双花伝 17話・18話・19話・20話 あらすじと感想

双花伝~運命を分かつ姉妹~

双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』

NANAさん

第17話 あらすじと感想

非白の本心

非白の側室になることが決まった木槿だが、錦繍と非白の会話が頭から離れない。非白に対して攻撃的になる木槿に対し、言えない苦悩があると話す非白。そして、幼い頃に暴れ馬に乗った少年は自分だと告げる。非白は木槿こそが唯一愛する人だと言うが、目で見たものしか信じないと木槿は頑なになる。一方、体調が悪化する皇帝は、原家と竇家の存在に怯えていた。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

非白と木槿が側室として初夜を迎えたけど、錦繍と非白の関係を疑ってるので寝室に短刀を持ち込んでました、とても新婚初夜とは思えない展開、普通なら原青江が決めた時点で素直に従うかと思ったけど、木槿の芯が強いのは驚くぐらいです。

一方の錦繍の方が静かな時間を過ごしている感じ、思い通りにならない人生を悲観しながら、たたずむ姿があまりに綺麗で美しすぎます、側室になって着ている衣装も手の込んだ飾りがたくさんついていて憧れてしまいます、あんなの着てみたいでしょ!

原青江の錦繍に贅沢の限りを与えてるのが凄くて、木槿に毒を飲ませた人と同一人物なんて信じられません。息子の側室に厳しくなるのもわかるけど、錦繍にはとても優しい人なのに。こんな優しさを見ると年上の結婚もいいなぁって思います、けど態度が違いすぎる。

一方政局は難しい段階になり年老いた皇帝からの呼び出しに不安を感じる原青江、何かが起きそうだと周到な準備をして皇帝に会いに行きますが、ライバルの竇家 が謀反を起こし皇帝を殺して、原青江達も一緒に殺されそうになります、そして原家の紫園にも敵が責める計画を立てています。原家総出で戦いが始まりました。次回紫園に残された木槿がこの危機をどうやって乗り越えるのか、頭脳では負けないはずの木槿だからどんな方法で生き残るのか。非珏もまだいてくれて良かった、 司馬遽もいるしみんなで木槿を守ってくれますよね。

第18話 あらすじと感想

暗宮の秘密

肱月(こうげつ)に戻ることになった非カク(ひかく)は、旅立つ前に木槿、姚碧瑩と食事をするが、なぜか水を飲んで倒れてしまう。異変に気づいた木槿が外に出ると、紫園(しえん)は敵襲に遭い、人々は逃げ惑っていた。ついに敵に囲まれ、絶体絶命の木槿のもとに、宋明磊と錦繍が駆けつける。さらに仮面を付けた司馬遽も現れ、地下道に身を潜める。一方、南(なん)国世子の段月容(だん・げつよう)は将軍・胡勇(こ・ゆう)の暴挙に怒りを隠せない。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

南国から世子・段月容と共にやってきた将軍・胡勇が竇家 や潘正越と共に原家を攻めてきた、竇家が皇帝を殺して原家も滅ぼせば、竇家が擁立した新政権が成立して邪魔な原家を排除できる。一番得するのは竇家の様です、原青江はいったいどうやってみんなを守るのか?

美しい紫園も破壊され見るも無残、いつも優しかった素輝のママ三娘も死んでしまったみたい、命がけで木槿達を逃がしてくれました。突然こういうことになるから乱世は大変、それでも行宮や裏山の洞窟などあって逃げる場所もしっかり用意してある原家は要塞の様になっています、でも内通者がいたから水に毒を入れられてしまった、これでは対等に戦うこともできません。

皆が逃げた後の屋敷で胡勇が強奪とかしてたけど、段月容が現れて女子を助けてくれた、彼は優しい人の様で、紫の目の段月容は木槿が助けたあの紫の目の子供です、ここでも再会がありました。本人たちはまだ気づいていないけど、七夕の夜にも出会っていたのね、七夕に10年位に再会するなんて、運命の再会って感じ、この段月容も優しそうなイケメン、紫の目と衣装がとっても似合っています。

みんな頑張って逃げてる中で、宋明磊が木槿を助けて崖から落ちてしまいました。でものこのピンチの時の宋明磊を見ているうちに非煙は彼が木槿を好きだって気付いたよう、命が助かって戻って来ても新たなトラブルが生まれそう。でも無事に戻ってくるよう祈りたい気持ちです。

