皇太子妃はシンデレラ 17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

皇太子妃はシンデレラ

皇太子妃はシンデレラ〜花嫁は可愛い盗賊!?〜 2020年 全27話 原題:山寨小萌主

dim-sumさん

第17話あらすじ

酒を手に入れた次に与えられたのは、高い樹の上にある鳥の巣から卵を取る関門。ここでは常楽が勝ち抜け、「盗聖の師匠」に会う権利が与えられました。そこで冷永年の家から「史洪波が隠した宝の地図」を取ってくる試練が与えられます。

宿では地図の件を聞いた公孫黙と弄影が顔を見合わせます。弄影は神医の要求を話すべきと言いますが、公孫は自分の命よりも李徹が皇位につく方が重要と答えます。

翌日李徹と常楽は冷家を訪問すると、出てきた男にいきなり拘束されました。男は永年は父親で、宝の地図も父しか知らないが数日顔を見ていないと告げます。常楽がからくりを操作して地下室へ降りると、老人が一人机に突っ伏していました。

公孫のため神医から生薬を盗もうとした弄影は、一度は手にしたものの神医に奪われて燃やされてしまいます。

第17話感想

酔っぱらってふらふらになりながらも、5メートルはありそうな鳥の巣まで飛び上がる常楽とアリアティの武術は凄い。そして車いすで移動する弱そうな老婆が、同じように武術を披露するのはおかしかった。この関門は師匠に会わせる人物の善悪を判断するため、卵が割れていないのは善人と判定され、常楽が合格。常楽が李徹に背負って貰う様子や、酔ったアリアティから李徹との昔話を聞いて、常楽がやきもちを爆発させるのは微笑ましかったです。

一方の公孫黙と弄影は、かなり深刻。神医が生薬と引き換えると言った宝図と盗聖の師匠が求めたモノが全く一緒とは。公孫は李徹優先だと諦めたようですが、弄影は納得しません。結果神医を怒らせて貴重な生薬を失ってしまいました。

宝の隠し場所の地図を持つ冷永年宅には、たくさんの人物が地図欲しさに来ているらしく、李徹が皇太子だと名乗っても冷は気にも留めません。子も父親の行方よりもお金が欲しいと言い、永年がからくりの中に閉じ込められたり、不思議な家でした。

第18話あらすじ

冷永年は、自分で新しいからくりを作っているうちに閉じ込められたと言い、常楽に助けてくれと頼みました。常楽は宝図を渡す条件でからくりを永年を救い出し、交渉を重ねて宝図を入手しました。

盗聖の師匠に図を渡すと偽物だと言われます。その後現れた盗聖は何と秦飛羽でした。秦は師匠から劉相国府の地下牢の地図を貰い、常楽を師匠・段念児の墓がある小兎山へ行こうと誘います。

都へ戻った李徹たちは、皇帝へのあいさつを済ませました。その後弄影は相国に、アリアティと李徹の関係は進展しなかったこと、ただの行楽だったと報告します。

常楽たちは相国府から仲間を救い出すのは、現地を調べたのち皇帝の婚礼の日以降にすると決定しました。

弄影の様子が気になった公孫は、李徹と後をつけて百事通と会っている様子を盗み見ます。百時通から弄影の依頼を聞いた公孫と李徹は驚き…。

式が近づき、朱顔は皇帝気に入りの仕立て屋へ衣装を作りに行きます。そこには李衡が居て、自分と逃げようと朱顔に訴えました。

第18話感想

常楽たちに課された関門は、門派の体面を守る儀式のようなもの?でも秦が盗聖だと早く知っていたら、面倒が省けたのにと思います。師匠は常楽に関門を与えて、冷永年を懲らしめるつもりだったのでしょうか。

相国府のからくりは、秦の師匠が段将軍のために作ったもので、相国が地下牢として使っていると明かされました。その地図を手に入れるため、秦は榕城まで来たそうですが、常楽の師匠・段念児の墓で遺体を確認するのが主目的だったのでは?その棺がカラだった、ということは本人が生きているということですね。

