夢織姫 21話・22話・23話・24話 あらすじと感想

夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~

夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~ 2020年 配信版・全45話 (※BS11・DVD版は全40話 )原題:我就是這般女子

dim-sumさん

第21話あらすじ

容瑕は弓の稽古を経験して、自分が班婳の向上心と自尊心を傷つけたと気づき謝ります。班婳も謝罪を受け入れて弓を教えます。琴や画を学ばないと似合いの夫婦になれないと心配する班婳に、容瑕は自分が班婳の趣味に合わせると話しました。

班恒がお気に入りの店へ食事に行くと、第2皇子・蒋洛との結婚を控えた謝婉瑜と会い、食事をします。その謝婉瑜は、嫁入りを目の前に兄の謝重錦に悩みを打ち明けますが、重錦は心配ないと応じます。

式当日。宴の最中に皇后が石飛仙と片目を失明した謝啟臨の結婚を提案します。しかし謝啟臨は自分には愛する人がいるので、結婚はしないと断りました。

班婳と容瑕は、艾頗国の阿克斉王子の帰国を見送ります。王子は班婳をいじめたら許さないと言い、容瑕は班婳の肩を抱いて、心配無用と笑顔で送り出しました。

第21話感想

班婳をほめて伸ばそうとした容瑕は、ウソつきと言われて悩み班恒に相談します。班恒は姉に容瑕が妓楼へ行ったと言い、嫉妬させて仲を取り持ち、意外な策士ぶりを発揮。班家は相変わらずほのぼのしていますね。

蒋洛が飛仙に惹かれていると気づいた皇后は、披露宴で飛仙に謝啟臨との結婚を提案しますが、啟臨が断り飛仙のメンツは丸つぶれ。飛仙は班婳の策略だと逆恨みして対抗意識を燃やし、容瑕を諦めないと誓いました、怖いです。

蒋洛に嫁いだ謝婉瑜は、蒋洛が石飛仙の画姿を隠し持っていたと知って傷つき、離婚を申し出ますが蒋洛は拒否。飛仙を姉のように慕っていただけに気の毒です。

班婳は嫉妬されることに慣れていると言いますが、妓女たちや庶民には人気でも、これだけ飛仙に恨まれると流石に面倒に巻き込まれそうで心配だなあ。

飛仙や皇后、班婳が披露宴内外でバトルを繰り広げるのに対して、謝、班、石のおじ様たちが微笑ましかったです。

第22話あらすじ

班婳と容瑕は、弓の稽古を終え帰宅する途中大勢の避難民と行き合いました。兵士に乱暴されている老婆と幼い男の子を助けると、子供を託し老婆が死に、班婳は「順子」と名乗る子供を引き取ります。

石右相は家臣の呉から、斉州の前長官が死亡前に血で不正を告発する奏上・血書を残して老母と子に託したと報告を受け焦っていました。

容瑕は、杜九たちに斉州と石家の繋がり、石右相自身について調べさせます。

避難民に心を痛めた班婳は、かゆの炊き出しを始めました。班婳が褒められる様子を見た石飛仙は対抗心から鳥の丸焼きを振る舞います。

朝廷では斉州の飢饉について、容瑕が状況が悪化したのは新長官就任後で、その長官は石右相が任命したと報告。右は金は被災者救済に使っていると応じますが、皇帝は容瑕に調査を命じました。石右相と呉は、斉州前長官の遺児が血書を持ち都に入っていると考え、人相書きを作り炊き出し場所で探します。

第22話感想

班婳への対抗心で鳥を焼いて人を集めた石飛仙に、広く薄く炊き出しをすべきと抗議する班婳。飛仙は人々の目を意識して対抗していましたね。班婳が皇帝に出した奏上で飛仙を褒めたため、石家は1か月間私財で鳥をふるまえと命じられ巨額の出費を強いられます。飛仙も大人しくなると思ったら、石右相と呉は鶏肉が好物の順子をこれで引き寄せて捕まえようと考えます、悪い奴です。

石晋はこの悪だくみを知らず、貧しい子供たちを集めて衣食住と教育の面倒を見ていました。順子が石家に攫われたと考えていた班婳たちは、石晋を見直します。いい奴だなあ。

貧しい人たちと出会って炊き出しをし、祖父の兵法を応用して飛仙を持ち上げつつお仕置きするなんて、班婳は意外と賢かった?これも容瑕と親しくなった効果でしょうか。順子は知らないようですが、血書はどこかに持っているはず、早く見つけないと石右相から危険な目に遭わされそうです。

