鳳星の姫(ほうせいのひめ) 32話・33話・34話(最終回) あらすじと感想

鳳星の姫~天空の女神と宿命の愛~

鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~ 2020年 全34話 原題:九州·天空城II

NANAさん

第32話 あらすじ

第32話 恨みの連鎖

杜繊音の墓に寄りかかり、悲しみに沈む雲沐陽は、そこに現れた雨国琮にそそのかされて牢へ忍び込む。雲沐陽の腰に下げた玉佩を目にした緯元霆は、眼前に立つのが己の息子と知り、向けられた剣を黙ってその身に受けた。雲沐陽は自らの手で実の父親を殺したことに気づき、あまりの衝撃に人が変わってしまう。雨国琮を襲撃すべく仲間を率いて戦いに赴き、それにより南羽都は混乱に陥るが、もはや復讐の鬼と化した雲沐陽に民の嘆きは届かない。

引用元:kandera.jp 鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~

第32話 感想

雨国琮はひど過ぎる、雲沐陽が緯元霆の息子だと知ったうえで、雲沐陽に緯元霆を殺させた、何も知らなかった雲沐陽は実父を自分の手で殺してしまった。杜繊音が死んでしまい抜け殻になっていた雲沐陽にダメ押しするやり方は卑劣、結局雲沐陽の刀が雨国琮に向いたのも自業自得だと思います。

窮地に陥った雨国琮は自分の配下に合図を送り、街で略奪まで起こさせていた自分以外どうでもいい態度に罰が下ったのでしょう、この事態をどう収拾するのだろう、風如澈の力が試される時です。

それから須臾は死んでしまった杜繊音を生き返らせようと燼年の化身に助けを求めました、雪軽空を殺したら願いをかなえると約束を取り付けた須臾、私は雪景空も杜繊音も助けてあげたい、須臾は誰かに手助けを頼むと言ってたけど、その相手は雲沐陽しかいません、彼に義兄が殺せるのか、雲沐陽の様子から見たらやりかねない、もう何もかも破れかぶれ状態ですから、そのピンチを救えるのは風如澈しかいません。

緯元霆の最期の時、あれだけ悪人だったのに父親の顔を見せました、刺さった刀を手繰り寄せ深く刺さっていくのに、息子のそばに近づけたことを喜ぶ様子に、そんなにまで息子がいたことが嬉しかったのかと驚きました。「母に似ている」って最期に言い残したけど、雲沐陽はもっと色々聞きたいことがあったに違いありません、可哀そうすぎます。

雪の中語り合う風如澈と雪景空、2人が本当に美しい、風如澈の衣装が凄く凄く素敵で震えました。羽皇としての自信が現れたように美しい大人の女性に見えました、色々あっても2人には乗り越えて欲しいです。

第33話 あらすじ

第33話 よみがえった記憶

雲沐陽の暴挙に憤る風如澈だが、銀翼鉄騎の戦友への恩情から命までは奪わなかった。自暴自棄になった雲沐陽は燼年の化身に、雪景空を殺せば杜繊音を生き返らせることができると持ちかけられて承諾する。一方、消された記憶を取り戻し、雪景空とともに生きる決意をする風如澈。しかし霊力の移動は止まらず、雪景空は自らの命を絶とうとする。星商離は2人を運命の支配から救うため、花神佩(かしんはい)のかけらで合わせ玉(ぎょく)を作り、さらに自分の命を差し出して…。

引用元:kandera.jp 鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~

第33話 感想

まさか星商離が死んでしまうとは思わなかった、名医で秘術も上手でいつも雪景空を助けてくれてた人、一番の友人だったのに命を懸け二人を救おうとしてくれました。そして結婚することとなった二人だけど、やはり花神の呪いは解けていないようです。

このまま雪景空は死んでしまうのか?本人は運命を受け入れるつもりみたい、でもその事は黙って結婚します。せめて幸せな時間と思い出を風如澈にあげたいのかも、星商離も無駄死にになってしまうのでしょうか。

