未来モール ベストセラー作家 第1話・2話・3話 あらすじと感想

未来モール

未来モール 2020年 全8話 原題:預支未來

ARISAさん

ベストセラー作家(エピソード1-3)

第1話 あらすじ ベストセラー作家: パート1

ミステリーの女王と呼ばれる作家のバイ・ヨンリは今まで大ヒットした小説の続編を書くことが出来ずにいた。周りの期待の声が彼女を追い詰めていく中、彼女は未来モールというサイトにアクセスする…。それから7日後、インフルエンサーの妹バイ・ヨンシンと食事の約束をしていたヨンリだったが姿を見せない彼女を不審に思った妹がヨンリの自宅に行くとそこにはヨンリの死体が。その後の捜査で殺害現場はヨンリの自宅で、ヨンリの遺体は彼女の小説の中に出てくる殺し方を模倣していたことも判明する。事件当日自宅にいた夫のリュウ・サンダだったが酒に酔い、寝ていて事件のことは全く気付かなかったという。

そしてこの事件の犯人の一人として疑われたのはヨンリの小説150万部記念授賞式で騒ぎを起こしたチェン・カイショウだったが彼は事件後程なくして行方不明になってしまう。そして刑事のスーチェンは夫のリュウと妹のヨンシンに話を聞くが2人の供述が噛み合わない。妹と食事に行くと7時過ぎに出かけたというリュウに対しヨンシンは食事の予定はキャンセルしたと。そしてヨンリが生前最後に連絡をとっていたのは元交際相手のチュアン・ユンだった。

チュアンは出版社で会った時ヨンリの顔にあざがあったことが気になり食事に誘ったと供述する。彼女は転んだというがそれは嘘で旦那に暴力を振るわれたのだと…。その後鑑識から証拠不足だと言われもう一度現場に戻って捜索をしていた刑事のスーチェンは隠し引き出しの中からまだ未発表のヨンリの小説を発見する。そんな中立ち入り禁止となっているはずの部屋の電気がいきなり消され、電気を消した犯人を追うスーチェンだが…。

第1話 感想 ベストセラー作家: パート1

正直今回の事件を最初に見た時は夫のリュウ・サンダが怪しいと思いました。酒に酔っていたとはいえ本当に気づかなかったのかと疑問に思ったからです。ですがバイ・ヨンリの講演会で騒ぎを起こしたファンチェン・カイショウが行方不明になったことで怪しく感じてしまいました。さらに元交際相手のチュアン・ユンも怪しいなと思ってきてしまい誰が犯人か分からなくなってきました。

夫のリュウとヨンリの出会いの場だったサイン会でのリュウが書いた小説と登場人物も内容も全く同じだったというのは偶然にしては流石に怪しいと思ったのですがゴーストライターというわけでもなさそうですし謎ですが、ヨンリの顔のあざも気になりますし彼女と夫の間に何かしらはあったのではないかと思います。そしてヨンリが作品をかけずにスランプに陥っていたときにアクセスした未来モールというサイトはタイトルにもあるくらいなのでこれからどう関わってくるのか楽しみです。

そして最後のシーンで犯人を追いかけるスーチェン刑事の前に車が…。というところで終わってしまったので本当に続きが気になります。

第2話 あらすじ ベストセラー作家: パート2

殺害現場であるバイ・ヨンリの家から逃げたチェン・カイショウを刑事のスーチェンが確保したのだが、後に家の電気を消したのは別の人物だったことが判明する。さらにヨンリが死んだ夜のアリバイもあり捜査はまた振り出しに戻る。

事件を早急に解決できるようにサイバー犯罪の専門家でスーチェン刑事の弟リ・ゾンウェイが捜査に参加する。彼がバイ・ヨンリのPCデータを調べると夫リュウとの共著の未発表原稿『永遠の決別』が。さらには実物の本も見つかったのだが、サンプルにしては出来上がるのが早すぎて実物の本があるのはおかしいと。そして証拠品の中にあったはずのその本はいつの間にか無くなってしまう。

自宅が殺害現場となりホテルに宿泊しているリュウはヨンリとの生前のやりとりについて思い返す。夫のリュウはやっと作品を出版出来るようになるのだが、妻ヨンリの作品と比べられ才能の格差だと世間から彼の作品は酷評され夫婦仲は嫌悪な雰囲気に。そしてある日執筆活動に行き詰まったバイ・ヨンリが未来モールにアクセスするとそこには『永遠の決別』リュウ・サンダ、ヨンリ共著と書かれた小説が売っていた。その後ヨンリの部屋に入ったリュウは自分が書いた小説と全く同じ内容の小説『永遠の決別』著者リュウ・サンダ、2022年発行と書かれた本を見つける。そしてその本は不思議と著者がリュウ・サンダからバイ・ヨンリに変わり、2020年に死没と書き換えられてしまう。過去を変えたから未来が変わったのだと…。

