蔵海<ザンハイ>伝

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蔵海<ザンハイ>伝~静かなる炎、宮廷を揺るがす~ キャスト・相関図 全話あらすじ40話

放送予定

●【日本初放送】WOWOWプライム 2026年1/8(木)午後8:001/14(水)午前6:30 2話連続放送

蔵海<ザンハイ>伝~静かなる炎、宮廷を揺るがす~
2025年 全40話
原題:藏海传

目次

あらすじ

天文を司る欽天監の監正を父に持つ少年・稚奴。幼き日に一族を皆殺しにされ、炎に包まれた屋敷から仮面の男に救い出された彼は、深い復讐心を胸に秘め、身を隠して生き延びる。10年の歳月をかけて、星斗大師と師匠・高明のもとで修業に励み、建築術や策略術、風水や天象の才を磨き続けた。
やがて、名を蔵海(シャオ・ジャン)として都へ戻り、宮廷を揺るがす陰謀と権力争いの渦に巻き込まれながらも、愛する者と出会い、そして知略を武器に頭角を現わしていく。だが、その先に待っていたのは、己の復讐心をもはるかにしのぐ、深く巨大な闇だった。幾重にも仕組まれた陰謀に立ち向かうため、蔵海は仲間とともに真相を追い、国を守るべく立ち上がる――。

引用元:wowow 蔵海<ザンハイ>伝~静かなる炎、宮廷を揺るがす~

相関図

蔵海 相関図

藏海传 人物关系图

引用元:baidu 藏海传

キャスト

蔵海(ざんはい) 肖戦(シャオ・ジャン)

蔵海(ざんはい) 肖戦(シャオ・ジャン)

引用元:baidu 藏海传

前欽天監長官・蒯鐸の息子

本名は稚奴と言い、大雍国欽天監長官・蒯鋒の息子。一族が滅亡した後、仮面の人物が彼を助け出した。一族の敵を討つために名前を伏せて身を隠し、3人の師匠から建築技術と縦横術などを学んだ。

蔵海の名で都入りし、才能と知恵を頼りに朝廷で頭角を現す。敵の平津侯・庄芦隠に近づいて、復讐の機会を伺う。徐々に昇進して欽天監長官となり、工部侍郎に任命されて内閣入りした。絶えず能力と見識を磨き、粘り強く困難を乗り越えて緻密な計画を立てた。

だが復讐の過程でも本来の善良さは失わなかった。

復讐を終えた後は官吏をやめて妻・香暗荼と隠棲し、10年以上に渡る戦いは終わった。

香暗荼(こうあんた) 張婧儀(チャン・ジンイー)

香暗荼(こうあんた) 張婧儀(チャン・ジンイー)

引用元:baidu 藏海传

妓楼の店主で冬夏郡主

元の名前は明香暗荼。人質として大雍に来て柔遠皇女に封じられた。聡明で人並外れた知恵があり優れた技を持ち、同年代の誰よりも成熟している。蔵海同様、彼女も重い物語を負っている。

蔵海との出会いは大変劇的で、初めはそれぞれの目的のため互いを利用したが、復讐の途中共に困難と挑戦に遭って、徐々に理解し信頼が増して互いが拠り所になり、愛情が生まれた。

事件を通じて、共に国家の運命と個人の感情との間で矛盾と葛藤に直面した。最終的に自分の使命を果たして、真実の愛情と友情を手に入れた。

荘之行(そうしこう) 周奇(ジョウ・チー)

荘之行(そうしこう) 周奇(ジョウ・チー)

引用元:baidu 藏海传

平津侯府の次男

母は沈宛で庶子。平津侯は、実家が実力者の正妻・蒋襄に遠慮して、意図的に荘之行から距離を置いた。母は正妻・蒋襄によって中毒死したが、父親の庄芦隠は権力を保つためにこの件を黙認した。

長い間父親に無視されて育った経歴から、偽装が得意で慎重に物事を進める人物。幼いころ母親が蒋襄に毒を盛られたのを見て10年以上耐え忍び、役立たずな遊び人を装う。

蔵海の背中の傷を見て、蒯家の遺児だと知った。父親が母親の被害を黙認したと知ると、蔵海と協力して父の権勢を打ち壊した。

最後には父・荘芦隠に謀反を促し、その父を殺害した罪を詫びて爵位と鎮国大将軍を継承した。

荘蘆隠(そうろいん) 黃覚     (ファン・ジュエ)    

 

荘蘆隠(そうろいん) 黃覚     (ファン・ジュエ) 

引用元:baidu 藏海传

平津侯、栄禄大夫。

悪役の中心人物。狡猾で冷酷な手段をとる。軍功を挙げて大雍国で高い権力を持つ護国大将軍の位にあり、20年兵権を握っている。

彼は封禅台に瘖兵に号令できる「癸玺」が隠されていると知り、この古代の神器を独占するために計画的に欽天監長官・蒯鋒を謀反の罪で陥れて、蒯氏一族138人を殺害した。

幸いにも幼い稚奴(蔵海)だけは生き残り、成長して荘蘆隠に接近する。彼は終始蔵海を使える道具と見て、彼の接近と人心掌握するための心理戦を黙認した。

やがて蔵海は、復讐の障害だった荘蘆隠の幕僚を排除したり、夫婦の間を引き裂き、最後は蔵海の仕掛けで牢に入った。

明玉粛提(めいぎょくしゅくてい) 余男(ユー・ナン)

  明玉粛提(めいぎょくしゅくてい) 余男(ユー・ナン)

引用元:baidu 藏海传        

冬夏女王

かつて宮廷で謀反が起きた時、蒯鋒に助けられた。「癸玺」を探し当てた蒯鋒に、「癸玺」が凄惨な事態を引き起こすとその秘密を伝えた。彼女は蒯鋒を高く買っていたが、彼と家族の惨劇は止められなかった。

