萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 読み方:ほういてんさい~ぼくのかわいいおいしゃさん~ 2019年 全28話 原題:萌医甜妻 監督: 柯翰辰 脚本: 简奇峰、林欣慧 原作: 酒小七 「陛下請自重」
ARISAさん |
第5話 あらすじ
康寧児(こう・ねいじ)の侍女である春花(しゅんか)と田七(でん・しち)が二人きりでいるところを目撃した康家の侍従である孫大力(そん・だいりき)は言いがかりをつけて2人に絡む。春花を逃した後、田七はそのまま孫大力たちに追いかけ回される。孫大力から逃げていた田七は阿征(あせい)に助けられる。田七の顔を見た阿征はすぐに彼が沈昭児(ちん・しょうじ)だということに気付くが、そのことは何も言わずに田七は自分の恩人だから迷惑をかけたら紀衡(き・こう)に報告すると言い侍従たちを牽制する。
その後田七の部屋に訪れた春花。田七の両親が殺害された事件の手がかりである腕輪を見た春花はこの腕輪を紀邸の誰かが持っていたと証言する。その一方で淑夫人はとある方法で復讐してみせると企んでいた。
ある日、田七が不眠症である紀衡を眠らせるために様々な方法を試す中でお灸を使ってみようと提案する。紀衡に服を脱がせ、彼の背中にお灸の熱を当てる田七。この2人の姿を目撃した護衛たちは紀衡が田七に添い寝をさせていると勘違いし、その噂はあっという間に紀邸中に広まってしまう。そんな噂が立っていることを知った紀衡は激怒する。その後も田七は紀衡を眠らせるために奮闘するが、紀衡は田七が持っていたクチナシの花の匂い袋がよく眠れるようになった理由なのではと考え、匂い袋だけもらい田七のことを部屋に帰す。しかし、紀衡は普段と同じく眠れなくなってしまう。
そこで田七を呼べと指示した紀衡だが、田七の姿は部屋に無く田七が連れ去られたことが発覚する。紀衡は犯人を逃さぬよう紀邸の門を閉鎖して誰も出入りできない状態にし、田七のことを探し回るように命じるが、田七の姿は見つからず。阿征にもそのことが伝わり彼も田七のことを探し回る。その一方で田七を連れ去った犯人は田七の手を縛り、そのまま水の中へ放り投げ…。
第5話 感想
今回はついに田七の顔を見た阿征が田七の正体が街ですれ違った女性であると気づきました。しかし阿征は気付いていないふりをし、田七のことについて調べ始めました。いつ田七が行方知らずの昭児であることが明かされるのか楽しみです。
そして紀衡に好意を抱く寧児でしたが、紀衡は全く相手にしていない様子でした。この寧児がこの先田七と紀衡の関係にどう関わっていくのか楽しみになりました。その一方で淑夫人は復讐心を抱いていることが発覚しました。彼女の復讐心がこの先の物語にどう関わっていくのか気になります。
そして田七がついに順成を殺した犯人だと思われる人物に襲われてしまいました。ラストシーンでは手を縛られたまま水の中へと放り投げられてしまいこのままでは田七の命が危険なので、次回どうなっていくのかとても気になりました。
第6話 あらすじ
田七(でん・しち)が何者かに連れ去られたことを知った紀衡(き・こう)は紀邸中を捜索する。そこで紀衡は田七が何者かによって池に落とされた現場を目撃する。意識が朦朧とする中で死を覚悟した田七だが、紀衡は自ら水の中へ飛び込み田七のことを助ける。しかし紀衡自ら田七を助けたと知られればまたもや変な噂が立つのではと懸念し、紀衡は田七のことを阿征(あせい)に託しその場を去る。そして田七は意識を取り戻したのだが、田七は自分を助けてくれた人物を見ておらず、阿征は誤魔化すためにカメが助けたのではないかと嘘をつく。