ヨンリの自宅をもう一度調べ直し、リュウ・サンダが犯人だと確信した警察はリュウが宿泊しているホテルに突入するがそこに彼はもう居なかった。

第2話 感想 ベストセラー作家: パート2

今回の話はタイトルにもある未来モールがだいぶ関わってきましたね。未来の作品が売っているショップということで本当に不思議な話で現実ではあり得ないですが、もしあったら自分でも買っちゃう自信があります。

そして夫のリュウ・サンダと同じくらいチェン・カイショウも怪しいと思っていましたが彼にはアリバイがあり、やっぱり犯人はリュウだったみたいですね。リュウとバイ・ヨンリの関係性自体最初は良かったかもしれませんが過去の決別シリーズも本当はリュウの作品だったと思うとだいぶ見方が変わってきますし、リュウが本を出した時ヨンリの作風と似ているとの指摘も実は決別シリーズを書いていたのはリュウだということになると本来はリュウがベストセラー作家になるはずだったと思うと彼が不憫に思えます。そしてヨンリの

『リュウは失った心のかけら』という発言も少し恐怖に感じます。

このようにリュウがヨンリのことを恨んでいたのだとするとヨンリの遺体が懺悔の祈りのポーズを取らされていたことにも納得できますよね。ホテルから逃げたリュウがどうなるのか3話が楽しみです。

第3話 あらすじ ベストセラー作家: パート3

バイ・ヨンリの妹ヨンシンがネット配信を始め、姉を殺したのはリュウ・サンダだと名指しする。その配信にリュウがヨンリは応援すると言いながら未来を盗んだとコメントをする。

そしてコメントされたスマホからリュウの居場所を特定した警察は直ちにその場所へと向かう。

そしてその配信を見ていたカウンセラーのニャンジュンはヨンリが生前に未来を奪ってしまった罪を償いたいと言っていたことを思い出す。ヨンリが夢破れた日、急にパソコンがクラッシュし、画面の中に現れたのは未来モールというサイトだった。そのサイトに売っていた決別の人生とその続編決別の家という本を買ったと。その本は本当に名作で無名な作家リュウ・サンダという人物が書いたものだった。出版日付が未来の出版になっており、どれだけ調べても本の情報は出てこなかった為、本の一部を書き写し出版社に見せると最高傑作だと言われ、続編も書き写したのだと。だから彼に返したい、彼の人生を…。

その頃リュウはビルの屋上から飛び降りようとしていた。ヨンシンに配信させヨンリの悪事を暴くと。そして警察も到着し彼は事件の概要を語り始める。あの日の夜妹と食事をすると言い、出かけたヨンリだったが自宅の前で元交際相手のチュアン・ユンに抱き締められるところを見たリュウは帰宅したヨンリのことを問い詰める。そして妊娠していたヨンリはリュウにそのことを報告したのだが、その嬉しいはずの報告は自分のためなら子供も利用するのかとリュウを逆に激怒させる。そしてヨンリに咎められたリュウは彼女のことをそのまま階段上から突き落とし…。

第3話 感想 ベストセラー作家: パート3

今回の話はヨンリがリュウの未来を奪ってしまったという罪悪感やそれでもリュウのことを愛していたという事実、色々な感情が入り乱れていて切ない物語でした。絶望に満ちていたヨンリのパソコンに突如現れた未来モールに売っていた一生かけても書けない様な名作決別シリーズ。気持ちに魔がさして一部とはいえ書き写したことは絶対に許されることではないですが、ヨンリはリュウのことを本心で愛していたという事実は変わらない。でもリュウはそれさえも信じられなくなっていたというその気持ちも分かりますし、ましてや下交際相手に抱きしめられている現場を見ればさらに信じられなくなる気持ちは分かります。ですが殺すつもりがなかったとはいえ殺してしまった事実は変わらないのでそこはちゃんと罪を償って欲しいですね。

そしてリュウのスマホにも表示された未来モールとはいったい何なのか。これから未来モールがどのようにこのドラマに関わってくるのか、少し怖いですが気になります。そしてニャンジュンのパソコンの広告に出てきた傷痕隠しも未来モールの商品なのでは?と少し思っているのでその辺もどう展開していくのか楽しみです。

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