10年後「癸玺」が再び現れたと知り、遠く大雍で人質になっている娘を心配して自ら大雍に行く。彼女は蔵海と、銅魚を使って「癸玺」を探し第三の敵を引きずり出す。蔵海の復讐の過程でカギになる情報を提供して、蒯鋒一族滅亡の真相を明らかにした。

朝廷で彼女が持つ勢力と影響力、知恵を使い、助力者として蔵海の複雑な権力闘争を助けた。

趙上弦(ちょうじょうげん) 陳妍希(チェン・イェンシー)      

趙上弦(ちょうじょうげん) 陳妍希(チェン・イェンシー) 

引用元:baidu 藏海传   

蒯鐸の妻,稚奴と月奴の母

善良な心を持ち、自分の生んだ子供たちと養子たちを同様に扱った。幼い蔵海に、優しく賢くしとやかな母性を示した。

一方で、貞順六年、平津侯・荘芦隠による虐殺を見て死の恐怖に直面して、命の危険を前にしても恐れない特質を示す。子供たちを守れず悲痛が極まり、最後は夫の足手まといにならないよう、毅然として死んだ。

皇帝(こうてい) 張国強(ジャン・グゥォチィァン) 

皇帝(こうてい) 張国強(ジャン・グゥォチィァン)

引用元:baidu 藏海传

大雍国皇帝

太子時代、学友の蒯鋒が側仕えになり共に木工が趣味の2人は良き友になった。皇位を盤石にするため蒯鋒に「癸玺」を探しを頼んで手に入れたが、蔵海が現れるまで開けなかった。

皇帝は、朝廷に入った蔵海が造営技術と縦横術で徐々に昇格すると、才能と野心に注目し始める。彼を利用して権力の均衡を打破し、勢力を削ろうとした。他方で蔵海の真の身分と目的を疑い、秘かに身元を調べる。

蔵海が一族滅亡の陰謀を明らかにすると、皇帝は念入りに事件を調査した。事件の背後に国全体に及ぶ陰謀があり、朝廷の重要人物とその勢力にも及ぶと知って、蔵海と力を合わせて、黒幕に対抗する。

永容王爺(えいようおうや) 喬振宇(チィャオ・ジェンユー)   

永容王爺(えいようおうや) 喬振宇(チィャオ・ジェンユー)   

引用元:baidu 藏海传

皇帝の弟

毎日朝議に出るが、暇な王族。表向きはのんびりと趣味に生きるように見えて実際は用心深く腹黒で、謀略や駆け引きが得意。曹静賢が苦手。

風水に凝って欽天監長官の蒯鋒と知り合い、良き友人になった。蒯家滅亡当夜、彼は第一発見者として事件に介入する。

表向きは豪放に見えて内心は繊細で、常に曖昧な言葉で他人を操り強烈に権力を渇望していると示す。わざと「癸玺」と政局に言及して蔵海の復讐を応援したり、秘かに平津侯たち権臣をコマにする布石を打った。

彼は、趙秉文と高明の闘争において隠れた実力者として戦局をひっくり返し、緊張緩和のカギとなった。

蒯鐸(かいたく) 鍾漢良(ジョン・ハンリャン/ウォレス・チョン)  

  蒯鐸(かいたく) 鍾漢良(ジョン・ハンリャン/ウォレス・チョン)   

引用元:baidu 藏海传

 

前欽天監長官 

稚奴、月奴の父親。道徳的で立派な人物で、激変の中で正しい判断を下す。祖先が建築技術で爵位を得て、大雍国最後の天象立法権を掌握した。

子供のころは皇子の学友で皇子が皇太子になった後、地位を盤石にするために伝説の秘宝「癸玺」を探す。偶然地下宮殿を掘り当て、『「鬼玺」を得たものは天下の兵権を手にする』の碑文を見つけた。三本の銅魚の鍵を常に携帯して、瘖兵=影の兵士に命令を下せる「鬼玺」の行方を知っている。

平津侯・荘芦隐の「鬼玺」を探せという要求を拒み、一家は錦衣衛に虐殺され、妻と娘の死を見て幼い稚奴に声を出さず逃げよと伝えた。

趙秉文(ちょうへいぶん) 田小潔(ティェン・シャォジエ)   

 

趙秉文(ちょうへいぶん) 田小潔(ティェン・シャォジエ)  

戸部尚書、内閣次席

石一平の死後内閣次席になり、内閣首相になった。庄芦隠、曹静賢とは大雍学宮で知り合った盟友。「瘖兵」の威力を見知った後、不遜にも「癸玺」を所有しようと願い、蒯家滅亡事件を主導した。この時稚奴を救出して、自分のコマに育て「癸玺」探しの助けにしようと考えた。

褚懐明(ちょかいめい) 沙寶亮(シャ・バォリィァン)

褚懐明(ちょかいめい) 沙寶亮(シャ・バォリィァン)

引用元:baidu 藏海传             

欽天監長官

平津侯配下の3大側近の一人。楊真、瞿蛟との悪役グループは「雑魚悪役団」と呼ばれた

元々欽天監長官・蒯鋒の助手だった。半端な能力で出世欲に駆られて蒯鋒に背き、反逆罪の証拠を手土産に平津侯に近づいて、長官の後継者になった。

蔵海が都に戻った後、地位を奪われることを恐れて何度も蔵海殺害を計画した。皇陵の修理に乗じて、蔵海を殉葬し殺そうとして失敗した。抵抗した蔵海が楊真を殺した後、盟友を失った褚懐明の地位は徐々に揺らいだ。

保身のために司礼監長官の太監・曹静賢を頼ろうとして失敗。天体予測を誤り庶民に落され、追放された。

星斗大師(せいとだいし) 張鐸(ジャン・ドゥォ)   

