放送予定
KBS京都 2023/10/24 (火) 21:00~
BS11 【2022/9月6日~】毎週月~金曜日 午後3時29分~4時30分 全56話
https://www.bs11.jp/drama/hyobyoroku/
<CSベーシック初放送> チャンネル銀河 2021/10/21(木) 夜11:00〜深夜0:00~ 2019年 全56話
https://www.ch-ginga.jp/detail/hyobyoroku/episodelist.html
<日本初放送> WOWOW2020.10.10~
https://www.wowow.co.jp/detail/170583
九州縹緲録 ~宿命を継ぐ者~ 読み方: (きゅうしゅうひょうびょうろく しゅくめいをつぐもの) |
2019年 全56話 |
原題:簡体字:九州缥缈录、繁体字:九州縹緲錄 |
九州縹緲録~宿命を継ぐ者~ DVD-BOX1 |
監督:張暁波(チャン・シャオポー) 原作・脚本:江南(ジャン・ナン) |
weibo 九州缥缈录 |
あらすじ
(※話数ごとのあらすじと感想はこの記事の一番下にあります。)
友に誓い、その愛を信じよ――北陸青陽部の王子・呂帰塵(りょ・きじん)は、災いをもたらす星の下に生まれたことを理由に、生まれてすぐに真顔部の龍格真煌(ロンゴージェンホアン)に養子に出される。そこで阿蘇勒(アスラ)と名付けられ家族や友人と平和に暮らしていたが、ある日青陽部にその地を滅ぼされ、阿蘇勒は再び青陽部へと連れ戻されてしまう。突如世子として生きることを強いられた阿蘇勒だったが、貧しい自国を救うため、青陽部との同盟をもくろむ東陸の下唐国との人質同然の政略結婚を承諾する。生まれながらに体に宿している災いのせいで病弱な阿蘇勒は、東陸へ向かう過酷な道のりの中で、自身の体に巣食う人智を超えた力を無意識のうちに使い難を逃れる。そして辿り着いた東陸で、父親に愛されることなく育った婚外子の姫野(き・や)と、一族を滅ぼされ下唐国に身を寄せている天真爛漫な羽族の公主・羽然(う・ぜん)に出会う。衝撃的な出会いを果たした3人は、それぞれにふりかかる試練に抗いながらも支え合っていく。次第に惹かれ合う姫野と羽然だったが、羽然は阿蘇勒の政略結婚の相手に選ばれていた―。
引用元:九州縹緲録~宿命を継ぐ者~ DVD-BOX1より
九州縹緲録~宿命を継ぐ者~は同じく「九州」を舞台にした大ヒットドラマ『海上牧雲記 ~3つの予言と王朝の謎』の700年前の時代が舞台となっているので、海上牧雲記を視聴された方は世界観が分かりやすいかもしれません。
引用元:「海上牧雲記 ~3つの予言と王朝の謎」公式サイト
「海上牧雲記 ~3つの予言と王朝の謎」公式サイトにて〈九州〉世界についての世界地図と説明が記載されているので気になる方はリンク先からどうぞ
相関図
九州縹緲録 相関図
瀚州 帕蘇爾 阿蘇勒(アスラ)系図
下唐国 人物相関図
離国 人物相関図
※世子とは皇族や王などの世継ぎのことを言う。公主とは皇帝や王の娘の尊号。正室である王妃が生んだ娘を公主。それ以外の側室(貴妃・貴人・尚宮等)の娘は翁主と呼ぶ。
大胤王朝 / 楚衛国 人物関係図
※長公主とは皇帝のの姉妹は長公主(ちょうこうしゅ)と呼ぶ。伯叔母や数代前の公主は大長公主と呼ぶようになるが、当作品では長公主と表記されている。
青洲 人物相関図
東大陸四大将軍
※相関図内画像はbaidu.com より。
キャスト
阿蘇勒(アスラ)役 劉昊然(リウ・ハオラン)
引用元:baidu.com
