双花伝 49話・50話・51話・52話 あらすじと感想

双花伝~運命を分かつ姉妹~

双花伝~運命を分かつ姉妹~ 2020年 全60話 原題:長相守(长相守) 原作『木槿花夕月錦繍』

NANAさん

第49話 あらすじと感想

後宮の争い

木槿(もくきん)は錦繍(きんしゅう)が麗(れい)貴妃に会いに行ったことを知り、錦繍のもとへ出向く。だが心配する木槿に対し、錦繍は運命は自分で切り開くと突き放す。さらに非白(ひはく)を諦めろとまで言う。一方、西庭(せいてい)では第二皇子の軒本緒(けん・ほんしょ)が第一皇子である軒本復(けん・ほんふく)に追い詰められていた。そんな中、夫の帰りを待つ王浣リ(おう・かんり)のもとに王(おう)皇后が訪れ、本緒が本復を殺そうとして捕らえられたと言われるが…。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

ついに非白と木槿が婚礼をあげました、衣装も髪飾りも素敵だった、それ以上に木槿が綺麗でした。メイクも完璧、最高に綺麗な花嫁でした。非白もいつも以上にカッコ良くて、初々しい新婚夫婦の様子が生き生きと描かれていました、2人でベットにゴーって感じで、時代劇なのにここまで描くのかとドキッとしました。

それにしても婚礼までの道のりが長かった、生生不離の解毒薬もやっと渡してもらえたけど、危なく死んじゃうかと心配してました、でも原青江は気にも留めてなかったでしょ、それでも非白が可愛いんだね、必死でお願いされたら薬を渡してくれたもの。

西庭の皇太子争いも非白の為に木槿が解決しちゃうし、いい嫁だよね。そのおかげで結婚が認められたようなもんで、原青江も皇帝の号令で婚礼をあげたら反対できないし、全てが上手くいって良かった。

西庭の皇太子争いは最初に錦繍が仕掛けたんだから、横から非白が一番いいところ自分たちの手柄にするあたり、軍帥としての木槿の才覚にみんな完敗でした。でも皆最後のワンチャンス狙って必死で色々戦略練ってるし、原家の世子争いも最後まで気を抜けないです。

それから錦繍も原青江から野心を疑われた事気づいてるのか、今のままだとヤバいかも。原青江は簡単に騙せる相手ではないんですから。

段月容も一人南国で夕顔の世話していて可哀そうだった、木槿からの手紙が結婚の知らせだったし、夕顔も母に会いたがってた、このまま夕顔の事も捨てちゃうのかと残念な気持ちにもなりました、でも木槿は愛を貫こうとしてる強い意志が男勝りでたくましさを感じます。今まで互いを支えあっていた木槿と段月容のこと考えたら夕顔も含め幸せなエンディングが見たいです、このままでは夕顔が可哀想です。

第50話 あらすじと感想

金蝉花(きんせんか)を求めて

君家寨(くんけさい)で疫病が広がり、夕顔(せきがん)も病におかされてしまう。どの薬草も効果がなく、困り果てていた段月容(だん・げつよう)は、長老から病について詳しい話を聞き出す。そして唯一、金蝉花という花に効果があると言われるが、それは伝説の花と呼ばれていた。一方、婚儀からわずか3日で非白が戦場に赴くことになり、木槿は非白との別れを惜しんでいた。そんな中、段月容から窮地を知らせる文が届く。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

ついに錦繍は非白と司馬遽の秘密を知りました、もうバレて良かったと思う、司馬遽だって、陰から支えるのも無理になっていた。それに非白と別人だとわかることは悪い事でもないかも、錦繍は自分の運命を嘆いて司馬遽を殺そうとしたけど、殺せなかった。

やっぱり好きなのだから仕方ない、原家の掟が息子たちを不幸にしている。錦繍よりも司馬遽の方が何倍も可哀想だと思うんだけど、錦繍はそれさえ気づけず、自分ばかりが不幸だと周りにも不幸をばらまくような態度、あれでは非流が幸せになれる保証はない。

私は錦繍が凄く不幸ばかりだとは思えない、自分の幸せって気付きにくいものなのかも、それに男を虜にしてると言ってたけど木槿の方が、辛いこと多くて幸せとはいいがたかった、非白と結婚出来てやっと幸せが舞い込んできただけなのに。

木槿は父の書「商訓」を錦繍に渡したけど、錦繍の商売はうまくいかなかった、本をちょっと読んだくらいの付け焼刃では商売だってうまくいくわけない、そもそも、もっと読み込んできちんと勉強しなければ成功はないだろう「将苑」を渡さなかったのは正解、戦では何が起こるかわかりませんから。

夕顔は流行り病にかかってしまいましたが、木槿が送った「金蝉花」で治りました、南国の民の為もっと花が欲しくて木槿は錦繍に花を分けてくれるよう頼みましたが、錦繍は南国の民の命など関係ない、「南国の死者の数が、姉さんへの結婚祝いよ」とか怖いこと言ってました、こういう事言ってると天罰が下るかも、神に愛されるわけない。同じ姉妹でもこの2人は全く違いすぎます。

