24話 あらすじ
第24集 沈諾と蔓児の月下星空キス
連家が連守仁が狂ったことを知ると、祖父と祖母は大喧嘩になった。その時、連秀児が戻ってきて、周氏は喜びのあまり涙を流した。沈諾は武仲廉に貨物を運ぶ前に連蔓児と会い、数日間出かけると告げ、二人は互いの想いを確かめ合った。
伯母である古氏が連家に助けを求めに来たが、次兄の妻である何氏に叱られて追い返された。祖父の連方は、長年誇りに思ってきた長男がこのような末路を辿るのを見るに忍びず、銀銭を援助しようとしたが、周氏に止められた。翌日、連蔓児は宋邸で連花児に伯父の状況を説明しに行ったが、偶然宋邸の護衛が貨物の話をしているのを耳にした。
こっそり後をついて行くと、沈諾に貨物を運ばせるのは暗殺の罠だと気づき、急いで十三を探しに行った。しかし宋海鯤に見つかり、十三の逃走を援護して沈諾を救おうとした連蔓児は、宋海鯤に捕らえられ武家に送られてしまった。沈諾は案の定待ち伏せに遭い、激しい戦いの末、生き残った黒虎寨の四当家だけを連れて脱出。救出に駆けつけた十三と合流し、連蔓児が拉致されたことを知る。重傷を顧みず救出に向かった沈諾は武府に突入するが、数的不利で劣勢に。武仲廉は連蔓児を人質に沈諾を脅し、沈諾は重傷を負った。
25話 あらすじ
第25集 千金成就間近
沈諾は武仲廉に重傷を負わされたが、玉镶金と黒虎寨の者たちが駆けつけ、沈諾と連蔓児を救い出した。事態が収束すると、沈諾と十三は都へ戻って報告した。新年が近づき、朝廷は武仲廉とその背後にいた寧遠侯を一挙に捕らえた。民衆は歓喜のうちに新年を祝い、連家も新年の穏やかな雰囲気に包まれていた。
連蔓児が家事を片付けていると、ゲーム任務の貯金箱が目に入った。自分の任務がまもなく完了し、このゲームを終えて現実世界に戻らなければならないと思うと、名残惜しい気持ちになった。
ある日、連蔓児と連葉児は十三が戻ってくるのを見た。二人が再会し仲睦まじくしている様子を見て、連蔓児の胸は苦しくなった。連蔓児は十三から沈諾の手紙を受け取り、沈諾を想った。祖父の連方は、精神に異常をきたした長兄・連守仁を心配し続けていた。やはり家族であるため、連家の次男家と三男家は総出で連守仁を探しに出た。ついに連方は役所の門前で正気を失った連守仁を見つけ、彼についていくと、皆は小さな荒れ果てた小屋で長男一家を発見した。
26話(最終回) あらすじ
第26集 沈諾と蔓児の去る日が決まる
かつて華やかだった連守仁一家は今やこの狭い家に身を寄せている。宋家が没落したが、幸い宋海龍は宋家から疎まれていたため、宋家の事業に深く関わっておらず、連花児と共に無事逃げ出せた。連蔓児は連守仁一家に連家へ戻るよう説得した。家族が和やかに過ごすことが何より大切だと。連花児は感動し、連家へ戻ることに同意した。瞬く間に新年が訪れ、家族全員が揃って楽しく新年を祝った。
新年の宴席で、十三は正式に連葉児に求婚した。正月明け、連蔓児は十三と連葉児を見送り、食堂を伯父一家に託した。王幼恒には十三が都から持ってきた御医の推薦状を届け、最後に弟と両親の生計と学業を整えた。連家の皆が無事な姿を見て、連蔓児は名残惜しい気持ちもあったが、仮想はあくまで仮想。ついに現実世界へと戻っていった。
テック企業を出る際、連蔓児は隣のテーブルに置かれたゲーム内での沈諾との愛の証を見つけた。彼女は安堵の笑みを浮かべ、門を出て、再び輝かしい人生を歩み始めた。
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