双花伝 57話・58話・59話・60話(最終回) あらすじと感想

双花伝~運命を分かつ姉妹~

双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』

NANAさん

第57話 あらすじと感想

悲しき誕生日

久しぶりに青媚(せいび)と2人で話をした木槿は、感謝の気持ちを伝える。青媚がまだ非白に思いを寄せているのか気になる木槿は、青媚にそのことを訪ねる。一方、宋明磊は非煙のために盛大な宴を用意していた時、皇帝から呼び出される。皇帝のもとへ向かうと、そこには殺したはずの張徳茂(ちょう・とくぼう)がいた。必死に自らの潔白を訴える宋明磊だったが、そこに陳玉嬌(ちん・ぎょくきょう)がやってくる。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

張之厳は青媚 と一緒に自分の館に戻り一緒に命を絶ちました、もうすぐ子供も生まれるばかりだったのに、非白と木槿を助けるために動いただけなのに、原青江の怒りをかってしまい、最後は殺されるより自分達から死を選んだのです。青媚とも仲良し夫婦で本当にかっこいい人物だった。

こんな風に死ぬなんて納得できない、このドラマ観てた中で今日が一番泣けました、カッコよく死に過ぎです、逃げれば良かったのに、2人が幸せなら他に何もいらないでしょ、かわいい赤ちゃんも生まれるはずだったのに、こんないい人が死ななければならないなんておかしい、私だったら原青江を暗殺します。

どっちかを選ぶなら張之厳を皇帝にしてあげたかった、これも全部あのガラスのツボのせいで原青江がおかしくなったから錦繍のせいなんだよ。錦繍の存在を何とかしなきゃ、いい人がどんどん殺されてしまいそうです。

宋明磊も原青江を暗殺しようとしていたことで指名手配犯のようになってしまいましたが、非煙と非清は最後まで彼をかばっていて優しかった。非煙も自分を襲ったのが明家の仕業だと聞いて、それでも逃がしてくれた。これが真の愛なのか・・・宋明磊も原青江に追い詰められた時本当に人相悪くて悪人に見えましたが、この宋明磊の演技も良かったです。

非煙の愛と張之厳と青媚 の愛、どちらも切なくて儚くて今までで一番良く描かれていて感動しました。この脇を固める俳優さんたちの演技力が素晴らしかったです。

第58話 あらすじと感想

陰謀の裏で

宋明磊の真実を知った非清は共に新しい生活を始めようと伝えるが、宋明磊は非清を殴り、令牌を奪って逃げる。一方、木槿は斉放や張之厳の命を奪った錦繍に激怒し頬を殴る。それでも錦繍は強気な態度を変えなかった。そんな中、非白は太子の座を狙い、張之厳と共謀したという罪で陝(せん)州での反省を命じられる。さらに木槿は牢に軟禁されることになってしまう。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

錦繍は青媚の遺体は妊娠していなかったと言ってたけど、別人の遺体だったのか、張之厳と青媚は生きているのだろうか、本当だったら嬉しい、57話では凄くショックだったから、どこかで生きていてくれたら本当にうれしいです。

今は錦繍の思うがままに全ての事が進んでいて、誰にも止められそうにない、木槿の牢までやって来て後悔を口にしていたけど、非流が皇帝を継いでしまえば夢が叶うんだからあと一歩で躊躇することはないだろう、だからこそ姉として木槿がこの卑劣な行動を止めて欲しい。

非白は本当に死んだのだろうか、金谷真人はお茶を飲むよう言ってたけど、毒の入った酒を飲んで良かったのか?予言をどう考えればよかったのか私には全然わかりませんでした。これは錦繍の罠だと思うけど、逃れられなかった。でも非白の死を聞いても動じなかった木槿は普通の人とは違います。

どんな気持ちで死の知らせを聞いたのか、それでも妹の暴走を止めようとする木槿の気持ちは私には真似できない凄い覚悟です。

非清も命を捨ててでも宋明磊を守ろうとしていました、幼いころから苦労してきたのは非清も同じ、なのにみんなに優しい非清、彼こそが皇太子になればいいと思います。でも今は皇帝・原青江の命が危ない、何としても助けなくてはなりません。

今この時、ラストシーンで宮殿の中で自由に動けるのは非煙だけでした、この危機は非煙の行動力一つで決まるでしょう。物語はあと2話を残すのみです。誰が原青江を助けるのか、大原王朝を守れるのか、牢にいる木槿を誰が助けてくれるのか,ドキドキしたいのでラスト2回のあらすじはまだ読んでいません、どうなっちゃうのか早く次回が見たいです。