でも一時は夕顔が死ぬのかと思ったら怖かった、段月容は一人残されたらどうなっちゃうのかと、あの「金蝉花」のおかげで治ったけど、原家は暗宮であの花を沢山栽培してるのはやっぱり凄い。力のある人は何でも持ってるのね。

第51話 あらすじと感想

明かされた秘密

ついに司馬遽(しば・きょ)の秘密を知った錦繍。司馬遽から、姉妹関係を修復してほしいと言われるも、このまま突き進むことを宣言して司馬遽のもとを去る。その頃、南(なん)国では疫病がさらに広がり、段月容は苦境に立たされていた。その時、木槿から再び金蝉花が届くが、すでに疫病は拡散しており、焼け石に水の状態だった。一方、西庭皇帝は、東庭(とうてい)の現状を知り喜んでいたが…。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

暗宮の秘密が全てわかりました、暗宮では紫鉱という石を「金蝉花」を使って精錬すると、最強の切れ味の刀が作れるという事でした、しかも司馬遽はそれが成功してることを原青江には内緒にしていた、なんという怖いもの知らず、案の定バレてしまったら原青江は今まで見たことないくらい怒っています。

暗宮の者が南国の衣装の刺客に100人も殺された、彼らが斬られた刃物が紫鉱でできていたんだから半端なく怒るわけだ、自分も騙されのを知ったんだから、司馬遽は息子でもただでは済まないだろう、しかも宋明磊 までハメられてしまい、逆にこのことに関係していないのは錦繍 だけといった状況。

ちょっと考えたら怪しいのが錦繍 だけだっていう事は誰だって気づくでしょ、一網打尽で敵を倒そうとしている錦繍 のやり過ぎ感が半端ない。高笑いしている様子は極悪人にしか見えません、連夫人に似ていて同じ末路をたどりそうに思えます。原家の仲間を100人殺したのは、家族殺しと同じ、こんなことして非流の親として恥ずかしいです。原青江だって、いくら錦繍が好きでもこの事実を知ったら、と思うとこれからの展開が怖いです。

段月容は夕顔を連れて木槿に会いに来ました、久しぶりの夕顔との再会は木槿だって嬉しかったはず、段月容は結婚したばかりとわかっていて、自分の皇后の座は空けておくって言いました。いやもう諦めた方がいいよ。南国の為にも自分の子供作った方がいいに決まってる。

段月容はもっともっと幸せになる資格がある人だから、私は凄く応援したいのに。このドラマの登場人物たちはなんて頑固な人ばかりなのだろう、もっと自由になれたら楽なのに・・・

第52話 あらすじと感想

正しい道とは

原青江(げん・せいこう)は、宋明磊(そう・めいらい)に短剣の件を問い詰めるが、身に覚えのない宋明磊は、木槿の可能性を示唆する。その後、原青江は木槿に金蝉花や紫鉱のことを問い詰めるも、木槿は身の潔白を訴える。そして自分たち以外で暗宮の存在を知るものこそ、元凶であると言う。その頃、罠を仕掛けた錦繍は、高みの見物をしていた。非白は今回の件で得をするのは、1人しかいないと木槿に伝える。

引用元:BS11 双花伝~運命を分かつ姉妹~

西庭の皇帝を殺したのは宋明磊 でした、皇帝たちが考えた作戦は「兵法三十六」の第一計に挙げられる「瞞天過海の計」(まんてんかかいのけい)です、それは「何食わぬ顔で敵を騙す」計略の事。だから茶の中に弱い薬を入れてワザと倒れる予定だったのに、宋明磊 が本物の毒入れちゃったから皇帝は死んでしまいました。

一方、宋明磊 の作戦は兵法第十一計の「李代桃僵の策」(りだいとうきょのさく)で「不要な部分を犠牲にして全体の被害を少なく抑え勝利する」戦術の事、それで木槿を犠牲にして自分達が勝とうって事でしょう、それにしても西庭の宮廷内に大勢の配下を潜入させて周到に準備してきた宋明磊の野望が凄すぎます、自分が皇帝の座を狙っているのでしょう。

完全に宋明磊の罠にはまり錦繍も先手を打つ状況ではありません。木槿は牢に捕らえられたけど、周到に戦略を練りました、すぐに来れない非白の代わりに紫園に伝書鳩を飛ばし司馬遽を非白として連れ出すようです、司馬遽の事を知っているのは錦繍ぐらい、次回司馬遽が現れた時、暗宮の者たちを殺した刺客の主の正体が原青江にもバレるかもしれません。

錦繍がどんな表情するのかも楽しみです、でも本当に最近の錦繍は悪人にしか見えません、連夫人そっくりです、それに比べ原青江は良い人に見えてきました、東庭の場内に攻め込んだ時の甲冑のカッコいい姿はアニメのキャラみたいでカッコよすぎです、それに非白もどんどんカッコ良く見えてきました、やっぱり戦場で戦う男達はカッコ良く見えます。

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