かもしれません。
鉄市で林朝東を見つけ建物の屋根の上を駆け抜け追跡する隋州のアクションシーンはジャッキー率いるスタントマンチーム「成家班」が横店まで出向き指導したというだけあって、まるでジャッキーの様に隋州がカッコよく演出されています。いつもの店での食事のシーンでも店の女は隋州のスープにフーフーして冷ましてあげてニコニコしていました、彼女も隋州が好きみたい。私自身も隋州がいいなぁと思うシーンがいくつもありました。ワイルドなイメージの隋州に惹き付けられます。4話まででは隋州が圧倒的にモテてる気がします。しかし登場人物が男ばかりだと少し地味に感じます。華やかな女性の登場を期待したいです。皇太子の学友・韓早が飲まされた毒は弾刹散という特務機関・東廠の秘毒でした、子供ををそんなすごい毒で殺してしまうっていうのが訳がわからないです、他に何か狙いがあったとしか思えません。二人が殺された事件の黒幕は同じ人物なのでしょうか?捜査をしながら唐泛と隋州が少しずつ距離を縮めていく姿を楽しんで見ています。
【放送情報】
以下 放送予定の記事は
にてご覧ください。