成化十四年~都に咲く秘密~ 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

成化十四年~都に咲く秘密~

成化十四年~都に咲く秘密~2020年 全48話 原題:成化十四年(英語:The Sleuth of Ming Dynasty)

nanaさん

第21話 あらすじと感想

汪植に無理やり妓楼まで連れてこられた唐泛。そこではお忍びで外出中の成化帝が待っていた。成化帝は銀の採掘地である雲和の疑惑を調査し、失われた銀を国庫に取り戻すよう唐泛に命じる。雲和行きを断りたい唐泛はあの手この手を使って時間を稼ごうとするが…。その後、汪植のもとに以前から雲和へ行っていた役人が帰京のさなかで不審死をとげた報せが入る。それは雲和を牛耳る巨悪が、唐泛に迫りつつあることを表していた。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

皇帝より直々に雲和行きを命じられた唐泛は何とか断ろうと必死でしたが、根負けして雲和へ行くことになりました、皇帝は唐泛を雲和知県に任命し赴任させました。県知事みたいなものかしら、でもこの時代の県はもっと小さい市町村くらいの規模でしょうから市長の方が近いのかも。雲和は危険な場所なのに冬児やドゥルラ達も連れていくなんて怖いもの知らずです、でも隋州もついてきてくれたのはありがたい。

雲和では銀鉱主の馬林が幅を利かせています、馬林も唐泛と同じ食通で、歓迎の料理を自分で作ってもてなしました、特に重陽花糕が綺麗で美味しそうでした。これは旧暦の9月9日の重陽節という菊の節句にに食べるお菓子で米粉で作る蒸し菓子です。赤や黄色の飾りつけは菊のイメージかな、私も食べてみたいです。隋州たちは使用人と間違われてしまい料理も別物でした、味は良かったみたいだけど、重陽花糕は出なかったようで残念です。

今回汪植は雲和へは行かず都で何か一人で動いています、でも唐泛達皆、今は汪植に操られているようなかんじです。21話での汪植はとても優しい感じでとてもいい人みたいでした、だんだん印象が良くなります。

汪植を演じるリウ・ヤオユエン(劉耀元)はアイドルグループZERO-Gの出身です。このグループは26人が在籍していた時もあったとか、AKBみたいな感じでしょうか?歌って踊れて、芝居も上手なんて尊敬します。何事にも動じない汪植を生き生きと演じています。実際の年齢はクアンホン(官鴻)より1歳年下なので3人の中で一番若いんです。一番しっかりして見えるんですけど末っ子でした。

第22話 あらすじと感想

鉛入りの官銀について調査するため、隋州たちと共に雲和にやってきた唐泛は、銀鉱主の馬林(ばりん)から手厚い歓迎を受ける。一方、都では、汪植が遼東の将軍・陳鉞(ちんえつ)と再会していた。再三催促しても軍用金が支給されないと聞いた汪植は、兵部に手を回して金を捻出させる。翌朝、馬林に連れられて街を回る唐泛は、労働者たちの集会現場に遭遇する。その中には労働者の待遇改善を訴える馬林の息子の姿もあり…。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

唐泛が知県になった雲和はとても小さい町の様です。でもそこに住む銀鉱主・馬林は凄いお金持ちの様で湯水のように唐泛の為にお金を使います。お世話係の美女が8人もやってきて至れり尽くせり、どんな思惑がこんなことさせちゃうんでしょう。8人は多すぎで邪魔です。でも唐泛の前の知県は不審死みたいで、唐泛の今後も心配でなりません。

馬林のおもてなしで上機嫌の唐泛はすっかり馬林の言いなりになりそうで、肝心の調査の方はどうなってるんでしょう?でも唐泛の事だから、すぐに何かを見つけてくれると信じています。馬林は良くわからないけど、息子の元聡は誘拐事件を自作自演したものの畑を耕したり良い人そうでした。そしてその誘拐事件を解決した唐泛は馬林からも信頼された様子。唐泛は上手く雲和の街に溶け込めた様子です。

見渡しても悪い人などいそうもない町にいったいどんなからくりで官銀の不正が起きてるのでしょう、汪植はしきりに「万」という高齢の家臣に近づいている様子、何か関係してるのかな?遼東の将軍・陳鉞も軍用金が足りず困っている様子で都までやってきました、すべてが雲和につながるって事でしょう。

軍では官銀を溶かして使っているって話でした、官銀はそのままお金になるというわけではないのでしょうか?中国の貨幣制度難しくてよくわかりません、時代劇だからなおさらです、こういう史実も、もっと勉強しなくては中国ドラマの世界は難しいです。

22話の雲和では誘拐事件に絡み乱闘シーンがあり、このドラマはジャッキー・チェン・プロデュースだったとふと思い出しました。最初の方こそジャッキー・チェンが気になって見始めたこともありますが、話が進むうちに事件の展開の速さと唐泛達3人のイケメンの演技や人物像に引き込まれて見ていてすっかり忘れていました。それくらいこの三銃士に惚れちゃっています、頼もしくカッコ良く、そして信頼しあったようなイチャイチャ感にハマっています、22話では隋州は唐泛に対して少し信頼が揺らいでいますが、それもきっとすぐに解消されるはず、3人の成長が楽しみで、これからも期待できるドラマです。

