萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 13話・14話・15話・16話 あらすじと感想

萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~

萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~ 読み方:ほういてんさい~ぼくのかわいいおいしゃさん~ 2019年 全28話 原題:萌医甜妻 監督: 柯翰辰  脚本: 简奇峰、林欣慧 原作: 酒小七 「陛下請自重」   

ARISAさん

第13話 あらすじ

紀衡(き・こう)たちの母である紀夫人とその孫である如意(にょい)が戻ってきたそんなある日、紀邸内で見たことのない人物を見かけた田七(でん・しち)は侍女の春花(しゅんか)に紀夫人が気に入っている役人の指揮官である陳無庸(ちん・むよう)だと教えてもらう。彼は容赦がなく周りからも恐れられている存在だと話す春花。彼女は田七の両親が殺害された事件の手がかりになる数珠を陳無庸が持っているところを見たことがあると明かす。

それを聞いた田七は陳無庸の部屋に挨拶という名目で訪ね、贈り物を渡す。田七が渡した贈り物には手がかりになる数珠が入っており、数珠を見た陳無庸の反応から自分の両親を殺した犯人が陳無庸であると確信した田七。田七は必ず敵を討つと意気込む。その一方で田七に殺される夢を見た陳無庸は田七のことを消してやると考えていた。

久しぶりに紀衡たちの元へ戻ってきた紀夫人は紀衡ととても仲が良い田七には不運で関わった人の多くが死に至るという噂があることを知る。紀夫人は紀衡のそばに田七を置いておくわけにはいけないと考え始める。

陳無庸が犯人だと確信した田七はどう敵討ちをするか考えていた。そこに慌てた様子の師匠が現れ、紀夫人が田七のことを排除しようとしていると伝えにくる。そこで伝染病である水疱のような発疹が出れば紀夫人は自分のことを避けるのではと考えた田七は水疱のような症状が出る薬草を飲むと決める。一方その頃、紀衡に田七を自分に仕えさせてくれないかと頼む紀夫人。微妙な反応を示した紀衡だが、彼はそれを承諾する。

紀邸に戻った紀衡は田七が水疱に隔離していると聞かされる。田七の様子を見に行こうとした紀衡だが、紀夫人が田七の噂を信じていることを知り、時間を稼いでいるという田七の魂胆を見抜く。母親である紀夫人と対立することはできないが、田七を助けるべきなのかと葛藤する紀衡。その一方で紀夫人も田七が水疱になったことを知り、自分に使える話は無かったことにして欲しいと告げる。田七を追い出すことができないのなら処分するべきだと考え始めた紀夫人は…。

第13話 感想

今回の話ではついに田七の両親を殺害した犯人が見つかりました。陳無庸が犯人だと確信してどう敵討ちをしようかと考えていた田七でしたが、敵討ちをする前に自分に危険が迫ってしまいました。田七が不運な星の下に生まれたと信じて疑わない紀夫人が田七に対して今後どのような行動を取ってくるのか気になります。

そして阿征(あせい)の生母である人物の死には何か裏があるのではと思わせるようなシーンがありました。生母の話をしている時の紀夫人の表情も何かあったのではと思わせる表情をしており、今後、早くして亡くなった阿征の生母がこのストーリーにどう関わってくるのかも気になります。

第14話 あらすじ

時間稼ぎのためアレルギー反応の出る薬草を飲んだ田七(でん・しち)は高熱を出してしまう。そのことを知った阿征(あせい)は一晩中田七の看病をする。その一方で田七がいなかった事により紀衡(き・こう)は一睡もできずにいた。

そんな中阿征が男と親密な関係にある様子だと孫従瑞(そん・じゅうずい)が紀邸に乗り込んでくる。そして阿征とその男は息子である孫藩(そん・ばん)を脅迫したと訴えてくる。そのことを聞いた紀衡はこの話は内密にしろと孫従瑞に告げる。しかし町中では阿征の噂が広まってしまい、母親の紀夫人にもそのことが伝わってしまう。

