第81話 あらすじと感想
| dim-sumさん |
第81話 決別
如懿が芸妓と戯れる場に乗り込みます。皇帝は如懿に対し「自分の事を解っていない、仕事の疲れを遊びで解消して何が悪い」と開き直ります。
如懿も堪忍袋の緒が切れたのか、自分と凌雲徹の不倫を疑い、当てつけのように凌雲徹を虐めたことなどを挙げて皇帝を非難します。さらに自分は権力を望まない、後宮が乱れるのは皇帝のせいだとも。
如懿は、冒頭衛嬿婉を叱りつけ皇帝に面会した時点では頭に血が上っている様子でした。でも皇帝に気持ちが届かないと悟ると、自分で髪を切り出て行きました。
流石の皇帝も落胆しますが、皇太后と話をしているうちに、怒りがこみ上げたように如懿を罵倒し廃皇にすると言います。
一方皇太后は流石でした。芸妓と遊ぶ皇帝が悪い、如懿は立派だと諭します。皇帝には、皇太后が如懿の立后に反対した皇太后が、何故肩を持つのか理解できません。皇太后は如懿のおばは嫌っていても、如懿は評価していたのでしょう。
でも如懿も脇が甘かった…さっさと衛嬿婉を処刑していればよかったのに、皇帝を想うあまり芸妓の件を優先し、すべて進忠太監の罪とされ終了。衛嬿婉は後宮の差配を任されるようになり有頂天です。
第82話 あらすじと感想
| dim-sumさん |
第82話 愛と復讐
如懿はひとり南巡から紫禁城に返されて禁足になり、心配する愉妃海蘭は宮の前で面会を希望しますが、如懿は自分と関わらない方が良い、と拒否します。5皇子永琪や12皇子をはじめ、大臣たちや皇太后も気を揉みますが、皇帝の態度は半年経っても変わらりません。
一方、衛嬿婉は皇貴妃に昇格しました。後宮の差配も任され、如懿の宮から装飾品を撤去し女官を減らし、ついには側仕えの容珮ともう一人の女官を除き、頼みの太監三宝まで居なくなりました。
海蘭は皇帝の許しを得て差し入れに来て、漸く如懿に面談できました。如懿は凌雲徹の件についても許して和解し、2人の仲が元通りになり良かったです。
永琪は、足の病が悪化し歩くのも大変そうです。これは衛嬿婉が永琪の側室・胡蕓角に命じ、毒を盛らせているせい。更に永琪は、母が勧める腕の良い江医師が如懿派なので、皇帝を憚り診察を拒みました。
皇帝は永琪を評価し、皇太子に決めました。しかしまたも懐妊した衛嬿婉は、胡蕓角に毒を盛るよう命じます。
皇帝に送られた大好きな緑梅の枯れた鉢を眺め、世話を続ける如懿は何を思うのでしょう。ひどく咳き込むこともあり、体調も悪そうです…
第83話 あらすじと感想
| dim-sumさん |
第83話 格格（ゲゲ）の告発
第５皇子永琪は、皇帝に如懿を許してほしいと言って亡くなったのに、なぜ皇帝は胡蕓角を信じたのでしょう？やはり凌雲徹の名前が出て動揺した？
それにしても胡蕓角、自分の命が短いとはいえ皇貴妃衛嬿婉に操られ自害するとは。何の証拠もなく如懿を母の仇と思い込むし、単純すぎるのでは？それとも本気で永琪を愛していて、死に追いやったと後悔していたのかな。
そして皇帝は、案の定激怒して如懿から皇后印などを取り上げ、二度と会わないと宣言します。もう少し考えた方が良くないか？仮にも十数年連れ添った正妻だろうに。
それにしても衛嬿婉は周到ですね。皇帝の侍女毓瑚が調べても、胡蕓角の出自は解らず、もちろん衛嬿婉の関与も判らないまま。皇太后が皇帝に更に調べるように言っても何も出てきません。
さらに如懿を追い詰めようと、体調を崩している如懿の母に皇帝が廃后にしようと印を取り上げたと伝え、間接的に死に追いやり、それを如懿に伝え苦しめます。
頼みの海蘭も紫禁城から引き離され、もう誰か衛嬿婉を罰して欲しい…こんなに大勢殺していいはずない、とテレビに向かい悶々として居ます。
第84話 あらすじと感想
| dim-sumさん |
第84話 残された時間
大切な第5皇子永琪を失い、美しかった愉妃海蘭も衰えが目立ちます。それは如懿も同様で、永琪を亡くし憔悴しています。それでも海蘭たちに頼み死の真相を知りたいと証拠を集め、永琪の側室胡蕓角が、皇貴妃衛嬿婉と連絡を取っていたと突き止めました。
更に海蘭の話から、永琪の体調悪化の原因が胡蕓角にあると知り、12皇子の命が狙われていると推理します。未だ後宮や皇子の命を守ろうと考えているのですね。
一方の衛嬿婉は、自分から引き離された娘璟妧を取り戻そうと必死です。璟妧が母と慕う穎妃巴林氏湄若と言い争いになり、更にそこへ来た皇太后まで怒らせてしまいました。これを聞き、流石の皇帝も衛嬿婉に呆れ、海蘭に永琪の法要を仕切らせることに。
そして容妃寒妃も如懿のために動いています。寒氏が皇帝に願い出てようやく江医師の診察を受けることが叶いました。結果如懿は結核を患っており、余命3か月ほどと診断を受けます。ようやく衛嬿婉の悪事を暴く証拠が揃いそうなのに…。
果たして衛嬿婉の悪事を正し、後宮の子供たちを救う時間が残されているのか、祈るような気持ちで居ます。
この記事へのコメントはありません。