星斗大師(せいとだいし) 張鐸(ジャン・ドゥォ) 

引用元:baidu 藏海传

藏海の師匠のひとり

かつて皇室関連の工事で死刑判決を受け、後に神秘的な仮面の人に救出されてその命令に従い、一家滅亡した蔵海を養育して教え導いた。

建築技術と縦横戦術に精通し、稚奴が敵に見つからないように整形手術を施し、父母に似た所が無いように容貌を変えた。10年間に渡り自分の学んだ全てを、惜しみなく稚奴に与えた。最後は焼身自殺して藏海の過去の足跡を消して捜査の手がかりを断ち、養育の使命を全うした。

近寄りがたい外見の下に弟子への思いやりを隠し、蔵海が後悔の憂いなく復讐計画を実行できるように決然と行動した。

六初(ろくしょ) 白冰(バイ・ビン) 

六初(ろくしょ) 白冰(バイ・ビン) 

引用元:baidu 藏海传

感情のコントロールが得意。

蔵海の師匠のひとり。表向きは妓楼の女主人だが、実は蔵海の3番目の師匠で情報網を操る。蔵海の復讐におけるカギとなる師匠。厳しさと優しさを共存させ、人間性の複雑さを理解させ、侯府に深く潜入して危機に対応するための基礎を作った。

心を閉ざし愛情を抱かないことを教えて、感情が復讐の達成を妨げないよう教える。永容王が蔵海を疑ったときは、前面に出て助け舟を出した。

すらりとしなやかな体つきで、うりざね顔に輝く瞳、クールで狡猾、知的で洞察力に富んだ性格である。六初は復讐の場面に似せて蔵海の適応能力を鍛えて、権力闘争における「情を断つ」重要性を強調した。

蒋襄(しょうじょう) 趙子琪(ジャオ・ズーチー) 

蒋襄(しょうじょう) 趙子琪(ジャオ・ズーチー)

引用元:baidu 藏海传    

平津侯夫人 荘家の女主人

礼部尚書・蔣晋の娘、荘之甫の母。権力者の官吏の家で育ち、傲慢で尊大な性格で権力闘争や出世に強烈な執念を示す。荘芦隠との結婚は政治上の取引で、両家の勢いを強固にする目的だった。

荘芦隠が辺境守護に派遣されると円満離婚を選び、息子を連れて実家に戻った。荘芦隠が軍功を挙げたと知り関係を修復を願い、沈宛を毒殺して荘之行を養子から外して女主人としての地位を固めようと考えた。

息子は蔵海に騙されて障害が残り、荘芦隠は荘之行を嫡子にした。一連の打撃が蒋襄を完全に絶望させ、彼女は狂気に陥った。息子夫婦を毒殺して自分も毒茶を飲み、悲劇は幕を閉じた。

沈宛(ちんえん) 許齡月(シュ・リンユェ)   

沈宛(ちんえん) 許齡月(シュ・リンユェ)

引用元:baidu 藏海传   

荘之行の母親

舊部の娘。平津侯の幼馴染み、中毒で亡くなった。荘芦隠の幼馴染。荘芦隠は家族の利益と自分の前途のために、礼部尚書の娘・蒋襄と結婚し、沈宛は長い間正式な妻ではなかった。後に荘芦隠が皇帝の命令で辺境の守護に派遣された時、沈宛は同行して息子・荘之行が生まれた。最後は蒋襄が彼女を受け入れず、中毒で死んだ。

時全(じぜん) 柳明明(リィゥ・ミンミン)   

時全(じぜん) 柳明明(リィゥ・ミンミン)

引用元:baidu 藏海传     

欽天監官吏

曹静賢の義理の息子。元の名前は陸焚、陸家の長男。蔵海が欽天監長官在任中、彼に認められて副長官に昇進した。実は曹静賢の義理の息子で「癸玺」探しのため身分を隠して欽天監に10年間在籍した。

蔵海から「癸玺」を奪った後、義理の父親・曹静賢が不幸な死を遂げる。趙秉文の指示で皇帝の前で、蔵海が銅魚を持っているのに提出していないと告発した。最後は趙秉文に口封じされた。

姫群(きぐん) 黃俊鵬(ファン・シュンポン)  

姫群(きぐん) 黃俊鵬(ファン・シュンポン)  

引用元:baidu 藏海传            

前欽天監 五官分徳が高い老人。

元欽天監の役人で蒯鐸の友人。稚奴に本質を見ることを教えた。蒯鐸の死後周囲と同様汚職を行いたくなくて、官吏から陵墓を修理する職人に落ちぶれた。

陵墓が浸水する可能性を指摘したが、重視されなかった。蔵海と一緒に皇陵を修理して、彼の技術を称賛する。元々殉葬を受け入れた彼は蔵海の話を聞いて、皇陵のからくりからの脱出方法を探して、自分は門の下で死んだ。

亡くなる前に蔵海が自分が稚奴だと名乗ったので、稚奴の生存を喜び、彼にしっかり生きるように言った。

荘善(そうぜん) 譚洋(タン・ヤン)    

  荘善(そうぜん) 譚洋(タン・ヤン)

引用元:baidu 藏海传      

平津侯府執事

長い間荘芦隠に仕えている。蔵海が香炉に手を出したことを察知して仮面の人・趙秉文の大仕掛けをサポートした。

平津侯が蔵海に毒薬を仕込んだ扇子を送った時は、庄善は贈り物の検査を通じて蔵海に中に問題がある可能性を意識させる。蔵海はこれが平津侯が次々と仕掛けた巧みな計画だと意識した。

蔵海はわざと庄善に見せつけて、香炉の中に仕掛けを隠した。祭祀当日庄善は、平津侯に向けて忠義を示すかのように蔵海が香を変えたと暴きたてる。

実際はこのような方法を通して平津侯に香炉が疑わしいと思わせることで、蔵海自身が暴露することを避けた。

高明(こうめい) 梁超(リィァン・チャオ)    