【瀚州】北陸青陽大君の世子。(末子で五子) 東陸名:呂帰塵(りょ・きじん)。諡号は昭武。戸惑いから決意を固めた青年。北陸王室帕蘇爾家に生まれ,青銅の血を引く青陽大君の息子として生まれたが、虚弱体質で心優しい性格。生まれた時の空の異常により、幼い頃は災害星と見なされ、従兄弟の龍格真煌に引き渡され育てられた。その後、青陽大君は彼を青陽に連れ戻した。後に父親から東大陸の下唐国に食糧と引き換えに送られました。東の地で姫野と羽然に出会い、互いに共感し、蒼雲古歯剣を抜き、戦乱を鎮める組織の天駆の大宗主となった。羽然が好きで、羽然と姫野がお互いに恋をしていることを知り、彼らを祝福した。後に小舟公主(白舟月)に恋をした。
羽然(う・ぜん)役 宋祖児(ラレイナ・ソン)
引用元:baidu.com
寧州羽族の第二王朝の公主で、後に世界から「姫武神」として知られる指導者の1人に。高貴な血筋で、美しく機知に富み、男勝りな雰囲気を持ち、無力さを見せることはめったにない。寧州の羽族の少女だったが、国を滅ぼされ、幼い頃から叔母の宮羽衣に難民として東陸に連れて行かれ、下唐国で阿蘇勒(アスラ)、姫野(き・や)らと出会い、生死の友となった。最初は妹みたいな存在だったが、その後大きく変わった。人々の心をコントロールする神聖な力を持ち、羽族が安寧に暮らせる国を復興に力を尽くす。彼女は元気で、陽気で、誠実で、あえて愛したり憎んだりします。姫野のことが好き。
姫野(き・や)役 陳若軒(チェン・ルオシュアン)
引用元:baidu.com
没落した東陸貴族の末裔で、姬謙正の(長子)庶子(婚外子)。姫揚の曾孫。死後「羽烈」と呼ばれた彼は、のちの燮朝の建国の王。彼の母親は低い立場で亡くなり、彼は子供でした。その後、羽然(う・ぜん)と阿蘇勒(アスラ)は東陸で出会い、互いに大切にし、三人は生死の友となった。羽然(う・ぜん)のことが好き。
瀚州
郭勒爾·帕蘇爾役 董勇
東陸名:呂嵩。青陽大君,阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛。の実の父親
欽達翰王役
郭勒爾·帕蘇爾の父。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の祖父。数十年前、彼は青銅の血を使って鳳凰帝の侵略を阻止することに成功し、皇帝の義妹を妻として結婚し、契約を結びました。以来、彼は実子の郭勒爾によって山奥の地下室に監禁されていたが、彼が生きていることを知っていたのは大合薩(沙翰·巢德拉及)と阿蘇勒(アスラ)だけでした。
比莫干·帕蘇爾役
東陸名:呂守愚。帕蘇爾家の長男。呂嵩(郭勒爾·帕蘇爾)の死後、青陽大君にを任じられたが、正統な後継者ではなかったため、貴族たちは不満を漏らしている。
旭達罕·帕蘇爾役 楊玏
東陸名:呂鷹揚。帕蘇爾家の三男で、身を隠すのが得意な自己的野心家。
厄魯·帕蘇爾役 李培銘
東陸名:呂豹隱。青陽部九王。青陽の弓と呼ばれる。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の叔父。虎豹騎のリーダー。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛といっしょに下唐国へ。
沙翰·巢德拉及役 楊新鳴
大合薩。郭勒爾(阿蘇勒の父)の友人。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の師匠。狂ったように見えるが賢者、しかし、彼は阿蘇勒以外に敢對大君に声を掛ける唯一の人物でもあります。彼は飢饉の解決策を見つけるために東陸に行くように命じられ、東陸で下唐国と契約を結び、雷碧城との対決の幻想の中で亡くなりました。
柳亥木黎役
青陽部の初代剣士。阿蘇勒(アスラ)の剣術師匠。兵を率いて朔北部を討伐し、30年後、自国民に裏切られ、全軍を壊滅させ、自ら謝罪した。
蒙勒火兒役 多布傑
朔北狼主。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の外祖父。30年前、朔北部は郭勒爾(アスラの父)率いる青陽部に敗れ、それ以来、彼は荒れ地に30年間住んでいます。