田七の部屋に訪ねてきた紀衡は襲った者に心当たりがないかと聞く。そこで田七は孫大力(そん・だいりき)が犯人で間違いないと告げる。それを聞いた紀衡は孫大力が自害した事を明かす。黒幕が口封じのために孫大力の事を殺害したのではと考えた田七だが、自分が疑われる事を恐れた田七は紀衡には何も告げずに捜査を進める事に。
機密文書が保管してあり、無断で入れば死刑だとも言われている書庫に父親の事件につながる手がかりを探すために護衛が居なくなったのを見計らって侵入した田七。田七がこの書庫に侵入したことがバレそうになったその時、田七のことを阿征が助ける。阿征に身の危険を冒してまで探したい資料とは一体何なのかと聞かれた田七は咄嗟に好きな人の資料を探すためだと嘘をつく。しかしそれがすぐに嘘だと気づいた阿征。
阿征に偶然会った田七は彼に男装をしてまで探したいのは誰なのだと聞かれてしまう。田七は誤魔化そうとするが、外で見かけた女性が田七である事を確信している阿征には誤魔化しも効かず、田七は一芝居打つ。阿征に人違いだったと認めさせるが、阿征は納得できない様子。しかし紀衡に危害は加えていないため、このまま様子を見る事にする。
田七を襲った犯人は田七を殺すまで諦めないはずだと考えた紀衡は阿征に田七の見張りを頼む。その一方で淑夫人(しゅく)が怪しいのではないかと疑い始めた田七は…。
第6話 感想
今回は孫大力が表向きでは自害したという事になりました。田七の身を池へ投げた犯人である孫大力が死亡したということで、田七がどんどん黒幕に迫っている予感がします。そこで怪しい人物として浮かび上がった淑夫人があからさまに怪しすぎて怖かったので次回どうなっていくのか気になります。
その一方で阿征に田七は男装してまで探したい人物がいるということが知られてしまいました。阿征と田七の関わりも増えていき、これから紀衡とライバル関係になると思うのでさらにワクワクしてきました。そして沈昭児(ちん・しょうじ)であることはバレていないものの、いつ知られてしまうのかも引き続き楽しみにしています。
第7話 あらすじ
孫大力(そん・だいりき)の手によって池に落とされた田七(でん・しち)を助けた紀衡(き・こう)。しかしそのことを覚えていない田七はカメに助けられたと嘘をつく。それを聞いた紀衡は今すぐにカメを呼び出してみろと言い田七のことをからかう。必死にカメを誘き寄せる田七の元についに小さなカメが姿を現す。
一方で順成(じゅんせい)の酒に毒薬である寸断を入れた犯人である侍女の慕竹(ぼちく)が口封じのために殺されてしまう。慕竹が亡くなった事を聞きつけた田七は慕竹が服を作っていたことを知り、彼女なら帯に毒薬を入れることもできたのではと慕竹を疑い始める。そこで田七は侍女に扮装し小八(おはち)という偽名を使って慕竹の部屋に潜入する。慕竹の形見が欲しいと泣き喚く小八に他の侍女は慕竹が縫った衣類を渡す。こうして慕竹が縫った衣類を手に入れた田七は慕竹の匂い袋の中から寸断を発見する。
匂い袋を紀衡に渡すべきなのか悩んでいる田七の元に彼が証拠を掴んだことを知る阿征(あせい)扮する花の神が現れる。残り一輪になってしまったツツジだが、匂い袋を渡せば命を救ってやると話す花の神に田七は匂い袋を渡す。そして阿征は匂い袋について調べ、この匂い袋は紀衡たちの父親が淑夫人(しゅく)に下賜した特殊な生地を使っていることが判明する。
淑夫人の過去には何かがあると考えた紀衡は8年前父親が討伐に行った董家山荘の件が関係しているのではないかと疑い始める。そこで父親が淑夫人を連れ帰ったのだが、淑夫人が元から董家山荘の人間だとしたら敵討ちの可能性があると阿征に調査を頼む。そして董家山荘の名簿に淑夫人と一致する人物が見つかる。その人物とは山荘主人の息子である董子淳(とう・しじゅん)の幼馴染、廖淑儀(りょう・しゅくぎ)。2人とも行方不明になっていることもあり彼女が淑夫人なのではと阿征は紀衡に報告する。そこに淑夫人が紀邸を出たのにも関わらずすぐに戻ってきたとの報告があり、紀衡は淑夫人を…。