高明(こうめい) 梁超(リィァン・チャオ)

引用元:baidu 藏海传  

縱橫術に優れ、蔵海の師匠のひとり

表向き世を拗ねているようで、ユーモアがあり縦横術に優れている。蔵海が幼くして一家全滅した後、仮面の人(実は趙秉文)が救い出した彼を連れて隠れ住み、熱心に彼に各種技能を教えて重要な守護者になった。

彼は知識を伝えるだけでなく生活の中でも蔵海に関心を寄せ応援して、縦横術の巧妙な技法を伝えた。

蔵海が都に戻った後も都で彼の復讐を手伝い、蔵海が自分の屋敷を持つと、執事になった。趙秉文が蔵海を殺そうとしていると知って放置できず、前もって仮死薬を飲ませて蔵海をかくまい、自ら趙秉文の毒酒を飲み蔵海を都から遠ざけた上で、城門の外で死んだ。

曹静賢(そうせいけん) 邢岷山(シン・ミンシャン)   

高明(こうめい) 梁超(リィァン・チャオ)

引用元:baidu 藏海传  

司礼監を主管する太監(宦官)

元の名前は陸憫。幼いころ大雍学宮で学問を収め庄芦隠、趙秉文といじめを受けて結束した。士族の子弟が落水し溺死したので、犠牲になった彼が宦官になって代償を支払った。

その後宮中に入って主管太監になり庄、趙2人と共に「癸玺」を探す。

蔵海が現れた時、彼を排除しようとしたが後にその才能を知って巻き込みたいと思った。

※司礼監=宦官を管理する役所

趙桐児/八公子(ちょうとうじ/はちこうし) 楊雨潼(ヤン・ユートン)    

趙桐児/八公子(ちょうとうじ/はちこうし) 楊雨潼(ヤン・ユートン)

引用元:baidu 藏海传            

趙秉文の娘

冬夏公主・香暗荼は一緒に育った大親友。本名は趙桐児、仮名は八先生で妓楼の講談師。香暗荼は妓楼を引き継いだ後、講談好きな彼女のために講談場を作った。趙上弦の姪で三重に身分を隠し、江湖と朝廷の間を立ち回る。

仮面の人の指示で、先帝と太后に関する話の中に秘かに手掛かりを隠す。政界の出来事を影絵芝居に仕立て、都入りした蔵海もここで政治情勢の知識を得た。仮面の人に情報提供をしている。

おばの復讐のため秘かに蔵海に協力して、香暗荼が彼と共に働くよう仕向けた。都で超一流の有名人だが、最後は理想を実現して教育者になり、蔵海たちと共に隠居した。

楊真(ようしん) 邵汶(シャオ・ウェン)   

楊真(ようしん) 邵汶(シャオ・ウェン)

引用元:baidu 藏海传  

平津侯府の側近

蒯家滅亡事件も含めて、荘芦隠が行う多くの後ろ暗い事件を手伝う。蔵海の脅威に気づき、褚懐明と瞿蛟は殉葬を利用して蔵海殺害を計画した。先帝の霊が現れた後、楊真は蔵海を皇陵の監修に推薦して、先帝の殉葬者にし殺害を計画した。

蔵海は指示に従うふりをして反撃に出る。そして楊真は、自らの保身を優先した平津侯により殉葬が決まる。

臨終の前「貞順九年」と叫び、平津侯がその年に蒯家一族を暗殺した秘密を暴露した。

瞿蛟(くこう) 楊帆(ヤン・ファン)  

 

瞿蛟(くこう) 楊帆(ヤン・ファン) 

平津侯の護衛兼腹心の部下

荘芦陰付きの護衛。武力が強く、荘芦陰に対して忠誠を尽くす。主な仕事に政敵の暗殺も含まれており、脅威を取り除くため、蒯家滅亡の悲惨な重大事件等に直接関与した。

殉葬の時、蒯家事件の真相を話そうとした楊真をその場で殺した。荘芦隠は蔵海に唆されて、独断で楊真を殺した瞿蛟は制御不能だと判断して、口封じした。

荘之甫(そうしふ) 劉潮(リィウ・チャオ)     

荘之甫(そうしふ) 劉潮(リィウ・チャオ)

引用元:baidu 藏海传   

平津侯府・荘芦隐の長男、工部の官吏

幼いころから権勢をふるう一族に育ち、弟・荘之行と長い間激しく争い、相手の地位を脅かした。荘家の継承者と定められてぜいたくな生活を享受し、後に工部に職を得た。

愚か者だが帳簿の整理に天賦の性能を持ち、修繕費用を横領した。これが地下宮殿の浸水事故を引き起こして、「先帝の霊が現れる」事件に到り次第に父親の信用を失った。

後に父親の謀反に関与したことにより、曹静賢(曹公公)に膝蓋骨を抜き取られて障害を負った。

明香銀术(みんこうぎんしゅつ) 王韻之(ワン・ユンジー)   

明香銀术(みんこうぎんしゅつ) 王韻之(ワン・ユンジー) 

引用元:baidu 藏海传 

冬夏の新女王

明玉肅提の娘、香暗荼の姉。香暗荼の実の姉で、現女王で母・明玉粛提が亡くなると新しく女王になった。趙秉文の提案を受けて冬夏へ逃げてきた妹・香暗荼を捉えて海東部と和睦のため結婚させようとした。

最後は香暗荼を信用して、趙秉文との協力を破棄した。

観風(かんぷう) 宋元甫(ソン・ユェンフー)  

観風(かんぷう) 宋元甫(ソン・ユェンフー)  