第23話 あらすじと感想

唐泛の働きかけにより、馬林の息子・元聡(げんそう)が無事に家へ帰ってくる。この一件から唐泛を信用した馬林は息子をたぶらかした李茂(りぼう)について相談する。李茂は鉱夫らに屁理屈を教え、妨害を扇動していると話す馬林。隋州はこれに反論するが、唐泛は馬林に賛同し、山で暮らす李茂と鉱夫らが山賊となる前に投獄してしまおうと言い出す。そんな唐泛に隋州は怒りを抑えることができず、雲和を離れる決心をするが…。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

万通、尚明、そしてあの万殿って呼ばれてる節約家のお爺さん、この3人が官銀騒動に関わっているとは驚いた。3人は仲良しなんだ、偉くなると誰しも金に固執するのか、悪だくみには人が群がるって事だろうか。特に万通は隋州にも冷たいし、今回は汪植まで排除しようとするし一番やっつけたい相手、今回の事件で万通との関係を逆転させたい。あの汪植が訪ねた万府の池にはいったいどれくらいのお宝が眠ってることやら池をさらってみたい。でも悪い事して稼いだ金をお天道様に見えるように隠すなんて万殿腹が座っています、敵に回すと厄介そうな相手。

雲和の唐泛は馬林と仲良くしながら探ってるようだけど、ずっと遊んでるだけみたい、今のままで不正なんて見つかるのか、次回の予告では、鉱夫達が暴れて馬林が動き出しそう、隋州の出番です、万殿と馬林、優しそうなおじいちゃんにしか見えないけど、こういう人たちが一番怖いんでしょう。

汪植も万貴妃から預かった茶碗を盗まれて、またまたピンチに、敵が多い人間はいつでも大変です、悪に染まれば楽になるはずだけど、汪植は常に陛下の為に頑張ってる案外マジメ人間だから、陛下を裏切れない様子。だから陛下も一番かわいがってるし他の家臣たちとは違うんです。茶碗事件でも唐泛がいればすぐに解決する顔しれないけど、雲和からは戻ってこれないだろうから、自分で何とかしなきゃ、それにしても汪植が茶碗を質入れしたの、尚明はどうやって知ったのか、質屋から盗んだのは誰なのか真相を早く知りたいです。

第24話 あらすじと感想

雲和にいる唐泛のもとで、待遇改善を訴える鉱夫らが騒ぎを起こす。唐泛は鉱夫らの指導者・李茂と交渉し、騒ぎを鎮めると馬林に約束する。一方、都では汪植が管理していた鶏缸(けいこう)杯が何者かに盗まれた件で、汪植は窮地に立たされていた。やむを得ず偽物の茶杯を用意した汪植。しかし皇族の宴席が始まると、皇太后によって本物の茶杯が取り出され、偽物を携えていた万貴妃が問い詰められてしまう。

引用元:bs11 成化十四年~都に咲く秘密~

馬林がついにニセモノの官銀づくりの現場に唐泛を連れて行きました、そして皇帝以外みな不正を知っているから一緒にやろうと誘ってきました。どうりで尚明や万通までかかわってる訳だわ、重臣では汪植だけが知らないって事なの・・・怖い話です。こういう悪い話に乗らない汪植だから茶碗の盗難事件でも陥れられちゃうんでしょう。

今話では、万貴妃と汪植の出会いの回想シーンがありました。6歳で宮中に上がった汪植、宮中の隅で泣いていると、偶然通りがっかた万貴妃が気づき声をかけました。汪植は「母親は菩薩様のところに行った」と・・・母もなく一人宮中で泣いていた可哀想な汪植の身の上に、子どもを亡くした万貴妃は自分の子供の様に汪植を可愛がってくれていたのです。

茶碗事件でもただ怒られただけで許された汪植の存在は皇帝と万貴妃にとって本当に大切なのだと思います、ただ皇帝は万貴妃に「汪植は私たちの子ではないんだよ」と釘を刺していました。汪植にとっても万貴妃は母の様な唯一無二の存在。でも汪植は家臣の一人ですから、あまり近すぎる関係はお互いの身を滅ぼしかねないこともあるかも、それを皇帝は心配したのでしょう。万貴妃は皇帝よりも20歳も年上だけどそれを感じさせない位、今話の皇帝は頼もしくて絆の強さを感じました。

しかし茶碗を盗んだのは万殿の仲間でした、尚明も黒幕は知らなかった。そもそも汪植に大金を用意させようとしたのが万殿なのだから、茶碗の事も一番気づく可能性はありました、汪植の性格をよく知ってる万殿が巧妙に仕組んだものだったのかと。

今、汪植や唐泛の周りは敵だらけです、どうやってここから抜け出すのやら、特に唐泛のいる雲和に李子龍がやってきました、以前の都の子供達が誘拐された事件でもちょっと登場していた人物だったハズ。とんでもないヤバい奴の登場に次回は唐泛の身に危険が迫ります・・・

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