花神の韶舞(しょうぶ)と恋人が一緒になれなかった恨み(?)のせいで呪いが起こっている様で星商離は花神たちの玉佩のかけらで玉を作り、2人への呪いを解いてくれようとしましたが、予想以上に恨みが強いようです。

そして燼年の化身も復活をかけ、雲沐陽を使って雪景空の命を狙っています。夢の中で再会した杜繊音は美しくて優しい女性、やはり彼女がいなくては雲沐陽は生きていけないでしょう、兄と風如澈の幸せそうな姿を見れば余計につらくなっているはず。

次回が最終話です、二人の婚礼の姿が見たい、せめてラストは幸せな二人を見届けたいです、でも邪魔が入りそう、この33話では長ーいキスシーンが素敵でした、キスの後も顔を寄せ合う二人、雪景空の眼差しが素敵でみとれました、あの視線の先に入りたい、あの綺麗な手で引き寄せられたい、本当に綺麗なキスシーンで私までとろけそうでした、こういうシーン見てると心の栄養になります、ごちそうさまでした。

第34話(最終回) あらすじ

第34話(最終話)運命の分かれ道

雪景空を救う手だてを求め、星商離が残した書物を端から読みあさる風如澈。己が死ぬのを承知で、花神の霊力を再び移動させるべく星辰閣(せいしんかく)の宝を使う。それは仕組まれた罠だったが、そうと知りつつも雪景空は最後まで雲沐陽を信じたのだった。杜繊音を生き返らせたい雲沐陽と、封印から解き放たれた燼年が襲いかかる。雪景空は風如澈を守り、風如澈は民を守った。季節は巡り、湖のほとりでは、笑顔を失った明君が愛する人に語りかけていた。

引用元:kandera.jp 鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~

第34話(最終回) 感想

最後にラスボスの燼年が解き放たれ、ビックリするくらい大きな獣が町を襲いました、燼年の化身ってちょっと風変わりなキャラだと思ったのに、リアルな燼年はまじヤバい奴、今までのドラマの雰囲気が別ものになりそうなくらいだったけど、最後は雪景空の話を思い出した風如澈が自力で天空の目という飛行石(?)で燼年を消滅させました。

全ての力を使い果たした戦いだったけど、燼年は風如澈の両親の敵でもあるんだから、絶対に風如澈にトドメを刺させたかった。雪景空も同じ気持ちだったのかな、だから最後にヒントをくれたんだよね。あのひ弱だった風如澈が最後に燼年に体当たりしていく様子は羽皇そのものでカッコ良かったです。

雲沐陽に玉佩を壊され風如澈が死にそうになった時、代わりに雪景空が消えてしまいましたが、バックに流れる美しい歌の調べと共に、涙を流しながら消えていく彼の美しい事、この角度の雪景空は本当に美しい、カメラワークに感謝してしまいました。

「我愛你」という言葉がずっと耳に残ります。ずっとどんな別れが訪れるのか、それとも奇跡が起こるのか楽しみに見ていたけど、やっぱり雪景空が消えるのね、でも消えてもまだまだ風如澈を守る雪景空の愛の深さと秘術の強さが感動的、このまま悲しい最後かと思ったら、燼年を倒した後、以前も沈んでいたあの池にまたまた雪景空は沈んでいました。

これで死んでしまったと思ったらラストで風如澈の涙で氷が割れ雪景空が戻ってきました、今までの記憶は失っていたけど、でもまたきっと風如澈を好きになってくれるよね、それが雪景空の愛の力だから、最後までラブラブな雪景空と風如澈が素敵、やっぱり奇跡が起こってハッピーエンドは良い!

比較的緩~く楽しめた作品でした、やっぱり雪軽空を演じたシュー・ジェンシーがカッコ良くて魅力を満喫でき大満足、彼をこの役に選んでくれたことに感謝します、推しメンが主役のドラマは最高でした、私の宝物のような作品です。

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