花様衛士~ロイヤル・ミッション~ (かようえいし) 2019年 全55話 原題:錦衣之下
nanaさん |
第49話あらすじと感想
第49話 別れの痛手
瞻星観倒壊の真相を探る陸繹と陸廷。倒壊の原因は工部の手抜き工事によるもので、背後で顔紹瓊(がんしょうけい)が工部の銀子を自らの官邸の修繕費に流用している事実を突き止めた。一方、今夏は陸繹との別れの痛手で仕事にも身が入らずにいたが、追い打ちをかけるように林菱が何者かにさらわれてしまった。厳世蕃を疑い、すぐにも厳府に乗り込もうとする今夏だが、程万は相手が厳世蕃であることから慎重に事を運ばねばと今夏を引き止める。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第49話感想
陸繹にフラれてからずっと元気のない今夏、ここまでずっと共に困難を乗り越えた2人なのに、陸繹も今夏の刺繍したハンカチを握りしめ辛さを紛らしている様子が切ない、今夏も可哀そうだけど陸繹の方がもっと見てられないです、夜になれば今夏の家の前まで来ちゃうし、心は離れられない。冷静沈着な錦衣衛とは全く対照的に落ち込んでる陸繹。大好きな今夏を傷つけたこと、そばにいられないこと全てが陸繹を苦しませてるみたいです、謝霄と上官曦が都にやってきて今夏に会いに来ました、今の今夏に謝霄は会わせたくなかった、特に謝霄がまた求婚してきたら面倒になるし、謝霄でもどうにもならないから。でも泣きじゃくる今夏に謝霄も幼馴染として励ますことしかできなかった。こういう時には友の存在が重要な様で、今夏が少し笑えたから良かった。
それから林菱が厳世蕃の手下に連れ去られました、そもそも今夏の家に一人でいたのが信じられない、陸家に預かってもらうとか楊程万の家に今夏と一緒に泊めてもらうとかすれば良かったのに。しかも林菱を助けるため今夏は一人で使用人に化けて厳家に乗り込んじゃうし無鉄砲としか言いようがありません。陸繹が何とか今夏を助けたけど運が悪ければ捕まっちゃうところ、今夏も命知らです。
都で建設している瞻星観が工事中に雨で倒壊した事で、嘉靖帝は激怒し原因を調べるように陸廷に命令した、原因を探ると防水加工してない材木が使われていた、工部の横領も発覚、この事件は厳世蕃もかかわっているはず、悪事を暴く糸口になりそうです。
ところで陸繹の父陸廷がどんな人物なのか気になって仕方がないです、陸廷は実在の人物陸炳がモデルになっています。ドラマの中の陸廷は錦衣衛の指揮使にとどまらず嘉靖帝の相談相手といった様子です、厳嵩とは皇帝の前で横並びの位置で一番前に立ってますから政治にもかなり介入していたんでしょう。でも今の陸廷はいつも皇帝の顔色ばかりうかがっている人です。病気で気弱になったのか陸繹の将来を心配する様子はやっぱり父親なんだなと感じました。今夏の為に陸繹が夏然の事件の秘密を暴くとしたらる陸廷がカギを握っているのでしょう。
第50話あらすじと感想
第50話 敵の掌中に落ちて
何としても林菱を救い出したい今夏と大堅は夜になるのを待って厳府に忍び込む。林菱の居所を探り当てたものの厳世蕃に見つかり、救い出せないばかりか捕らわれの身となってしまう。一方、塩運司の二重帳簿を入手した陸繹はこれを徐敬(じょけい)に渡し、瞻星観倒壊の裏にある事情を皇帝に伝えた。さらに徐敬が朝堂で二重帳簿を提出したために顔紹瓊は獄に捕らわれる。今夏までが厳世蕃に捕らわれたことを知った程万は陸繹に助けを求めるが…。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第50話感想
今夏と陸大堅は自分達で林菱を助けようと厳世蕃の別邸に忍び込み捕らわれます。この別邸はお洒落で豪華な内装で憧れます、こんな屋敷に住みたいなぁ。林菱の為に改修したのはこの別邸だったのか豪華絢爛なからくり屋敷みたいになってます。ここに忍び込むとは本当に命知らずな2人どう考えても無謀な計画、案の定罠にかけられ捕まりました。迷魂香が焚かれていたので3人は倒れてしまいます、陸大堅はボコボコに殴られ半殺しにされてしまい、林菱は陸大堅の命を助けるため、厳世蕃の提案を聞き入れます。厳世蕃は林菱を愛していると言っていました、いくら好きだったとしても片目を潰した相手をずっと好きでいるなんて私にはできない、厳世蕃は本当に怖い男でおかしな奴、そばにはいたくないタイプ。このあと3人はどうなってしまうのか不安でしかないです。陸繹が早く助けに来てくれればいいのに・・・
その陸繹の方は厳世蕃の不正を暴くため厳家に近い重臣たちの不正を調べ厳世蕃の犯罪まで立証しようとします。朝廷の内部が揺れています芋づる式に悪党たちを捕まえたら厳世蕃までたどり着くのかここが勝負どころです。