呼都魯汗役
黄金王。朔北狼主の息子。阿蘇勒(アスラ)の叔父。
不花喇役
鉄浮屠のリーダー。
鐵顏役 趙亦驥
阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の仲間
鐵葉役 任瀟楠
阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の仲間
龍格真煌役 晉松
獅子王。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の養父。青陽大君のいとこ。一族を救うために草原の掟を破り、後に青陽大君によって討伐された。
龍格沁役 艾佳妮
龍格真煌の娘。
蘇瑪役 陸妍淇
阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛の遊び仲間。龍格真煌の娘。呂帰塵(りょ・きじん)は彼女が彼の人生を共に過ごす人になるだろうと思った。しかし、下唐国に向かう途中、呂帰塵(りょ・きじん)を守るために蘇瑪は殺されてしまう。その後、呂帰塵(りょ・きじん)は蘇瑪を殺した殺人者を見つけ、姫野と羽然と協力して仇を討つ。実は蘇瑪はその年の襲撃を生き延び、2年かけて青陽に戻り、後継者である大君と結婚して大閼氏となった。実は一族を滅ぼした青陽の仇を討つためだったという知らせを朔北に漏らした。
下唐国
百里景洪 (ひゃくり・けいこう)役 張嘉譯(チャン・ジアイー)
引用元:baidu.com
【下唐国】大胤朝下唐国の国主。強大な権力を持ち、覇権を目論んでいる。百里陰を養い、ただ剣(蒼雲古歯剣)を抜くだけで、贏無翳に勝利した後、大胤朝を支配し、拓跋山月に暗殺された。
百里煜役 黃毅
下唐国世子。
百里繯役 駱言
下唐国郡主
百里隱役 劉秋實
武陽君。王の甥。元の名は幽隱。幽長吉の息子。
蘇瞬卿(そ・しゅんけい):王鷗(ワン・オウ)
引用元:baidu.com
【下唐国】下唐国の尚宮。下唐国婕妤。九州暗殺組織の天羅暗殺者。阿蘇勒を世話する。息衍は長年崇拝していたが、彼女は一生を幽長吉に捧げ、夫の遺物を一生守り、ついにはそこの剣を守るために身を犠牲にしました。彼女は幽長吉の妻であると主張しましたが、実際には幽長吉と結婚していませんでした。彼女は幽長吉に助けられ、彼のために百里隱を育て、後に百里隱に同行するために一緒に霊廟で亡くなりました。
拓跋山月役 劉冠成
下唐国將軍。阿蘇勒(アスラ)〚呂帰塵(りょ・きじん)〛を青陽から下唐国に連れて行き、東陸の4人の有名な将軍の1人である豹将軍は、百里景洪の死後、権力を握っていた百里寧卿によって刺されて死にました。
息衍(そく・えん)役 李光潔(リー・グアンジエ)
引用元:baidu.com
【下唐国】下唐国の名将で、東陸四大名将の一人である狐将軍。天駆武士団の一員。阿蘇勒(アスラ)、姫野(き・や)とは師弟関係。彼は盗賊であると名乗り、東陸に行ったことがあり、下唐王朝の最初の軍隊でした。蘇瞬卿と恋に落ちたが、二人はお互いにそれを明らかにすることはありませんでした。。 息衍は蘇瞬卿のために南淮(なんわい)に定住し、彼女を保護しました。
息轅役 魏鵬
息衍の甥。彼は下唐と青陽の争いの中で姫野に救出されました。
姫謙正役 馮暉
姫野の父親。彼は姫野を人間とは見なしていませんでした。彼はかつて天駆のメンバーでしたが、生き残るために、妻と子供を連れて身元を隠し、東陸に住むようになりました。
姫昌夜役 范津瑋
姫野の弟
離国
雷碧城(らいへきじょう):チャン・ジーエン
引用元:baidu.com
【離国】闇の武士団、辰月の長。嬴無翳に仕えている。国師として非常に野心的で思慮深く、対処するのが非常に難しい敵です。彼らは目的を達成するために、ためらわずに戦争を仕掛けます。彼は阿蘇勒(アスラ)を秘術によって救出し、彼を自分のために操ろうとしましたが、、、、