 引用元:baidu 藏海传       

蒯鐸の弟子、偽名は恵剣

蒯家の弟子のひとりで、蒯鐸と趙上弦を尊敬している。蒯家が滅亡した後は町中を放浪して、道教で悟りを開いた人物の養子になった。

復讐のために平津侯府に潜入し、楊真の手下として働く。侯府で働く蔵海の才能が抜き出ている様子を見て、彼を利用して荘芦隐を殺そうと考えた。

その蔵海から自分が蒯鐸の息子・稚奴だと告げられて事実だと認めたあと、蔵海の復讐計画を手助けした。

拾雷(しゅうれい) 楊博瀟(ヤン・ブォシャオ) 

拾雷(しゅうれい) 楊博瀟(ヤン・ブォシャオ) 

引用元:baidu 藏海传  

荘之行の師匠

観風と共に成長し行動し、助け合って暮らしている。影を潜めて機会を探し、潜伏している。蔵海邸に移ってからは観風と武力を担当し、蔵海が危ない時には何度も助ける。

陸燼(りくじん) 釈延霈(シー・イェンペイ) 

曹静賢の義理の息子

陸家三男、警備・軍事を管理する

陸燃(りくねん) 武志強(ウー・ジーチィァン)   

曹静賢の義理の息子

陸家の次男。蔵海(蒯鋒の息子)が復讐の途中出会う、カギになる人物。性格の特徴と行動の動機は、蔵海が家族の敵の真相を暴く主題の展開と、緊密に連携している。

陸煙(りくえん) 李嘉鑫(リー・ジャシン)   

曹静賢の義理の娘

曹静賢の近侍であり陸家では妹的存在。クールな殺し屋で、曹静賢に対して偏執的とも言うほどの忠誠心を抱いている。

動作が素早く手段に迷いがなくて冷静果断に任務を執行するが、たまに気持ちの浮き沈みが表に出てしまう。特定な人物に対面すると、目の中にためらいや葛藤がよぎって、内心の矛盾が表に出ることがある。

月奴(げつぬ) 王幸貽(ワン・シンイー)   

蔵海(稚奴)の妹

蒯鐸と趙上弦の娘

 

全40話 話数ごとのあらすじ

第1集 地獄の幕開け 蒯家の惨殺

  貞順六年、欽天監監正の蒯鐸が冬夏監修の封禅台を修繕中に神秘の宝物を手に入れた。彼は危機が迫っていることを直感し、急いで都に戻り家族を連れて災いを避けようとした。しかし平津侯・荘芦隠は既に天羅地網を敷いており、宝物を見つけられなかった蒯家は全滅した。蒯鐸の息子・稚奴は全てを目撃し、辛うじて逃亡。危機一髪のところで謎の人物に救われる。

第2話 稚奴、変装して「蔵海」となる

  稚奴は救った人物が父の旧友だと知り、家族への復讐を焦るが、平津侯は権勢絶大で計画的な復讐が必要だと助言される。十年修行を重ねた稚奴のもとに、神秘の人物が現れ「太后崩御で都が混乱している。復讐の好機だ」と告げる。稚奴を守るため、彼は新たな名「蔵海」を与えられた。

第3話 蔵海、単身で都に入り復讐の機会を伺う

  十年ぶりに都に戻った蔵海は枕楼へ足を踏み入れる。都で名高い八公子たちが影絵で宮中の秘話を暗に示していた。今夜の枕楼に殺意が潜むと察した蔵海は、傍らにいた娘に早々に退去するよう勧めるが、逆に彼女に害をなされる。荘芦隠が風水師を大規模に捕らえていることを知った蔵海は、自ら局に入り、平近津侯に近づく計画を思いつく。

第4話 復讐第一歩 侯府入り

  蔵海は命がけで数々の試練を突破し、謀略で勝利を収め、ついに荘芦隠に幕僚として受け入れられる。蔵海は側近として侯府の諸般の規律を学び、一見平穏に潜入したかに見えたが、実は暗流が渦巻いていた。第一側近の楊真は嫉妬心を抱き、密かに庄芦隠の側近である瞿蛟と褚懐明と手を組み、蔵海を排除する陰謀を企てていた。

第5話 蔵海、才覚を露わにし嫉妬を買う

  蔵海は財庫の点検を命じられ、偶然地下の密室を発見する。調査しようとしたその時、財宝を盗もうとしていた侯府の次男・庄之行と遭遇する。楊真が取り入ろうとするが、蔵海は断固拒否。膠着状態となったが、幸い枕楼香嬢が助けに入り、巧みに窮地を脱する。その後、蔵海は師匠の高明と相談し、庄之行が状況を打開する突破口となり得ると考えた。

第6集 蔵海、皇陵修復中に旧友と再会

  楊真と褚懐明は蔵海を皇陵修復に推挙し、陪葬させようとするが、蔵海はその意図を見抜き、死地を脱して生き延びる決意を固める。陵墓修繕中、蔵海は父の親友・姫群と再会するが、姫群は彼を認識しなかった。褚懐明は侯爵家の長男・荘之甫を懐柔し、荘芦隠に蔵海の殉葬を承諾させるよう画策する。陵墓完成後、蔵海は陪葬の罠に陥れられようとする。

第7話 蔵海、皇陵殉葬から死の淵を逃れる

  蔵海は陪葬者たちと協力して脱出を図る。姫群は蔵海を救うため自ら進んで死を選んだが、最期にこそ蔵海が稚奴であることを知り、悲しみと喜びが入り混じった。断龍石の行方が阻まれる中、血まみれの蔵海が現れ「楊真こそ陪葬に最もふさわしい」と主張。庄芦隠は楊真の陵入りを命じるが、楊真は焦りから蒯家滅門の真相を口にしようとした。

