30女の思うこと ~上海女子物語~ 36話・37話・38話(最終回) あらすじと感想

30女の思うこと ~上海女子物語~

30女の思うこと ~上海女子物語~ 読み方:(さんじゅうおんなのおもうこと シャンハイじょしものがたり)2020年 全43話 原題:繁体字:三十而已、簡体字:三十而已

【BSオリジナル版】全38話となっています。オリジナル版は全43話。

第36話あらすじと感想

「私の小説」

シャオチンがネット上で書き続けていた小説が人気作品になり、出版とドラマ化の話が持ち上がる。シャオチンはユーに小説を書いていたことを打ち明け、ユーは早速読んでみる。ジアの離婚を知ったジアの父親は、ヨウヨウに年長者としての人生観を優しく諭す。ヨウヨウは相変わらず他人の意見を聞き入れる意思はない様子だったが…。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

シャオチンは、小説にはユーの事も書いてある、気に入らなければ世に出さないと言いました。ユーは良く書けているし、自分の至らなさを知ったと後押しします。シャオチンは夫が寛大で感動したと言い、ユーは前からそうだと笑います。

マンニーは営業部員の前で、部長から無能呼ばわりされていました。そこに前日事故を起こした女性社長が現れて、マンニーを解雇するなら借金を返さないと言います。結果マンニーは会社に残れることになりました。

ジアから相談を受けファンシャンに助けを求められた父親は、ヨウヨウの両親も自分と同じように、娘には幸せになって欲しいと願っているはずと伝えます。

シャオチンは出版社から大金(3千万強)の原稿料を振り込まれ、高級品を買いまくり義弟に20万円をプレゼント。夫は直ぐにお金が無くなると呆れ、シャオチンも我に返りました。

ジアは会社の運転手をしているチャオチンの義弟から、ファンシャンが自分にストレスをを感じていたと聞かされ落ち込みます。マンニーに会い離婚を迷っていると打ち明け、2人の事は他人には解らないとマンニーは応えます。

そのマンニーは、退職した前任者が業績を上げるために架空取りをしていたと気付き、相手から証言を貰います。それを知った部長はマン二ーをクビにしようと圧力を掛けました。マンニーは、3カ月の試用期間は辞めないと自分の覚悟を伝えます。

ジアの父親が、責めることもなくヨウヨウに語り掛ける言葉に感動。自分はこんな言葉を持っているだろうかと反省しました。シャオチンの夫ユーは心が広くてお茶目、その上大金が入っても地に足がついている。シャオチンは再婚できて良かったですね。

マンニーは架空取引の事実を突きつけて、自分に厳しく当たる部長を牽制しようとします。でも逆に部長に知られてクビにする、上海に居られなくしてやると脅されました。故郷の両親の為にも自分のプライドを守るためにも、何とか負けずに戦い抜いて欲しいです。

第37話あらすじと感想

「孤軍奮闘」

ヨウヨウからファンシャンにメールが届く。別れる前に空港で見送ってほしいという内容だったが…。その後、ファンシャンはジアと連絡がつかなくなる。皆の心配をよそにジアは上海を離れて少しの間気分転換をして過ごしていた。マンニーは腹をくくって会社の内部の不正を暴くことにするが、監視社員リストに入れられてしまう。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

ジアはファンシャンに惹かれた理由を話すヨウヨウに、北京行の航空券を渡しました。直後に出発する便で長沙へ向かい暫く滞在し、気持ちの整理を付けた後上海へ戻ります。

マンニーは会社のコンプライアンス部に部長の不正を訴え、社員全員に匿名での情報提供を求めました。監視対象になっり会社に入れなくなり同僚に避けられても、不良債権を回収する仕事を続けます。マンニーを丸め込むため部長が家まで訪ねてきますが、毅然と跳ね返しました。

そんなある日社長に呼ばれ、部長が警察に連れていかれたこと、自分も部長を追い出そうとしていたがマンニーに先を越されたと言われます。そしてマンニーの勇気を讃えました。

