寧安如夢

寧安如夢~宮廷にふたたび舞い降りる愛~

寧安如夢~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 16話・17話・18話・19話・20話 あらすじ

寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 2023年 全38話 原題:宁安如梦

第16話あらすじ

李初月は、安景昭がこれまで抱えてきた真実と、彼が自分を守るためにすべてを一人で背負っていた事実を知り、深い衝撃を受ける。彼女は安景昭を想うあまり心を痛める一方で、「なぜ何も相談してくれなかったのか」という怒りも隠せず、複雑な感情に揺れる。しかし李初月は感情的に責め立てるのではなく、これからは二人で危険に立ち向かい、支え合う関係でありたいと真摯に伝える。その言葉に安景昭も胸を打たれ、二人はようやく心のわだかまりを解き、静かな時間の中で安景昭は傷の療養に専念する。

一方、雲蔚山庄では事態が急変していた。二庄主は安景昭がすでに死亡したと確信し、もはや障害はないと判断。山庄を完全に掌握するため、かつての魔教残党と手を結び、危険な策を進めようとする。そんな中、密かに生き延びていた安景昭は月溟剣を手に入れ、老夫人と協力して「声東撃西(陽動)」の計画を立てる。

計画は見事に成功し、意識を取り戻した庄主の前で鎖を断ち切り、自由を取り戻させることに成功。安景昭は二庄主の野心と裏切りを明るみに出し、庄主の信頼を取り戻す。追い詰められた二庄主は逆上し、老夫人にまで刃を向けるが、その瞬間、江湖で絶大な名声を誇る玄風大師が現れる。思わぬ来訪者の存在により、二庄主は軽率な行動を取れず、雲蔚山庄の緊張は新たな局面へと突入していく。

 

第17話あらすじ

安景昭がなかなか戻らないことに、李初月は強い不安と焦りを募らせる。雷雨の日に再び上虞へ戻れることを信じ、彼の無事を願いながら時を待ち続ける。一方その頃、安景昭は山庄で父・庄主を連れて脱出することを考えていたが、警備は想像以上に厳重で、軽率な行動はかえって危険を招くと判断する。庄主自身もまた、今は動く時ではないと決意し、あえて山庄に留まり、二庄主を油断させながら万全の準備が整うその時を待つことを選ぶ。

そんな中、思いもよらぬ出来事が起こる。安景凌が偶然、安景昭の部屋で「別の世界」から聞こえてくる李初月の声を耳にするのだ。状況が理解できないまま戸惑う安景凌の前に、通道を通じて李初月のスマートフォンが転送されてくる。彼はそれが何なのか分からないものの、李初月と深く関係していると直感し、誰にも見られぬよう密かに保管する。この出来事は、二つの世界が確かにつながっていることを示す重要な伏線となる。

やがて雷雨の日が訪れ、李初月はついに上虞へ戻ることに成功。安景昭と再会した二人は、危険を承知で魔教の拠点へ潜入し、二庄主が魔教と結託している決定的な証拠となる書簡を手に入れる。その頃、二庄主はさらなる野心を露わにし、庄主の座を奪うための布石として、武功に乏しい安景凌を魔教討伐の名目で前線に送り出す。これは失敗すれば命を落としかねない、明らかな切り捨てだった。

案の定、安景凌は敵わず窮地に陥るが、間一髪のところで安景昭が現れ救出。安景凌は重傷を負いながらも命を取り留め、療養に入る。同時に二庄主は、意図的に各地で武林の惨事を引き起こし、江湖全体を恐怖と混乱に陥れていく。表向きは秩序を守る指導者を装いながら、裏では血塗られた道を突き進む二庄主の姿が浮き彫りとなり、物語は一気に緊迫した局面へと突入していく。

 

第18話あらすじ

負傷から回復した安景凌は、再び雲蔚山庄へ戻るものの、周囲からは「役立たず」「期待外れ」といった冷たい言葉を浴びせられ、強い劣等感と悔しさに苛まれる。武芸に秀でた兄・安景昭と比べられ、自分の存在価値を見失いかける安景凌だったが、李初月は彼を静かに励ます。武だけが人の価値ではなく、彼の書画や学問の才もまた説れるべき誇りであると語り、安景凌の心を救う。その言葉に安景凌は深く感動し、李初月を「自分を理解してくれる唯一の知己」として強く信頼するようになる。

一方、二庄主は安景凌が支持を失ったと見て、いよいよ計画を加速させる。彼は老夫人を「祈福」の名目で山庄の外へ出させ、魔教の仕業に見せかけて暗殺する算段を立てる。老夫人を排除すると同時に、「魔教討伐」の大義名分を得るための冷酷な一石二鳥の策だった。しかし、この陰謀を察知した安景昭は密かに動き、老夫人を救出。さらに世間には「老夫人はすでに命を落とした」という偽の情報を流し、二庄主を完全に油断させる。

計画通り、二庄主は魔教討伐に出陣したという体裁を取り、何事もなかったかのように凱旋。山庄内では彼を称賛する声が高まり、「次期庄主」に推す動きが公然と広がっていく。その様子に、二庄主の野心はもはや隠しきれないものとなる。そんな中、彼の本性に気づいた白芷は強い失望を覚え、ついに二庄主と決別する。

そして迎えた継任の場。安景昭と安景凌の兄弟は緊密に連携し、幽閉されていた庄主を救出することに成功する。儀式の最中、二庄主の数々の悪事と魔教との結託が白日の下に晒され、彼の仮面は完全に剥がされる。追い詰められ、捕らえられた二庄主だったが、最期の切り札としてすでに李初月を人質に取っていたことが判明する。