第8話 枕楼の主人の正体が暴露される

庄芦隠の脅しに対し、蔵海は冷静に「楊真が故意に害を加えようとした。自分は身を守るためだ」と直言。巧みな言葉で庄芦隐に瞿蛟への「妄自尊大」という印象を植え付ける。朝廷の監察官が庄芦隐の部下の公然たる暴行を咎めると、圧力に屈した庄芦隐は利害を秤にかけ、ついに瞿蛟を見捨てる。翟蛟が急死し、蔵海はついに侯爵府の第一参謀となる。

第9話 侯爵邸の宝庫に現れた人皮

香嬢は蔵海を枕楼に招き、自らを香暗荼と名乗り、枕楼の主人だと明かす。蔵海は香暗荼の取り込みを拒み、香暗荼は不快感を抱き、八公子と結託して蔵海に関する噂を流布する。蔵海は三日以内に荘芦隠を殺せと脅される。静観しようとしたが、密室で両親の人皮を発見し、激しく悲嘆に暮れ、両親の仇を討つことを誓う。

第10話 難度アップ!仇敵は三人

蔵海は蒯鐸が劉咸の墓に隠した暗器「青銅の箱」を見つけ、荘芦隠を殺そうとするが、謎の人物に阻止される。その人物は蔵海に、他にも二人の仇がいると告げる。一人は現政権の司礼監掌印宦官・曹静賢、もう一人は正体不明だと。草を叩いて蛇を驚かすなと忠告され、蔵海は潜伏を続けるしかなかった。

第11集 蔵海の正体発覚危機

蔵海は香暗荼に噂の撤回を懇願し、高明と共謀して庄之行を権力の座に就かせ、第三者の正体を暴こうと画策する。庄之行が入浴中に蔵海と会話する中、背中の傷痕から蔵海がかつての稚奴だと見破る。危機が迫り、高明は後患を絶つため庄之行を殺すよう蔵海に助言する。夜が更け、庄之行が母・沈宛を祀ると、背後から蔵海が現れる。

第12話 蔵海と庄之行、復讐の同盟を結ぶ

庄之行を尾行した蔵海は、沈宛の墓に珍しい毒花が生えているのを発見。庄之行に沈宛の死の真相を告げる。祭祀の際、庄之行は母が庄芦隠と蒋襄に殺されたことを確信し、蔵海と同盟を結ぶ。蔵海の正体を隠し、第三者の情報を集めることを約束する。その見返りに蔵海は庄之行を庄芦隠が最も重用する息子に育て上げることを要求した。

第13話 清泉鎮の血戦 身の上の危機が露呈

蔵海は香暗荼と八公子に、荘之行が踏打毯の試合に出場するのを盛り上げるよう依頼した。香暗荼は高額な条件を提示したが、蔵海も引けを取らず、今回は枕楼に大儲けさせると断言した。二人は言葉の応酬で鋭い機知を競い合った。庄之行が優勝すると、陰険な曹静賢は蔵海に目をつけ、養子の陸烬を青泉鎮に派遣して蔵海の出生を探らせた。

第14話 侯爵に扮した蔵海、曹静賢を惑わす

蔵海は香暗荼に陸烬の排除を依頼。香暗荼は陸烬の帰京途中に罠を仕掛けたが、陸烬は無事に曹静賢の屋敷に到着した。蔵海と香暗荼は策略を練り、平津侯に扮して曹静賢を誤解させると、陸烬が隠し持っていた密書を偽造し、庄芦隠の信用できないことを示唆した。曹静賢は庄芦隠に全てを隠蔽し、情勢は静かに変化していく。

第15話 蔵海の高見「大乱闘」

蔵海は危機を巧みに回避し、自ら荼花の彫刻を彫って香暗荼に感謝を示す。香暗荼は中元節の灯籠見物に誘い、二人は次第に親密になる。蔵海は星を観て中州の洪水を予見するが、褚懐明は天象が大吉だと上奏する。蔵海は欽天監の外で公然と褚懐明を疑い、庄芦隠の怒りを買い、私牢に閉じ込められて罪を問われるのを待つ。蔵海は天象を利用して自らに七日の猶予を勝ち取った。

第16集 蔵海の苦肉の計で庄芦隠を掌握


中州が大洪水に見舞われる中、褚懐明は窮地に追い込まれ蔵海を焼き殺そうとするが、既に蔵海から指示を受けていた庄之行に捕らえられる。庄芦隠は藏海を救うため負傷する。蒋襄は藏海が庄之行の台頭を利用していると疑い、庄芦隠に藏海への警戒を促すが逆に叱責される。藏海は平津侯に庄之行を補佐する意思を明言する。高明は藏海に、庄芦隠の真の信頼を得るには別の人物が鍵だと助言する。

第17話 蔵海、新たな姿を見せる


蔵海は高明から庄芦隠と沈宛の過去を知り、庄芦隠の心の内にある罪悪感を解きほぐし、庄之行を育ててさらに信頼を得るよう助言する。庄芦隠が蒯鐸一家殺害の過去を語る中、蔵海は平静を保った。庄芦隠は蔵海を欽天監監正に推挙し、曹静賢の下で身を守らせると同時に、冬至宝・夏至宝である癸璽を探す手助けをさせるつもりだった。

第18集 蔵海、旧宅に復讐の決意を固めて戻る


蔵海は着任後、欽天監の役人たちが頻繁に配属者を虐げ、命を奪うことさえあることに気づく。彼は夜を徹して政令を起草し、腐敗を一掃し、風紀を正すために断固たる措置を講じた。皆が蔵海の昇進を祝う中、香暗荼は彼の真意を探るが、蔵海は答えに窮する。深夜、高明が蔵海を蒯宅へ連れ戻すと、蔵海は復讐の決意を固め、香暗荼にどう答えるべきか悟る。

