双花伝 45話・46話・47話・48話 あらすじと感想

双花伝~運命を分かつ姉妹~

双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』

NANAさん

第45話 あらすじと感想

愛する人を守るため

悠悠(ゆうゆう)は自分が木槿の前に現れた理由を語りだす。そして非白に愛される資格はないと言って、木槿を崖から突き落としてしまう。そこに非白が駆けつけるが…。一方、錦繍は紫棲(しせい)山荘で、原青江に景官(けいかん)城への出兵を直談判する。そんな中、目覚めた木槿の前には金谷(きん・こく)真人がいた。金谷真人から、一歩踏み出すことが大事だと言われた木槿が歩を進めると、懐かしい人と再会する。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

木槿は偶然に失踪していた于飛燕 と再会します、何故いなくなったのか理由を聞くと、戦の相手・潘正越と親子だったことが分かったからだと言います。戦に勝つために于飛燕に戻って来て欲しかった木槿でしたが、これでは無理強いはできません。

原家の3つの軍が結束して戦えば勝てるはずなのですが、足並みがそろわず、戦いが不利になっています。それに気づいた潘生越は非清の麟徳軍と錦繍 の奉徳軍を足止めさせようと道路を封鎖しました。非白の元徳軍は非清と錦繍達を助ける為、元徳軍を犠牲にして封鎖を解こうとします。

自分達だけが勝てばいいと思う宋明磊や錦繍の態度は自分勝手でガッカリしました、いくら武将として強くても戦は協力して戦わなければ勝てない時もあります。小五義なのに義兄弟とは思えない態度がひど過ぎます。非清と非白は世子を争う間柄でも、兄弟として互いを助けようとしています。我儘だと思っていた原家の兄弟たちの方がとても良い子たちに見えてきます。

于飛燕と木槿もきっとこの戦いに戻ってくると思うけど、 宋明磊や錦繍の様にはなって欲しくない、皆で共に戦って欲しいです、そうすれば原家軍は勝てるはず。木槿は六子の帥なのですから、きっと非白を助けられるはずです。 ずっと于飛燕が突然失踪したのが気になってはいましたが、初画と結婚して仲良く暮らしていました。

2人が暮らす村は「桃花源村」と言って、木槿達が育った村のように美しい隠れ里です。初画も幸せそうで綺麗にみえます、こんな暮らしをしている于飛燕をもとの厳しい軍での生活に戻すのは可哀そうです、お金はなくとも夫婦の幸せな暮らしがあるのですから。

第46話 あらすじと感想

再び戦場へ

于飛燕が暮らす桃花源に宋明磊がやってくる。警戒する木槿は、宋明磊に来訪の目的を問いただす。するとそこに錦繍までが現れる。事情を知らない于飛燕だけが久しぶりの小五義の再会を喜んでいた。そんな中、錦繍は奉徳軍に加わって景官城の攻撃に力を貸して欲しいと于飛燕に頼む。そして宋明磊は麟徳(りんとく)軍に加わって欲しいと頼む。錦繍と宋明磊がいがみ合う姿を見た于飛燕は…。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

非白の元徳軍がピンチになった時、段月容は木槿の為に自分の兵を非白の軍に出そうとしましたが、父親が危篤となり断念、張之巌に助けを頼むよう伝え別れを告げました。そして最後まで木槿のことを心配して、いつでも助けに戻ると約束していました。どんな時も木槿の為に動いてくれる段月容がいじらしくて切ない。

彼の誠実さに涙が止まりません、段月容こそ絶対に自分の幸せを見つけて欲しいです。張之巌が非白を助けたら、木槿はもう段月容の元には戻りません、それでも非白を助けてくれる段月容は本当の優しさを持っている人です。

非白を助けるのが宋明磊でも錦繍でもないことが面白いし良かった、結局彼らは非白を騙して、助けに来ないのですから、こんな人たちは世子を語る資格はないです、非流だって錦繍が母親では潰されてしまいそうな気がします、このことが原青江にバレたら錦繍たちはどうなるのか?非白が一番大事なんだから、ただでは済まないハズです。

前話から金谷真人が神出鬼没でいつの間にか現れては消える魔法使いみたいです、金谷真人のおかげで于飛燕も自分のゆく道を見つけました、皆で力を合わせれば潘正越に勝てる可能性は大きくなるから出陣してくれることは嬉しいけど、せっかく静かな村で暮らしていた燕子軍の兵士みんなも戦に行かせるのだから絶対に勝利して欲しいです。