嬴無翳(えい・むえい)役 張豊毅(チャン・フォンイー)
引用元:baidu.com
【離国】離国の国主。東陸を覇権を望む。知略と武術にたけている。軍隊を育てあげる。
嬴真役 陳希郡
離国の世子。贏無翳の息子。
嬴玉役 吳佳怡
離国の公主。贏無翳の娘。彼女は気まぐれで勇敢な王女です。姫野のことが好きです。
謝玄役 徐傑
離国の将軍
張博役 李龍
離国の将軍 殤陽関で連合軍との戦い時に戦死。
大胤王朝
白凌波(はく・りょうは)役 許晴
引用元:baidu.com
【大胤王朝】大胤(だいいん)国の長公主。彼の地位は非常に高貴であり、彼女は平和に暮らしていたかもしれませんが、この九州の大陸を支配するという彼女の野心は想像を絶するものです。九州本土では珍しい權謀家(臨機応変のはかりごと)。彼女は大胤国の若い皇帝である甥を助け、権力を掌握して皇帝になろうとして辰月組織に参加しましたが、計画は王子と将軍によって妨害されました。
百里寧卿役 魏千翔
引用元:baidu.com
百里莫言。百里一族の当主。ゲーム(※囲碁・将棋などの)が得意で、思慮深い。彼はかつて胤朝皇の宮殿で長公主を補佐し、拓跋山月を暗殺した後、下唐国の支配者になりました。
白鹿顏役 宣言
大胤小皇帝。彼は心の奥底で、長公主の干渉(垂簾聴政)を取り除きたいと思っていました。(垂簾聴政は、皇帝が幼い場合、皇后・皇太后のような女性が代わって摂政政治を行うこと。)
白舟月(はくしゅうげつ):陳昊宇(チェン・ハオユー)
引用元:baidu.com
【大胤王朝】小舟公主。頭が良くて勇気があり、母親は、女性によって支配されている楚衛国の国主です。大胤国皇帝・白鹿顔は兄であり、兄が若くして即位し政権が不安定。帝都では当初、天駆大宗主の力を借りて兄の勢力を安定させることを望んでいたが、呂歸塵(りょ・きじん)/阿蘇勒に恋をし、阿蘇勒を支える存在になる。政争に巻き込まれたことを後悔している。大胤最後の皇帝。
楚衛国
白瞬役 趙雅莉
楚衛国国主。小舟公主の母。
白毅役 張智堯
引用元:baidu.com
東陸の4人の有名な将軍の筆頭である龍将。
青州
宮羽衣(きゅう・うい):江疏影(ジャン・シューイン)
引用元:baidu.com
【青州】下唐国の国主。羽然(う・ぜん)の叔母。 「羽一族第一の美女」として知られる。羽民の大義である国を立て直すという屈辱と重荷に耐えるために、彼女は下唐国の百里景洪の国師になりました。羽一族は混乱に陥り、宮羽衣はついに○○に殺され、倒れた瞬間、彼女は今でも「10年以上悔いはない」と語った。
翼天瞻/古莫役 江濤
引用元:baidu.com
天驅最後の鉄皇。羽族の貴族
博敏克役 姬他
青州現在の羽皇。彼は生来のオオカミで、空を飛ぶことができるすべての羽人を殺し、青州を平民の居場所に変えた。宮羽衣に刺された後、自殺した。
その他の人物
幽長吉役
前任天驅大宗主。幽隱(百里隱)の実の父。已死。
華燁役
東陸の4人の有名な将軍の一人である虎将。淳國風虎騎軍隊の隊長。
予告動画
動画配信
※配信は記事作成時のものです。(2022/8)配信期間が終了している可能性がありますので、該当サイトにてご確認ください。
U-NEXT話数ごとのあらすじと感想
NANAさん |
以下随時追加中です。
話数ごとのあらすじと感想九州縹緲録 11話・12話・13話・14話・15話 あらすじと感想
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作品感想
●阿蘇勒と姫野 戦士として生きる2人の友情を描く・英雄たちの物語
