長相思 シーズン1

長相思 シーズン1&2

長相思 シーズン2  17話・18話・19話・20話 あらすじ

2023年 シーズン1 全39話+3話 シーズン2 全23話 原題:長相思(ちょうそうし)

第17話の見どころ

皓翎が戦わずして西炎に降ったことで、洪江はこれまで信じてきた道に疑念を抱く。しかし相柳は、どれほど困難な道であろうと進む覚悟を示す。一方、涂山璟と玖瑶は清水鎮で思いもよらぬ罠に巻き込まれ、璟が行方不明に。玖瑶の愛する人を失う悲しみが、玱玹との関係にも暗い影を落とす。

第17話のあらすじ

皓翎が戦わずして西炎に降ったことを知り、洪江はこれまで自分たちが貫いてきた信念に疑問を抱き始める。しかし相柳は、たとえ大勢が反対しようとも、自分は進むべき道を進むと決意を示す。

一方、辰荣馨悦とのことで腹を立てて帰宅した赤水丰隆は、父に妹のわがままを訴える。だが父は、馨悦が丰隆を守るために西炎城で百二十年もの間、質子として過ごしたことを明かす。妹の苦労を知らずに責めていた丰隆は深く反省し、これからは妹を大切にすると誓う。父は、丰隆が辰荣山と赤水氏の両家の血を引き、馨悦にとって唯一頼れる兄であることを諭す。今後は慎重に振る舞い、言葉を控え、行動を重んじるよう告げられた丰隆は、その教えを胸に刻む。

丰隆は極上の笛を持って宮中を訪れ、馨悦に謝罪する。贈り物を受け取った馨悦は喜び、兄を許す。やがて皓翎王が西炎での暮らしに慣れると、玖瑶は小月頂へ戻る。玱玹もその知らせを聞き、急いで彼女のもとへ向かう。馨悦は陛下に笛を贈ろうとしていた矢先にそのことを知り、怒りを募らせる。

玖瑶は璟に、自分のことを娶りたいのではないかと冗談めかして尋ねる。すると璟は、嬉しそうにその申し出を受け入れる。侍女たちが微笑む中、玖瑶は照れ隠しに璟を軽く叩く。そんな二人を見て、玱玹は不安を募らせる。彼は、玖瑶を何度も危険にさらした防风意映を処刑しなかった璟に問題があるとして、祖父に玖瑶を託すべきではないと訴える。しかし老西炎王は、璟が意映を許したことこそ、彼の心の強さを示していると考える。そして何より、玖瑶自身が璟を愛しているのだと告げる。

納得できない玱玹は丰隆を誘って酒を飲み、玖瑶の医書が完成すれば、璟との結婚も近いと嘆く。彼は、弱く頼りない璟には玖瑶を任せられないとこぼす。丰隆は、これまで璟が成し遂げてきたことを玱玹に伝えようとするが、父の忠告を思い出し、口をつぐむ。

その頃、洪江軍を討つ方策を話し合う西炎側では、蓐收が相柳の才知を認めつつも、今の戦況なら無理に攻める必要はないと提案する。西炎は大荒の主となり、人材も兵力も豊富だが、辰荣の反乱軍は孤立している。焦らず包囲し、「困」の一字で追い詰めればよいという策に、皆が賛同する。しかし老西炎王は、洪江と相柳を殺すのは惜しいと考え、丰隆の父に再度説得を試みさせる。だが洪江は、降伏を拒絶する。

やがて胡珍から、涂山瑱が重病だと聞いた璟は、清水鎮へ見舞いに行くことを決める。玖瑶も同行を申し出て、二人で涂山瑱のもとへ向かう。ところが玖瑶が診察を始めたところ、防风意映に襲われ、気を失ってしまう。意映は、涂山篌が息子に毒を盛ったため、こうするしかなかったと告げる。そこへ涂山篌が現れ、璟に一対一の決闘を持ちかける。玖瑶を人質に取られた璟は、やむなく応じるが、篌に圧倒されて重傷を負う。

その時、意映が篌に矢を放ち、彼を傷つける。意映は、最初から殺そうとしていたのは篌だったと明かし、璟に謝罪する。そして玖瑶は三刻後に目を覚ますと告げ、涂山瑱には両親の過ちを知るための手紙を残す。意映は篌に近づき、一本の矢でつながったまま抱き合い、二人は命を落とす。しかし篌は死の間際、別の矢を操って璟を射抜き、彼を川へ突き落とす。

知らせを受けた玱玹は、急いで兵を率いて現場へ向かう。离戎昶は術によって璟が受けた傷を読み取り、彼が川へ落ちたことを突き止めるが、生死は分からない。玖瑶はその知らせを聞くと、ためらうことなく川へ飛び込み、玱玹も後を追う。空から捜索の様子を見ていた相柳は、胸に走る激痛から、璟に何かが起きたことを察する。玖瑶は深い悲しみの中で倒れ、病に伏してしまう。