ジアがファンシャンとの離婚書類にサインしたその時、花火工場が爆発して死傷者が出たと連絡が入ります。その時点では離婚が成立しておらず、ジアも共同で責任を負うことになり、ファンシャンは警察へ、ジアは花火工場へ向かいます。

シャオチンは原稿料で、夫に黙って義母に家を買いました。驚く夫に家族の力に慣れて満足していると言い、夫も納得しました。

貴方のような聡明な女性になりたいというヨウヨウに、敢えて厳しい言葉を浴びせて飛行機に乗せたジアは素敵でした。でも自己嫌悪に陥ったのか誰にも言わずに旅に出ます。娘でも母でも妻でもない自分で居たいと思うのも無理ないですね。

部長につかみかかられても毅然としたマンニー、見ていてハラハラしましたが、自説を曲げず格好良かったです。ウェイ社長も以前は話すときも目を合わせなかったのに、すっかり見直して態度を変えましたね。

シャオチンはジアに会うため長沙に行くと言いながら、義母の家を2千万で買ってあげたって凄い!家族の為なら無駄遣いじゃないと考えたようですが、夫に相談もせずそんな大金払っちゃうとは驚きました。

今回もジアを思い労わる2人の言葉が優しい、3人の互いを想う気持ちが伝わります。

第38話(最終回)あらすじと感想

「春は必ず訪れる」

シャオチンは新刊を発表して新しい道を歩み始める。マンニーは債権係の仕事で最後の案件を終え、ウェイ社長から約束どおりブランドショップの店長のポストを提示される。ジアは、家を売りに出して、社員たちの退職金や賠償金に充てることにする。ジアがワン夫人に別れの挨拶をした帰り道、製茶工場の村の村長がジアを訪ねてきて…。

引用元:bs12 30女の思うこと 〜上海女子物語〜
dim-sumさん

シャオチンは実家の母に、原稿料を使い義母に家を買った事を責められますが、義母を心配する夫を助けるのが夫婦では?と応えます。父はシャオチンを褒め、聞いていた夫も嬉しそう。

マンニーは社長の提案を断って退職し、海外に留学すると話します。留学資金は稼いだので、今が自分の走る道を選ぶ時だと言い、社長も笑って送り出しました。

ジアは工場事故の関係者に慰謝料を支払い、ファンシャンは3年に減刑されました。さらに従業員には退職金を支払い会社を畳んだと伝えます。ファンシャンは離婚に同意します。

村長は、村で集めたとお金を渡します。村長は冬を乗り越えれば春が来ると言って去り、ジアはお金を抱きしめました。

マンニーから留学の決意を聞いて、シャオチンはこの年で勉強するなんて考えたことも無い、羨ましいと言い、ジアは年齢は関係ないと応援。マンニーは店に居たリャンに近づき挨拶をし、きっちりサヨナラをします。

ジアの空山茶は、茶葉協会の優秀賞を受賞。その後父と子を連れ3人で山へ行き、子供が小学校に上がるまでは戻らないと父に告げます。父は自分も一緒に暮らすと言い、隠居生活を山で送る夢が叶ったのはジアのお陰と笑います。シャオチンは妊娠し新作を発表、マンニーは英国へ旅立ちました。

ファンシャンは離婚をためらうようでしたがジアは揺るがないと見て同意、このやり取りは切なかった。ファンシャンはこのシーンが1番良かった気がします。ジアはきっと茶工場を大きくして村の貧困問題も解決するでしょう。マンニーは途中債権回収のために大男2人を従え黒サングラスで現れた時は、そっちに進むのかと心配しましたが、留学して自分を磨くとは驚き。凛として素敵でした。シャオチンも今まの流される人生から、母に自分の考えを言えるまでに成長。夫も変わって子供も授かり、素晴らしい人生を歩みそうです。

主人公や登場人物皆から背中を押される、エネルギー満載のドラマでした。

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