如懿伝 1話・2話・3話・4話・5話 あらすじと感想

如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃

第1話 あらすじと 感想

dim-sumさん

第1話 如意の行方

この物語は中国清朝第6代皇帝康熙帝と、その2番目の皇后如懿の波乱万丈物語です。

5代皇帝の第四皇子・弘暦は、幼馴染みの烏拉那拉氏青桜(後の如懿)を正妃・嫡福晋に選ぼうと、熱心にアプローチします。ツンデレな青桜は弘暦の気持ちに初めは乗り気ではなかったものの、居並ぶ名家の娘の中から嫡福晋に選ばれて嬉しそうでした。

しかし青桜の伯母である現皇后は、息子に謀反の疑いが掛かり皇帝から位をはく奪され、そのあおりを食った青桜も正妃から側室に格下げされます。所謂大人の事情ですね。

初めてお妃を貰う時に正副3人の女性を娶るとは、さすが中国です。そこには騎馬民族で辺境の地から攻め込み、多数の民族を支配している清朝では、個人の感情よりも血縁が有力視されるのです。

結局この時弘暦の母が押していた富察氏が嫡福晋になったのですが、弘暦が初めに青桜を嫡福晋に選んだことで、2人の間には確執が残り、更に弘暦の母からも遠ざけられます。

第2話  あらすじと 感想

dim-sumさん

第2話 移りゆく時代

弘暦は輿入れ後、掟に背き嫡福晋より先に青桜と初夜を過ごし、2人は仲睦まじく暮らしていました。でも輿入れから6年後5代雍正帝が亡くなり、弘暦が皇帝に即位すると2人を取り巻く状況は一変しました。

弘暦の母鈕祜禄(ニオフル)氏は実母ではなく、自身の権力を守るため弘暦の行動に一々口を挟む、口煩い女性でした。そして自分をずっと虐げてきた前の皇后烏拉那拉氏を憎んでおり、弘暦即位後、烏拉那拉氏に栄誉を与えようとする朝廷の動きにイライラを募らせ青桜に当たります、とても怖いです。

青桜はただ弘暦と仲良く暮らしたいだけなのに、烏拉那拉氏からは一族の繁栄のため皇后になれと言われ、権力の弱体化を恐れる姑からは、烏拉那拉氏を殺すか青桜が自害するかを選べと言われてしまいます。

儒学が浸透している清朝では、たとえ皇帝でも母親にたてつくことはできず、弘暦も青桜の想いを優先することはできないんですね。愛情があってもままならない、青桜と弘暦の今後が心配です。

第3話 あらすじと感想

dim-sumさん

第3話 新帝即位

青桜は、姑(今は皇太后)に毒を渡された前の皇后である伯母が、死んでいく様子を見守りました。青桜に対し、伯母は「一族のため皇后になるように」と厳命。更に自分の無念を晴らすよう言います。夫である皇帝に位を奪われた上幽閉され、死後も同じ墓に入れず、皇太后に恨みを抱いたまま亡くなったのです。

一方皇帝は、前の皇后が急死に皇太后が関係していると疑い、青桜に真相を尋ねます。でも皇太后と皇帝の仲を心配する青桜は、伯母は悲しみのあまり自然死したと話しました。

ここが青桜の美点だと思うのですが、皇太后を敬いたいし、何より皇帝と皇太后の関係が悪化するのは皇帝のために避けたいのでしょうね。

これで皇太后も矛を収めると思いきや、青桜と皇帝と接触させまいと、3年間も伯母の喪に服せと命じます。服喪期間は皇帝とは別の場所で暮らし接触できません。後宮には他にもたくさん女性が居て、皇帝と親しい青桜でも不利な状況です。

つくづく皇太后は策略好きなお姑さんですね。

第4話 あらすじと感想

dim-sumさん

第4話 新しい名
青桜は服喪期間中ということで、皇帝たちが暮らす場所に移れず寂しく残りましたが、後宮の女性たちのうちただ一人青桜を慕う海蘭は青桜と一緒に暮らすと言います。振舞いも穏やかで、信頼できそうな女性です。

一方姑の皇太后は、位が高い自分が前の皇帝の他の妃たちと同じ場所に住むことに腹を立てていました。本来なら別に豪華な居室を貰えるはずだと。しかしそれを言い出すと青桜復活の口実にされてしまうので言い出しません。頑固だなあ。

結局青桜が海蘭に頼んで皇帝に会い、皇太后の転居は親孝行だと説得し皇太后の願いは叶いました。

青桜の働きを聞いた皇后は、服喪期間短縮を皇帝に申し出、青桜は妃になります。皇太后は青桜を呼び、前の皇后縁の名前を「如懿」に改名させました。

後宮の女性たちは服喪期間短縮の陰には海蘭の協力があったと知り、海蘭を虐めるため計画を練ります。さらに大人しそうに見える皇后も一枚かんでいました。如懿が皇帝の寵愛を独占するのを恐れたようです。女性って怖いですね。

第5話 あらすじと感想

dim-sumさん

第5話 “音”がつなぐ思い
皇后は嫡子を生んだものの、母親に如懿や他の妃たちに皇帝の寵愛をうばわれないように注意し、また侍女にも大人しい皇后を助け汚れ役を引き受けるよう命じました。皇后もまた母親の話を聞き、不安になり如懿を皇帝から遠ざけようと考えます。

たまたま絵を描いている宮廷画家から西洋では一夫一婦制が当たり前と聞いてそれを皇帝に話すと、皇帝はわが国では違うと如懿と言い争い、如懿を避けるようになりました。

皇后はじめほかの妃たちも大喜び?しここぞとばかり如懿や海蘭を虐めます。倹約の為と称して炭を送らなかったり…結構厳しい。でも皇帝と如懿はすぐに互いの肖像画を送り合い仲直り。

しかし如懿以外の妃には興味を持てなかった皇帝にも、頻繁に呼び出す女性が現れます。それは皇帝の前で琵琶を引く際、間違えて演奏した白氏で、いわゆるあざとかわいいタイプの女性です。

でも皇帝はこの女性がとても気に入った様子、果たして如懿は皇帝への愛情を持ち続けられるのでしょうか。

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