第18話の見どころ

璟の行方が分からず、玖瑶は彼の帰りを信じて待ち続ける。玱玹は彼女を守ろうとする一方、祖父から璟の死に関わった可能性を問われ、沈黙する。やがて玖瑶は、璟を失った原因を玱玹に問い詰め、二人の間に決定的な亀裂が生まれる。愛する人を待つ玖瑶の執念と、玱玹の隠された罪が明らかになる。

第18話のあらすじ

人々が懸命に捜索を続けても、涂山璟は見つからなかった。离戎昶は玱玹に、璟が川の流れに乗って海へ出てしまった可能性が高く、生きている望みは薄いと告げる。目を覚ました玖瑶は二人の会話を聞き、泣き叫ぶこともなく、ただ海辺へ行きたいと願う。玱玹は彼女を連れて海へ向かう。

海を見つめる玖瑶は、これまでなら自分たちが何かを間違えた時、どこが悪かったのかを知り、改めることができたと振り返る。しかし今回は、病気の子どもを診に行っただけで、誰も間違っていない。子どもを救おうとしたことも、璟が決闘を選んだことも、間違いではなかった。ならば、いったい何を誤ったのか。玖瑶は玱玹に、どうすれば璟が戻ってくるのかと執拗に問いかける。

玖瑶は岩場へ駆け上がり、璟に向かって叫ぶ。自分を娶りたいと言っていたのだから、戻ってきてくれればすぐに結婚すると約束する。七日後までに帰ってきてくれたら、必ず婚礼を挙げる――。しかし七日が過ぎても璟は戻らない。それでも玖瑶は婚礼を行うと決める。玱玹は彼女の肩をつかみ、璟はもう死んだのだと叫び、現実を受け入れるよう迫る。だが玖瑶は婚礼を取りやめようとしない。

祖父は玱玹に、玖瑶の決断を妨げるべきではないと諭す。しかし玱玹は、璟のために玖瑶が一生を埋めることを認められない。彼は皇帝として婚姻を許さないと告げるが、玖瑶は淡々と跪き、「民女は陛下に婚姻の許しを請います」と頭を下げる。彼女の姿に玱玹は胸を痛める。そこへ祖父が現れ、玱玹に代わって婚姻を認める。

こうして玖瑶は、天地を証人として、璟との婚礼を一人で執り行う。婚房で新郎を待ち続けるが、夜が明けても璟は現れなかった。

山の頂に立った玖瑶は、これまでの人生を振り返る。西炎山では母を六年待ち、玉山では玱玹と父を七十年待った。もう二度と誰も待たないと誓った彼女にとって、待つことは心を刃の上に置き、昼も夜も苦しみ続けることだった。それでも今度だけは違う。辰荣山で璟を待つと決めた玖瑶は、十年でも二十年でも、百年でも三百年でも、どれほど時間がかかろうと彼を待ち続けると誓う。

祖父は、玖瑶の婚礼を見に行かない玱玹に、まだ心の整理がついていないのかと尋ねる。玱玹は、婚姻はただの名目にすぎず、涂山氏の族譜に玖瑶の名が載ることもないと強がる。天下の人々にとって璟は死者であり、玖瑶とは何の関係もないのだと語る。しかし祖父は、璟の死について調べたのかと問いただす。玱玹は、涂山篌が防风意映と手を組み璟を殺した後、二人は殺し合って死んだと説明する。璟の暗衛も全員亡くなったという。祖父は、廃人同然だった篌が涂山氏に対抗できる死士を育てられたはずがないと疑い、大荒でそれほどの力を持つ者は限られていると指摘する。そして、玱玹自身が関わったのではないかと問いかける。玱玹は答えられず、沈黙する。

やがて冷静さを取り戻した玖瑶は、玱玹を酒に誘う。璟は自分の心の傷を癒やしてくれた大切な人だと語りながら、玖瑶は玱玹を見つめ、手の中の杯を握りつぶす。玱玹は慌てて彼女の手から破片を取り除き、これからも璟を捜し続けると約束する。

しかし玖瑶には、どうしても腑に落ちないことがあった。涂山篌が率いていた死士は、いったいどこから来たのか。彼女は玱玹に、璟を殺すために篌を助けたのではないかと問い詰める。玱玹はついに、その疑いを認める。玖瑶は崩れ落ちるような悲しみと怒りに襲われ、手元の刀をつかむと、玱玹の命を狙うのだった。