架空世界・九州のいくつもの国々を舞台にするという壮大なスケールの中で、そのファンタジーな世界感が美しく見ごたえがありました。その中で主人公の阿蘇勒がどんなふうに青陽大君になっていくのか毎回楽しみに見ていた作品でした。ある日突然青陽の世子となった阿蘇勒。一族の中で受け継がれる青銅の血を持つのは祖父と阿蘇勒だけ、きっとこの青銅の血の暴血の力で青陽大君になるのではと思っていました。
暴血の力は何度も使っていくうちに精神に異常をきたし家族をも殺害してしまう怖い力。兄弟から臆病者と馬鹿にされる阿蘇勒だけど、この力さえあれば一発逆転で草原の王になれると信じていました。
でも阿蘇勒は暴血の力を抑えることを習得、やがて暴走しなくなっていきます。そして最後には暴血の力ではなく祖父から教えられた大辟の刀術を使いこなす、たくましい戦士にと成長していったのです。
最後まで阿蘇勒は1人の青陽の戦士として戦っていました。物語の最初の頃は、青陽の世子として下唐国に行かされた病弱な青年で戦の経験もなく兵法の勉強をしたかっただけ。でも下唐国の兵士として姫野と共に戦に行ったり、天駆の武士団の大宗主になったりするうちに、すっかり戦士として成長しました。大君になることではなくて、この戦士としての成長こそが阿蘇勒の希望でした。そしてその阿蘇勒の成長をずっと見守るのが楽しかった。今は達成感で一杯です。よく最後まで物語についてこれたなと・・・
ドラマの舞台も登場人物もどんどん入れ替わって目まぐるしかったけど。やっぱり最初に訪れた下唐国にいたころが一番良かった。やんちゃな公主・羽然に家来の様について歩く姫野と阿蘇勒。3人で飲み歩いた町・鬼市のセットが美しく幻想的で青春の輝きがありました。この場所にいるだけでドラマ1本完成しちゃうくらい面白かったです。
そしていつの間にか天駆の大宗主になってしまった阿蘇勒。このころから3人に災いが降りかかります。羽然と姫野がお互いの気持ちに気づいた時。運命が2人を引き離し阿蘇勒と政略結婚させられたけど羽然の姫野への恋心が切なくて絶対に実らせてあげたかった。物語後半で山村で鉄皇と阿蘇勒達4人が隠れて暮らしていた時。羽然と姫野、阿蘇勒と小舟公主が恋人同士のように過ごせたのが本当に感動的で心が温かくなる思いでした。このままここで暮らせたらと、もうここで物語が終わってもいいと思うくらいでした。まさかこの後青州で羽然が姫武神になるとは夢にも思わなかったんですから。今思うと青州の部分はいらなかったかな。羽然を青州に閉じ込めたくはなかったですから。
この物語は恋人同士が皆別れ別れになってしまったのが唯一の心残りです。1組くらい幸せになって欲しかった。前半登場した下唐国の刺客・蘇尚宮と息将軍の恋。大人の恋のゆったりとした時間の流れ方が素敵でした。 庭に咲く紫琳秋が美しくて(藤のような花)蘇尚宮自身も紫琳秋のような人で、息将軍が丹精込めて紫琳秋を育てている姿が蘇尚宮への愛情そのもので愛しかった。
それに息将軍も男の色気が溢れ出ててセクシーでカッコ良くて惚れそうでした。そして姫野と羽然、阿蘇勒と小舟公主もそれぞれの運命に引き離されてしまった。結局ドラマの最後で天駆の武士団が天啓城で護国軍になれて、姫野や息将軍が生き残れたことだけがホッとできたところ。姫野と息将軍は小舟公主に助けられたのです。
乱世の世では人の命ははかないもの、阿蘇勒は最後まで一人の戦士として戦う道を貫きました。阿蘇勒と姫野、ラストでの堂々とした戦士の姿を見れて、2人の成長と友情を見守れたことが嬉しかった。戦いに向かうところで物語が終わったのは、このまま2人の戦いはは続いていくという事なのかな。こういう終わり方で良かったと思いました。また2人に会いたいという余韻を残して、九州世界ではいつまでも2人は戦士のまま、私の心に残ってくれています。
最後に阿蘇勒を演じたリウ・ハオランの演技が素晴らしかった。新しい推し見つけちゃいました。これからも彼の成長が楽しみです。
【放送情報】
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