弄影は江湖の事情通・百事通に賞金首の自分の命と引き換えに、神医が燃やした生薬を探すよう頼みました。公孫もこれを聞けば流石に弄影の気持ちが伝わったと思うのですが。

第19話あらすじ

秦飛羽は、常楽の師匠・段念児とのなれそめについて語ります。盗賊だった秦が段家に盗みに入り、令嬢の念児と戦っているうちに意気投合し交際に発展。念児の希望で入隊し、戻ったら求婚しようとしていたが段家が冤罪で一家滅亡したと聞き、常楽は驚きます。

朱顔が皇帝に嫁ぐ当日。皇帝に促されて李徹が剣舞を披露すると、李衡が加わりやがて本気の打ち合いになります。折れた剣先が皇帝の卓に突き刺さり、李衡は謹慎を命じられました。

李徹と公孫は、穏やかだった李衡の変化に驚き、それが皇位に必要な、夜明国の後ろ盾を得られる皇女・アリアティの結婚と関係している、と推理します。

劉相国府の地下牢から仲間を救い出すためには、相国父子を屋敷から引き離すのが重要。そこでアリアティの婿選びを郊外で行うことに。作戦を実行するために、桃源村に住む黎国人に身分を明かし、協力を求めようとしますが…。

第19話感想

秦と念児が交際するきっかけが盗みだとか戦いだったのは驚きでした。念児の段家が滅亡したのは、宝図の持ち主で汚職役人・史洪波の陰謀だったのですね。念児は国の危機に立ち上がるような英雄を夫にしたいと言ったとか、将軍の娘らしい豪傑ですね。

側室に上がった花嫁衣裳の朱顔はとても美しかったですが、その分李衡は辛かったでしょう。謹慎が終わると朱顔の思い出の品を箱に詰め店に百年間預け入れますが、その年月に叶わない恋の重さを感じました。そして最後、短剣を磨く様子には完全に闇落ちした感じが漂っていました。

李徹の方は、夜明国王から皇帝就任後の支持はアリアティとの結婚が条件、と言われていたのですね。アリアティがやけに李徹に接近していたのは独りよがりではなく、それも理由だったと。常楽が知ったらひと騒動起きそう。

朱顔の花嫁衣裳を仕立てた董夫人は、沈皇后と交流があったらしい。朱顔への対応を見ると優しく思いやりがあり芯の強さを感じました、どんな女性なのでしょう。

第20話あらすじ

アリアティの婿選びに参加を促す皇后に、李衡は夜明国の後ろ盾はいらない、と気乗りしない様子。しかし李徹が参加すると聞くと態度を変え、必ず勝つと言い出しました。

常楽は、婿選びに参加する李徹が不満だと、下男が見ている前でケンカを始めます。怒った李徹は、常楽を部屋に監禁するよう弄影に命じて出ていきました。しかしこれは劉相国側のスパイに見せるための演技。李徹が出かけた後、常楽と秦たちは相国府へ仲間の救出に向かいます。

婿選びでは、李衡が弓術で1勝したあと夜明国に関する競技で李徹が2勝。李衡が自分は不利だと言い出し囲碁の勝負をしていると、黎国人が李徹と李衡を人質に沈将軍と劉相国を連れてこいと要求しました。

その間常楽たちは相国府の地下牢から仲間たちと弄影の母、そして十数年間監禁され拷問を受けていた男性を連れ出します。

沈将軍と劉相国が現れると黎国人たちは逃げて行き、将軍は相国に襲い掛かりました。

第20話感想

婿選びを郊外で行い、相国父子が気にかける李衡を人質にして屋敷かおびき出し、その間に人質になっている仲間たちを救う計画を立てた李徹たち。「盗聖の師匠」から手に入れた地図を元に、無事救出しました。知識を駆使して仕掛けを破る常楽と弄影がカッコよかったです。

沈将軍が相国を殺す計画も立てたようですが、こちらは李衡の機転で失敗。沈将軍と相国の子・劉三思は剣術の子弟関係だったのですね。皇帝の目を気にして相国のケガを名誉の負傷にすり替える辺りは、皆狡猾だなと感じます。

大ケガをして帰宅し、人質が逃げていると知った相国父子。李徹派と李衡派の闘争は、これから表面化して過激化するのでしょうか。

山寨の仲間や弄影の母と一緒に連れ出されたのは、汚職役人の史洪波でしょうか?それなら常楽にとっては師匠一家の敵で、秦飛羽にとっても自分と段念児の間を引き裂いた相手です。どんな展開になるのか気になります。

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