第19話 あらすじと感想

明(めい)家の報復

暗宮の存在に気づいた明(めい)家の娘・明鳳卿(めい・ほうけい)は、そこに宝物が隠されていると確信する。紫園へ戻った非白は謝素輝(しゃ・そき)からの報告を受け、木槿を捜す。そして非煙(ひえん)も、行方が分からなくなった宋明磊を捜していた。一方、段月容が木槿を逃がしたことを知った胡勇は激怒して段月容に襲いかかろうとするが…。そんな中、木槿を人質にした、明鳳卿は原家に報復するために非白を呼び出す。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

明家・明鳳卿がこの危機に乗じて原家を滅ぼそう画策します。この明鳳卿が非白の足を動けなくした人だったのです、非白は人質の木槿を助ける為、暗宮の中の仕掛けを使い明鳳卿から二人で逃げ切りました。

でも宝物の秘密は明鳳卿に知られてしまったようです。

このドラマの原題の「長相守」というのは歌のタイトルでした、非白の奏でる琴の音が切なく美しい曲です。「ずっとあなたを守る」という意味でしょうか、この曲には非白の木槿への気持ちがこもっています。今回は暗宮の秘密もわかりました、原家は宝物の上に紫園を建て、その宝物を司馬家が守らなければならないという事。 司馬遽がなぜ暗宮から出られないのかという謎も解けました。宝物は紫鉱という名なので、何か宝石の鉱脈なのかな、上手く使えたら巨万の富を得られるって事でしょう。

幼い息子をこんな暗い場所に閉じ込めた時、母の謝梅香も泣いていました、原青江もあんなに梅香を大切にしていたのに、この暗宮の主を梅香の子供に決めるという事は原家にとってどんなに大事な事だったかがわかりました。この秘密の為に木槿に本当のことが言えない非白も可哀想です。

離縁を申し出た木槿だって、錦繍と非白の事がなければ、そんなこと考えなかったと思う、全ての歯車が狂ってしまいました。錦繍も自分の思いとはかけ離れた結果になってしまった、結果的に原家の秘密のせいで木槿と錦繍も離ればなれになってしまいそうです、二人には早く真実を伝えてあげるべきです。

第20話 あらすじと感想

深い因縁

非白が独断で紫園に戻ったことを韓修竹に問いただす原青江。木槿のために軍紀を顧みない行動に怒りが収まらない。于飛燕(う・ひえん)や陳玉嬌は必死に木槿をかばうが、原青江は聞く耳を持たず、ついに木槿を捕殺するよう命令を下す。一方、紫園を出た木槿が道中で食事をしようと休んでいると、そこに段月容が現れ、木槿のイモを奪い取る。怒る木槿を横目に、段月容が食事をしていると…。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

非煙まで敵の兵士に襲われてしまいました、それも宋明磊がの目の前で・・・これって可哀そうすぎるでしょ。プライドの高い非煙が好きな人の前で襲われるなんて残酷だわ、いくら宋明磊でも同情してしまいそう、このドラマは木槿、錦繍に続いて女性がとってもひどい目に合いすぎます。

木槿も非白を惑わせたという訳わからない罪で原青江から捕殺の命令が出されたのに、一方の錦繍には側室に命じて豪華な屋敷を与えた、ただの側室なのにメッチャ派手すぎ、連夫人が帰ってきたらきっと凄い怒るはず、原青江って凄く俺様で皇帝並みに君主気取りに見えます。

錦繍に優しくするなら、姉の木槿にも優しくしようと思わないんだから自己中な人。原家はまともな人間の住むところではないと思うのは木槿や錦繍と同じ気持ちです。

木槿は非白を信じられず家を出て放浪してるけど世子・段月容と運命の再会、彼の方が非白より面白いし優しいし頭も切れてカッコイイ!段月容に乗り換えちゃえばいいのにと思ってしまった。乱世はいつも男は思うままに生きて女は損してる感じる、綺麗な衣装は着てるけどそれだけでは寂しすぎます。

錦繍は原青江が木槿の捕殺命令を出したこと知ったらどうするんだろう?錦繍から命乞いされたら助けるのかな?この男のせいで双子たちはすっかり翻弄されてる。でも非白も歩けるようになって車いすから馬に乗って駆けまわってる姿は別人のようにカッコいいです。

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