命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~ 4話・5話・6話 (最終回)あらすじ感想

命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~

命がけブライダル~宮廷密使の花嫁は暗殺者~ 2022年 全6話 原題:念念無明

dim-sumさん

第4話あらすじ

凧売りの紅さんから対象者の情報を得た司小念は、現場の別荘に1人で侵入する。そこには対象者は居らず、敵の罠が仕掛けられていた。敵と1対1で戦った司小念は、相手の肩にケガを負わせるが、自分もケガをし、命からがらその場から逃げ帰る。中々帰って来ない夫を心配していると青ざめた晏無明が現れ、2人は互いの無事を確認出来て涙し、普通の生活が一番だとかみしめる。

翌朝互いに肩をかばい合う2人は仕事が忙しいせいだと話すが、晏無明の衣服を作ろうと採寸していた司小念は、晏無明の動きが別荘で戦った敵と同じだと気付く。一方の晏無明も、妻から絶対に入るなと言われていた司宝児の部屋で、隠し部屋から大量の武器を見つけてしまう。

第4話感想 

夫の様子を見て自分が戦った相手かも知れないと思いつつ、それを信じたくなくて医師が剣を握るはずがないと考え直す司小念。妻が暗殺者だ想いたくない夫の晏無明も、今嵬司の部下たちに暗殺者を捕まえろと命令が出せずに居ます。この様子を盗み聞きした文房は、司宝児に向き合うために一人前になりたい、自分も今嵬司として任務が欲しいと願い出ますが、司宝児の名前を出されるとそちらへ意識が流されちゃうんですね、まだ若いんですねえ。

互いに命の危機に直面したからこそ相手への愛情がより一層強くなったのに、敵同士だと知るなんて残酷だし辛いでしょうねえ。司小念は凧の紅さんに相談してようやく直接夫に問いただす気持ちを固めました。

覚悟を固めて夫を夜市に誘ったはずなのに、手に刃物を持ちながらも探りを入れて相手の様子を見ている2人。互いのプロ意識が伺えて、ヒリヒリした緊張も伝わってきました。周囲が平和でほのぼのしているだけに、この静かな高揚感が際立って見えました。

第5話あらすじ

前太子と囲碁を打つ晏無明を、司小念が箱を持って尋ねて来る。晏無明と前太子の護衛・芊(=妓楼で妓女に扮した女性)は緊張するが、箱の中には司小念が晏無明の為に縫った衣装が入っていた。司小念は、結婚して初めての自分の誕生日を夫と過ごしたかっただけと言い、約束した劇場で待っていると言い帰って行った。前太子から妻と誕生日を過ごすよう勧められた晏無明は劇場へ行き司小念と話そうとするが、そこに黒づくめの刺客が現れて司小念を狙う。

怒って家に帰った司小念を追いかけた晏無明だったが、司小念は話を聞こうとせず、ついに2人の本気のケンカが始まってしまう。

第5話感想 

前太子を狙う暗殺者の司小念が箱を持って現れたら、そこに毒か何かが仕込んであると考えるのは護衛として当然でしょうね。司小念はただ一緒に誕生日を過ごしたかっただけなのに。いつも強気な司小念が涙ぐんでいましたし。

この2人のケンカ、武術の達人同士なだけあって大迫力でした。下女の紅棗は剣が打ち合わされる音を聞いて「普段は仲良しなのに、すごいケンカ~」と言っていましたが、とんだのんびりさんだなあ。凧屋の紅さんが巧く丸め込んだのは、流石年の功でしたね。

肝心の2人は、戦いの後互いの腕を認め合い、前にも増してイチャイチャでした。自分と正反対の人物を演じるのが辛かった~ってお酒をラッパ飲みする司小念、女侠客っぽくて格好良かった。晏無明も酒を飲む君が好き、と言っていましたしお似合いです。

一方文房は秘密を打ち明け、司宝児も昔の恩人じゃなく今自分に優しくしてくれる文が好き、なんてこちらは初々しくてほのぼのしています。更に、自分は武器を作っている~と司宝児の秘密は凄すぎる。対して文は「カッコいい!」何だかズレている気がする。

夫の晏無明側に付いて太子を狙わないと決めた司小念は、妹が心配する通りボスに命を狙われたりしないのか。司小念を襲った刺客は誰が送り込んだのか、夫の晏無明は妻を守り切れるのか盛り上がってきました!

第6話(最終回)あらすじ

司小念、晏無明たちは、司小念のボス・老螽が何者で太子暗殺を命じた理由を考える。晏無明が司小念に贈った酒が今嵬司の上司・侯爵から貰ったもので、2人が同一人物だと気付いた。

前太子に謝罪し侯爵と会った2人は、太子から晏無明には都まで警護してほしいと念を押される。前太子は更に、都に着いたら自分に仕えて帝位奪還に協力してほしいと頼む。夜遅く戻った晏無明は、手持ちの財産を文房に渡して結婚準備を進めるよう言う。晏無明を心配する司小念は、武器を用意し必ず戻って欲しいと念を押す。

無事太子を護衛して都に入った晏無明は、太子に自分の仕事はここまで、と言い部屋を出ていく。皇帝死去の知らせを受けた太子は晏無明に追っ手を仕向け、同じころ都近くまで迎えに来ていた司小念にも刺客が襲い掛かる。

第6話(最終回)感想 

老螽と今嵬司のボスが同一人物で、凧の紅さんもこの事実を知っていたとは!10年前に人質になった前太子は、皇位を約束されていたのですね。なのに前皇帝の死後約束は反故にされて、現皇帝の5歳の子供に帝位を継ごうとしている。なら自分が奪おうと考えて、暗殺の標的になり世間の同情を集め、命を守るために今嵬司に護衛させたと。見た目は温厚そうで、中々腹黒い人物でした。

護衛を終えて今嵬司を引退し、一般人になろうとした晏無明が太子の側を離れて刺客に囲まれたときはどうなるかと思いましたが、今まで仲間外れ?だった文房が敵中から救出して無事救出しました。お約束の展開でしたがそれでも面白かったです。その後司小念たち3人は無事だったのに晏無明はお墓まで作られて少々心配しましたが、最後はきっちりハッピーエンドでほっとしました。

武器も作れて酒造りもできる司宝児が料理が下手だったり、一般人としてのんびり暮らす司小念と晏無明が、街で泥棒を捕まえようとしたり。最後まで緊張感と笑いもあり、スピーディーな面白いドラマでした。

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