第23話あらすじ

順子が血書のことを知らないと判断した容瑕は、改めて官吏を調べます。

ある日班婳は、父・班淮が襲われる夢を見て父を閉じ込めようとしますが、班淮は街へ出て、刺客に植木鉢をぶつけられます。班婳が取り押さえた刺客は、石飛仙から真珠を貰って頼まれたと白状しました。

取り調べを受けた飛仙は、真珠はある人物から手紙で呼び出された時に失くした、その人物は容瑕だと答えます。容瑕は手紙など書いていないと否定しますが、筆跡は容瑕のものにそっくり。審判は混乱し審理が継続になって、飛仙と容瑕は牢に入ります。

蒋洛は飛仙を救うと騒ぎ、謝重錦が策があると落ち着かせます。石家の呉は容瑕が皇帝の命令だと偽り石符へ押し入ったと皇帝に訴え出ようと提案しますが、右相は血書がはっきりしないので様子を見ることに決めました。

第23話感想

また班婳の夢が的中し、今度は父が被害に遭いました。刺客が受け取った真珠が確かに石家に売られたと確認したうえで、班婳は石符に押しかけます。今までなら怒りに任せて怒鳴りこんだのに、大人になりましたね。大長公主に班家を託された班婳は、家族を守るのに必死です。

空席の左相に班淮を指名するとは、皇帝は一体何を考えたのでしょう。大長公主殺しの黒幕が判らないままだから罪滅ぼし?にしても班淮はどう見ても右相の石には対抗できそうにないし、失礼ながら実力もなさそう。実際本人も一度は辞退したのに、ライバル?の謝が指名されると自分が!と言い出し醜い争いを始めます。微笑ましい争いですが、大臣にふさわしいとは言えない…。

それにしても礼儀を重んじ体面を気にする飛仙が夜中に出歩くとは。容瑕からの手紙は我を忘れるほど嬉しかったのですね。だから裁きの場でも堂々と、思いを告白して恥じる様子もない、今までのなよなよした感じとはまるで別人でした。

第24話あらすじ

班婳は飛仙の告白を聞いて驚き怒ったと容瑕に謝り、容瑕は傷つけて申し訳ないと詫びました。その後石飛仙が班淮を狙うのはおかしいと話し合います。そして石家と班家にヒビを入れるのが目的だと推理しました。

一方飛仙を救いたい蒋洛は、謝重錦の入れ知恵で皇太子に班淮を見舞い、訴えを取り下げるよう頼めと助言します。そこで飛仙の姉で皇太子妃の石素月が班家を訪問しますが、班婳との間で激しい言い争いになり、決裂します。

悔しがる素月に言われて皇太子が皇帝を尋ね、呆れた皇帝は心労で倒れました。

牢内では班淮を狙った刺客が殺され、考えた末班婳は石晋と一緒に飛仙を尋ね、自分たちの推理を披露。そして協力して真犯人を告発することにします。

家に戻った石晋は、祖父の石右相に飛仙を陥れた人物を告げます。石はそれを聞いて、皇帝に話を通すと言い、石晋から証拠を預かって出かけました。その後牢に飛仙を訪ね、石家の現状を伝えました。

第24話感想

班家に訴えを取り下げて貰おうと現れた皇太子妃は、最初からケンカ腰で頼みごとをする態度ではなく、班婳と母・陰氏を怒らせます。特に大長公主が亡くなったから、班家は今までと違うとは、班婳が激怒して当然。皇太子とは仲睦まじいのに、実は石家出身を鼻にかけた嫌な奴?皇太子は石家無しで皇帝になれないとか、発言が軽いうっかりさんだし。

飛仙が受け取った「成容瑕の手紙」は、謝重錦が筆跡をまねたニセモノでした。策士はこんな技も使えるとは。

石右相もかなりのワルですね。自分の地位と家を守るために、無実を訴える飛仙に罪を認めて欲しいとは…。家や自分に誇りを持ち(嫌な奴ながら)頑張ってきたのに、実の祖父にはしごを外されては、飛仙も悲しいでしょう。

多くの人から反感を買っても、ちゃんと自分の間違いを認め、嫌いな飛仙も助けようとする班婳や、それを支える班家の人たちの方が、人として正しいし魅力的だと思いました。

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