ついに50話まで来ました、陸繹と厳世蕃の最終決戦もすぐそこといった状況です、ここまでドラマを見てきた中で一番演技が素晴らしいのがこの厳世蕃でしょう、本物の悪党といった存在感と威圧感が凄い、ただ立っているだけでも、その立ち姿が綺麗で目を引きます。林菱を見つめる目に狂気さえ感じてしまう、厳世蕃にこんなに見つめられたら気絶しそう、唯々怖いだけですが。でもあの豪邸に閉じ込められるならしばらく一緒にいてあげてもいいかも。
第51話あらすじと感想
第51話 屈辱の取引
今夏を捕らえた厳世蕃は、彼女を人質に陸繹をおびき出そうと考える。時間が立てば出血多量で死んでしまう状態にされた今夏だったが、厳世蕃から信じられない事実を聞かされる。一方、顔紹瓊からついに厳世蕃の悪事の証拠となる供述書を得た陸繹。そんな陸繹のもとに厳世蕃から今夏の簪(かんざし)が届けられた。陸繹が厳府に駆けつけると、厳世蕃は今夏の命と引き換えに供述書を渡すよう条件をだす。この条件を果たすため、陸繹は陸廷に会いに行き…。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第51話感想
厳世蕃の非道ぶりは心底憎たらしい、今夏の腕に筒を打ち込んじゃって失血死させる気です、相手は女の子なのに「人が苦しむ姿を見ることがたまらない」なんていい加減にしろと言いたい、今夏を助けたら厳世蕃の腕にも私が筒をぶっ挿してやりたい。辛すぎて涙が出ました。こんな姿を林菱や陸繹には絶対見せたくない。しかも厳世蕃は今夏に夏然を陥れた敵は陸廷だと教えちゃった。厳世蕃は心底許せないです。今夏の体も心も傷付けた最低のオトコ厳世蕃、そこまでするほど陸繹が憎いって事?性格が残忍だけなのか?ここまでするのには本当に驚きます。林菱と陸大堅は陸繹が何とか助けだした。厳世蕃は悪事の証拠と今夏を交換するよう陸繹に持ち掛けます。
今夏の命と交換となれば陸繹は今夏の命を選ぶだろう、せっかく厳世蕃を捕まえられそうなのに、あと一歩なのに厳世蕃は本当に極悪人だ。でもギリギリで今夏を見つけた、林菱がいて良かった神医がいてやっとのとこで命は救えました。二日間寝ずに見守った陸繹の愛情の深さは本物の愛だと感動しました、でも今夏が目覚めたらそのまま去っていく陸繹。私ならそのあと追っかけてますよ。たとえ一族の敵だって、それくらい陸繹の事好きです私なら・・・今夏はどうかなぁ。子供のころから絶対に見つけようと探していた家族の敵だから簡単に好きだとか言えないだろうな、でも敵は陸繹じゃないよ陸廷なんだよ。今の時代ならそこは割り切ることもできるのにこの時代は一族や家の方が大切なのかな、今夏がどんなふうに判断するのか?今はじっと今夏を見守るしかないです、今夏早く元気になって笑顔を見せて・・・
第52話あらすじと感想
第52話 憎むべき相手
無事に救い出された今夏は厳世蕃から聞いた、祖父である夏然の失脚に陸廷が関係しているという話の真偽を程万に確かめる。やむなく当時の事情を話す程万の言葉に、これまで陸繹との仲に反対していた理由をようやく理解する。ちょうど今夏の見舞いにやってきた陸繹は、この話を聞いて立ち尽くす。事情を知りながら黙っていた陸繹を裏切られた思いで非難する今夏。林菱は程万の刀を抜くと、陸廷の罪を償えと陸繹に刃を向ける。
引用元:kandera 花様衛士~ロイヤル・ミッション~ ストーリー
第52話感想
今夏が元気になって良かった、あれほどの酷い目に合ってみんな心配したし本当に辛かった。厳世蕃に自分の敵が陸廷だと知らされた今夏は楊程万から真相を聞き陸繹を問い詰めます、でも敵を討つため陸繹を殺そうとした林菱のことは必至で止めた、何があろうと愛した男は殺せない、本当に愛しているんだから。泣きながら林菱に膝をつき陸繹の命乞いする今夏、どうして二人はこんなにつらい運命なんだろう。でも敵のはずのその陸廷が意外といい人だった、想像していた冷酷な人ではなくて、夏然のこと後悔していて、無実の証拠を残してくれていた、陸廷が今夏に言った「罪が晴れる日を私も見たい」という言葉に胸が熱くなりました。そして厳世蕃の悪事の証拠も掴んでいた、厳世蕃と仲良くしていたのも、いつか悪を正すため。陸廷っていい人だわ、今までそんな素振り全然見せなかったのに・・・やっぱり陸繹の正義感の強いところは陸廷に似たのかもしれません。陸廷は自分の死期を悟り全てを若者たちに託しました。重要な証拠を手に入れた陸繹、厳世蕃を追い詰められるのか、最後の戦いが始まる時が来ました。それから楊岳が陸廷が亡くなったなら陸繹との事やり直せないかと今夏に聞いていたけど、陸廷からの贈り物と思ってやり直して欲しい、陸廷も2人の交際を反対していなかったし過去に縛られ二人が苦しむのは見ていられません。
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