第19話の見どころ

璟を殺したのが玱玹だと知った玖瑶は、兄を自らの手で討とうとする。玱玹は彼女の刃を受け入れ、二人は取り返しのつかない悲劇へと向かっていく。祖父によって引き離された後も、玖瑶は玱玹への信頼を失い、復讐を誓う。幼い頃の思い出が残る凤凰林で、二人は最後の時間を過ごすことになる。

第19話のあらすじ

玱玹が璟を殺したと認めたことで、玖瑶は深い悲しみに打ちのめされる。なぜ兄が自分にこんな仕打ちをしたのか理解できず、彼女は手にした刀を玱玹の急所へ向ける。玱玹は、玖瑶が璟のために自分を殺そうとすることに衝撃を受けるが、抵抗することをやめ、彼女の刃を受け入れる。

血を流して跪く玱玹は、いったい何が間違っていたのかと問いかける。玖瑶を愛し、彼女と末永く共に生きたいと願ったことが罪なのか。玱玹の告白に玖瑶は驚き、刀を握る手が震える。玱玹は刃を素手でつかみ、玖瑶と共に死のうとする。二人が危機に陥ったところへ祖父が駆けつけ、引き離す。すべてを知っていた祖父の表情を見た玖瑶は、さらに絶望し、「なぜ」と叫ぶ。玱玹は連れ出され、玖瑶は床に座り込んで泣き続ける。

その夜、祖父は玖瑶を訪ね、玱玹は一時の過ちだったと説得する。だが玖瑶は、もはや誰も信じられないと訴え、祖父にもなぜ自分を裏切ったのかと問い詰める。祖父は、玖瑶の両親が天下のために犠牲になったことを思い出すよう促す。もし彼女が私情によって天下を乱し、民を苦しめるなら、両親の娘としてふさわしくないと諭す。そして玖瑶を監視し、どこへも行かせないよう命じる。

玖瑶は、九尾狐妖に三十年も閉じ込められた自分が、今度は誰に、どれほどの間囚われるのかと嘲る。復讐を止めたいのなら、今すぐ自分を殺すべきだと告げる玖瑶に、祖父は無念そうに首を振り、その場を去る。

老西炎王は玱玹と玖瑶を隔離し、玱玹が彼女に会うことを禁じる。それでも玱玹は、酒と桑の実を玖瑶に届けさせる。玖瑶が桑の実を手に取ると、中に隠されていた鍵の感触に気づく。彼女はそれを使って手枷を外し、凤凰林へ向かう。

そこには玱玹が待っていた。玖瑶は鍵を送ってくれたことに礼を言い、幼い頃から閉じ込められてきた自分が、まさか玱玹や祖父に薬を使うことになるとは思わなかったと語る。玱玹は、昔のように玖瑶を秋千に乗せたいと願い、彼女もそれを受け入れる。

秋千に揺られながら、玖瑶は自分の心にいた玱玹哥哥について語る。そして、璟を殺しただけでなく、自分が信じていた玱玹哥哥まで殺してしまったのだと告げる。秋千から降りた玖瑶は、かつて老いてからもこの場所で凤凰花を摘み、秋千に乗ることを夢見ていたと振り返る。しかし、これが最後になるとは思わなかった。璟を殺した玱玹を、自分も殺すと決意する。

玱玹は静かにそれを受け入れ、玖瑶から凤凰花を受け取る。玖瑶は花に毒を仕込んだと告げ、玱玹は花蜜を口にする。玖瑶も花を食べ、玱玹を殺した後は自分も死ぬつもりだと話す。二人は並んで座り、次々と凤凰花を口にしていく。

ところが、先に毒に倒れたのは玖瑶だった。玱玹は弱っていく彼女を抱きしめ、もし璟が自分を殺したなら、玖瑶は同じように彼を罰したのかと尋ねる。玖瑶は、璟は玱玹が自分にとってどれほど大切な存在かを理解しているから、決して彼を傷つけたりしないと答える。

玱玹は、自分の人生には後悔こそないが、遺憾ばかりが残ったと告白する。最初から玖瑶を駒のように利用すべきではなかったのだ。玖瑶は玱玹の涙を拭い、すでに彼を許したと伝える。玱玹は、もしすべてがやり直せるなら璟を玖瑶に近づけなかったと語り、自分を選んでくれるかと尋ねる。しかし玖瑶は答えることができず、激しく血を吐く。玱玹はそこで初めて、彼女が自分に渡した花には毒がなかったことを知る。玖瑶は、祖母と母に玱玹哥哥を守ると約束したのだと告げる。玱玹は、玖瑶が腕の中で息を引き取るのを見つめ、絶望の叫びを上げる。

第20話の見どころ

玱玹が玖瑶を失う幻境を体験したことで、璟の死をめぐる真相に新たな疑いが浮かび上がる。やがて丰隆は馨悦の関与を知り、玱玹もまた彼女に厳しい処分を下す。一方、洪江軍との戦いでは丰隆が自ら出征を志願。玖瑶は相柳との思い出を胸に、玱玹とともに清水鎮へ向かうことになる。