第7話 感想
今回は淑夫人がどのような理由で復讐しようと企んでいたのか明かされました。敵討のために紀衡の命を狙っていた淑夫人ですが、まだ淑夫人が黒幕というわけではなさそうなので彼女の幼馴染である董子淳が今後どのように関わってくるのか気になります。
そしてこういったシリアスなシーンもありましたが、ストーリーの序盤でのカメを呼び出してみろと田七のことをからかう紀衡。2人のやりとりがとても面白く、カメを呼び出そうと奮闘する田七のことを見て楽しそうな紀衡の表情がとても良かったです。そして話は戻りますが、紀邸を出たのにも関わらず戻ってきた淑夫人のことを軟禁した紀衡。彼女が罰を受けないわけでは無いと思いますが、次回どうなっていくのかとても気になります。
第8話 あらすじ
自分の帯に毒薬が入れられていたということを自らの死を恐れ黙っていた田七(でん・しち)はついに紀衡(き・こう)に白状する。そして田七は紀衡に連れられ軟禁されている淑夫人(しゅく)の部屋へと向かう。淑夫人の侍女を捕えて脅しにかけ、董子淳(とう・しじゅん)は何処にいるのだと聞く紀衡だが、淑夫人は全く口を割らず、彼女は「私が死ねば全てが終わるとでも?全てが始まったばかり」と言い残しそのまま自殺する。目の前で淑夫人が死に行く姿を見た紀衡の表情は何処か複雑な様子。そんな彼を見た田七は紀衡のことを励ます。
不眠症の紀衡を眠らせるために彼をうちわで扇いでいた田七は眠った紀衡を見て寝室を去ろうとするのだが、沈昭児(ちん・しょうじ)の夢を見た紀衡はうなされ行くなと口にする。うなされている紀衡を起こそうとした田七は飛び起きた紀衡に抱きしめられ、その場には気まずい空気が流れる。不眠症は悩み事があると発症するのだと話す田七は悩みを打ち明けてくれないかと紀衡に告げる。そして彼は自分を守るために殺された人を助けられなかったことを後悔していると辛い胸の内を明かしていく。
そして紀衡は眠りにつき、彼の寝顔を見た田七は不思議と紀衡のことは昔から知っているような気がすると思い始める。その一方で寸断が淑夫人の手元に渡ったということはかつて自分の両親を殺した犯人と関わりがあるのではと考え始める。
ある日、良くない評判が多く沈家の事件にも関与していた孫従瑞(そん・じゅうずい)という人物が紀邸を訪れる。そして田七はかつて自分の家族を陥れた孫従瑞が紀衡と話している姿を目撃し、過去の辛い記憶が蘇る。そして必ず敵討ちをすると今まで以上に強く決意する田七を見た阿征は…。
第8話 感想
今回は淑夫人が自害してしまいました。全てが始まったばかりだと言い残し命を落とした淑夫人ですが、まだ大きな鍵を握るであろう董子淳の消息は掴めないままです。淑夫人が亡くなっただけでは事件の真相は全然明らかになっていないのでこの事件の黒幕、そしてこの事件と関係があるであろう田七の両親が殺害された事件も徐々に明らかになっていくことを楽しみにしています。
そしてこの話では紀衡が田七に弱音を吐くような場面もあり、この2人の関係が深まっていることを感じられました。田七も紀衡を見て不思議と心が落ち着き昔から知っているような気がすると思い始めました。紀衡も田七もいつお互いに知り合いだったと気がつくのか、今後の展開を楽しみにしています。
さらに今回は新たな登場人物として孫従瑞が現れました。とても評判が悪く、沈家を陥れた過去もある孫従瑞が今後のストーリーにどう関わって行くのか気になります。
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