愛する李初月の命を守るため、安景昭はやむなく二庄主の命を奪うことを思いとどまり、その場を収める。しかしこの選択は、悪を完全に断ち切れなかったという新たな禍根を残すことになり、物語は「勝利の中に潜む不安」を抱えたまま、次なる局面へと進んでいく。

 

第19話あらすじ

二庄主の失脚後、庄主は正式に雲蔚山庄を再び掌握し、安景昭を危機から山庄を救った功臣として厚く遇する。その一方で、弟の安景凌は依然として存在感が薄く、周囲から正当な評価を得られないまま、兄との差を痛感し続けていた。庄主の愛情や期待が安景昭に集中する状況は、安景凌の心に静かな焦りと劣等感を積み重ねていく。

山庄では人材登用のため、文試と武試が開催される。安景凌は本来、書画や算学に秀でた文の才を持つが、李初月の目に「強い自分」を映したい一心で、あえて武試に挑む。激しい競争の中で無理を重ねた結果、混乱に巻き込まれて転倒し、危うく大怪我を負いそうになるが、間一髪で安景昭に救われる。この出来事は、安景凌にとって「兄に守られる存在」でしかない自分を突きつけられる屈辱となり、深く自信を失わせる。

落ち込む安景凌を、李初月は優しく励まし、彼の真の強みは文の才能にあると諭す。さらに彼女は安景凌と共に山庄の煩雑な帳簿を整理し、不正や混乱を見事に正す手助けをする。その結果、安景凌は文試で堂々の第一位を獲得し、初めて自分の力で認められる喜びを知る。感謝の気持ちとして、彼は自ら描いた李初月の肖像画を贈り、二人の距離は確実に縮まっていく。

しかし、その様子を見た安景昭は、安景凌が李初月に特別な感情を抱いていることを察し、兄として、そして恋人として複雑な思いを抱く。安景昭は「これ以上踏み込みすぎないように」と距離を保つ意向を示すが、その会話を偶然聞いてしまった安景凌は、自分の想いを否定されたように感じ、深い失望と孤独に沈む。

そこへ追い打ちをかけるように、安景凌の母・沈夫人が動く。彼女はもともと息子に庄主の座を継がせたいという野心を持っており、武試での失敗は安景昭の策略だったと吹き込む。兄は地位を守るために弟を踏み台にしているのだ、と囁かれた安景凌の心は激しく揺さぶられる。兄への敬愛は疑念へと変わり、李初月への想いと庄主の座への渇望が絡み合い、彼は「すべてを手に入れる」ことを誓う。

その決意を見届けた沈夫人は満足げに、安景凌へ一つの秘密の錦盒を渡す。中に記されていたのは、魔教の禁断の秘籍「斗转星移」が隠された場所だった。こうして安景凌は、兄とは異なる、危険で闇に近い道へと一歩踏み出し、物語は兄弟の対立と悲劇の予兆を色濃く帯びていく。

 

第20話あらすじ

魔教では、女幹部・紅緋(こうひ)が、失われた教内の禁書「斗転星移」を探し回っていた。その過程で、横暴な江湖の若い弟子たちと衝突し、数人を負傷させたことから騒動が拡大する。事態を収拾するため、雲蔚山庄の少庄主・安景昭は、安景凌と李初月を伴い、魔教の拠点へ向かうことになる。

調査の結果、紅緋が率いる勢力は北冥魔教の一支流にすぎず、江湖を混乱させる意図はなかったことが判明する。かつて二庄主と手を組んだのも、生き残るための苦肉の策にすぎなかった。さらに李初月が過去に偶然、紅緋の命を救っていた縁もあり、両者は誤解を解き、過去の因縁を水に流すことで和解する。こうして魔教と雲蔚山庄の間に、新たな対立の火種は残らず、ひとまず江湖の混乱は鎮まった。

その頃、魔花谷の谷主が雲蔚山庄を訪れ、李初月に会いに来る。奇人として知られる谷主だが、李初月とは不思議と馬が合い、二人は染織や美意識について語り合い、和やかな時間を過ごす。谷主は別れ際に、「鬼芙蓉(きふよう)」という希少な花の存在を語る。その花弁は極めて貴重な天然染料となり、完成すれば比類なき色合いを生むという。花の咲く頃に再会しようと約束し、李初月はその提案に胸を躍らせる。

一方の李初月は、現代と上虞、二つの世界の美を融合させた衣装を完成させるため、優れた刺繍技法や上質な布地を求めて奔走していた。安景凌の助言もあり、山庄中から古今の刺繍作品を集め、研究を進めていく。表向きは李初月を支える協力的な姿勢を見せる安景凌だが、その内心には別の思惑があった。

実は安景凌は、李初月の正体に強い疑念を抱いていた。彼女の知識や感性が、この世界の人間とはどこか違うことに気づき、刺繍作品を集める過程で、伝説の人物「寒绾卿(かん・わんけい)」に結びつく手がかりを探そうとしていたのである。李初月への想いと疑念が入り混じる中、安景凌は静かに真相へ近づこうとしており、その行動はやがて新たな波乱を呼ぶ兆しを見せ始める。

第20話は、江湖の表面的な争いが収束する一方で、芸術と陰謀、そして人の心の奥底に潜む疑念が描かれ、物語が次の大きな転換点へ向かって動き出す重要な一話となっている。

 

寧安如夢~宮廷にふたたび舞い降りる愛~ 21話・22話・23話・24話・25話 あらすじ

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