第47話 あらすじと感想

乱世を終わらせるため

木槿の働きかけで非白率いる元徳(げんとく)軍に張之厳(ちょう・しげん)が加わる。戦況は変わり、非白の軍が優勢となる状況を遠くから見つめていた非清(ひせい)と宋明磊は潘正越(はん・せいえつ)の首を取るため、退路を塞ぐが、非清は宋明磊の戦い方に不満を持っていた。再び相対した潘正越と于飛燕は最後の戦いに挑む。一方、錦繍は元徳軍のおこぼれだけは絶対に嫌だと言い、5つの城池を落とし、東庭までの道を開く。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

兄弟たちが助けに来なかった非白の元に張之巌がてくれて、戦は一転して非白たちが勝利しました。最後は非白と共に待ち伏せた于飛燕が潘正越と一騎打ち。でも于飛燕にとって潘正越は父親です。最後に躊躇する于飛燕に潘正越は自ら刃を首にあて自害しました。

悲しいシーンでしたが、潘正越は武将にとって投降するなんてありえないと言って笑いながら死んで行きました。最後まで于飛燕に父親として屈しない姿を見せたかったのでしょう。それに比べ兄弟で足の引っ張り合いをする原家の情けない姿にガッカリさせられます。

原青江も非白を後継者にするのをあきらめていません、それどころか誰が非白をハメた一番の犯人なのかあぶりだす気満々です。非白をハメたつもりが自分の首を絞めてるって事早く気づかないと取り返しのつかないことになります。

段月容の父が死に国王の座を継承しました、亡くなる間際に国王は段月容に他国の戦に干渉するなと伝えました、父の遺言は守らなければなりません。もう木槿の事助けには来れないだろうな、でも木槿の事諦めて立派な国王になって欲しいと思います。

木槿が発作で倒れ危篤状態になりました、生生不離のせいで内臓まで痛んでいます、解毒薬の手に入らないまま別の薬を飲ませます。死んでしまうと思ったのですが、非白は3日3晩眠らず琴を弾きつづけました、そのおかげか木槿は目を覚まします、非白の優しさが毒に勝ったのかもしれません。

第48話 あらすじと感想

諦めきれない思い

錦繍は非流(ひりゅう)のために、麗(れい)貴妃の息子が殺された道の捜索を原奉定に指示する。そんな錦繍の様子をうかがっていた司馬遽は、暗闇の中を突き進む錦繍が変わってしまったことを嘆き悲しむが、それでも錦繍を諦めることはできなかった。一方、西庭(せいてい)の第二皇子、軒本緒(けん・ほんしょ)は、皇帝の軒復徹(けん・ふくてつ)が倒れたのは皇后のせいだと疑っていた。そんな中、于飛燕が非白と木槿のもとを訪れる。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

ひとまず戦に勝って、非白と木槿はやっと原家に戻れました、久しぶりの我が家でじゃれあう二人、まずい料理を作って家中粉だらけにして、子供っぽくて見てられません、新婚夫婦みたいでした。部屋を訪れた原青江が怒るかと思ったら、ニコニコして料理を試食しちゃいました、まずいでしょ…笑

そして木槿に生生不離の解毒薬と交換に父親の書を差し出すように迫ったけど、木槿はもう二冊とも手放していました、木槿はこういうところが大胆な人、あんな大切な書を簡単に人にあげてしまうとは、花家のお宝なのに錦繍には相談もしないのには驚きます。

それに原青江はニコニコしていて何考えてるんだか、非白が一番大事だし、誰が非白をハメたかも薄々知ってて、錦繍や宋明磊からは話を聞いただけ、これからどう始末をつけるのか、このままでは非白を世子にしても足をすくわれるだけに決まっています。

錦繍は西庭の麗貴妃を使い皇子たちを挑発します、上手くいったら皇子たちが共倒れになり原家が天下を取るチャンスが回ってくるかも、大胆な発想です。上手くいったら自分の息子・非流を世子にしてもらう気みたい、そう策略がうまくいけばいいけど、錦繍の浅知恵にならなければ良いいと思ったら、原青江まで乗り気みたい。

そんな錦繍の事を 司馬遽は心配で仕方ないけど、錦繍は彼の正体を知らないから相手にしない。せっかく親身になっているのに正体を知らせた方が良いのに・・・司馬遽も可哀想で仕方ない。あの仮面の下の顔を見たら錦繍の考えも変わると思うんですけど。

錦繍は麗貴妃をどう動かすのか、48話ではニコニコしてばかりの原青江もかえって怖かった、狸おやじでしょ。この後、錦繍は大丈夫なのかな?心配になります。

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