ある日、紀衡に会いに紀邸までやってきた紀夫人。彼女は紀衡に田七は主人を傷つけるのが運命だと占い師に言われたと話す。そのため田七のことは追い出すべきだと話し、紀衡も田七のことは好きにして構わないと告げる。しかし紀衡には何か企みがある様子。占いを信じないはずの紀衡が占い師の雨揚居士(うようこじ)を呼んだと聞いた紀夫人は紀衡と共にその占い師に会いに行く。

雨揚居士は紀夫人を占い、まるで心を読んでいるかのように占いを次々と的中させていく。一方その頃、紀夫人にも呼ばれず難を逃れられたのだろうと思っていた田七はその矢先に紀衡の指示でやってきた盛安懐(せい・あんかい)たちによって捕らえられてしまう。そんな田七の元に死刑を命じられたと聞いた阿征がやってくる。田七を解放しろと頼む阿征の元に陳無庸(ちん・むよう)が紀夫人からの「どんな罪を犯しても田七を殺めてはならぬ」という伝言を伝えにくる。

実はこれも全て紀衡の予想通りであり、紀衡は口裏を合わせた詐欺師を占い師だと偽り紀衡のことを想うのなら田七を守るべきだという占い結果を出していた。こうして紀夫人からの誤解も解け、田七は顔の発疹が治ったら紀衡のそばに戻れる事になる。そして田七は紀衡に自分が狙われたのは紀夫人の側近が企んだ陰謀だと明かす。そんな中、田七が紀夫人に呼び出され…。

第14話 感想

今回は田七によって町中の笑いものにされた孫藩の父親である孫従瑞が規定に乗り込んできました。田七の正体を知る阿征と田七の仲が深まっていく一方で、今回の件が起こってしまい紀衡は阿征のことを信じると思いますが、阿征の田七に対する想いが溢れていく中で紀衡と阿征の関係がどう変わっていくのか気になります。

そして紀衡の見事な計画で紀夫人の田七に対する誤解も解け、これで紀衡のそばに戻ることができる田七。しかし両親を殺害した犯人である陳無庸については何も解決していないので次回以降、田七が男装してまで紀邸に入った真の理由である敵討ちの行方がどうなっていくのか楽しみにしています。

第15話 あらすじ

紀衡(き・こう)が呼んだ占い師の言うことを信じた紀夫人は態度が一変し、田七(でん・しち)のことを守るように命じる。そして体調が回復した田七は紀衡のそばに戻ることになる。その一方で田七に恥をかかされた孫藩(そん・ばん)は仕返しをするために彼のことを探していた。しかし全く手がかりが掴めず怒っている孫藩の元に父親の孫従瑞(そん・じゅうずい)がやってくる。紀衡のことをよく思っていない孫従瑞は孫藩に恥をかかせた人物が阿征(あせい)の友人であることを知り、対抗してやると孫藩に告げる。

阿征に呼び出された田七は町へと向かう。そこで田七のことを心配した阿征は彼に玉佩を渡し、これさえあれば危険な目に遭っても敵は手を出せないはずだと告げる。その後町を探索することにした2人。一方その頃、紀衡は阿征が田七と親密な関係にあるようだという噂を耳にする。そこで阿征と田七を呼び出そうとした紀衡は2人が外出していることを知る。

こうして町へ出向いた紀衡は田七が通行人とぶつかりそうになった所を助けようとした阿征が田七の手を握る姿を目撃する。そんな現場を見た紀衡はさらに阿征と田七の関係を疑う。そして紀衡は阿征と田七が食事をしている店に乗り込む。田七と2人きりになった紀衡は阿征に近づくなと彼に警告するが、紀衡が阿征との関係を誤解していると知った田七は機転をきかせ、紀衡の阿征達に対する誤解は無事解ける。そして紀衡たちが紀邸に戻る途中、馬車の外から孫藩の声が聞こえてくる。仕返しを企む孫藩は田七のことを連れ去れと命じるが、紀衡は孫藩の事を捕らえる。

紀邸に戻った田七の元に急病の侍従が運ばれてくる。そこに康寧児(こう・ねいじ)が田七に怪我の手当てをしてほしいと訪ねてくるが、命の危機に立たされている侍従を治療している田七は康寧児のことを後回しにする。康寧児は田七が自分のことを侮辱したのだと紀夫人に伝えるが、紀衡と結婚したいならわがままな性格は改めなさいと論破されてしまう。

