命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~ 1話・2話・3話あらすじ感想

命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~

命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~ 2022年 全6話 原題:念念無明

dim-sumさん

第1話あらすじ

衣装店絲念坊の主人・司小念は、追っ手から逃げている所を救ってくれた薬局仁安堂の主人・晏無明に、一目惚れ。彼に振り向いて貰おうと、衣類や夜食を届け優しさをアピールするが、冷たく断られてしまう。だが雪の日に傘を届けに来た司小念にほだされて、遂に2人は交際をし結婚することに。

しかし一見上品で優しげな司小念と、ひ弱な理系男子に見える晏無明には、結婚相手にさえ言えない秘密があった。新婦・司小念は江湖の暗殺者で、新郎・晏無明は隠密隊・今嵬司の指揮官だったのだ。

実際の身分を隠したまま結婚式を迎えた2人だが、挙式直前それぞれに命令が下り、仕事を終えなくてはならない羽目になる。幸せな生活を送るためには、吉時に誓いを交わさなければならないのだが、果たして2人は約束の時間に間に合うのか?

第1話感想 

冒頭からゆうゆうと酒を飲み、逃げる悪党の片腕を切り落とす司小念。黒装束に身を包み颯爽と悪を倒す様子は、優しいとか嫋やかというイメージとはほど遠い江湖の刺客でした。一方の晏無明も、顔色一つ変えずに悪党を拷問して自白を引き出し、一味を皆殺しにせよと命令を遺して帰宅掏る人物。その後、貧しい老人をタダで診察して薬代も受け取らない様子は、優しい青年医師そのものです。2人とも表・裏の仕事ぶりの落差が大きくて驚きました。

本当は司小念のことが好きなのに、危険な仕事の巻き添えにできない、と敢えて身を引いた晏無明。それでも強引に交際を申し込んで結婚まで持ち込んだ、司小念の必死な攻撃が可愛らしいです。

更に結婚衣装と間違えて切り落とした悪党の腕を晏無明に送ってしまい、取り返そうと必死になる司小念と、身分を隠すため密命の指示書を取り返そうとする晏無明の必死の攻防戦はまるでコントのよう。頑張って奥ゆかしさを装うのに、時々豪快さがはみ出して?しまう司小念の取り繕い方が不自然だったり、緩急の付け方が絶妙で、楽しいドラマです。

第2話あらすじ

無事式を終えた司小念と晏無明は新婚生活を始める。ある日司小念の店に怪しい2人組の男が訪ねて来た。2人は晏無明の従弟だと名乗りあいさつに来たと言うのだが、実は今嵬司で働く晏無明の部下だった。怪しむ司小念を文房がなだめ、その場を収める。

司小念の妹で目が不自由な司宝児は、危ない所を文房に助けられる。今嵬司に在籍し女性と接触した経験が少ない文房は、司宝児に顔を撫でられてすっかり舞い上がってしまう。

その頃晏無明は上司の侯爵から、前の皇太子で皇帝の甥を都まで護送する任務を命じられる。政治的に問題になりそうな案件に晏無明はは戸惑うが、もしこれに成功すれば今嵬司・司令官の辞職を許可する、と言われた。一方の司小念は、都へ護送される人質を殺害するようにと命令を受ける。

第2話感想 

新婚とはいえ、司小念は晏無明のイチャイチャぶり(というか司小念のアピール)にはおなか一杯です。2人とも自分のせいで相手を危険な目に遭わせたくないと、護身用の武器を持たせるなど、深い愛情が伝わります。2人とも優秀だからこそ、命を狙われることも多いのかも。司小念の妹・司宝児は少女のような見た目で目が不自由でも、姉のために仕事上の武器選びをしたり補佐役として頼れる人物です。その宝児に一目惚れ?した文房も、機転が利いて優秀なのでしょうが、中々活躍の場を与えられずに悔しそうですね。晏無明は彼に今嵬司としてより一般人として生きてほしいのでしょう。

皇帝の甥が関わり晏無明の退職もかかった難しそうな案件で、2人の仕事がかち合ってしまった様子。遂に互いの秘密がバレてしまいそう。現場でかち合ったら殺し合い必死かなあ…。頑張っておしとやかな女性を装ってイチャイチャしている司小念も微笑ましく、可愛らしいので、残念です。

第3話あらすじ

司小念はボスの老螽(ろうちゅう)に会い、自分の主義に反する仕事は引き受けないと申し出る。ボスからは仕事を成し遂げれば引退を許可するといわれるが、それでも断った。晏無明も今嵬司の部下と話し合い、人質の警護を引き受けるかどうかしばらく様子を見ることにする。そんな時、警護対象の前皇太子から面会の申し出があり、板挟み状態になった晏無明たちは、益々悩みを深めていた。そのころ、司小念は体調の変化から自分が妊娠したと考え、ボスに仕事を引退すると伝える。晏無明は、侯爵の申し出を引き受けて、今嵬司の退職を引き換えに警護の仕事を引き受けることにする。その後妊娠していないと判った司小念は、今後の晏無明との生活を考えて、仕事を引き受け引退すると決意する。2人はそれぞれ手持ちの防衛図を手に、襲撃方法と護衛計画を立て始める。

第3話感想 

司小念が、好きなのにずっと我慢していたお酒を飲みすぎてしまい、隣で寝ている晏無明に絡んで酒好きがとバレるシーンがおかしかったです。文房は、初めて自分に触れた女性・司宝児に恋心を抱き悩んでいました。一途な感じ可愛らしく微笑ましいなあ。目が不自由な司宝児が1人で街を歩く様子を遠くから見守り、文句を言う人たちにお金を渡して道を開けさせる彼は、お金持ちのボンボンぽいけど、誠実が伺えます。

暗殺者とはいえ江湖の掟と自分の主義を守ってきた司小念と、役人として朝廷内の特定の勢力とは距離を置いてきた晏無明。やはり仕事がかち合ってしまいましたねえ。はじめはぎこちなかった2人が、今ある生活を愛おしく思い、自分が死んだあとの相手を思いやれる本物の夫婦になった途端、別れを覚悟るなんて悲しいです。

ボスと司小念の連絡役を担当する凧売りの店主は、13歳から殺し屋をしている司小念にとって、母のような叔母のような感じなのでしょうか、不思議な距離感に味があって興味を惹かれました。

【放送情報】

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