第19話 香暗荼が文学劇で蔵海を翻弄する


荘之行は蔵海の助言に従い軍営に入るが、度重なる嫌がらせに耐えかね、脱走兵になろうと考える。蔵海は褚懐明の遺品から永容王爺が荘芦隠と曹静賢の黒幕ではないかと疑い、この稀少な古銭を揃えて永容に近づこうとする。しかし市場に出回る古銭は全て香暗荼に買い占められており、やむなく蔵海は不動産権利書を携えて直接買い付けに赴く。

第20話 蔵海、王爺を訪問し夜宴に招かれる


蔵海は永容に接近し、枕楼での宴に招かれる。席上、蒯鐸の名が挙がると、蔵海は平静を装いながら永容を探る。香暗荼は蔵海が権力者と親しくなったことに腹を立て、自分が贈った古銭を取り戻そうと企む。さらに永容が酔った隙に癸璽の件を尋ねる。永容が酔いが覚めて古銭の紛失に気づき香暗荼を問い詰めた時、蔵海が駆けつけて香暗荼を助けた。

 

第21集 蔵海が葬儀を担当し疎外される


宴席で諸官が戸部尚書・趙秉文について語り合う中、蔵海は疑念を抱き密かに調査を決意する。趙邸を訪れた蔵海は趙秉文が外出している隙に書斎に潜入するが、折り返してきた趙秉文に見つかってしまう。
曹静賢は蔵海に傅之松大将軍の葬儀を任せるが、密かに工部に未熟な職人たちを派遣するよう指示し、蔵海を多方面からの妨害に陥れる。

第22集 平津侯が蔵海の窮地を救う


曹静賢は重陽節までに将軍の墓を完成させるよう蔵海を迫り、蔵海は庄之甫を借りて難題を解決するしかなかった。庄芦隠がそれを知ると蔵海を問い詰めたが、蔵海は意外にも全ての過ちを自ら引き受けた。庄芦隠が朝廷で蔵海を擁護したことで曹静賢の怒りを買い、蔵海が庄芦隠の癸璽探しを手助けしていると断定する。曹静賢は庄之甫に蔵海調査を脅迫し、蔵海はこれに乗じて計略を仕掛ける。

 

第23話 蔵海が自ら罠を仕掛け争いを煽る


蔵海は自ら罠を仕掛け、庄芦隠と曹静賢の仲を裂こうとする。曹静賢を尾行した彼は、冬夏と密かに接触しているのを発見し、第三者が間もなく現れると確信する。激しい戦いが避けられないと悟り、落ち着かない気持ちで枕楼へと足を運ぶ。香暗荼から翌日郊外で会うよう誘われた蔵海は、身代わりを派遣するしかなく、自ら復讐の布石を打つことにした。

 

第24話 曹静賢が侯爵の祝宴を大騒ぎ


庄芦隠は曹静賢を弾劾しようと密謀するが逆に陥れられ、両者の暗流は激化し、ついに侯爵邸で乱闘となる。混乱の中、香暗荼が姿を現し、その動きは不可解だった。侯府が危機に瀕した時、荘之行は蔵海の事前指示に従い、人々と共に救援に駆けつけ、荘芦隠に代わって一撃を受け止めた。荘之甫に価値がなくなった今、荘芦隠は侯府の重責を荘之行に託した。

第25集 平津侯が自ら退官を願い出て疑念を払拭


庄芦隠と曹静賢は共に失脚し、曹静賢は衛兵総監の権限を剥奪され、庄芦隠は自ら官職を辞した。香暗荼が人質であることを知った蔵海は彼女を敵と疑うが、香暗荼は強く否定する。しかし冬夏と曹静賢の関係については説明がつかない。庄之行が武科状元を獲得すると、蔵海は庄芦隠に報告に訪れ、庄之行を嫡出子として扱うよう提案した。

 

第26集 蒋襄が太鼓を叩いて平津侯を告発


荘芦隠は荘之行に蒯家の滅門の真相を明かし、荘之行は父から託された銅魚を蔵海に渡すと共に、第三者の正体を全て打ち明ける。庄之行が封爵された時、蒋裏が太鼓を叩いて冤罪を訴え、庄芦の私的な不正を暴露した。皇帝は激怒し、庄芦隠は投獄される。蔵海は獄中で庄芦隠を訪ね、自身の生い立ちを明かし、侯府に入ったのは蒯家の仇を討つためだと率直に告げる。

第27話 荘芦隠が脱獄し蔵海を殺害


侯府が没落し、絶望した蒋襄は自らと荘之甫を毒殺した。妻子の死を知った荘芦隠は曹静賢に和解を求めようとするが、曹静賢は蔵海にすり替えられた血書を見て、荘芦隠の旧部下を誘い出し獄中襲撃を企てる。庄芦隠は罠にかかり、皇城に突入して冤罪を訴えようと命じるが、曹静賢はこれを予期しており、一時は一触即発の事態となる。

第28集 藏海の策略 荘家父子の決裂


藏海はかつて庄之行に戦事を避けて平穏を保つよう勧めたが、庄之行は聞き入れなかった。庄之行は父に攻城を諦めるよう説得し、父子対決が繰り広げられる。傍らで全てを見守る蔵海の心は重く、復讐の快感など微塵もなかった。庄芦隠の件が収束すると、曹静賢は再び侯府へ向かい癸璽を探し求める。蔵海は第三者への復讐を画策し、香暗荼は必死に哀願した。

第29話 女王が朝貢の宝を捧げ蔵海を試す


重傷を負った曹静賢は、瀕死の床にあってもなお癸璽を気にかける。新年を迎え、冬夏の女王が木造の宮殿を携えて京に朝貢に訪れる。蔵海はその宮殿が父の技であることを見抜く。女王は皇帝の許可を得て、蔵海に同行させ吉日を選んで献上する宝物——玉胎を祀る場所を選ばせる。女王と蔵海は同じ馬車に乗り、蒯鐸との関係を探る。