第20話のあらすじ

玖瑶が腕の中で息を引き取る姿を目の当たりにした玱玹は、悲痛な叫びを上げる。しかし、それは現実ではなかった。祖父が用意した茶によって見せられた幻境から、玱玹はようやく目を覚ます。彼は祖父に、幻境の中で経験した出来事を語り、璟を殺してはいないと強く主張する。

祖父は玱玹を信じていると告げる一方、彼の対応に疑問を投げかける。民間で育った玖瑶には、名家の陰謀や裏の手口を見抜くことが難しい。しかし玱玹は、死士たちの出所に一度も疑問を抱かなかった。玱玹は自分の見落としを認める。祖父は、玖瑶が寄せている信頼を裏切ってはならないと諭し、玱玹はその言葉を受け止める。祖父は、相手の忍耐が玱玹よりも劣っていたことを幸運に思うべきだと語る。もし相手が先に手を打っていれば、玱玹が経験したのは幻境だけでは済まなかったかもしれない。

一方、赤水丰隆は死士たちの正体に気づき、辰荣馨悦を問い詰める。馨悦は、自分がすべて仕組んだことを認める。本来は玖瑶を殺すつもりだったが、防风意映が途中で裏切ったため、計画が狂ったのだという。丰隆は、反省する様子のない妹を厳しく叱責する。馨悦は、自分のしたことは自分で責任を取ると告げ、兄や一族を巻き込むつもりはないと強調する。

丰隆は清水鎮で起きたことをすでに処理してあると明かすが、今回限りだと念を押す。そして妹の行いに失望し、その場を去る。

玱玹は玖瑶を訪ね、彼女が白髪になっていることに気づいて胸を痛める。玖瑶は、婚礼前に「今回は違う」と話した理由を説明する。母は自分の母親であると同時に西炎の民でもあり、両方を守れない状況では自分が後回しにされることも理解していた。母を恨んではいないが、璟にとっては自分こそが何より大切な存在だった。玖瑶は璟が死んだとは信じられず、これからも捜し続けると決意する。玱玹は彼女を抱きしめ、どんなことがあっても自分の過ちだと謝罪し、捜索を続けると約束する。

その後、玱玹は馨悦を訪ね、璟を殺したのかと問いただす。馨悦は、もともとは玖瑶を狙っていたと認める。激怒した玱玹は馨悦を殴り、彼女が望んでいた王后の地位は与えるものの、実権は一切持たせないと宣告する。王后の座に置かれながら、周囲から敵視され、苦しみ続けるように仕向けるというのだ。玱玹は馨悦をその場に残して立ち去る。

玱玹は蓐收と覃芒に兵を率いさせ、辰荣の反乱軍を攻めるよう命じる。ところが丰隆が自ら出征を申し出る。強い決意を示す丰隆に、玱玹はやむなく出陣を許す。丰隆の父は、息子が祖先の教えを忘れたのかと激怒する。丰隆は、馨悦が犯した罪を明かし、今回の出征によって陛下と太尊の悩みの種を取り除けば、妹を一度だけ許してもらえるかもしれないと説明する。父は息子の苦しい立場を理解するが、無念の思いを抱える。

出征を前に丰隆は馨悦を訪ねる。しかし馨悦は怒りをぶつけ、兄を追い返す。丰隆は妹を案じながらも、戦場へ向かう。

祖父は、丰隆が洪江軍討伐に出征したことを玖瑶に知らせる。相柳のことを気にかけているのではないかと尋ねられた玖瑶は、自分の気持ちは分かっていると答える。彼女は清水鎮で過ごした幸せな日々を思い出し、目を赤くする。

相柳は洪江に、丰隆の軍を今日こそ奇襲するよう進言する。丰隆はその策にはまり、西炎軍に多くの犠牲者が出る。敗戦の知らせを受けた大臣たちは主将を交代させるべきだと主張するが、玱玹は簡単に判断を下せない。今ここで丰隆を交代させれば、彼を支持する者たちは皇帝が中原出身の将を信用していないと受け取り、反対する者たちは中原の将が謀反を企てているから陛下も信頼しなくなったのだと考えるだろう。玱玹は丰隆を信じると決め、祖父に清水鎮へ自ら赴きたいと告げる。

玖瑶も同行を願い出るが、玱玹は当初、彼女を連れていくことに難色を示す。しかし祖父は、清水鎮で長く暮らした玖瑶に、もう一度その地を訪れさせることも心の整理につながるだろうと助言する。玱玹はついに玖瑶の同行を認め、二人は清水鎮へ向かうことになる。

 

長相思 シーズン2  21話・22話・23話(最終回) あらすじ

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