翌日、阿征と田七を呼び出した紀衡はいきなり阿征に結婚を勧める。それを聞いた田七は自分と阿征の関係をまだ疑っているから結婚の話をしたのだと考える。その事を伝えた田七に阿征が何か言おうとしたその時、田七は紀衡に呼び出されてしまう。

第15話 感想

今回は阿征と田七の関係性がとても親密になっていることが感じられました。しかしそれが仇となってしまい、紀衡に2人の関係を誤解されてしまいました。田七の上手な口ぶりで誤解は解けたように思えましたが、ドラマ終盤では紀衡が阿征に対して結婚を勧めました。田七に想いを寄せる阿征ですが、訳あって男装している田七との恋は難しいことばかりですね。

その一方でラストのシーンでは阿征との誤解を直接解いてほしいと言う紀衡の計らいで孫従瑞と田七が対面しました。孫従瑞のことを恨んでいる田七がどのような行動をとるのか、次回がとても楽しみです。

第16話 あらすじ

紀衡(き・こう)は自分の息子である孫藩(そん・ばん)が捕らえられたことについて抗議しにきた孫従瑞(そん・じゅうずい)と田七(でん・しち)を対面させる。紀衡は阿征が孫藩に恥をかかせたと怒りを露わにする孫従瑞に対し、あの日阿征と共に居たのは田七だと明かす。それを聞き、さらに怒りを露わにする孫従瑞に紀衡は孫藩が犯した数々の罪を陛下に報告しない代わりに貴族に対する増税の話を持ち出す。紀衡の言う通りすると言う孫従瑞に紀衡は息子の孫藩を釈放することにする。

しかし国民が困っているというのに孫藩を釈放したことに納得がいかない田七は紀衡に歯向かってしまう。紀衡は田七が孫従瑞に向ける目つきから何か隠していることを感じていた。しかし太医が政治に口を出すなと言い放った紀衡は田七を外で跪かせる。そして日が暮れ、雨が降り出したため紀衡は田七を室内に入れるように命じるのだが、ずっと跪いていた田七はそのまま倒れてしまう。そして目覚めた田七は復讐を手伝ってくれると思っていた紀衡には頼らずに両親の敵を討たなければならないと考え始める。

そしてある日、孫従瑞がまた紀邸を訪ねてくる。貴族の増税を承諾したのにも関わらず、孫藩を災害地に派遣したことを抗議しにくるが、孫従瑞は紀衡に論破されてしまう。そして孫従瑞は「この仕打ちは忘れない」と言い残し紀邸を去る。一方その頃、阿征(あせい)に連れられ町に出た田七は彼に秘書になってくれないかと持ちかけられる。このまま紀衡に男装していることが知られたら罰を受けることは免れないため、紀邸を出て秘書になってほしいと願う阿征に対し、田七は紀邸でやらなければいけないことがあると断る。

そして罰を受けた後も紀衡のそばで仕えていた田七だが、紀衡は自分に歯向かわず、言ったことを素直に聞き入れる田七に違和感を感じ、自分は厳しいのだろうかと葛藤していた。そのことを知った盛安懐(せい・あんかい)は田七に紀衡は田七のために孫藩を災害地に派遣し、孫家から怒りを買ったのだと明かす。

第16話 感想

今回、孫藩が国民から数々の悪事が報告されているのにも関わらず紀衡が彼を釈放してしまったことが納得できなかった田七は紀衡に歯向かってしまいました。もちろん田七の気持ちも分かりますが、節度使という立場にある紀衡が下した決断にはしかたない部分もあったのだろうと思いました。

しかしその後、孫藩を災害地に派遣したことで孫家に歯向かう形となってしまいました。田七のために下した決断により孫家を敵に回すことになってしまいましたが、紀衡らしい決断だったと思います。この事が今後の物語にどう影響していくのかも気になりますが、このドラマも折り返しに入り、いつ田七が女性だと紀衡にバレてしまうのかも楽しみにしています。

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