 

第30話 女王が蔵海に過去の因縁を明かす


香暗荼は蔵府から脱出し、蔵海の復讐を止めようとする。蔵海は女王を空の陵墓へ誘い込む罠を仕掛ける。香暗荼が現れて阻止しようとするが、両立できず、母の代わりに死んで借りを返す決意をする。女王は香暗荼を気絶させ、蔵海に蒯铎との過去を明かす。蒯铎の手紙を取り出し、自分が蔵海の敵ではないと告げる。

 

第31集 蔵海と香暗荼が互いに想いを伝える


香暗荼と蔵海の誤解は解け、二人は胸の内を打ち明ける。女王は蔵海に癸璽の秘められた過去を語り、癸璽と娘のどちらを選ぶか迫るが、蔵海はどちらも手放せないと断固として拒む。女王と蔵海は同盟を結び、蔵海は銅魚と女王が持参した羅針盤を頼りに癸璽の行方を突き止める。二人は盗み出す計画を練り始める。

第32話 蔵海と曹静賢 欽天監での乱闘


蔵海はついに癸璽を見つけ出し、欽天監へ持ち帰る。彼が集中して癸璽の紋様を拓本している最中、曹静賢の養子に奪われてしまう。瀕死の曹静賢は癸璽を見て狂喜し、蔵海が蒯鐸の息子だと認めたことを聞き、荘芦隠を愚か者だと嘲笑った。曹静賢は部下に蔵海を殺すよう命じたが、冬夏女王と香暗荼が救援に駆けつけた。

 

第33話 蔵海、皇帝に謁見し正体を明かす


皇帝は香暗荼が癸璽を盗んだと疑い、質宮を包囲するよう命じた。曹静賢は瀕死の床で癸璽を第三者に託し、その第三者が香暗荼の敵国通じの密書を偽造したため、彼女は逮捕され投獄された。蔵海は焦りながらも止める術がなかった。蔵海は獄中の香暗荼に「必ずお前を守り抜く」と告げ、夜陰に乗じて宮中へ入城し皇帝に謁見。これにより封印された過去が明らかとなる。

第34話 仮面の恩人の正体明かされる


廠衛の者たちは曹静賢の部屋で全員死亡し、曹静賢の遺体も数日前に腐敗していた。蔵海は第三者が姿を現したと悟る。皇帝は蒯鐸との旧情から香暗荼の釈放を承諾し、断佞剣を賜って第三者と癸璽の所在を蔵海に調査させた。蔵海が廠衛の遺体を検分すると自殺ではないと判明。内閣の石一平から調査を始めようとしたその時、謎の人物が現れ仮面を脱いだ。

第35話 第三人を探る


謎の人物は正体を隠していた理由を、仇敵に見つかり復讐計画が妨げられるのを恐れたためだと明かす。蔵海は謎の人物の助けで新たな手がかりを得て、単身で石邸を訪ねるが、石一平が刺客に毒を盛られる。蔵海は石邸で癸璽を見つけ、皇帝に献上する。蔵海は石一平が第三者ではないかもしれないと疑い、銅魚を持って官職を辞し京を離れることで真犯人を試そうとする。

第36集 蔵海、第三者の正体を突き止める


自分を留めようとする人々を見つめ、蔵海は迷いの中に陥った。香暗荼は冬夏の絵に疑わしい点を見つけ、何か隠された事情があるようだった。同時に、蔵海は曹静賢が宮中に入る前の名前が陸悯であり、大雍随一の学府の出身であることを突き止めた。古い記録を調べ、様々な手がかりが絡み合う中、蔵海の胸に驚くべき真実が浮かび上がる。彼は第三人の正体を知っていたのだ。

 

第37話 第三人が姿を現す、その正体はなんと彼だった


禁軍に捕らえられた蔵海は、皇帝の問い詰めに、銅魚を渡さなかったのは父と同じく癸璽が再び開かれるのを望まなかったからだと認める。彼は皇帝に第三者に警戒するよう警告したが、皇帝は癸璽に心を奪われ、もはや蔵海を信じなかった。第三者が獄中に現れ、蔵海に一族滅亡の真相を明かし、癸璽で唖兵を作り世界を征服すると宣言した。

第38話 死の淵を半日彷徨う


第三者は蔵海に尊厳ある死を許す。処刑人は湿らせた桑皮紙を蔵海の顔に何層も重ね、脈が完全に止まるまで押し当てた。しかし蔵海は高明が秘薬を巧みに用いたおかげで奇跡的に生き延び、香暗荼と共に冬夏へ向かう。香暗荼は十数年ぶりに姉・明香銀術と再会するが、姉は彼女の帰還が王位簒奪のためだと疑い、蔵海の命を人質に要求を突きつける。香暗荼は姉の要求を受け入れるしかなかった。

 

第39話 蔵海と香暗荼の逃亡作戦


獄中の蔵海は香暗荼が政略結婚させられると知り、焦燥に駆られる。香暗荼は姉に蔵海との最後の面会を願い出て、二人は暗号で密かに脱出計画を練る。癸璽を破壊する方法を探すため、蔵海と香暗荼は冬夏の聖地へ向かう。深く入り込んだ先で古文書を見つけ、ついに癸璽が瘖兵を召喚する真相を突き止める。

 

第40集 蔵海は計略に乗じて計略を返す


第三者が再び蔵海と香暗荼を捕らえ、瘖兵を動員して冬夏を討伐しようと企む。彼は蔵海の警告を無視し、強引に冬夏の聖地へ侵入。蔵海に癸璽の毒を飲ませ、瘖兵を制御する方法を吐かせようとする。蔵海はわざと第三者に壁画を見させ、絵の具を吸い込ませて幻覚を起こさせる。その間、聖地の外では殺意が渦巻き、大乱戦が繰り広げられていた。

 

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