第59話 あらすじと感想

邪は正には勝てぬ

錦繍は宋明磊が原青江に退位を迫ろうとしていることを利用し、奉徳軍を招集し、買収した大臣とともに正殿へと向かわせる。その頃、非煙と一緒に原青江の寝殿に潜り込んだ木槿は、原青江の不調の原因である漏壺に気づき、急いで水滴が落ちるのを止める。そして原青江から、非白だけでなく司馬遽も死んだことを知らされる。その時、宋明磊が原青江の命を奪いに現れ…。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

錦繍と宋明磊は皇帝を殺し自らが新しい皇帝を選ぶため宮廷内で兵を動かしました、でも非煙が命がけで宋明磊を止めたためクーデターは起きず、皇帝は皇太子に非白を選びました。錦繍の息子はまだ小さいけど、皇帝の地位を奪おうとした罪で平民に降格、結局一番損したのは両親を失って宮廷を追い出される非流なのです。

于飛燕が非流を自分の子供として引き取ることになったけど、その方がずっと幸せかもしれません、やり直させてあげたい。最後には原青江も崩御してしまい、すぐに非白が皇帝になります。

これは金谷真人の予言だったので、やはり次の皇帝は非白しかいません、その場にいた非清も何も言わなかったのも、非白が選ばれること納得してるのでしょう。これからは非白を支えて大原王朝を盛り上げいく事を決めていたのでしょう。

皇帝・原青江は生涯愛した女性は謝梅香と妹だけだって言ってました、やっぱり錦繍は可哀想な立場でした、もし本気で愛してくれていれば・・・謝梅香の事、少しだけ忘れてくれたら、こんな結果にはならなかったのかも。

最後は優しそうな顔で宋明磊にも恨みは私の命で晴らしてくれと言って、明家一族を滅ぼしたことも謝っていました。宋明磊は大好きな妹の子供だから、彼への愛情は本物の様です。

死んだはずの非白や 司馬遽も生きていていました、2人が生きていて本当にうれしかった、原青江も司馬遽を暗宮から解放するよう死に際に言っていた事にホッとしました、そこだけは父親としての役割を果たしてくれました。

次回は最終回、非白が皇帝になります、最後に錦繍と宋明磊はどうなってしまうのか、木槿はどんな風にこのクーデターを収めるのか見逃せません。非白と木槿が皇帝と皇后としてきらびやかな衣装で現れるのも楽しみ、このドラマの衣装はいつも豪華絢爛で驚かされます、最後もゴージャスに決めて欲しいです。

第60話(最終回) あらすじと感想

悲劇の果てに

錦繍から解放された司馬遽は非白のもとに行き、錦繍を助けて欲しいと懇願して倒れ込む。そしてついに錦繍と宋明磊の処刑の日がやってくる。木槿は2人に対して言い残したことを問うが…。旅立つ宋明磊を見送る非清は、非煙が懐妊していることを宋明磊に伝える。一方、非白が王座に就き、王妃となった木槿は、相変わらず君莫問(くん・ばくもん)として民に商いについて教えていた。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

ついに最終話です、錦繍と宋明磊も処刑されるはずでしたが非白は二人を許しました、そして宋明磊は非煙の妊娠を知りもう一度やり直すことを決めました。そして非白が皇帝になり、非清は外交に徹して自分の役割に満足してすっかり自信に満ちた男に成長しています、妻とも仲良し幸せそうで良かったです。

そして非白はこっそりと皇帝の座を 司馬遽に譲りました。今までずっと 司馬遽を暗宮に閉じ込めていたことを詫びたのです、でももっと自由にさせてあげて欲しかったです。非白と木槿はその後は商いで国を助けようと、君家塢(くんけう)という桃源郷のような村を国のあちこちに作り商売の拠点としました。

何かに導かれたように君家塢を訪れた段月容、そこにいたのは麺料理屋を営む于飛燕、そして死んだはずの張之厳と青媚でした、やっぱり生きていました! こんな美しい村にいたなんて、幸せそうな二人が見られて本当にうれしかったです。そこに木槿と非白も現れました、そしてみんなで一緒に麺を食べ語らい、麺の中の大根とタケノコは肱月から来たと言いてました、野菜を肱月から持ってきていたとは、さりげなく砂漠化の肱月で非珏も頑張っていると匂わせている様でした。

みんなでここに集まったのは、これからは戦でなく共に商いで諸国をまとめて平和で豊かな暮らしを民と共に守ろうという誓いを立てました。最後は木槿の力で豊かで平和な国になったという超ハッピーエンドな終わり方です。中国ドラマでは変な終わり方する作品もよく見かけますが、思った以上に美しい終わり方清々しい気持ちになりました。

60話という長い物語でしたが木槿はずっと非白の為に頑張っていた、非白も木槿の事だけを守ろうとしてました。最後は非流に皇帝が皇帝になったと伝え終わりました、こんな幸せなラストで良かったです。君家塢の村の様子が美しく木槿の理想が実現されたのです。

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